Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:春の地中海風景と霊柩車待ちの解決策
前回のMediterranean Heritage(MH)パックの記事では、冬景色の中での地中海風の街並みをご紹介しました。
今回は季節が変わり春の陽光の中で映える地中海風景と、大都市で直面した「霊柩車待ち問題」の解決策についてお伝えします。
待望の春到来!地中海パックの真価が発揮
前回の地中海風建築物は雪に覆われた状態でしたが、一生懸命時間を回してようやく春を迎えることができました。
地中海建築特有のオレンジや黄色の柔らかな色調、テラコッタの屋根瓦などが、温かな春の日差しの中で見事に映えています。
冬景色では少し違和感があった建物たちも、本来の環境である春の陽光の中では格段に魅力を増しています。
中密度住宅区画が立ち並ぶ通りは、まさに南欧の雰囲気そのもの。
小さな広場や中庭が点在し、地中海風の学校や警察署などの公共施設もこの街区の雰囲気に完璧に溶け込んでいます。
「Leisure Venues」DLCから追加したカフェやレストランも、地中海風の街並みにぴったりとマッチし、散策したくなるような魅力的な空間が生まれました。
21万人都市の重い現実
しかし人口が21万人を超えた現在の都市は、かなりの重さを感じるようになってきました。
新区画の開発や細かな調整をするたびに、パフォーマンスの低下が顕著になります。
そろそろ新しいマップに分けた方が良いのかもしれませんが、1から町を発展させるのはそれはそれで大変な作業です。
ドイツ、フランス、日本、東欧、中国、アメリカ、そして地中海パックと、
各地域の特色ある街並みを作り上げるまでにかなりの時間と労力を費やしてきました。
新マップへの移行というのは現実的な選択肢でありながらも、
これまで積み上げてきた都市開発の成果を手放すのは惜しいという気持ちもありなかなか踏み切れずにいます。
深刻な「霊柩車待ち問題」への対策
3枚目の画像でも明らかなように、都市の拡大に伴い「霊柩車待ち」が大量に発生するという問題に直面していました。
特にデスウェーブ(同世代の市民が一斉に高齢化し、短期間で多くの死亡が発生する現象)の後には、
回収しきれずに残る遺体が多く市民の不満が高まっていました。
火葬場はそれなりに建設していたはずなのに、なぜ問題が解決しないのか疑問でした。
試行錯誤の末解決策として地区設定による「稼働特区」の活用が効果的であることを発見しました。
具体的には、都市を細かい地区に分割し、それぞれの火葬場がその地区内だけで活動するよう設定しました。
そうすることで霊柩車の移動距離を短縮し、効率を大幅に改善することができました。
これにより長距離移動による時間のロスがなくなり、霊柩車待ちの問題は大きく改善されました。
あちこちに地区を設定し各地区に適切な数の火葬場を配置することで、都市全体のサービス効率が格段に向上しました。
ただし時折霊柩車渋滞などが起きたりするのでまだ問題は抱えています。
まとめと今後の展望
春の陽光に映える地中海風の街並みは、期待通りの美しさを見せてくれました。
雪景色とは異なる南欧特有の温かみのある景観が広がり、これまでの開発の成果を実感できます。
一方で21万人を超える大都市の管理は、パフォーマンスの問題や市民サービスの最適化など新たな課題をもたらしています。
特に霊柩車待ち問題への対応は、大規模都市運営における重要な教訓となりました。
次回も引き続き都市問題への対策など、Cities: Skylines IIの街づくりの挑戦についてお伝えしていきます。
と、言うことで、今回はここまでとなります。
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