Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:日本の住宅地の特徴を意識した区画設計
前回までの日本風景観の追求から一歩進んで、より計画的な区画設計による新たな街づくりに挑戦しました。
特に日本の住宅地に特徴的な要素を意識した設計を心がけ、自然な街の成長を表現することを試みています。
※今回の開発区域
計画的な区画設計による新たな展開
これまでの開発で課題となっていた画一的な街並みからの脱却を目指し、新たな区画設計に取り組みました。
特に注目したのが、区画サイズの多様化です。
2×2から4×4までの様々なサイズの区画を時間差で導入することで、より自然な発展を表現しています。
- 小規模な2×2区画による密集した住宅地の形成
- 標準的な3×3区画での一般的な住宅地の展開
- 大規模な4×4区画を活用した商業区画の展開
不規則なT字路が生み出す日本らしさ
日本の住宅地の大きな特徴の一つが、不規則なT字路の存在です。
この特徴が生まれた背景には、日本特有の都市発展の歴史があります。
既存の農地や水路に沿って自然発生的に形成された道路パターンは、日本の住宅地の典型的な特徴となっています。
地価の高騰により効率的な土地利用が求められた結果、不整形な区画が生まれることとなりました。
また車社会以前からの街並みを継承した歩行者優先の空間設計も、この特徴的な道路パターンの要因となっています。
駐車場配置にみる日本的な空間利用
日本の都市部における駐車場の配置には、独特の特徴があります。
コインパーキングとして活用される小規模な空き地や、商業施設の裏手に配置される効率的な駐車スペースなどです。
住宅地に点在する月極駐車場も、日本特有の景観要素として欠かせません。
このような特徴を意識し、大規模な駐車場を中心に据えながらも、周辺に小規模な駐車スペースを分散配置しています。
公園配置と日本の都市計画
日本の住宅地における公園は、単なる憩いの場以上の役割を担っています。
防災空地としての機能を持つ街区公園や、小規模なポケットパークによるコミュニティ形成の場として重要です。
さらに、緊急車両の待機スペースとしても活用可能な空間設計や、雨水調整池を兼ねた多目的な公共空間としての役割も果たしています。
夜間の街並みが魅せる新たな表情
街路灯による温かな明かりは、夜の街に独特の雰囲気を作り出しています。
住宅からもれる光は生活感を演出し、駐車場の照明は空間に奥行きを与えています。
送電線のシルエットも、日本の都市景観に欠かせない要素として夜景に溶け込んでいます。
予期せぬ発見:新興住宅地の意外な一面
計画的に作られた新興住宅地にもかかわらず、すでに霊柩車が走る姿が見られるなど、意外な形で街の成熟が感じられます。
このような予期せぬ出来事は、シミュレーションならではの興味深い現象として注目に値します。
今後の展望
現在の開発状況を踏まえ、以下の課題に取り組んでいく予定です:
- より細かな区画設計による街の表情の多様化
- 公共施設の充実による生活利便性の向上
- コミュニティの形成を促す空間づくり
- 世代交代を見据えた施設配置の検討
まとめ
区画サイズの多様化と時間差での開発という新たな手法により、より自然な街の成長を表現することができました。
今後も細部へのこだわりを持ちながら、魅力的な街づくりを継続していきたいと思います。
余談
ノートン360がParadoxLauncherを脅威認定しました。
おそらく誤検知だとは思うのですが。
勝手にインストールされたので脅威と認定された模様です。
またマルウェアかとドキッとしましたが…多分大丈夫なはず。
大丈夫ですよね?
と、言うことで、今回はここまでとなります。
※画像はクリックでオリジナルサイズ
※このページでは、Paradox,Colossal Orderが権利を所有する画像を利用(引用)しております。当該画像の転載・配布は禁止いたします。
コメント