がっちりマンデー

「日本以外でボロ儲け!」【がっちりマンデー感想】(2017/08/13)

がっちりマンデー『日本以外でボロ儲け!』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、日本以外でボロ儲け!の特集でした。

「海外で当たるというのがいいパターン。逆輸入が格好良い!」

と、加藤さんが語る中。
若槻千夏がゲストでした。

日本以外でぼろ儲けですね。海外進出してますよね。キャラクタービジネス。
クマタンでぼろ儲け。
女子高生に人気となり、台湾と中国に声がかかり進出している。
ライセンス契約です。使用される数が増えるほどガッチリだそうで。

立派な経営者でした。

森永卓郎曰く
「勇気が必要。海外出るには。勇気を出した企業が儲けている」

株式会社オカムラ(オーラルケア製品)

大阪府大阪市生野区の株式会社オカムラ。

明治創業の企業で5代目岡村氏が対応してくれました。
奥さんや子供などが会社にいてファミリー的な感じがする中、イタリア人従業員。
ワールドワイドということを思わせてくれます。

年商

20億円

世界100ヶ国でオーラルケア製品を販売
アイテム数2000種類以上

各国のニーズに合った物を提供しています。

オーラルケア製品は世界各地で好みが違います。

欧州ではお洒落なデザインが人気。

イギリス、フランス、独逸では、トウモロコシ素材のエコな製品
タイではヘッド取り替え式。節約意識が強いそうです。
タイのパッケージに日本語がありますがそれは作戦で日本好きが多いのでメイドインジャパンをアピール。

韓国では歯間ブラシが売れていて超極細SSSSが人気だそうです。

アメリカは自分で歯をケアする治療キットがあるそうです。歯医者に保険が利かないので自分でケアをするそうな。

色々作れてるのに日本で無く世界で商売する理由は?

「日本で商売していたが、シェアを追いやられた。大手に。」

明治40年創業。歯ブラシ関連の特許も取った日本有数の老舗。
大手メーカーとの競争に太刀打ちできなくなってしまいました。

ライオンとか花王とか。
「大量生産の部分とかで価格勝負も出来ない」

工場を一新して海外に出そうと世界で勝負!

60年前いち早く海外展開しました。

歯ブラシ作りの技術、商品開発力で、世界のあちこちでOKAMURAは大人気。
そして人気になった香り付き歯間清掃具Rebreを逆輸入するまでに。

世界で売れる物で日本で狙う!

関家具(一枚板のテーブル)

福岡県にある関家具。

黒スーツに真っ赤ネクタイのジジイ…社長がいました。
トレードマークだそうです。

「ルパン三世じゃ無いかって言われる」
とのこと。

年商155億円。ガッチリ儲かっております

1968年創業で、世界100ヶ国で高級家具販売をしています。
創業以来増収増益です

何が世界で売れている?

「一枚板のテーブル」

一枚板の超高級テーブルです。

ブビンガ 216万。
カリン 378万。
ケヤキ 2160万。

などなど。
樹齢500年のケヤキから取った一枚板テーブルが飛び抜けて高いです。

複雑な木目の美しさ、玉が浮かび上がったような「玉杢」が特徴です。

海外の誰が買う?

「木が好きな富裕層」

木の良さを海外の人は着目するそうで世界のお金持ちがターゲットです。

日本は高い家具を長く使う文化がありません。
海外は物が良ければ売れます。


「工芸製品って言うポリシー」
「工業製品の大量生産じゃ無く、世界で1つだけのもの」

工業製品より工芸製品

工業製品は大量生産、価格競争になります。ニトリに任せれば良いです。
少量をいい素材で丁寧に作り上げる工芸製品に活路を見いだしてました。

丁寧な製品作りが特徴

素材選び

社長自ら全世界を飛び回り買い付け。

製材

木目の美しさを生かして切ります。木や年輪をチェックしどの角度が年輪が美しく出るかを調整しながらのこぎりを入れます
丁寧に接着剤を塗り固め割れないようにします

乾燥

2~10年

加工

乾燥して反った板を平らにして、高周波プレスで水平に。
機械で表面を削り磨きます。
仕上げ加工は自然な風合いを生かします。
傷や穴などを埋めて、接着剤で固めますがしっかりは埋ません。

「わざと。原木の状態を出す」

丁寧に研磨して、特殊塗料でつや出しを行います。重ね塗りをしまくります。

そして世界で売れるジャパンクオリティが完成しました。

2160万円のテーブルは木目の美しさと 厚みが特徴

海外の人はどこを魅力?

「欧州にケヤキが無い。この木目は出ない。本当は売りたくない。手に入らない。」

欧州は筋金入りの富裕層がいて、いい物を長く使います。

株式会社旺方トレーディング(農機具海外輸出)

20歳で海外に目を付けた。鳥取の熱血社長

鳥取県鳥取市にある株式会社旺方トレーディング。
幸田さん 37歳が運営しています。

20歳で企業 年商10億円

いったい何でぼろ儲け?

鳥取県は農業県。農機具の中古販売でガッチリ

中古農機具を業者から買い取り、海外で売るのが主力。
海外がポイント

売れてるタイプは、HINOMOTOというもう無いメーカーの古い機械。

古い機械で、30年以上前
国内買値10万で海外では20万円だそうです。

何十台も纏めて売るらしく1台1台販売しないそうです。

日本で売れない古い農機具が売れてます。

取引は、アフリカ、南米ウルグアイまで。全世界87ヶ国

何で日本トラクターは人気?

「見た目は古いけど動く。シンプルで小型、操作修理しやすい」

日本製は小回りが利く、物も頑丈だそうです。

フランス ワイン畑
イギリスは ガーデニング

売り方も海外ならでは!

修理整備しない

国内で修理整備すると原価が上がる。
現地販売代理店が修理メンテナンスして販売するそうです。

動かなくてもパーツが売れちゃうそうです。

世界390社と提携

そもそもどうして中古農機具販売を?

「直接海外に輸出したいなという夢があった」

高校卒業後リサイクル会社に就職。実家が農家で世界相手にビジネスをと考えていて。
20歳で農機具の海外向け中古販売の会社を起ち上げました。

「自分一人で海外に行っても、なかなか売れなかった」

そこにエジプト人の留学生が声をかけてきた

「私にエジプトでトラクターを売らせて下さい」

始めて輸出したい、経験もしたい。向こうは始めて輸入する

「じゃぁいっしょにやれと」

良く信用しましたね?

はじめは信用してなかった
信用しないと何も始まらない。

料金後払いで トラクター20台をエジプトに。
1週間経っても電話も無い、 やられたと思った

1ヶ月経ったら 社長全部売れて

「もっと送って下さい!」

その後商売は大成功 取引国増えているそうです。


機械が足りないと、業者から農機具買っていたが、農機具買い取り.comをたちあげて農家から直接買い取りする仕組みを作った。

農家さんから大好評だそうです。

「何十年も連れ添った機械を、海外の人に使って貰えるのは喜び」

日本中から熱い期待が寄せられている

森永卓郎の紹介する世界で売れている企業⇒TDK

TDK。

海外販売率9割以上。総合電子部品メーカーとして大成功。

非接触式のスマホ充電器あれの部品作ってるのはTDKだそうです。

出てくべき

若槻千夏曰く
「小さい会社ほど出やすい」
「日本だと大きい企業が多いけど、海外の方がフェアに見てもらえる」とのこと


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