がっちりマンデー『儲かるプロカタログ』
早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。
「ガイアの夜明けの感想」記事も書いているので、こちらも書いていこうと思います。
今週は、儲かる3等地店の特集です。
北海道が出てくるという事ですが・・・・あぁ。山の水族館か。
あそこはかなり有名ですからねぇ
三等地で儲かるようになれば、家賃安いコストが安いから儲かると。
そんな場所が色々紹介されていました。
滋賀県野洲市 / 来来亭
滋賀県野洲市にある3等地だけど大繁盛のラーメン屋があります。駅から車で10分走ると店がなくなってきて・・・来来亭という看板が現れます。
コンビニ店と、パチンコ店があるだけのロードサイドです。
それでも昼前なのに満席という状態。
来来亭ラーメン670円が大人気です。
ラーメンのおいしさの秘密
店の場所が3等地にある
家賃は1等地の半値以下。
場所が悪くて家賃が抑えられる分ラーメンづくりに金を掛けられる訳です。
スープは長時間煮込むとえぐみがでるから数時間で捨てます。
チャーシューもたっぷり、赤身にするか脂身にするか選べるほど。
この店は18年前に始めたそうで、良いところに行くと家賃が高いのであえて3等地を選んでいます。
支店もやはり同じ理由で3等地に建てていますが大成功しています。
栗東店は16年前は周りに田んぼしかなかった店だそうです。
いまや来来亭は226店舗を展開する巨大ラーメンチェーンになりました。
客を呼び込むちょっとした秘訣
麺が少なめ
また食べたくなるくらいの量にするということでわざと少なめにしているそうです。
普通は140gぐらいですが、ここは120g程度だそうでして。
すぐに食べに来たくなるというのを目指しているそうです。
北見市留辺蘂町 / 北の大地の水族館
ここは有名ですねぇ。北海道人なら知ってるでしょう。最初に出て来た地名・・・北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉
・・・加藤さん読めないのかよ。(るべしべちょうおんねゆおんせん)
札幌から5時間250km。旭川から2時間130km。帯広市から3時間・・・最寄り駅留辺蕊駅から徒歩2時間11.4kmという立地です。
水族館と言えば海の近くですが、その水族館は山の彼方にあります。
北の大地の水族館
客が団体で押し寄せていました。しかも大人の客が多いという感じです。
コンセプト:大人向け
・展示は暗くしている
・水槽の位置が大人目線
水槽の位置が大人目線だから、子供は見るのが大変ですが金を落とすのは大人という割り切った考え方で大人向けとしているそうです。
狙い通り大人客が8割という状態となります。
コンセプト:お金がない
4年前地域の過疎化による水族館も潰れる寸前となりました。
リニューアルも検討したが20億円の1/5しか用意できない・・・なので、お客のターゲットは大人に絞り金は掛けないようにと、北海道の地の利を生かした展示としなければならない。
ということで、工夫して色々な水槽を作りました。
滝壺の水槽
メインの割に小さい水槽ですが、トンネル形の水槽を作りたかったですが1/4サイズに。
でも上から水をどばどば落とし滝壺の下の様子を再現しました。
いるのは北海道産の淡水魚のみです。
四季の水槽
外にプールを作りアクリルをはめただけの水槽です。
普通の水族館は、温度管理の為に室内に水槽を置きます。それをしていません。
氷点下20度になれば池の水が凍りますが・・・凍った水面の下の魚を見ることが出来ます。
最大の売り:イトウの餌やり(生き餌を使う)
他の水族館との違いとして、生きた餌、ニジマスを使います。
いただきますライブ(火曜木曜土曜)が大人気。
どばっとニジマスが投入されるとイトウが追いかけてもぐもぐ食べていました。
3等地でお金もないもないので、大人向けのアイデアと工夫で儲かり水族館となりました。
北の大地の水族館は此処でしか見られない展示でガッチリ
ちなみに中村さんという水族館プロデューサーがプロデュースしまして。
「普通だと飼育員が珍しい貴重な魚を魅せたがるが、客はそんなこと分からない」
「見せ方を工夫し客が楽しめれば、普通の魚でも十分」と。
以前ガイアの夜明けでもちらっとだけ紹介されていました。
該当日付の記事にはいれなかったんですが、2012年リニューアルで凍った池の中の泳ぐ魚を見れるとして2万人→20万人になったと紹介されていました。
鳥取県鳥取市 / アイワナドゥ岩戸
鳥取県鳥取市市の中心部から車で走ること20分。鳥取砂丘も通り過ぎ、更に10分に女性グループが集まる店があります。岩戸海岸の終点にある民家みたいなお店アイワナドゥ岩戸。
ウッディな空間お洒落な感じですが、最寄りの駅JR福部駅(無人駅)から徒歩1時間。
車でしかアクセス出来ない3等地です。
ものすごく不便なところにあるが、昼時になると客がゾクゾクやってきました。
「遠いです!(客の声)」とちう場所ですが人が集まるという。
3等地戦略・女性のグループ客狙い
1.ジャンルはアジア料理
女性は何故かアジア料理が好きだそうです・・・へぇ。
市街地から離れたこの地域にはアジア料理がないいので、3等地だけど景色は抜群の場所で食べてもらおうという事でした。
女性グループがランチに集まるようになりました。
2.グラスや食器小物は可愛く
女性好みの可愛いデザインの小物を使っています。
小物が可愛かったり、装飾が可愛かったりしたら「これ可愛い~」と盛り上がりリピート率アップです。
3.アジア料理に拘らない
海鮮丼、オムライスなんてものもあります。
アジア料理嫌いが1人でもいると来たくなる理由が減ってしまうので他の料理も用意しました。
4.定休日をなくす
定休日を無くして行けば店が開いているようにしました。
「今日休みだった~」とがっかりされたら来ない事に繋がるからと徹底しています。
これで女性客割合8割以上となり月商350万円だそうです。
神奈川県相模原市 / オギノパン
神奈川県相模原市の山の中。橋本駅から徒歩3時間の場所。車でも山を登り30分。突然現れるデカイ建物・・・人だかりが出来ている店があります。
オギノパン
大混雑しているパン屋さんです。
人気の理由:安くて、新鮮で、美味い
当たり前ですね。
丹沢あんパンは140円。一日4000個売れるそうです。
総菜パンも1個200円程度で色々美味しそうです。
ただ人を呼び込むパンはこれでした。
あげぱん110円
1日4000個売れるそうです。勿論コッペパンを揚げて、砂糖をまぶした昔懐かしいあげぱんです。給食で大人気の。
あげぱんは天ぷらと一緒で、揚げたては美味しくて時系列で油が酸化して味が落ちます。
わざわざここにきて食べないと意味が無い訳でして、揚げたてあげぱん戦略です。
できたてのおいしさを味わえるのがオギノパン最大の秘密です。
3等地なのでパン工場が裏にくっついています。毎日凄い数のコッペパンを作成しています。
50年も前からこの近隣の学校給食をやっている業者でして。
地元の給食用のコッペパンを作っていしたが、パン給食が減ってきたので一般に向けて色々なパンを売り出したそうです。
ただコッペパンを大量生産していますので、揚げパンはいくらでも作れます。
オギノパンの年間売り上げは9億円ですが、店の売り上げは2億5000万円だそうでして。揚げパンでガッチリでした。
ただ、何で儲かる?となりますが、森永さんが「原価率2割ぐらいしかないのでは」と。
どうやらその程度ぐらいらしいです。ただ揚げたてというのは、そこでしか食べられませんからね。
人気になりそうな3等地:郡上八幡城
新たな天空の城として関西ローカルなで注目されているそうです。これも聴いたことあるな~とは思いましたがなるほど。