Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:区画サイズで作る日本風の街並み
前回までのあらすじ
当初ドイツパックから始まったの街づくりは、フランスパックやUKパックと順調に発展を遂げてきました。
そして遂に待望の日本パックが登場し、新たな区画での日本風街づくりを開始することができました。
前回は公共施設の配置から始まり、不知火新聞社や寿司チェーン店の本社ビルなど、特徴的な建造物も街に姿を現していく様子をお伝えしました。
私たちの街は現在 人口が10万人に迫る勢いで発展を続けています。
その急速な発展に伴い処理負荷の問題も出てきましたが、
日本パックならではの建築物の魅力に惹かれ開発への意欲は尽きることがありません。
前回記事は以下となります。
MODなしでの挑戦
私は現在マルウェア感染のリスクを考慮してMODを一切導入せずにプレイしています。
これは以前MODによる大きなトラブルを経験したことが判断に影響しています。
そのためバニラな状態での街づくりを楽しんでいますが、これが逆に新たな工夫を生み出すきっかけとなっているように感じています。
今回はその工夫の一つとして、区画サイズを変えることで建物の生成パターンをコントロールできないかという実験に取り組んでみました。
低密度住宅地域の最適化
検証の結果、2×2の区画サイズが最も日本の住宅地らしい雰囲気を醸し出すことが分かりました。
街路を使って小規模な区画を作成し、そこに2×2のサイズで住宅地域を指定していきます。
すると日本の住宅街によく見られるような適度な密度と統一感のある街並みが自然と形成されていくのです。
小規模な区画を意図的に作ることで、より日本らしい住宅地の表現が可能となりました。
中密度住宅地域のバランス
中密度エリアでは区画サイズによって大きく異なる結果が得られました。
2×2では建物がやや窮屈な印象となり、3×3サイズが日本の一般的なマンションに近い規模感を実現できることが分かりました。
4×4になると建物が大型化しすぎる傾向が見られます。
特に3×3サイズでは都市部によく見られる中規模マンションの雰囲気を上手く表現することができました。
ただし建物同士の間隔にも気を配る必要があります。
密集しすぎると圧迫感が出てしまい都市部なら良いのですが郊外を作るには微妙な感じとなります。
そこは使い分けが必要となりそうです。
混合住宅地域の特性
混合住宅地域では2×2の区画だとワンパターンな「ビル+駐車場」の組み合わせになりがちでした。
3×3サイズではより若干良い感じの建物の組み合わせが実現できます。
4×4サイズだと場合によりけりという感じに。
3×3サイズを基本としつつ時折2×2の区画を混ぜることでより自然な街並みの形成が可能となる気がしました。
大規模にしたいときは4×4でも。
低密度商業地域の課題
最も苦心しているのが低密度商業地域です。
区画サイズを変えてもなかなか日本らしい商業施設が生成されません。
生成される建物の外観が欧米風になりがちな点や、駐車場の配置が日本の商業施設と異なる点が課題となっています。
また建物の規模感も日本の商業施設とは異なる印象を受けます。
これらの課題に対する解決策を模索中ですが、現状では決定的な方法は見つかっていない状況です。
フォトモードによる記録
建物の検証と並行してフォトモードの機能も積極的に活用しています。
フォーカスのマニュアル設定による近景撮影や、明るさ調整による雰囲気作りなど 様々な工夫を試しています。
これらの撮影テクニックについては次回の記事で詳しく解説する予定です。
今後の展望
区画サイズによる建物制御は特に住宅地において一定の成果を上げることができました。
しかし商業施設についてはまだまだ改善の余地が残されているのが現状です。
MODに頼らない街づくりには確かに制約も多いのですが その分より深い工夫が生まれる可能性も感じています。
今後も試行錯誤を重ねながら、より日本らしい街並みの実現を目指していきたいと思います。
次回はフォトモードを使った効果的な街並みの撮影方法について、詳しくご紹介する予定です。お楽しみに。
と、言うことで、今回はここまでとなります。
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