がっちりマンデー『ガテン系でガッチリ』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、ガテン系でガッチリの特集でした。
いま、工事現場が大忙しです。
五輪需要もありますが、
高度経済成長の始まりから60年で更新時期だからです
そこに儲かりの種があるはずと追っていました。
加藤さんはガテン系で事務をしていたらしいです。
進藤さんも空港の荷物運びをしていたようです。
と、一応ガテン系仕事をしていたアピールがあり。
ゲストは土田晃之でした。
土田さんの実家は土建屋さんを経営していたそうです。
エレベータを取り付ける、エスカレーターを取付とか。
子供の頃現場に見に行って
「ジャッキーチェン見たいだ!」といったら
「恥ずかしいこと言うんじゃねぇ」と。
エレベーターシャフトの中から言われたというエピソードが。
アサヒコーポレーション:アサヒ食堂
東京都五反田にあるアサヒコーポレーション。
かなり小さなオフィスです。
「うちは現場に皆行ってるので。」
と出迎えてくれた会長と、社長。
オフィスは小さくても年商7億円の企業です。
何をやってるんですか?
「現場行って見て頂ければ」
と、連れて行かれたのは渋谷駅前の渋谷ストリーム。
建設中のビルでした。
その中にある休憩所。
アサヒ食堂
工事現場の中に食堂があります
弁当や工事現場に職人のための食堂を提供しています。
工事現場の中で食堂が運営されていました。
アサヒ食堂は、現在全国15箇所で展開
ガテン系現場でチェーン展開するコンビニみたいなもの。
大人気です。
ガテン現場の悩みは、ごはんです。
弁当持参か、時間が無いけど外で食べるか。
そこで現場内で作りたての弁当、熱々の蕎麦やうどん。
これらが食べられます。
メニュー豊富で600円で腹一杯になれます。
味もしっかり拘っていて、弁当の仕込みは8:00からの手作り
弁当もその現場で作ってました。
そばつゆにも深いこだわりがあり、
一晩昆布を水に浸けて出汁を取り、かえしの醤油を
という本格的なものでした。
「奥さんお弁当より美味しい」なんて声も。
昼時は大混雑で、立ち食いスペースもあります。
人気があるのは唐揚げ棒
自家製たれに漬け込み丁寧に2度揚げします。
1本150円。
会長曰く串に刺しただけ!
10時、12時会わせて150本ぐらいでるそうです。
「小腹空いたら頼む」なんていう現場の人も。
他に店に並んでいるのは。
パン:作ってる所から朝持ってきて提供してる
アイス、カップラーメン、お菓子、乾電池、軍手、カッパ
工事現場のコンビニでした。
利用しやすいように色々と考えられてました。
中で完結するという便利さが受けているようです。
「外に出ない。ここで食べて寝れる休憩できる」
「外出ちゃうと昼寝が出来なくなるので」
「外に行くとこの格好は恥ずかしい」
「中で済むのはありがたい」
との声が多数でした。
現場から申し込み殺到中です。
萩原工業株式会社:ブルーシート
岡山県倉敷市にある萩原工業株式会社。
「今日はようこそいらっしゃいました」
と社長がお出迎え。浅野社長です。
会長も登場します。
会長は創業家の方ですが。
去年1月に浅野さんにバトンタッチ。
創業家からバトンを受け取ったのが現社長。
この会社年商230億円の大企業です。
作っているのはブルーシートです。
ガテン現場に必要不可欠なあのシートです。
ブルーシートと言えば萩原工業
というほど。
国内シェア90%のトップメーカー
畳やござの生産で有名な倉敷の素材メーカーだった会社。
その技術を生かして1966年に樹脂製シート製造開始。
シートを作る機械から、素材の糸まで、自社で一貫製造。
中でも糸
フラットヤーン
平らな糸ですが。面白い特徴があります。
伸ばす前の糸だと、簡単に切れてしまうのですが。
伸ばすと強度が半刃無くなります。
それを機械で織り込んで布にして、紫外線カットなどのコーティングしたら終了です。
なんでブルーシートは青いの?
「30分ぐらいかかりますけど良いですか?」
なんて歴史があるようですが。
元々オレンジ色でした。
トラックの幌を作っていたそうですが。
「オレンジ顔料は重金属が入ってると噂に」
根も葉もない噂なのですが、広がってしまい。
噂が立たない安全な顔料にしようと考えました。
業界全体で考えた末にブルーになりました。
・耐光性が高い
・青色はバケツやホースで使われていた
・コストが安い
・爽やか
1974年ブルーシートが誕生します。
色も種類も用途に合わせて増加。
屋外で長時間だと。
紫外線で劣化しないタイプ
塗料や接着剤を使う場合
通気性の良いメッシュタイプ
メイドインジャパンをアピールするため
和みシート
何かと思ったら、和柄が付いていました。
輸入品と差別化してますとのこと。
ブルーシート=工事現場のイメージからの脱却
今度はブルーをを否定して萩原工業をぶっ潰す!と。
自社に負けるな的な何かがあるようです。
新しい社長は潰されないように頑張ると力なげに。
フラットヤーンを使う製品は増えていて。
レジャーシート
カバン
海外の野菜を入れる袋
などにも使われています。
人工芝もありました。
「工事現場だけでは無く色々な用途に使われて欲しい」
ガテン系だけで無く様々な現場で活躍中でした。
岡山県は、ジーンズや学生服など繊維産業が盛んな場所。
そういうことも有り品質もバッチリです。
日本の製品として上質?
安い海外製品もあるが、使ってると穴開いたりする
安物買いの銭失いですね。
日本製がダントツだそうです。
株式会社ティオック:ヘリマシステム
長野県長野市にある株式会社ティオック。
金澤社長がお出迎えしてくれました。
「ガテン現場でガッチリは…まだかな」という感じ。
ただ社員20名で年商4億2000万だそうです。
作っているのは工事現場内の環境を数字で示す電光板
などの、電光掲示板。
それら保安用品という物です。
ガテン系安全を守る保安用品を作ってる専門のメーカー。
工事現場用の信号、騒音など環境表示計、LED表示器など。
工事現場で旗を振る映像が流れてる事がありますが。
あのように人が動くタイプはティオックが発明したそうです
更にイチオシのガッチリが
ヘリマシステム
ヘルメットに付ける器具です。
LEDライトをヘルメットに撒いているだけに見えますが。
すごくハイテクでした。
ヘリマシステムの現場へ行ってみると。
重機に近づいた作業員が後ずさりを始めます。
ヘリマシステムは、重機の側の作業員に危険を知らせます
重機の側に行けば、ヘルメットが光ります。
同時に目の前に付いているライトも点滅。
音と光で教えてくれます。
仕組みは?
磁界を発生する装置を重機に設置。
磁界は円上に発生します。
ICタグが距離を探知して。
そのエリアの中に入った人に危険を知らせます。
今までは、オペレータに対して知らせるのが多かったわけ
ですが、作業員が分かると周囲の人も分かります。
3段階の安全
工事現場で絶大な信頼を得て現在30箇所。
フォークリフト使う現場からも問い合わせがあるそうです。
倉庫などは死角が多いので特に活躍の機会があるようです。
近づくだけで危険が知らせるという仕組みはどこでも応用が
可能です。
近くに来るだけで反応するのはありがたいと。
工場、他のサービス業でも普及の可能性があるなんて話をス
タジオでしておりました。
「会いたくない上司に付ける」
これは儲かりそうです。
森永卓郎の今後儲かりそうなガテン系ビジネス
女性用仮設トイレ
工事現場の仮設トイレって汚いのが多いですけど。
今女性用のお洒落な仮設トイレがあるそうです。
コマツレンタルのカイテキトイレ
街中にある女性用トイレ見たいなおしゃれな感じだそうです