がっちりマンデー『イベント仕掛け人』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、イベント仕掛け人の特集です。
そしてゲストは「ダンディ坂野」テレビで・・・がっちりマンデー!!で見ることになるとは。
彼の今の仕事8割はイベントや営業。2割は地方の旅番組のロケなどということで、営業芸人さんですよね。
全国津々浦々回っているそうです。
最近ネット社会となりイベントは更に盛り上がっているようです。
・イベントはネットで手に入らない
・SNSですぐに拡散し集まりやすい
だからこそ儲かるイベントが色々あるようです
スーパーの儲かりイベント / 物産展
滋賀県彦根市ビバシティ彦根というところで、全国物産展が開かれていました。普通物産展といえば、「デパート」ですが、スーパーで本格的な物産展が開かれていました。
それを仕掛けているのが森田さんという方。
ちょいと調べたら「森田企画」という会社の社長さんみたいです。
全国の物産展の仕掛け人として、北海道から九州まで日本全国の美味い物を集めた物産展をしております。
物産展って言うとデパートが行いますが、デパートのない地域があります。
近くにデパートのない地方では物産展にはいけない訳で、チャンスを喪失していますね。
そこでスーパーで物産展を開こうと考えたそうです。
何故スーパーで物産展が開かれないか
・設備がない
これは物理的要因ですね。
・バイヤーがいない
デパートのようにイベント専用のバイヤーがいないため開こうにも開けないというのが大きいようです。
ということで、バイヤーの役割を果たすのが森田さんという事です。
成功のポイント1
商圏は大きいが30km圏内に大手デパートがない所を選ぶ。
成功のポイント2
出展者にやる気を出して貰う
→これを行うために考えられた方法がキャラバン方式
まず1箇所に集まって貰いそこから巡業のように次から次へとキャラバンのように物産展を開くという形にします。
何週間か連動で仕事が出来る段取りを組んでいるそうです。
物産展が何回も連続するわけですね。
出展者の方も何度も往復しなくて良いのでかなり経費(交通費、運搬費)が節約できるようです。
そのため出展する方もメリットは大きいようです。
因みに彦根のイベントでは、6000人集客し売り上げは1500万円だったそうです。
スーパーの売り上げも2割ほど上がり+900万円。
出店者、スーパー、森田さん3者がWinという素晴らしい方法となっていました。
会社の運動会
四日市ドームというグラウンドで大きな運動会が開催されていました。自動車部品メーカー住友電装の運動会。参加者2700人とか凄い事になっていました。
かかる費用は1000万円規模。
実施した理由は「社内のコミュニケーション」
そういえば最近会社の運動会が流行っているそうですからねぇ。
さて、その仕掛け人は「NPO法人ジャパンスポーツコミュニケーションズ」の米司さんです。
年間150回運動会を手がけているそうです。・・・平日もやってるのかな。
会社が何故運動会を?
これだけたくさんの従業員がいると、部署が違うと話さない。
知り合いがあれば聴きたい事でも電話したり直接話したり出来る。
部署以外の人とのコミュニケーションが取れてよいのではないか
という、目的を住友電装の方が仰ってました。があるそうです。
最大の目的
社内をいかに仲良くするか
チーム分け
事業所のエリアごとに10個のチームに分けました。色分けTシャツも良い感じです。
成功のポイント1
第一競技は「大玉送り」
つかみは大事! 盛り上がって貰う必要があります。
ルールが簡単で全員が参加出来る。一気に会場がヒートアップする事間違い無しなのが「大玉送り」との事です。
成功のポイント2
グループ競技をメインとする
「大縄跳び」「ジャイアントバレー」と呼ばれる100人が参加するというバレーボールなど団結がポイントのようです
ただ鉄板競技は、「役員対抗障害物競走」だそうですけど
社長やら専務やら役員連中が必死になります。
最終競技は、ガチンコリレー・・・ボルテージは最高潮になって終了となるようです。
ただ効果としては「翌週は出た人で話題で持ちきり。このプレイ良かったとなる」とコミュニケーションが活発となるようです。
これにかかる費用は先にも書きましたが応援グッズ、人件費、運営費、会場費、機材レンタルなどトータル1000万円。
コミュニケーションにそれだけかけられるのが凄いなぁ。
でも・・・1人5000円集めればおつりが来るのか。
勿論社員の家族も楽しませる仕組みもありまして。
屋台を出したり、ヨガ教室、託児所的な物など家族が楽しめるようになっています。
みんなのふれあい移動動物園 / 堀井動物園
滋賀県守山市に倉庫のような建物・・・古ぼけた絵に怪しいお面そこに堀井さんがいます。
ショッピングセンターや住宅展示場などに出張して小さな動物園をあちこちで開催する移動動物園です。
全国各地からの要望に応える動物イベントのプロです。
成功のポイント1
インパクトの強い動物を連れて行く
丁度取材の時は「ヤク」と呼ばれるデカイ牛みたいな生き物が積まれていました。
確かにインパクト抜群でした。 そして40種類80頭を載せたら大阪へ出発となっていました。
あくまで会場の客寄せの役割が強いからだそうです。
成功のポイント2
どこでも素早くセッティング
慣れた手つきで到着から4時間程度で設営してしまい、翌日には動物をいれて完成となっていました。
客の邪魔にならないように夜スタート翌朝からというスタイルのようです。
ショッピングモールで開かれていた移動動物園を取材していましたがファミリーが大勢訪れていました。
ショッピングモールの担当者も
「ファミリーの集客が凄い。その後店を使って頂けるから助かる」とファミリー層集客に手応えを感じていました。
移動動物園の依頼はファミリー層集客と言うことで、ショッピングモール、住宅展示場が多いそうです。
成功のポイント3
園内のレイアウトにもこだわりが
入り口付近には目玉動物を置いてアピール
奥の方にはふれあいエリアとしてハムスターやひよこ、亀など。
季節感も大事で、残暑がある中では「ペンギン」
冬に寒くなれば「アルパカ」など動物を飼えるそうです。
さらには動物の地域限定や珍獣展なんかもあるそうで色々な動物をスタンバイしていました。
300もの飼育場には、シマウマ、バク、鰐、アザラシなど500種類1000頭がいるそうです。
そんな感じでガッチリだったようですが・・・取材している途中で山羊とイグアナが脱走し捕まえるというトラブルも起きていたようです。
ただ日常茶飯事のようですが(笑)
次の儲かりイベント
「新幹線の解体ショー」部品を販売するイベントは人が集まって云々・・・と森永さんが言ってましたが。
確かニコニコ超会議とかでもやってましたよね。オークション的な何か。
あれに近い物かなぁとか考えていました。