Cities: Skylines2(シティーズスカイライン2)

Cities: Skylines II バイクパッチで自転車カオス!公共交通利用者3万人減の衝撃

バイクパッチ実装!自転車の大量追加で街が大混乱に

前回の記事では、空港開港により月間利用者が7,000人に達し、公共交通機関の整備がほぼ完成した状態をお伝えしました。
人口も18万人台に到達し、これからさらなる発展を目指そうという矢先のことでした。
そこに、新しい大きなアップデートが配信されることになったのです。

バイクパッチとは何か

今回配信された「バイクパッチ」(パッチ1.4.2f1)は、その名の通り自転車システムを実装する大型アップデートです。
パッチノートによると、ティーンから高齢者まで、幅広い年齢層が自転車や電動スクーターを利用できるようになりました。
これに伴い、自転車道、駐輪場、自転車専用橋などの新しいインフラも多数追加されています。

一生懸命に渋滞解消を頑張ってきた我が街にとって、この新要素がどのような影響を及ぼすのか。
正直なところ、不安しかありませんでした。
自転車が追加されれば、交通状況に大きな影響が出るのは必至です。
まさに戦々恐々という心境でパッチ適用のボタンを押したのです。

予想通り…いや、予想以上の大混乱

パッチ適用後、街の様子を確認してみると…予想していた通り、というより予想を遥かに超える事態が発生していました。
道路を無秩序に自転車類が走り回るという、まさにカオスな状況になっていたのです。
これは酷い!これまで丁寧に整備してきた交通システムが、一瞬にして混乱状態に陥りました。

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渋滞は明らかに悪化しています。
自動車に加えて自転車が大量に走り回るようになったことで、道路の処理能力が完全にパンクしてしまいました。
もはやいわゆる「チャリカス」だらけと言っても過言ではない状況です。
渋滞解消どころの話ではありません。

驚愕の自転車利用距離

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さらに驚いたのは、自転車を使う市民の移動距離です。
かなりの遠距離でも自転車を利用する人がいるのです。
「どんな遠くから自転車で来てるんだよ」と思わず呟いてしまうレベルでした。

もちろん、現実世界でも長距離を自転車で移動する人はいます。
しかし、ゲーム内で見ると、そのスケール感に驚かされます。
ものすごい数の自転車が、街中を縦横無尽に走り回っているのです。
これは…すさまじいな、と。
なんというか、やばいなぁと思いました。

公共交通機関利用者の激減

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事態の深刻さは、公共交通機関の利用状況を見て改めて実感することになりました。
これまで相当な時間とコストをかけて充実させてきた公共交通網。
月に20万人近くの利用があり、順調に機能していると思っていました。

しかし、バイクパッチ適用後、その利用者が激減していたのです。
具体的な数字を見てみましょう。

  • 地下鉄:約12万人 → 9万人台(約2.5万人減)
  • 全体:197,000人 → 169,000人(約3万人減)

すさまじい減り具合です。
それほど多くの人が、公共交通機関から自転車に乗り換えたということになります。
月間3万人もの利用者が失われたという事実は、衝撃的でした。

これは本当にやばいですよ。
せっかく整備した公共交通網が、一気に利用者を失ってしまったのですから。

自転車置き場が全く足りない

自転車利用者の急増を受けて、駐輪場の整備を始めました。
バイクパッチで追加された自転車置き場を、街のあちこちにちょこちょこと設置してみたのです。
しかし、その程度では全く追いつきません。

街には自転車が溢れかえっています。
駐輪場の容量を遥かに超える自転車が、街中に散らばっている状態です。
かなり頭の痛い問題が出てきてしまいました。

人口18万人以上の大都市で、後から自転車インフラを整備するのは本当に大変です。
一から街を作り直すわけにもいかず、既存の街に対して対症療法的に対応するしかありません。

自転車道整備の困難さ

対策としては、自転車道の整備と自転車置き場の拡充が必須となるでしょう。
しかし、これが思った以上に難航しています。

最大の問題は、自転車道へのアップグレードができない箇所が多発していることです。
バグなのか仕様なのか判断がつきませんが、何かが少しでも重なっていると、自転車道付きの道路にアップグレードできないという問題に遭遇しました。
このため、一部のエリアでは無秩序に自転車が走り続けるという状況が改善できません。

この問題を解決するには、道路を敷き直すしかないのかもしれません。
そうなると、せっかく整備した歩道橋なども、やり直しになる可能性があります。
かなり大規模な都市改造が必要になりそうです。

MODに頼るべきか

この自転車道にアップグレードできない問題については、MODを使えば解決できるのかもしれません。
道路編集系のMODを導入すれば、より柔軟に道路のアップグレードができる可能性があります。
しかし、できればバニラ(ノーマル)で遊びたいという思いがあります。
MODに頼り始めると、際限なく依存してしまいそうな気がするのです。

とはいえ、このまま無秩序に自転車が走り回る状況を放置するわけにもいきません。
バニラでの解決策を模索するか、それともMODの導入に踏み切るか。
自転車問題をどう解決するか、真剣に考える必要があります。

人口減少という新たな問題

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もう一つ、深刻な問題が発生しています。
人口が減少に転じてしまったのです。

バイクパッチ適用前は、もう少しで19万人に到達しそうな勢いでした。
18万人台後半まで回復し、次の大台が見えてきていたのです。
しかし、パッチ適用後、再び人口が減少し始めました。

なんでだ!
原因は不明ですが、パッチノートに何か情報があったかもしれません。
(調べてみたところ、バイクパッチのノートには人口に直接影響する記載は見当たりませんでした。ただし、前回のBridges & Portsパッチでは「市民数の誤った計算を修正したため、セーブデータ読み込み時に人口減少が発生する」という記載がありました。もしかすると、その影響が遅れて出ているのかもしれません)

わずかな希望:住宅需要の回復

ただ、すべてが悪いニュースというわけではありません。
住宅需要が少し回復しているのです。
久々に新しい建物を建てられそうな雰囲気が出てきました。

商業施設の需要は相変わらず空っぽのままですが、住宅需要だけでも回復の兆しが見えたのは朗報です。
この機会に住宅地を拡張すれば、人口減少に歯止めをかけられるかもしれません。

新施設の検証は次回に

バイクパッチでは、自転車関連以外にも様々な施設が追加されています。
風力発電所や各種交通ターミナルなど、使えそうな新アセットが多数実装されました。
しかし、今回は自転車問題への対応だけで手一杯でした。

これらの新施設をどう活用するか、その検証は次回に回すことにしましょう。
まずは目の前の自転車カオスを何とかしなければなりません。

今後の課題と展望

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バイクパッチ実装後の我が街は、まさに試練の時を迎えています。
主な課題をまとめると、以下のようになります。

  • 大量の自転車による交通混雑の解消
  • 自転車道と駐輪場の大規模整備
  • 道路のアップグレード問題の解決
  • 公共交通機関利用者の回復
  • 人口減少への対策
  • 住宅需要を活かした都市拡張

やるべきことは山積みです。
特に、18万人規模の既存都市に自転車インフラを後付けするという作業は、想像以上に困難を極めています。
新規で街を作るのとは、まったく違う難しさがあります。

しかし、この困難を乗り越えられれば、より完成度の高い都市になるはずです。
自動車、公共交通機関、そして自転車が調和した、理想的な交通システムを構築できるかもしれません。
その日を目指して、試行錯誤を続けていきたいと思います。

記事シリーズ一覧

この記事は「Bridges & Ports」DLC導入後のプレイ記録シリーズの続編です。
これまでの経緯は以下の記事からご覧いただけます。

と、いうことで、今回はここまでとなります。
次回は新施設の検証と、自転車問題への具体的な対策をレポートする予定です。
果たして我が街は、この自転車カオスを乗り越えられるのでしょうか。

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