Cities: Skylines2(シティーズスカイライン2)

Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:バニラ状態での護岸工事の秘訣

Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:バニラ状態での護岸工事の秘訣

こんにちは、Cities: Skylines II 3番目の街開発記録シリーズへようこそ!

前回までは様々な地域パックの導入や都市の交通問題について見てきましたが、今回は少し趣向を変えて、バニラ状態での護岸工事にチャレンジした経験をシェアしたいと思います。

護岸工事の難しさ

Cities: Skylines IIでは、美しい海岸線や川岸を作ることは街の景観にとって重要なポイントです。

しかし、MODを導入せずにバニラ状態で綺麗な護岸を作るのは意外と難しい作業です。

以前は4車線道路を使って適当に配置したら偶然うまくいった経験がありましたが、今回改めて挑戦してみると全く同じようにはいかず、かなり試行錯誤することになりました。

様々な試行錯誤

護岸工事の理想的な方法を見つけるために、いくつかのアプローチを試してみました。

  1. 崖の高さを変えてみる – 高すぎると不自然、低すぎると水没の危険性。そもそも水没判定される
  2. なだらかな斜面にしてみる – 一部成功することがあるものの、全体的に不安定な結果
  3. 海抜ゼロでのアプローチ – 水没しているとなって作ることができない
  4. 道路の配置位置を微調整 – 陸側に近すぎると効果なし、水側に出すぎると水没判定
  5. 異なる道路タイプでの実験 – 2車線、6車線など様々な道路幅で試してみるも、4車線が最も安定した結果に

何度も失敗を繰り返す中で、ようやく一定の法則性を見出すことができました。

失敗から学んだこと

護岸工事において最も難しかった点をいくつか挙げておきます

  • 高さの一貫性維持 – 長い海岸線で一定の高さを保つのが非常に難しい(なだらかにする場合)
  • 曲線部分の処理 – 直線部分は比較的簡単だが、湾曲部分で綺麗に仕上げるのが困難
  • 既存の地形との調和 – 人工的すぎず、かつ機能的な護岸にするバランスが難しい
  • 視覚的な不自然さの解消 – 一部で発生する地形が突き出てるように見える現象への対処
  • 段差の処理 – 護岸と内陸部の間に生じる段差をどう自然に処理するか

これらの課題に対して何度もトライアンドエラーを繰り返しました。

護岸工事の秘訣を発見!

試行錯誤の末、ついに理想的な護岸工事の方法にたどり着きました。

その秘訣は以下の3つのステップにありました。

  1. 高さを2.5mに設定する – これが最も重要なポイントでした。

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    1.25mでは効果が出ず、5mでは高すぎる結果に。

    2.5mがちょうど良い高さであることが判明しました。

  2. 4車線道路を選択する – 道路の幅が護岸の安定性に影響するようで、4車線道路がベストな選択でした。

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    2車線だと効果が薄く、6車線以上だと大げさになりすぎる傾向があります。

  3. 崖から少し水側にはみ出すように配置 – 陸側ギリギリではなく、わずかに水側に踏み込むことで、綺麗な護岸効果が得られました。

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    このポイントは非常に繊細で位置調整が結果を大きく左右します。

この3つの条件を揃えることで、ようやく見栄えの良い護岸が完成しました。

特に高さ設定の2.5mが決定的に重要であり、これがわずかでもずれると効果が大きく変わってしまいます。

実践的な手順ガイド

より具体的な手順として、以下のステップに従うと再現性高く護岸工事ができます。

1. 準備段階

  • 護岸を施工したい海岸線の周辺地形を整えておく
  • 可能であれば一旦地形を少し高めにしておき、後から調整する余地を残す
  • 地形編集ツールを小さい単位に設定し、細かい作業ができるようにする

2. 道路配置

  • 4車線道路ツールを選択
  • 高さを正確に2.5mに設定(このポイントが最重要)
  • 道路配置モードで既存の崖から水側に少しはみ出すように配置線を引く
  • 直線部分は「直線ツール」、湾曲部分は「曲線ツール」を使い分ける

3. 仕上げ作業

  • 道路配置後、内陸側に生じる段差をできるだけなだらかに
  • 護岸沿いに装飾として植栽や灯りを配置すると見栄えが良くなるかも

完成した護岸と若干の調整

上記の方法で護岸は無事に完成しましたが、若干堤防のように盛り上がってしまいます。

これについては周辺の土地の高さを細かく調整することで、より自然な見た目に近づけることができます。

異なる水辺環境での応用

この護岸工事の方法は、様々な水辺環境に応用可能です

  1. 海岸線 – 都市の海岸部を整備し、ウォーターフロント開発の基礎として
  2. 河川 – 市内を流れる川の護岸として、川沿いの都市開発に活用
  3. 湖畔 – 湖の周りに遊歩道や開発可能な土地を作り出す
  4. 運河 – 人工的な水路を作り、ベニス風の街並みを演出する際の基礎として
  5. 埋立地 – 新しく埋め立てた地域の外周を整える際にも同じ手法が使える

それぞれのケースで若干の調整は必要ですが、基本的な原理は同じです。

護岸工事と都市計画の統合

完成した護岸は、その後の都市計画にも大きく影響します

  1. ウォーターフロント開発 – 商業施設や公園を配置し、魅力的な水辺空間を創出
  2. 交通網との接続 – 護岸に沿って道路や遊歩道を配置し、アクセス性を向上
  3. 景観設計 – 視点場や眺望点を意識した建物配置で、水辺景観を最大限に活かす
  4. エリア価値の向上 – 水辺に面した区画は住宅地としての価値が高いため、高級住宅地としての開発が効果的

今回の護岸工事の経験は、今後の都市開発における重要な基礎知識となりました。

まとめ

バニラ状態でのCities: Skylines IIの護岸工事は、高さ設定2.5m、4車線道路の使用、そして適切な配置位置の3つがキーポイントでした。

これらを守ることで、MODなしでも見栄えの良い海岸線や川岸を作ることができます。

一見単純に思える護岸工事ですが、その細部にこだわることで都市の景観は大きく変わります。

この小さな発見が、今後の街づくりにおける新たな可能性を広げてくれることを期待しています。

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次回は、この護岸工事を活かした新しい区画開発について紹介できればと思います。

引き続き、様々な都市開発の挑戦についてお伝えしていきますので、お楽しみに!

と、言うことで、今回はここまでとなります。

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