ガイアの夜明け 感想

『キレイの”裏側”~今だから…私はこう闘う!~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • キレイの裏側として3つの洗う業界の話がありました
  • 技職人魂の洗剤販売と新たな洗濯洗剤開発に密着してました
  • 札幌に変わったコインランドリーがありました。

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

新型コロナで大きく明暗を分けた業界

明るさを増した業界はハウスクリーニング
おうち時間によって需要が高まっています。

その会社大ヒット洗剤の産みの親は今新たな商品開発に挑んでいっました。

コロナ禍で暗澹となったのはクリーニング店

コロナと原油高がのし掛かりました。

しかしそんな中大繁盛する店がありました。
それも北海道に。
逆風も何のそのです。

苦境に喘ぐクリーニング業界に革命をもたらしたコインランドリー店

そんな会社に密着していました

技職人魂シリーズ

GWのまっただ中の新宿の東急ハンズで洗剤の実演販売が行われていました。

実演販売は2年ぶりに再開されたのでした。
やっていたのは洗剤の実演販売でした。

浴室の鏡のうろこ汚れ。
粉末をかけて磨けば落ちますよとかやってました。

技職人魂シリーズ

累計販売数500万本

50億円売上げる売れ筋商品
油汚れやガラス特化など16種類あります。

少々割高だがお客様はそれでも買っていきます。

性能が良ければお値段が高くても購入してくれるのです。
自分で出来れば依託などをしなくても済むと語る男性も。

どうやらこの洗剤シリーズリピーターが多いようです。

販売元の社長

長い掃除時間を時短するのは道具の性能に頼るしかない。値段は関係無い

実演販売する男性は株式会社允・セサミの社長山口氏48歳

掃除の知識が豊富な理由がありました

つなぎを着て向かった所は個人宅でした。

社長はハウスクリーニングの専門家
ハウスクリーニングが本業でした。

ハウスクリーニング市場

2023年には2000億円近くの市場規模になろうとしていました。
今は1700億円ぐらいのようです。右肩上がりに伸びている市場です。

伺った家で色々な汚れを発見して掃除していました。

何故洗剤を作る?

市販洗剤を使っていたが作業に時間が掛かったので作った
大手の研究所は汚れのサンプルを作り試す
本物の汚れを7300件くらいの現場で試して作っているから違う

あちこちピカピカになりました。

台所も綺麗にしていきます
汚れの種類に合わせて4種類の技職人魂洗剤を使います。
丁寧に何度も磨くと鏡のような仕上がりに
更に水はけすら良くなりました

ハウスクリーニングもバッチリでした。

允・セサミ

新宿区のとあるビルに允・セサミ本社がありました。
山口さんのオフィスで社長自らトイレ掃除してます。
週に一度全社員で大掃除するそうです。
細かい所まで綺麗にしています

綺麗にする職業なので、会社が汚いのはあり得ない。花屋の花が枯れているのと一緒

一理ありますよね。
汚い会社に仕事任せたくないですし。

そんな山口社長は2つの事に力を注いでいました。

1:ハウスクリーニング業界の質の向上

ハウスクリーニング業界の質の向上を急成長している今だからこそやりたいようです。

具体的には掃除教室

コロナ禍の2年間で50人が受講したそうです。
同業者を指導します。

例えば限界に入ったら靴は揃えるなど礼儀作法まで。
勿論技術的な部分は教えてましたが。
それ以外のサービス面も指導していました。

水が出しっぱなしだとお客に水道代が掛かると言われる
濡らして絞って拭いてまた絞る
これはやられている側は気持ちが悪い
汚いと思われる事もある
雑巾は絞らず毎回交換

雑巾は絞らず交換には驚きました。
1回きりしか使わないそうです。
毎回500枚の雑巾を用意するとか。
確かに綺麗な雑巾でやって貰った方がありがたいですよね。

この教えに個人経営の男性は

今までは現場現場で追われていた
客に喜ばれる作業することでリピーターになって貰えて次の仕事に繋がっていくのでは

家にお邪魔する仕事だからサービスが大事というのはよく分かりました。

2:新商品開発

千葉県野田市で新商品の開発をしていました。
初めて作った洗濯用の洗剤

洗濯用洗剤は初めてだったようです。

人工透析の洗浄技術を応用して作った洗剤だそうです。

人工透析機は一回使ったら必ず洗浄します。
擦れないので洗浄剤を流し込んで水ですすぐようです。
洗濯機もそんな仕組みなので応用できないかと考えたようです。

人工透析機の洗浄材を応用した洗濯用洗剤なので血液や皮脂汚れに強いようです。

開発しているのはMSクリーンケミカルズという会社の佐々木さん。
大手洗剤メーカーの主任研究員だったようで、15年前から山口さんの研究を手伝っているそうです。

人工透析機を洗浄するのには汚れは落ちるが体や環境に悪い劇薬を使っていたそうです。
しかし東京都が使用禁止の通達を出します。
その後に環境に優しい物の開発をしたそうです。

そうしたら山口社長から洗濯洗剤に使えないかと言われて洗濯洗剤開発になったようです。

汚れが落ちるのか実験

洗濯機と同じ動きを再現すると水が汚れで色が変わります。
25分後…山口さんの洗剤の方が汚れが落ちているという結果に。

ここまで来るのに2年
後はどう売るかでした。

新商品のデザイン案が出来上がります。

初の洗濯用洗剤だが圧倒的に女性が使うということで無骨なデザインだと可愛くないと考えました。

技職人魂シリーズは男性が使うことをイメージして無骨

今回は女性を意識してお洒落

職人の文字を小さくして人工透析技術を応用という血液タンパク質、除菌に強いという機能を打ち出します。

人工透析は新しい言葉なので一番の売り文句です。
人工透析を目だ立たせたいと考えていました。

自慢の新商品を手に東急ハンズ本社へ

バイヤー園田さんが待ち構えてます。
山口さんと園田さんは15年来の付き合い。
Tシャツ茶髪の感じで飛び込み営業したのが切っ掛けだったようです。

山口さんとしては初めて技職人魂を扱ってくれた大恩人
新商品が出来る旅にアドバイスを貰っているそうです。

コロナで増えたおうち洗い需要
洗濯洗剤の購入額は右肩上がりになってました。

さて東急ハンズの販売のプロにはどう移るのか

ジュガードという言葉に馴染みがないからランドリー職人を推せば良い
ハンズの客は職人シリーズを知っている人が良い
ランドリー職人の文字が小さい
血液に強い樽が日常用?
人工透析の技術があるのは知っているが必要な情報なのか
得意で熱意を持ってやっているそれがない

などガンガンツッコまれていました。

血液タンパクについて語ろうとしたら遮られました。

それは100万回聴いている
それだけじゃない。日常だから家事だからキャップ一杯放り込むだけで臭いが取れた良かったの方が伝わる。
人工透析で買おうと思わない

そりゃそうだなぁと私は頷きました。
「人工透析だからなに?」ですし。

最大の売りの人工透析が否定されました。

男性的な考えで開発側は機能を謳ってしまうというところを反省していました。
売り手側は結果を求めていますからねぇ。
そんな恩人の駄目出しでどう変えるのか

クリーニング業界

コロナで打撃を受けた業界は旅行、飲食もありますがクリーニングもその一つ。

一世帯当たりの洗濯代につかう金額

4219円とコロナ前から3割減だそうです。
減る傾向にあったがコロナが拍車をかけました。

・会社に行かないYシャツをクリーニングに出さない
・お洒落をして出かける機会が減った

という理由があるようです。
そういえば私も行かなくなりました。
職場がスーツじゃなくなってYシャツ着なくなったのが大きいですが。
出歩く機会が更に減りましたからねぇ。

クリーニング業界の逆風は原油高もあります。
ドライクリーニングには燃料として大量の重油を利用します。

コロナに原油価格高騰
二重に苦しめられている業界です。

そんな中新たな仕組みの店舗が出来ました

ジャバリン(JabbaRing)

北海道札幌市にコロナ禍に打ち勝つクリーニング店が出来ました。
クリーニング店が乱立する市内中心部の激戦区にジャバリン(JabbaRing)というお店ができました。

中に入ると…洗濯機や乾燥機が並んでいて一見普通のコインランドリーです。

客がやってきますが、どの客も洗濯機ではなく奥の方に行きます。
奥に受付がありました

自分で洗わないコインランドリー

利用する客に聴いてみると

預けて洗濯機をも合わして貰っている間に別の仕事が出来るのは主婦には一番ありがたい

自分で洗わないとはどういうことか
スタッフに付いていくと裏に洗濯機が沢山ありました。

スタッフが代わりに洗うのでした。

洗濯機にお金も入れています…自店なのにお金を入れるのか。

この店が何故コロナに強いのか

午前9時通勤前、家事を済ませた女性で混雑してました。

毛布や敷きパッド、ダウンジャケット、スニーカー、カーテン
などが持ち込まれています。

店をウオッチして解るのはコロナに影響されない洗濯物が多い事

Yシャツやブラウスはあまりありません。
コロナに左右されない物が中心です。

羽毛布団が圧倒的に多いようです。
そんなに汚れていなければですが、布団を洗うならコインランドリーで十分だそうです

布団洗いのお値段は2000円くらい
後払いとなります。
普通のクリーニングと比べると半額以下となります。

コインランドリーなので燃料に重油は使いません。
原油高の影響も受けません。

この店が売上げ好調な理由

稼働率が高い

一般的なコインランドリーは取りに来ないと機械が動きません。
機械が止まったままになっている事が多いです。

店員が洗えば機械が止まっている時間がありません。

一般的にコインランドリー

稼働率10%
この店は稼働率は50%

そんなコロナでも儲かるシステムを作ったのは竹内さん

お客が洗わない新たなコインランドリー

業界から注目の的です。

竹内さん元々化学メーカーで繊維の研究をしていたそうです。
その知識を生かそうと10年前2012年洗濯代行業を開始

更に五輪需要も見込んでました。
民泊やホテルが札幌に沢山できてた頃でした。

しかしそれが全部コロナでぶっ飛びました。
そこで力を入れたのが一般客を狙った洗濯代行業
コロナを逆手にとって躍進したのです。

従業員は7人いますが全員クリーニング師(国家資格)を持っていました。

クリーニング師は洗濯のプロです。

色落ちの心配や、縮みなどの注意点など、コインランドリーで洗うリスクを説明して受付します。

更にはシミがあればシミが取れるように対応もしてくれます。
ミートソース汚れっぽい物には食器用洗剤をつけて洗ってみたりと。
かなり綺麗になっていました

そしてとある休日向かったのは、少年野球をやっているグラウンド。

監督に泥汚れ専用洗剤を説明してました。

オリジナルで作った洗剤があるそうで試しに使って貰っているようです。
野球ユニフォーム用洗剤 野球少年

近くにいるお母さん達に汚れの情報収集もしてました。

頑固な汚れに悩んでいたお母さんから汚れ物を預かったりと。
預かった汚れはサンプルとして色々試してました。

元研究者の血が騒ぐようです。

汚れた物をみると気持ちが高ぶる…変態だー(褒め言葉)

遠隔地からも受け付ける

新たな展開として札幌から車で2時間の積丹町余別に出張。

そこの郵便局に広告を置いていきます。
郵便局の方が

利用された客は新品のように布団がふかふかになったと喜んでいる

と語っていました。
布団を洗濯して送り返すサービスを展開していました。

布団丸洗いサービス
1枚6000円~けっこう良いお値段しますね。

何故ここでこんなことを?

積丹余別にはお店がありません。
クリーニング屋さんがありません。

積丹町余別は人口135人79世帯の小さい集落。

布団を洗って貰えるというのはかなり嬉しいようです。
何年持使っている布団を出すおばあちゃんも嬉しそうでした。

竹内さんは今後このサービスを全国の過疎の地域に広めたいと考えていました。

自転車を洗う(SENSHA Bicycle)

今変わった物を洗う事が増えているそうです

SENSHA Bicycle

自転車の洗車屋さんだそうです。
自転車洗車専門店

コロナで自転車通勤が増加したのを機に2020年オープン。
1年半前にオープンして全国で10店舗展開中です。

自転車を洗車するとペダルが軽くなるそうです。

店内で洗車しています。
チェーン周りの汚れを落としていきます。
洗った後に1コマ1コマ油を差していました。

この会社を作ったのは相原さん。
世界34の国と地域を股にかける凄い実業家でした。

実は元々車の洗剤メーカー社長
世界23の国と地域で車の洗車場を展開してます。

自転車洗車にニーズが合ったことに驚いたようです。
予想以上のニーズだったようです。

料金は1台4950円

って高いな…。なかなか出来なあいデスヨネ。

客の実際の声は

洗車したら自転車軽くなると聞いたが実際軽さを感じた
5000円でこれなら…

1ヶ月5500円で洗い放題プランもあります。

洗ったらかなりスムーズに動くようになり安定感も増したそうです
面白いサービスだなと思いました

技職人魂の洗濯洗剤

洗濯洗剤の前に。
山梨スーパーで累計販売数500万本の技職人魂の実演販売が行われていました。

高い洗剤だけど買うと便利と言うことを1から始める

山梨は山口さんの故郷
故郷に錦を飾るべく2年前売り込みかけたが失敗したそうです。
そのリベンジ
スーパーのバイヤーの人も心配そうにみてました。

10分後客がきて…1本目が売れました
商品の良さが伝わり売れ始めます。
その後は続々売れていきました。

リベンジ成功で1時間で20本売れたそうです。

もう1つのリベンジの為東急ハンズへ
洗濯用洗剤の売り出し方についてです。

ランドリー職人を目立たせたり。
人工透析を前に押し出さなくなったり。
色々改良していました。

恩人も太鼓判の出来映え

お掃除プロが開発した洗濯洗剤と職人を打ち出し
頑固汚れ、部分洗いなど具体的に表示。
解りやすくなっていました。

2年かけて開発した新商品
6月11日東急ハンズで販売開始だそうです。

佐々木さん(洗剤開発者)も園田さん(アドバイスくれる恩人)も製造する方々も要所要所で助けてくれる。仲間に恵まれている
今後もよりキレイになるサービスを提供して商品開発し続けたい

と語っていました。

まとめ・感想

札幌のコインランドリーは課なり気になりました。
そんなお店が札幌にあったとは。
どこにあるんだろうと調べたら…中央区北6条西19丁目
車じゃないと行けない場所だなぁと。
地下鉄の西28丁目が最寄り駅のようですが。
ふーむ。一度利用してみたいかなと。
布団洗いたい。

洗剤開発も面白かったですが、血液とかなかなか付かないからなぁ…
自転車洗いは自転車持ってないので余り興味がありませんでしたが。

色々な洗うサービスがあるんだなぁと思いつつ眺めてました

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