がっちりマンデー『儲かる地味チェンジ』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、儲かる地味チェンジの特集でした。
企業が成長するには新しい物を出していかないとならない
ガラッと変えるとファンがいなくなる…そのため少しずつ
変えて良くしていくのが重要とのことで。
実は変わっていたという物を取り上げていました。
今日のゲストは渡辺正行さんでした。
何故呼ばれたのかと思ったら番宣でした。
自分の中で地味にチェンジは?
剣道をしていて、身体とかも変わってきた。
ねんりんピックで剣道で東京都代表になりました!
「昔は下半身出して音を鳴らしていた方が」とツッコまれて
ました。
株式会社NASTA:郵便受け
東京都中央区にある
株主総会NASTAのショールーム
NASTAは、郵便受けのトップメーカーです。
地味チェンジした郵便受けは?
D-ALLという、集合住宅の郵便受けでした。
街やマンションに多いタイプです。
ぱっと見た感じでは変わった感じはしないが…
地味チェンジ1:投入口を広げた
今まで2.5cmだったのを、3.6cmにしました。
1.1cmが広がるのが大事だそうです。
もともとはアマゾンから相談があったとのこと。
アマゾンのメール便(本やDVDなど送るサイズ)は、
従来の郵便受けだと入らなかったのです。
厚さが最大3.5cmありますので。
なので配達する日本郵便は入らないので、再配達することに
それが大きな悩みの種になっていました。
持ち帰った荷物を保管する場所が溢れてしまい、再配達も
負担になっていたので配達員のストレスも多かったとのこと
そこでアマゾン、日本郵便、NASTAが話し合い大きい
郵便受けを作る事にしました。
別の問題
投入口を大きくすることで盗難の危険性が出る
2.5cmなら投入口なら女性でも手を入れるの困難。
メール便が入る3.6cmだと手が入ってしまい郵便物が盗まれる
危険性がありました。
そこで改良。
ポストの投入庚に、12枚ののれんを作った
その名もナスタガード
盗難防止投入口です。
板がのれんのようにぶら下がっているだけなんですが。
郵便受けの物を取ろうとしたら、周りの板に引っかかって
取れないのでした。
地味チェンジした郵便受けを2014年11月に販売したところ
年間売り上げが2倍に成長。
それまで業界2~3番手だったのが一気にトップになりました。
地味チェンジ2:箱をステンレスからプラスチックに
箱の部分をステンレスからプラスチックに変えました。
郵便ポストはステンレスと定着していたが、今のマンション
は壁に埋め込んでしまうためプラスチックで良いです。
昔は外にむき出しのタイプが多かったですからねぇ…
プラスチックは軽くて材料費も安いコスト削減できました。
これらで臨時ボーナスも出るくらい成長したそうです。
株式会社アマタケ:サラダチキン
宮城県多賀城市のアマタケ多賀城工場。
鶏肉の生産から加工までを行うチキン専門の会社です。
有名なのがアマタケのサラダチキン
色々な会社のサラダチキンがあるが、元祖がアマタケです。
地味チェンジ:皮を取る
サラダチキンの皮を取ったのが地味チェンジです。
初期の商品には鶏皮がついていたそうでして。
その鶏皮を取ったとのこと。
それだけで年間400万パックの出荷だったのが1100万パックに
どうして取るように?
アマタケはスーパーなどの店頭で試食と販売してるそうで、
一般の主婦の方々と胸肉について話したときに。
「胸を購入しても皮は使わないで棄てている」
そんな話を聞いたので最初から皮を取っちゃおうとなった
そうです。
すると意外な人たちが飛びつきました。
筋肉を鍛えている方が40個50個と注文入れる用に
地味チェンジしたの同じ頃に、糖質制限ダイエットブームが
鳥胸の皮がなくなり、カロリー40%カットとなりました。
高タンパク低カロリーの商品となります。
ダイエット中の人やアスリートに人気に!
皮を取っただけで3倍儲かる用になりました。
影にはある大変な問題
胸の皮を剥ぐとパサパサ感が残る
この状態じゃ厳しいとなりました。
脂肪分が少ない胸肉ですので脂が多い皮を取るとパサパサに
売り物にならないのです。
ジューシーにするいくつもの技を編み出しました。
たれに肉を漬け込む工程
漬け込むだけど中までたれが染みこみにくかったのです。
そこで真空状態にして調味液が肉の中まで染みこむように。
真空にすると胸肉が膨張します。
すると隙間からたれが全体に染みこみます。
パッケージ
パッケージも美味しくなる形にしています。
パックのやり方でパサパサ⇒しっとりになるそうです。
方法は企業秘密とのことでダメでした。
パッケージのデザインもチェンジ
肉の上に名前があったが場所移動しました。
精肉売り場だけじゃなくて、総菜やカット野菜のコーナー
でも販売されて大ヒット。
24時間フル稼働で製造中だそうですが、工場としては、
今の生産状態が精一杯でもう限界に近いそうです。
これ以上上は…ということでしょうか。
スタジオでも。
「筋トレダイエットしてるときに、タンパク質で一番よいと」
「ライザップやってたら主食。コンビニでも買えるから
全国どこでも食べられる」
などと評判でした。
株式会社リクシル:トイレ
愛知県常滑市のリクシル。
システムキッチン、トイレ、窓、風呂などを作っている企業
です。
年間売り上げ1兆7000億円
そこでトイレの地味チェンジが行われていました。
地味チェンジ:陶器⇒アクアセラミック
便器の素材が変わりました。
元々陶器ですが、陶器に新たな機能を追加。
アクアセラミックという名前でチェンジしたそうです。
触っても見ただけでも分かりません。
使わないと分からない地味チェンジでした。
水垢汚れがつかないし、汚物汚れがつかない
そんな陶器です。
つるつる状態が長く続く世界初の機能です。
100年続くそうです。
実は水垢がつかないのと油汚れがつかないの両立は
とても難しいそうです。
トイレは大体2種類の素材で作られているそうです。
水を弾く撥水性
水垢汚れは弾くが、油汚れがつく
水を好む親水性にすると
油汚れはつかないが、水垢汚れがつく
ただどちらもというのがないため難しいとのこと。
長年の研究の末にたどり着いたのが、水汚れも油汚れもつか
ないアクアセラミック。25年研究していたそうです。
アクアセラミックはどうやって作るのか
企業秘密
どうやってつくるんですか?
材料が違うんですか?
言えない
超トップシークレットでした。
2016年発売のアクアセラミックトイレは勢力拡大中です。
地味チェンジ2:泡が出る
泡が出るような地味チェンジ。
男性たちは立ち小便すると飛び散ります。
奥さんに怒られる原因のひとつです。
そこで泡がでるようになりました。
泡があるとどう違う?
飛び散りが全然出ない
泡がクッションになってくれるそうです。
スタジオではどんな仕組みだろうと予想大会。
ヨーグルトの蓋や、蓮の葉っぱみたいな感じじゃ?
と、来ていたメーカーの担当社に聞いて見るも。
「ちょっと違うような気がする」
と、あってる部分もありそうな感じでした。
更に、泡があると小便の音を低減するそうです。
森永卓郎お薦めの地味チェンジ:リンガーハット
リンガーハットプレミアムちゃんぽん
これが地味にチェンジしてるそうで。
イカゲソが入るようになったそうです。
風味が違うとか・・・・食べたことないのに言ってました。
大人の事情かな?