がっちりマンデー『ふたビジネス』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、蓋の特集でした。
蓋を変えることでガッチリな企業があるようです。
進化している蓋が沢山でてました。
平野レミさんがゲストでした…レミパン?
レミパン
200万個売れたフライパン。
1.蓋が立つ
2.蓋がガラスで見える
3.専用の注ぎ口から調味料を入れられる
蓋に特徴がありました。
森永さん曰く。
「蓋は精密備品で日本の得意分野
ありとあらゆる蓋があるのでひとつ売れると、
とてつもなく売れる」
株式会社セブン-イレブン・ジャパン:サラダの蓋
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
新しい蓋の商品がグイグイ売り上げを伸ばしているそうです
広報担当羽石さん
おなじみの変わった商品はサラダの蓋
シールの蓋に変わりました。
以前の蓋は開けるタイプだったがシールになったそうです。
そうだっけ…あまり見てませんでした。
なぜ変えた?
「サラダのポイント野菜。
新鮮でシャキシャキした状態で届けたい。
いろいろと試行錯誤してトップシールの蓋にたどり着いた」
シールのように剥がして使う蓋
トップシール包装
これが新鮮で美味しいサラダに貢献している
そんなに違う?
「新鮮さは同じだが、より維持するというところがポイント」
蓋変えて賞味期限が長くなったそうです。
40時間だったのが64時間になった
1日も長くなったのです。
廃棄ロスにも優しいですね。
美味しさキープで長く売れ
サラダの売り上げが1店舗2割増し
なんでそんなに長く出来るのか
サラダを作る専用工場へ。
工場の皆さんがお出迎え
「がっちりマンデーが来るので3人で万全の体制」
初公開になるサラダ工場紹介でした。
トップシール包装機
シールの蓋がついたサラダが出てきてます。
中は、フィルムと容器を熱圧縮して窒素で環境を整えるそうで
熱圧着前に、酸素、窒素、二酸化炭素をバランス良く整え
野菜が元気でいられる環境に整えているそうです。
これで野菜の鮮度が保たれます。
美味しい状態が維持されているのです。
トップシール包装機を全国の工場で同じように作るのは大変
今年3月から全国に向けて販売開始となりました。
これからのシールの蓋の総菜が増えそう
シールの蓋で美味しさ維持でガッチリでした。
スタジオでは。
「美味しさが長持ちするのは消費者も売れしい」
「お店も長い間売れるから嬉しいしロスが減る」
「プラスチックの量も減らせる」
等と出ました。なるほどプラスチックの量も減るのか…
東洋アルミニウム株式会社:繰り返し使える蓋
東洋アルミニウム株式会社
群馬県伊勢崎市にあります。
5年前にもすごい蓋を作り取材してました。
ヨーグルトの蓋にヨーグルトが付かなくなった蓋
見ました見ました。確かくっつかないしゃもじ的な。
それを開発した関口さんが案内してくれました。
関口さんがまたすごい物を…
「会いたかったですわご無沙汰!」
今回もハイテンションでした。
出世したらしいです。
加工開発センター 主席研究員…主席になりました。
今回も自信満々です。
「女性が喜ぶ!」
一回剥がしてももう一回くっつく蓋
シール的な蓋を全部剥がしても…またくっつけ直せるという。
「蓋を一回剥がしてくっつけます。はがれなーい」
なんてやってました。
スナック菓子、ヨーグルトなどに付いている蓋。
食べきれなかったとき残りを取っておけないです。
しかし蓋を閉められるから便利となります。
蓋は1つの層に見えるが、何層かに分けています。
ある層に、もう一度くっつく層を作ったのがポイント。
フィルムの表面に隠れた粘着層。
一度剥がすとくっつかない物でした。
粘着層により再度くっつけられるようになりました。
粘着層を増やすのが大変だったそうで。
粘着性が強いとネバネバしすぎてフィルム上にするのが難しい
素材の種類や強度の実験を重ねたそうです。
そして3年がかりで剥がしてもくっつく蓋が出来ました。
開発ばかりだそうですが色々使えそうとのこと。
ガッチリ間違いなし
今度はどんな蓋を作るのかまだまだ開発は続く…
スタジオでは。
「カップラーメンの蓋に良いかな」とか出てました。
粘着の強度を考えている最中でまだまだの用ですが。
ガッチリ行く可能性があります。
日之出水道機器株式会社 – マンホール
日之出水道機器株式会社の山田さんが案内
「まさか来るとは思わなかった」
「注目していただけるとは思っていない」
と、少し自信が無い感じでした。
「人知れず安全を守っている物を作っています」
「マンホールの蓋です」
日之出水道機器は、国内シェア6割
日本一のマンホール会社。
全国の工場で主要な製品を月に4万枚製造しています。
栃木県大田原市のマンホールが置いてありました。
デザインマンホール
ご当地のマンホールの蓋が大人気に。
マンホールカードもある。
マニアやコレクターなど巷で大人気になっている
よくあるマンホールを見せてくれました。
WA-63G-11A
丸い部分だけ道路から見てるが、丸い部分と枠が一体です。
枠が地面に埋まっていて、蓋をくっつけている。
マンホールの蓋の型が倉庫に大量。
作った蓋の型3000種類
マンホール48時間クッキング
謎のコーナーが…
1.蓋の型を入れて砂を固めます。
2.型だけ取り除き空洞を作ります。
3.溶かした鉄を流し込む
材料は、鉄くずを使います。
自動車などの鉄がベスト。
伸びやすく頑丈になるのが特徴。
それをドロドロに溶かします。
不純物をこまめに取り除くのを忘れずに!
頑丈で綺麗な仕上がりになります。
4.ドロドロの鉄を砂の型に流し込みます。
5.2~3時間冷やして鉄が固まったら砂だけ壊します。
6.出来上がった蓋を綺麗に磨いて加工したら完成
取材していた工場では1万枚製造しているそうです。
一番気をつけないといけない事
食い込み加減
常に車などから押し込まれているので、どんどん食い込みが
強くなります。
下から空気とか水が上がってくると圧力でシャンパンの蓋
みたいに飛んでしまって人とか車がいたら危ないです。
重さで地面に食い込みすぎるとはずれにくくなり。
大雨の災害時溜まった空気や水の勢いで飛び出してしまう減少
なので、食い込まずしっかり塞がり。
なおかつ空気と水が抜けるのが重要です。
安全の機能が働かない方
空気を送ると45kgのマンホールも飛ぶ
止めてあるから飛びだしはしませんが食い込みが強いと
かなり飛ぶようです。
安全なマンホール
持ち上げられずに空気が抜けてました。
空気が抜ける部分から水も抜けるので、マンホールの蓋は
上がらないのでその上を車が通ることも出来ます。
留め具や蝶番が工夫されていて。
空気や水は通すが外れないそうです。
蓋の縁にも工夫
従来は縁が目すぐだったので楔のように食い込みやすかった
縁のラインを曲線にして防止しました。
更に裏も、井桁型から放射上リブ構造に改造
重さの耐久性が増し寿命が2倍になりました。
耐久年数が15年から30年に
これが国内シェアNo1の会社にしている秘密でした。
日之出水道機器は安全なマンホール作りでガッチリです。
都市別デザインが違うのは?
色を塗るのは日之出水道機器でやっている?
手塗りで、凹みに落とす感じで塗るようです。
森永卓郎のおすすめの蓋:キューピーのドレッシングキャップ
中蓋が一気に外せる蓋になったそうです。
そういえば最近キューピーのドレッシング買ってないな。
外すとちゃんと中蓋がくっついてました。