がっちりマンデー『儲かる農園』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、農園ビジネスの特集です。
ここから加藤さんが丸坊主になってます。
坊主姿は初めて見たよ・・・
さて森永さん曰く。
「農業だけだとやれることは限りがあるが、農園となると幅が広がる。成長分野と呼べるかも知れない活況」ということで儲かっている農園ってのは結構あるみたいです。
平田観光農園 / 広島
広島から車で1.5時間「平田観光農園」かなり人が集まる国内でも有数の果物狩りが出来る観光農園があります。年間15万人が来るという農園です。
ここのポイントは1年間何かの果物が採れるということ
普通だと単一品種の果物狩りで大体、3~4ヶ月が営業日となります。
ここでは色々な果物が採れます。敷地面積12ヘクタール14種類で150品種。1年間お正月でも採れるそうです。
12月はイチゴがメインとなります。そうそうイチゴは冬がメインですからねぇ。
8月は、ブドウや林檎、梨等々8種類です。
病気や天候不良で育たない果樹が出来ても他のフルーツでカバーできるのも強み。
これを実現可能にしたのは、果樹試験場で果物の研究をしていた会長の力。
果樹のスペシャリストでした。
「作る事に関しては十分知識も技術もある」
その技術をフル活用して開園から30年で150種類の果物を生産。
お客さんを呼び続けていました。
更に上手いところは、チケット制になっているところ。
例えばブドウ狩りをしたいとなればチケットから4枚を引き替えとなります。
ただ人気が集中し果物が少なくなると、交換レートが上がるそうで。
作物がなくなるという事を防いでいるそうです。頭良いなぁ・・・
じゃないと「ぶどうだけなくなった!」とかなっちゃいますもんねぇ。
流石のガッチリでした。
吉川農園 / 鹿児島県曽於市
ここは何で儲かっているかと言うと「サツマイモ」でした。ベニハルカというサツマイモを育てているのですが、通常では焼き芋にしても13%台の糖度なのにここの芋は20.4%という半端ない糖度を出します。林檎やメロンより甘いという半端なさ。
その秘密は、収穫した後に山の中にある洞窟に貯蔵することでした。
日光が当たらない気温15度~16度。湿度95%で60日間寝かせると甘みが増すそうです。
って、そんなことを教えちゃって良いんですかねぇという感じでしたが。
洞窟は自分で鶴嘴つかって2年かけ掘ったというのですからこれまた凄い。
この甘い芋を遠赤外線オーブンでじっくりやいて冷凍庫で凍らせて「わたしのお芋様(540円)」という商品を作り売り出したら馬鹿売れ。
現在品切れしているそうです。
スイートポテトのような甘さで大人気だそうで、ガッチリ儲かっているようです。
マイファーム / 兵庫県西宮市
市街地から車で10分ぐらい。マイファームという農園があります。1区画15平方メートル月5000円でレンタルしてくれる貸農園です。
全国で100箇所以上展開しているようです。
農具、肥料、種苗まで揃っていて全部無料だそうです。
スポーツカーで乗り付けても農作業が出来るという。
昨年度の売り上げは2億6000万円だそうです。
この農園は耕作放棄地を借りて作ってるそうでして。
1区画5000円から3割の1500円を、土地を借してくれている農家さんへ支払うそうです。
農家さんもほったらかしの土地が収入を生み出すのでガッチリで笑み。
作物作っても150万~180万にしかならないけど貸すことで300万円もの収入が得られるというのだからほくほくでしょう。
濡れ手で粟的な感じです。
マイファームで作った野菜はマイファームで経営している八百屋で買い取ってくれるそうです。
そこまで高額ではないもののお小遣い稼ぎも出来るという。
作り手側も楽しめるので完全なWin-Winな商売。これは素晴らしい。
都市部近くで耕作放棄地を持っている方は注目かもですね。
駐車場に変えると、農地から普通の土地にすると固定資産税があがっちゃうので、農地のままだから農家さんの儲けもガッチリですからねぇ
オザキフラワーパーク / 東京都練馬区
ガーデンセンターと呼ばれる花や観葉植物の農園を運営しています。敷地面積1万平方メートル。品揃えは年間通すと10万品種という桁違いの農園です。
クレマチスという花は年間100品種以上バラは年間300品種以上扱うそうです。
色々な品種を求めて客が訪れ多い日は5000人。1日最高に多くて1000万円の売り上げをだす日もあるそうです。
2階の売り場には自慢の観葉植物とサボテンたち・・・社長ご自慢の珍植物があります。
ここでしか見たり買ったりすることが出来ない代物。
ジュラシックツリー(8万円)2億年前から生息する針葉樹。恐竜の肌のような革の質感とか、。
ジュエルオーキッド(1800円)葉っぱに黄金のラインが入った植物とか。
どうやって手に入れるかと言えば、生産者との関係だそうです。
珍しい植物を作っている人はかなり多いそうで
「そういう方のハウスに行くとマニアックな物が眠っている」そうな。
そこからちょこっとずつ分けて貰うそうです。
生産者との関係が重要という繋がり重視。
そういう繋がりから、奇想天外というアフリカ原産の超希少植物を手に入れたりしてました。
世界三大珍植物で1000年以上生き続けるというのだから・・・凄いんですけど誰が確認するんだろう。
ただ世話は大変で・・・知識が重要みたいです。
それぞれの成長期に合わせた水やりが必要だったりなどのノウハウを積み上げて今があるそうです。
規模と知識でガッチリという感じですかねぇ。あとは立地も都内ですしね。
十勝ヒルズ / 北海道幕別町
最後に紹介されていたのが農園と言えば北海道ですから。道東にある十勝ヒルズという農園。フラワーガーデンなどもある観光地だそうです。
ここの貸し農園は規模が半端ないそうで・・・50平方メートル年間1万円という格安で貸してくれます。
春になるとガッツリ起こしてくれるそうで後はご自由に的な感じだそうですが・・・大きな欠点が指摘されていました。
東京から遠い
当たり前っすよ・・・札幌からでも遠い。高速ぶっ飛ばしても3~4時間くらいはかかりますから。