がっちりマンデー『儲かる「ビル仕事」』を見て
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
今週は、ビル仕事の特集でした。
雑居ビルから高層ビルまでビルだらけ。
ビルに欠かせない仕事なら儲かるはず。
ビルに係わる仕事を徹底調査してました。
加藤さんによるテレビ局のビルの特徴
日本テレビはトイレ綺麗。
フジテレビ食堂おいしい。
TBSは工事中。
テレ朝はいかない。仕事くれないだそうです。
ゲストはバイキングの小峠さんでした。
害虫駆除のバイトをしていたので色々なビルに行って
退治していたから呼ばれたようです。
「鼠とか結構出る。鳥もちついてる罠仕掛けて。
待機して。掴まってたら首の骨を折る」
それが出来なくて自衛隊出身の殺し屋というあだ名の人に
やって貰っていたそうです。
森永さん曰く
「建築するときは色々仕事があるが建ててもずっと仕事が
続いていく。ビルが建てば立つほど仕事が増える」
株式会社バカン:トイレ検索サービス
株式会社バカン 河野社長が案内してくれます。
ビル内で働く人に嬉しいサービスを始めました。
とあるビルの5~8Fの4フロアを借りている会社があります。
CCI(株式会社サイバーコミュニケーションズ)
そこのトイレで利用されているサービスです。
トイレの空き室の状況が分かるサービス「スローン」
オフィスビルで働いている人は全員が経験してます。
もよおしてトイレに駆け込んだが全部締まってて。
違うフロアのトイレにダッシュする問題
そこも全滅もあります。
私もよくあります。
うちの会社小さいしトイレ少ないから地獄です。
スローンを使えば事前にトイレが開いているか分かる。
ドアの開閉を感知するセンサーを貼り付けるだけです。
ドアの開閉情報がWi-Fiでスマホパソコンに送られるます
これを見てトイレに向かえば必ず空き室が見つかります。
長時間トイレを使っているとその状態を検知してアラート
が管理者に飛ぶ仕組み。
テレビ局ではよくあるらしいトイレで熟睡。
あとはゲームに熱中の不届き者対策にもなります。
これは若干怖いですけどね。
腹調子悪くて籠もってることもあるでしょうし。
利用しているCCIによると。
「トイレ探して結局開いてなかったこともあって、
それがオフィスに対する不満として出て来てしまうので
不満を解消することで非常に良かった」
開いているトイレを探して移動するのは無駄な時間です。
仕事の効率もアップします。
空きトイレ検索サービスの値段
機器の構成、数にもよるが、月数千円から
トイレ検索は大手の企業も次々参入する超有望な
儲かりビジネスでした。
トイレのIoTビジネスですね。
三菱電機株式会社:エレ・ナビ
三菱電機稲沢製作所
愛知県稲沢市にあります。
三菱電機はエレベーター・エスカレーターの会社で国内シェアNo1
シェアは約3割となっています。
173mのエレベーターの試験棟もあります。
三菱電機でしか作れないらせん状に曲がるエスカレーター
がビルの中にあったり。
10円玉を立てても倒れないエレエーター作ってたりします。
その会社も数十年も前から全国のビル共通の悩みを解決
すべく研究し続けている問題があります。
エレベーター来ない問題
けっこう長く待ってるけど全然来ない。
大きなビルだと何台もあるのに来ない。
そんな問題があります。
エレベーターでは群管理システムがあります。
複数台のエレベーターを効率的に動かすシステムです。
しかしそれも万能ではなく。来ない問題は解決しない難問
その研究は常に続いているようでえす。
エレベーターを待っている人のイライラ度
イライラ度は乗り場での待ち時間の2乗に比例する
10秒は100。
30秒は900。
加速度的に増していきます。
そこで群管理システムの中にある長待ち率という指標に注目。
全ての利用者の内60秒以上待っている人を見つけるとそこに
優先的に行くようにしています。
60秒なのでイライラ度は3600。限界です。
なので優先してエレベーターが迎えにいきます。
6Fで下に降りたい人がいても4Fに下に降りたい人がいれば
素通りしてそちらに向かいます。
昔はよくあった「今何階にいますよ」の印。
最近のビルであまり見かけないのは素通りや反転を知られ
ないためだそうです。
さらに画期的な発想で2014年新型エレベーターを作成します
エレ・ナビ
行先階を指定する操作盤が乗り口に設置されています。
上下ではなく行先階を先に入力します。
すると、どこのエレベータに乗れば良いかが表示されます。
7階を押すと、エレベーターBが指定されて配車されるとか。
乗ってからじゃなくて乗る前に押すのです。
行先をまとめられるので、各駅停車のもたもたがないそうで
乗った後にボタンを押しても
「押された階には止まりません」とアナウンス。
押し間違えは出来ませんね。
乗ったら他の回は押せません。
さらにセキュリティゲートと連動するタイプ
オフィス階を登録しておけばゲートを通るときに乗る
エレベーターが分かります。
導入しているビルでは。
「混雑しない。便利」と利用者の声。
「待ち時間も少ない。この人数の割には、待ち時間は少ない」
ビルの管理会社も
「九州初。朝の混雑が予想されたけど、それが解消出来る
という提案を頂いて採用しました。大好評です」
三菱電機九州支社の皆さんも喜んでました。
全国6つのビルで稼働中だそうです。
2014年から始まって6つしか採用されてないので微妙なのか。
そんな気もしてしまいますが。
用途が限られてるからかな。
あらゆるプログラムで難しいのが群管理。
どこでどれだけ人数来るか分からず。
ビルにあったエレベータの群管理が必要です。
これは最終的な答えが来ない問題だそうです。
巡回セールスマン問題とかと似たようなもんですかね
株式会社ダイオーズジャパン:オフィスオール
ダイオーズジャパン。
良く見る会社です。
オフィスの片隅にあるコーヒーサーバーのレンタル事業を
日本で最初に始めた企業です。
全国20万社以上年間売り上げ300億円の大企業。
ビル仕事でがっちりの会社です。
オフィスコーヒーサービスの他に儲かるビル仕事があります。
ダイオーズカバーオール
オフィスの清掃をFC展開している
午前4時前。
早稲田塾のビルの前で塚田親子が待ってました。
FCオーナーです。
預かった鍵で裏口から入り誰もいないから電気をつけて
ゴミを回収、フロアに掃除機、玄関の前をはいてモップ掛け
テキパキと動いて細やかに掃除します。
シャワートイレはノズルを出して掃除をします。
それぞれで使う雑巾も。
机は黄色、洗面台はピンク、便器は青と使い分け。
「その方が衛生的にも仕分けがわかりやすくて良い」
薬剤の種類も半端なく。
ダイオーズから支給されている10種類以上の洗剤を使い
分けてます。
「使い分けしないと素材を傷める。場所によって使い分ける」
塚田さんは大汗を掻きながら仕事をしていました。
大変な仕事ですね?
「いいですよ汗かけて。身体のために良い」
ダイオーズとの関係は
カバーオールという事業はFC展開している。
オーナー制なのでダイオーズの社員ではない。
「弊社でカバーオールの研修をうけていただき認定を受け
た者が開業できるシステム」
ダイオーズと契約したFC展開しているオーナーは10日間の
厳しい研修を受けて清掃のプロになった。
塚田さんも普通の会社員でした。
ダイオーズから専用の道具を借りたりダイオーズの取って
きた物件の仕事をやります。
そして清掃代金からロイヤリティを払います。
普通の清掃会社とカバーオールの違い
清掃会社だとパートアルバイトを雇い現地に派遣する。
FC展開なので社長さん自ら現場に入る。
現場がなくなると大変な事になるので本気度が違う
塚田さんも朝4時からの早稲田塾の仕事の前に1軒別の
オフィスをやっていてあと3軒清掃作業を行うそうです。
かなりの重労働です。
FCオーナーなので掃除も働き方も本気です。
週2日手伝う息子さん。
「慣れたので何とか…」
気になるが売り上げ
息子に手伝ってもらいながら週6日労働して月90~100万
ダイオーズに支払うロイヤリティは27.3%
物件の営業や事務経費を考えたら高くないそうです。
塚田オーナーも
「本部が儲からないとしたには降りてこない」
…近くにダイオーズ幹部がいるのに悪口言えないじゃないか。
お客さんとの手書きの交換日記もしています。
塚田さん
「6Fの電気が入りっぱなしでした」など。
相手側からも「綺麗になっていて喜んでいます」とか。
ありました。
「やりがいがありますね」
FCオーナーは増えていて現在個人事業主250人だそうです。
FCの仕事は中小規模のビル中心で個人事業主で出来る規模
社長だからやったらやったぶんだけ金になるのでやる人は
これからも増えそうです。
森永卓郎の次に来るビル仕事:住友ゴム地震制震ダンパー
地震の揺れを抑えるダンパーです。
これは色々ありましたしね。はい。
壁に入れたりするようです