Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:日本風景観の追求 第2章
前回までの開発で感じていた画一的な街並みの課題に対して、新たなアプローチを試みることにしました。
大きな区画を細分化し、より日本らしい都市空間の創出に挑戦しています。
都市開発の新たな展開
都市の発展に伴い、人口は順調に増加を続けついにマイルストーン15を達成することができました。
より日本らしい街並みの形成に向けて、区画の見直しを行うことにしました。
都市計画の見直しは常に新しい課題との出会いでもあります。
区画の再構築への挑戦
これまでの大規模な区画割りでは、同じような建物が並ぶ画一的な景観になりがちでした。
特に住宅地域ではその傾向が顕著に表れていました。
この課題に対応するため以下のような改善を試みています。
- 街路を効果的に配置することで区画を細分化しより人間的なスケール感を実現
- 異なるサイズの区画を混在させることで建物の多様性を確保し街の表情に変化を付加
- 商業施設と住宅の自然な混在による生活感の演出と地域コミュニティの活性化を促進
- きめ細かな用途指定による建物の変化付けと地域特性の強化
送電線が織りなす新たな景観要素
区画整備を進める中で、日本の都市景観に欠かせない要素である電柱の不在に気づきました。
完璧な再現は難しいものの送電線を効果的に配置することで、新たな景観要素として活用できることがわかりました。
送電線の存在は以下のような効果をもたらしています。
- 空間に垂直性と奥行きを与える視覚的な要素としての機能を果たし街並みに立体感を付与
- 日本の都市でよく見られる電線による空の分節が思いがけない日本らしさを演出
- より親密な都市スケール感の演出により住民の日常的な活動を支える空間を創出
今後の展望と課題
現状では理想とする日本の街並みの完全な再現までには至っていませんが、
一歩ずつ目標に近づいているような手応えを感じています。
今後は以下の要素にも注目して開発を進めていきたいと考えています
- より細かな区画分けによる建物の多様化と地域の個性化を促進
- 歩行者空間の充実と、人々の交流を促す場所づくりを推進
- 緑地の効果的な配置による潤いの創出と、生活環境の質的向上を目指す
画像からは、中高層マンションと低層の商業施設が混在する典型的な日本の都市景観が垣間見えます。
送電線の存在感は思いがけず日本らしい雰囲気の演出に一役買っているように感じられます。
これからも細部へのこだわりを持ちながら、より本格的な日本風都市の実現に向けて開発を継続していきたいと思います。
理想の街づくりへの道のりは、まだまだ続きます。
と、言うことで、今回はここまでとなります。
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