Cities: Skylines II – UKパックで作る教会と墓地のある伝統的な街並み
ドイツパック、フランスパックに続く第3の街シリーズで新たに配信されたUKパックを活用しました。
既存の街の北側に広がる未開発エリアを舞台に新たな街区の展開を始めています。
街づくりのコンセプト
イギリスの伝統的な地方都市をイメージし教会と墓地を中心とした景観作りに重点を置きました。
※最初はこんな区画でした
※新しい区画割り
ロンドンやヨークといった歴史ある都市から着想を得た不規則な道路パターンを採用しています。
自然発生的な発展を感じさせる街並みとすることで英国らしさを表現しました。
中心部の設計
街の中心には教会を配置し隣接して広大な墓地を設けています。
この組み合わせはイギリスの地方都市では一般的な景観として知られています。
墓地の緑地は都市に潤いを与えるオープンスペースとしても重要な役割を果たしています。
教会からは放射状に道路が伸び計画的ではない自然な発展の雰囲気を演出しています。
UKパックならではの要素
- エグゼクティブマンション:壁面を覆うツタの装飾が印象的な伝統的住宅で重厚な雰囲気を醸し出しています
- 多様なパブ:フォックスインやヒースパブ、ウ・モッヒン・ディパブなど3種類のバリエーションが用意されています
- ヴィクトリア様式の総合病院:街のランドマークとなる公共施設として存在感を放っています
- 郊外型商業施設:モリシーズスーパーマーケットなど地域に密着した施設が充実しています
道路計画の特徴
イギリスらしい有機的な道路設計として以下の要素を重視しました。
- Y字路やT字路による不規則な接続を多用し中世からの発展を想起させる道路パターンを実現しています
- カルデサック(袋小路)を効果的に活用することで住宅地の静けさを確保しています
- 場所により変化する道幅は歴史的な発展過程を感じさせる重要な要素となっています
- 曲線を活かした自然な街路形成により計画的すぎない街並みを形成しています
既存エリアとの調和
北側に位置する新市街は既存のドイツ・フランス風街区とは異なる個性を持っています。
しかし緑地帯による緩やかな接続で違和感のない景観を形成することができました。
それぞれの地域の建築様式を活かしながら統一感のある都市景観を目指しています。
交通と駐車場の計画
高速道路へのアクセスは街の端に限定し中心部への車の流入を抑制しています。
各所に小規模な駐車場を分散配置することで大規模駐車場による景観の悪化を防いでいます。
将来的には公共交通機関の導入も検討していますが現状では車社会への対応を優先しています。
今後の展望
商業施設の拡充が当面の課題となっています。
UKパックの多彩な店舗やサービス施設を活用しより活気ある街づくりを進める予定です。
また既存エリアとの公共交通による接続も検討しており地域間の回遊性向上を目指しています。
イギリスらしい伝統と現代性が調和した魅力的な街並みの形成に向けて開発を継続していきます。
と、言うことで、今回はここまでとなります。
※画像はクリックでオリジナルサイズ
※このページでは、Paradox,Colossal Orderが権利を所有する画像を利用(引用)しております。当該画像の転載・配布は禁止いたします。
コメント