Cities: Skylines2(シティーズスカイライン2)

Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:USAサウスウェストパックで新区画開発 その2

Cities: Skylines II 3番目の街開発記録:USAサウスウェストパックで新区画開発 その2


今回は前回のUSAサウスウェストパック導入に続いて、実際の街づくりについて考えていきます。
現在の街の区画からよりアメリカらしい街並みへと変化させていくプロセスを紹介します。


現状の街並みの分析

現在の街の区画を見てみましょう。

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画像では、緑の線が道路を示し、区画の色分けでは緑が住宅、青が商業、紫がビジネス区域となっています。


基本的には碁盤の目状の道路パターンで、比較的小さな区画が多く、密集した印象があります。
この状態からどのようにしてアメリカ南西部らしい街並みにしていくか考えていきましょう。


アメリカらしさを出すためのポイント

現状の制約(マリーナが無い、区画サイズの変更ができない)を踏まえた上で、
アメリカ南西部らしさを出すための方法として以下のアプローチが考えられます

1. ゾーニングの工夫

  • 住宅と商業のメリハリをつける(現状より商業施設をまとめる)
  • 主要交差点の角に商業区画を集中させる(コーナーショップ配置)
  • 住宅地の中に小さな商業エリアをポケットパーク的に配置

2. 道路パターンの変化

  • 現状のグリッドはそのままに、一部の道路を斜めに走らせると変化が生まれます
  • 袋小路を作れる場所があれば取り入れる
  • メインストリートをより強調し、副次的な道路との階層差を明確に

3. アメリカ南西部らしい景観要素

  • 街路樹の配置パターンを変える(パーム系の樹木を使用)
  • 区画の中で建物の配置を工夫(前庭や駐車スペースを考慮)
  • 公園や広場を効果的に配置し、コミュニティの中心として機能させる

4. 特徴的な建築物の戦略的配置

  • USAサウスウェストパックのシグネチャー建築物を目立つ場所に配置
  • ハイスクールや公共施設は規模感があるので、広い通りの角に配置
  • 低密度ビジネスエリアを通りに面して配置し、「ストリップモール」風に

実装後の街並みと評価

提案を取り入れて街づくりを進めた結果、アメリカ南西部風の街並みが完成しました。

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完成した街並みは温かい光に照らされ、サンディエゴらしい雰囲気が出ている気がします。


特に以下の点がポイント

  1. スカイラインの形成
    • ダウンタウンの高層ビル群がコンパクトながらも存在感があり、アメリカ西海岸都市らしい景観を生み出しています
    • 高いビルと低層建築の対比が、都市のダイナミズムを表現していますね
  2. ウォーターフロントの活用
    • 左側の海岸線を活かした開発
    • 水辺と都市部の自然な接続が南カリフォルニアの雰囲気を出しているかも
  3. 緑と都市の調和
    • 適度に配置された緑地が全体に潤いを与えています
    • 植栽が南西部らしさを強調しています

さらなる改善点

さらにアメリカらしさを強調するための改善案としては:


  1. 駐車場のスケール
    • 商業施設周辺の駐車場をもう少し広めに取りたいところ
    • 特に商業施設周辺は、典型的なアメリカのストリップモール風にできるポテンシャルがあります
  2. 道路の階層化
    • メインストリートとサブ道路の区別をさらに明確にすると、アメリカの道路網らしくなります
    • 特に大通りから住宅地への移行部分をより段階的にできたら良いのですが
  3. 特徴的な場所の強調
    • 公園や広場などのコミュニティスペースをもう少し目立たせると、アメリカ郊外の特徴が強まるはず。
    • USAサウスウェストパックのシグネチャー建物(高校など)を戦略的に配置できたらいいんですが場所が…。

ストリップモールとは?

ストリップモールとは、アメリカで非常に一般的な商業施設の形態で、特に郊外や自動車中心の都市で見られる特徴的な開発スタイルです。

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※それっぽいのを作ったつもり


主な特徴は以下の通りとのこと


  1. 道路沿い配置
    • 幹線道路や大通りに沿って直線的に配置された商業施設群
    • 一般的に単層または2階建ての低層建築物が連続しています
  2. 大規模駐車場
    • 建物の前面に広い駐車場が配置される(アメリカでは「パーキング・イン・フロント」と呼ばれる配置)
    • 車社会を前提とした設計で、店舗へは主に車でアクセスする想定
  3. 多様な店舗
    • 飲食店、小売店、サービス業など様々な業種が混在
    • フランチャイズ店やチェーン店が多い(ファストフード、薬局、コンビニなど)
  4. 建物デザイン
    • 看板や店舗ファサードが道路から見えるよう設計
    • 各店舗のブランディングが強調された外観

パームツリーの効果的な活用

サンディエゴらしさをさらに強調するために、椰子の木(パームツリー)を導入するのも効果的です。
パームツリーを効果的に配置するポイントとしては


  1. メインストリート沿い
    • 大通りの中央分離帯や歩道に一列に並べると、典型的なカリフォルニアのブールバード風になります
    • 高層ビルが並ぶダウンタウンエリアの通りに配置すると都会的な南カリフォルニア感が増します
  2. ウォーターフロント
    • 海岸線や湾岸沿いの遊歩道に配置すると、リゾート感が強調されますね
    • 特に桟橋や商業施設の周辺に集中させると、観光地らしい雰囲気が出ます
  3. 高級住宅エリア
    • 低密度住宅地の一部をより高級感のあるエリアに見せるために、住宅の周りにパームツリーを配置
    • 道路と住宅の間の小さなスペースにもパームツリーを置くとよいでしょうね
  4. 公共施設周辺
    • ホテルや商業施設の入口付近に目立つように配置
    • 公園や広場の中心的なアクセントとして使用

パームツリーの導入は、地中海性気候と砂漠気候が混在するサンディエゴの特徴をよく表現する方法です。
他の低木や植栽と組み合わせることで、南カリフォルニアの乾燥に強い景観デザインを再現できます。


おわりに


USAサウスウェストパックを活用した街づくりは、ある程度の成果を上げています。
温かい光に包まれた現在の街並みは、サンディエゴらしい雰囲気を十分に表現できたかなと。


さらなる改善を加えることで、より本格的なアメリカ南西部の都市を再現することができるでしょう。
次回は新しいアメリカパックでるはず。引き続きこのマップの発展に注目していきたいと思います。

と、言うことで、今回はここまでとなります。

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