バイクパッチ続報:新施設検証と駐輪場不足の深刻化
前回の記事でお伝えしたバイクパッチの衝撃から、少し時間が経過しました。
今回は時間があまり取れず、さらっとしたプレイとなりましたが、パッチ1.4.2f1で追加された新しい建物の確認と、深刻化する駐輪場問題、そして公共交通機関利用者の減少状況について検証してみました。
なお、前回のBridges & Portsパッチについても、今回の都市運営に影響を与えていますので、合わせてご確認ください。
バイクパッチで追加された新施設をチェック
今回のバイクパッチでは、自転車関連施設だけでなく、様々な新しい建物が追加されています。
パッチノートでも紹介されていましたが、改めて実際にゲーム内で確認してみました。
小型化された基本施設が嬉しい
まず注目したいのが、電力や上下水道といった基本インフラの小型版です。
- 風車(電力)
- 小型風力タービン(電力)
- 小型変電所(電力)
- 多柱式高架給水塔(上下水道)
- 小規模墓地(遺体処理)
これらの施設は、全体的にコンパクトなサイズになっているのが特徴です。
従来の施設はどれもかなり大きく、特に後半の都市開発で空きスペースを探すのに苦労していました。
小型版が追加されたことで、限られたスペースでも効率的にインフラを整備できるようになったのは、非常にありがたい改善点です。
公共交通機関の新施設が充実
公共交通機関関連では、かなり多くの施設が追加されました。
- 市バスターミナル(交通 > 道路)
- 鉄道車両基地(交通 > 鉄道)
- 終着駅(交通 > 鉄道)
- 貨物乗換駅(交通 > 鉄道)
- トラム分岐駅(交通 > トラム)
- トラム並列駅(交通 > トラム)
- トラムループ駅(交通 > トラム)
- 終点地下鉄車両基地(交通 > 地下鉄)
特に注目したいのが「市バスターミナル」です。
この施設は駐車場を増築できるだけでなく、地下鉄駅も増築可能となっています。
つまり、地下鉄からバスへの乗り換え、あるいはその逆の乗り換えがスムーズにできるようになるわけです。
公共交通機関を整理・統合するには最適な施設だと感じました。
車両基地系の施設もコンパクトになっているのが嬉しいポイントです。
従来の車両基地は広大な土地を必要としていたので、設置場所に困ることが多かったんですよね。
終点地下鉄車両基地なども追加されたので、これを使って地下鉄の車両数を増やす計画も立てています。
トラム系の駅も充実しましたね。
ただ、正直なところ私の都市では地下鉄があるのでトラムをあまり活用していないんです。
でも、今回の追加施設を見ていると、改めてトラムも検討してみようかなという気になってきました。
公園のバリエーションも拡大
公園カテゴリーにも新しい施設が追加されています。
- 自転車公園(公園とレクリエーション)
- 大型キャンプファイヤーサイト(公園とレクリエーション)
- テラスプラザ(大型公園)
- 曲がりくねった公園(大型公園)
- ビジネスプラザ(大型公園)
自転車公園はバイクパッチらしい追加ですね。
テラスプラザやビジネスプラザなども追加されましたが、この辺りは特にこれといった特徴は感じませんでした。
都市の景観を整えるための選択肢が増えた、という程度の印象です。
全体的に「小型化」がテーマ
今回のアップデートで追加された建物を見渡してみると、全体的に既存施設の小型バージョンが多いという印象を受けます。
基地系の施設は特に巨大すぎて使いづらかったので、コンパクト版が追加されたのは本当に助かります。
既に発展した都市でも導入しやすくなったのは、大きなメリットだと思います。
駐輪場問題:どの施設を選ぶべきか
前回の記事でも触れた駐輪場不足問題ですが、状況は依然として深刻です。
今回は、どの駐輪場施設が最も効率的なのか、改めて検討してみました。
最大容量の「地下自転車駐輪ホール」でも足りない
駐輪場施設の中で最も収容台数が多いのは「地下自転車駐輪ホール」で、502台を格納できます。
しかし、この数字を見ても分かる通り、正直なところ微妙なんです。
我が街では、数万台という自転車が日々走り回っています。
502台という容量では、完全にパンク状態です。
しかも、既に駐車場すら不足しているという状況で、自転車までとなると本当に頭が痛いです。
場所は取らないが数が必要
駐輪場施設自体は、そこまで大きな設置面積を必要としません。
ただ、1箇所あたりの格納台数が少ないため、結局は大量に設置する必要があります。
街のあちこちに駐輪場を増やしてはいるものの、正直なところ焼け石に水という感じです。
少ないながらも地味に駐輪場を増やし続けていますが、根本的な解決には程遠い状況です。
抜本的な対策としては、道路そのものを自転車道付きに改修する必要がありそうですが、それにはかなりの時間とコストがかかりそうです。
時間に余裕ができたときに、本格的に取り組もうと思います。
公共交通機関利用者の激減を可視化
前回の記事では、公共交通機関の利用者が月間3万人も減少したことをお伝えしました。
今回、改めてグラフを確認してみたところ、さらに分かりやすい結果が表示されていました。
急降下するグラフが物語る自転車シフト
バイクパッチが適用された時点を境に、公共交通機関の利用者数グラフが急降下しています。
これ以上ないほど明確なデータです。
多くの市民が公共交通機関から自転車に乗り換えたことが、グラフからもはっきりと読み取れます。
渋滞悪化の悪循環
皮肉なことに、この自転車シフトのせいで渋滞がさらに悪化しています。
自転車が道路を大量に占有するようになったため、自動車の流れも悪くなっているんです。
公共交通機関の利用を増やして渋滞を緩和したいのに、逆効果になっているという状況です。
公共交通網の再整備が急務
この状況を打開するには、公共交通機関網を根本的に見直す必要があります。
今回追加された市バスターミナルを活用して、より便利で魅力的な交通網を構築したいですね。
地下鉄とバスの乗り換えをスムーズにすることで、再び公共交通機関を選んでもらえるようにしたいと考えています。
また、終点地下鉄車両基地を使って地下鉄の車両数を増やすことで、輸送能力を向上させる計画も進めています。
便利さでは自転車に勝てないかもしれませんが、快適さとスピードで差別化できれば、利用者を取り戻せるかもしれません。
次回への課題
今回は時間が限られていたため、追加された新施設の確認と現状把握が中心となりました。
駐輪場不足と公共交通機関利用者の減少という2つの大きな問題は、依然として未解決のままです。
次回のプレイでは、以下のような取り組みを予定しています。
- 市バスターミナルを活用した公共交通網の再編
- 終点地下鉄車両基地による地下鉄の増強
- 自転車道への道路アップグレード(可能な範囲で)
- 戦略的な駐輪場の配置計画
バイクパッチで大きく変化した交通状況に、どう対応していくか。
試行錯誤はまだまだ続きそうです。
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と、言うことで、今回はここまでとなります。
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