がっちりマンデー

おらが県こそ輝くNo1「北海道」【がっちりマンデー感想】(2019/07/07)

がっちりマンデー『おらが道こそ輝くNo1』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、北海道の工業製品No1の特集でした。

北海道は美味しい食べ物などの農水産物がメイン。

工業製品のNo1は思いつきません。
道産子の私でも思いつきません。

道庁に行って聴いて見ると意外な日本一があるようで。

ただスタッフも意外と苦労したそうです

農水産物に特化しちゃってますからねぇ…。
工業は無いなぁ

今日のゲストは大泉洋

これは番宣ですね。
その為にテーマの北海道引っ張ってきたのか…
大変だったろうなぁ。

大泉洋さんは江別出身です。

「北海道と言えば大泉君」などと加藤さんに言われます。
加藤さんも小樽出身ですしね。

「レギュラーもやっている。3本。
 再放送含めれば深夜には大体出てる」

今回は、ノーサイドゲームに出演します。
全国ドラマですね。

北海道車体株式会社:トレーラー

北海道が日本一作っている物の情報を求めて道庁へ。

経済部の松浦さんが教えてくれたのは。

「車関係のデカイあれを作っている。
 すごい工場があるので行ってみて下さい」

北広島市にある

北海道車体株式会社

車関係で北海道が日本一作っている物とはトレーラー

生産額(工業統計)
1位:北海道:72億円
2位:栃木:24億円

なぜ北海道が日本一?

切り離せることが深く関係していました。

「北海道は本州と端で繋がってないので海運が昔から盛ん」

輸送手段は船がメインです。
船で輸送するときに荷台だけ載せて切り離して。
また輸送されたところで運転席つけて荷台引っ張る。

この方式の方がすこぶる効率が良いです。
なので北海道ではトレーラーが大活躍です。
そのため北海道がNo1となりました。

北海道車体株式会社では年間500台作るそうです。

積み荷によって色々なタイプのトレーラーがあります。
フォークリフトで積むため横で開くタイプ。
天然ガスを運ぶタイプ。
硬い鋼材関係をクレーンで積み下ろしするため屋根が無いタイプ。

ただ形は違っても荷台を引っ張る方法は同じ。

キングピン

「1箇所のピンで、36トン引っ張ってます。」

どれだけ強いピンなのか…

運転部分と荷台は1つのピンで繋いでました。

トレーラーの作り方

意外な方法で作っていました。

全行程ほぼ手作り

オーダーメイドです。
積む物の重さで鉄の強度が違います。
1台1台違うからほぼ手作業となります。

その為職人技がつまっている

一番の肝となるのがフレームの溶接作業。

36トンを支えるフレームは鉄を溶接して組み立てていきます
しかし重みと熱でゆがみが出ます。

溶接終わったフレームを見ると、僅かに曲がってました。

「このまま客に納めると真っ直ぐ走らなくなる」
5mm以内

重い荷台を引っ張る場合。
少しでもゆがみがあると真っ直ぐ走れなくなります。
荷台のバランスが崩れるからです。

ゆがみを直して30年の職人技でフレームを炙り始めると…
真っ直ぐになりました。

ゆがみがなくなり真っ直ぐ

熱を加えると鉄が縮む性質を利用した技でした。

バーナーをあてる位置、熱の強さは、ベテランの経験と勘

売上の推移は絶好調で6年連続アップ。
過去最高59億円だったそうです。

運送業界人手不足です。
トラックでフェリーに乗ると運転手も乗らなければならず
トレーラーだとトレーラーだけ送れば良いので需要がある
と、森本さんが語っていました。

大泉さんも
「千歳空港まではオフィスキューが運ぶ」
「羽田空港ではアミューズが迎えに来る」
「飛行機の中とかは常に一人。修学旅行生が来たら隠れる」

とかトレーラー芸人…芸能人として話してました

マルイ包装株式会社:ウニトレイ

北海道グルメを支えるあれがナンバーワン

マルイ包装株式会社の社長は玉井さん(38)

ウニも北海道日本一。この容器も日本一

ウニ容器でシェア8割

ウニの水揚げ量

1位北海道59%
2位岩手が11%ぐらいと断トツ。

そしてウニ容器のシェアは8割となります。
ウニ容器大国でした。

他の県と比べると規模が小さいなぁとは思いますが。

ウニ容器は儲かる?

容器だけで3億円

1つ数十円でも売上は3億円。
年間800万個売れているそうです。

ウニ容器業界でマルイ包装が一人勝ちの理由は?

ウニの蓋

マルイ包装が40年前日本で初めて開発。
何の変哲も無さそうな蓋ですが。
日本中のスーパーに衝撃を与えました。
ウニがで始まったのは1980年代後半

当時のことをスーパーに聴いて見ると

「一番上は大概木の蓋が付いている。」
「昔はプラスチックの蓋がなかった」

身が立っていると鮮度が良いとされるウニ。
木箱に入れると鮮度が見分けられません。

なので、ウニは木箱に載せるだけでした。

ただ箱をバラバラにして並べるときにラップをすると
身が潰れてしまう。

スーパーの取った方法は…。

胡瓜を利用して、ついたて代わりにしてみたり。
スチロールトレイに穴をあけてかぶせて見たり。
あの手この手で苦労しました。

その手間が省ける蓋をいち早く開発

飛ぶように売れたそうです。

どこでも作れそうだけど?

マルイ包装ならではの拘りがありました。

「種類を豊富に揃えてる。高さが違う。」
「3mmぐらい違う」

ウニは量が違うだけで値段が変わります。
その為蓋の数は30種類。
細かい種類があるようです。

新たなるウニ容器も開発しました。

好調なのが、塩水ウニの容器

塩水ウニ

海水と同じ濃度の塩水つけたウニ

用器が二重になっていて。内側の容器がざるです。
内側持ち上げれば水切りできてそのまま食べれます。

塩水ウニは採れたての味となるそうで人気とのことです。

塩水ウニ容器はアメリカや豪州に海外に輸出。
年間200万個売れるそうです。

塩水ウニは昔もありましたがざるで漉したりと。
それがかなり便利になったようです。

社長が来てました

「水が切れるというのは便利。
 さらに動きにくく鮮度が落ちない」

土木用コンクリート

旭ダンケ株式会社

北海道旭川市にあります。

ガッチリされてます方がお出迎え。

コンクリートの縁石など。
土木用のコンクリート資材を提供している会社です。

土木用コンクリートとは

縁石
河川敷のブロック
駅前広場のブロック
階段などなどです。

土木用コンクリート(シェア)

1位:北海道:7.8%
2位:福島:6.7%

そこまでの差は無いようですが。
北海道が1位でした。

マンホールの下の部分なども作っています。

どこにでもあるからめちゃくちゃもうかる?

「その辺は儲かってます」

給料は?

「給料もちょっとがっちり」


何故北海道が土木用コンクリート1位なのか

北海道に26社土木用コンクリ作る会社があります。

1:良質な石が採れる

コンクリートの材料は石
北海道では良質な石が沢山採れます。

「頑丈な石が沢山ある」

2:作ったコンクリを置いておける広大な土地がある

確かにだだっ広いですからねぇ。
土地は沢山あります。

すごいコンクリを作る機械

バイコン製法

丈夫なコンクリートを作れる製法です。
ひび割れしにくい丈夫なコンクリになります。

一般的な作り方

型の隅々に行き渡らせるため水分が多い状態で作ります

バイコン製法

水分の少ないコンクリを使います。
水分を減らす事により丈夫なコンクリができます。

普通の作り方の2/3の水分量。

しかしそれでは型枠の隅々に入りづらいです、

その為、すごい振動してました。

強烈な振動を与えます。
それにより流動性を持たせて成型しやすくします。

要するに液状化現象を人為的に発生させてます

あの地震でドロドロになる仕組みは同じです。

コンクリート先進国北海道。
日本の工事現場を変えるすごいコンクリがありました。

會澤高圧コンクリート株式会社

札幌にあります。

コンクリートを型枠無しで表現

普通は型枠に入れて固めるのがコンクリです。
その為シンプルな形しか出来ません。

しかし、新たなコンクリートは、型枠無しで複雑な形が可能

コンクリート3Dプリンタ

ついにコンクリートにも3Dプリンタの時代が来ました。

番組ロゴを作成していましたが、スピードが速いです。
僅か20分で「がっちりマンデー」のロゴを作りました。

材料としては数分で固まる物を使っています。

セメントの成分を変えて早く固まらせています。
そのため沢山積み上げられます。。

型枠無しで複雑な形があっという間にできます。
これによりコストを5割削減できるそうです。

この3Dプリンタはまだ一般の建物には使われてません。

しかしアメリカ海軍が兵舎製造するときに使ってたり。
型枠いらずいパッと作れるからよいそうです。

番宣

流石大泉洋…顔だけで楽しさを表現してましたw




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