がっちりマンデー

儲かる「昭和ビジネス」【がっちりマンデー感想】(2018/02/04)

がっちりマンデー『儲かる昭和ビジネス』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、儲かる昭和ビジネスの特集でした。

平成30年になり、昭和は遠いが。昭和のガッチリビジネス
は今でも生き残っている。
懐かしいを儲かるに変える昭和ビジネスが生まれてるそう

ゲストに、昭和というイメージにぴったりの柴田理恵を
迎えてました。

「まだ昭和に生きている」という柴田さん

平成以降の歌を知らないという理由でした。
なるほど。カラオケ行ったら昭和だそうです。

若い人たちにとっては異質なポップなカルチャー
今物凄い勢いで増えている昭和ビジネス。
東京の外食業界で一大ブームは昭和時代ならではの物!

浜倉的商店製作所:恵比寿横丁

浜倉的商店製作所という会社の代表浜倉さん。

その方がプロデュースしたのが恵比寿横丁

狭い通路の両側にお店が並び、どこも大盛況。
元々あった物ではなく、作られた横丁です。
恵比寿横丁の大ヒットにより
「有楽町産直飲食街」
「上野産直飲食街」
「新橋産直飲食街」
など、横丁風飲食街が増えているそうです。

10年前にオーブンした恵比寿横丁からスタート。

浜倉的儲かる横丁の作り方

元々は、山下ショッピングセンターという公設市場だったそうです。
築40年

色々な店が入る市場でしたがシャッター街になってて。

飲食街を作れば流行る

と考えて、地主やオーナーと交渉。
飲食街を作る権利を得ました。
13店舗のテナントを集めて昭和風の横丁を作り出しました

特徴は全体に漂うリアルな昭和館

元々の市場の床。
天上も昔のまま。

本物の昭和を残しています。

お金がかからない上に、雰囲気が客を喜ばせます。

「お洒落が苦手でこういう所が好き」

そんな気軽に楽しみたいお客さんを引き込んでいる。

店のスペースもあえて狭くしてぎゅうぎゅうに。
椅子は昔ながらの丸椅子。カタカタ言います。
通路が狭いのも計算通り。

「もみくちゃなんだけど、こういう場所が少ない
 不便が一番のコミュニティ。客同士が近くなる。」

その言葉の通り、ほっといても盛り上がります。

「皆温かい!」
「知らない人なのに知らない人なのに数分で仲良くなる!」

酔客も楽しんでいました。
店同士が近いのであり得ないサービスもあります。

店が小さいのでいっぱいになると、出前が出来るように
他の店のメニューがあればその場でお金を払い出前します

出店場所はじゃんけん

そんな自由な雰囲気の恵比寿横丁
出店する店の決め方もアバウトな方法でした。

普通だと物件の値段の高いところは金を持ってるところが
取るところですがじゃんけんで公平に決めるそうです

じゃんけんが公平かは置いといて。

今20店舗が出店していますが儲かり具合が驚くそうです。

外食店の1坪あたりの売り上げというのは大繁盛して30万
この横丁は坪月商150万とか。
5倍6倍当たり前。

「もっと坪が広ければ儲かった」なんていいますけど。

広ければ儲からないのがこのビジネスだとは思います。

3坪しかないお店で450万円程稼げるそうです。

柴田さんが言ってましたが。
「飲み屋にしたってわーっとするのがよい」

お洒落よりも昔のを利用してというのが受けていて。
普通だとあり得ない距離感も魅力。

現代:インスタ栄え
昭和:雑多な料理やごちゃっとしたかんじ

ただどれも文化です。

出す店舗をじゃんけんで決めたというエピソードも。
いい加減にやってるようでそうでも無く。
本来横丁は同じ業種がかぶることが多く仲が悪いのですが
恵比寿は、同業種がかぶらないように計算しているようで

しっかり設計されているようです。
かぶってないから仲が良くて出前もあると。

フードコートみたいな感じとのことです。

高田馬場:ゲーセンミカド IN オアシスプラザ」

高田馬場にある「ゲーセンミカドINオアシスプラザ」

1980年代から90年代にかけて一世を風靡したアーケード
ゲームがいっぱい

スペースハリアーは昭和60年
スターウォーズは昭和58年

そういう古いゲームが沢山あります。

2Fは、対戦型格闘ゲームがずらっと。
昭和から平成にかけてのゲーム機
勿論今は生産されていない格闘ゲーム機が100台以上。

ここのオーナーが池田さん。

昭和なゲーセンが今でも残ってる?

「ゲーセンが斜陽と言われている中で、生き残った事に
 より他の店がなくなり集中した」

今やスマホや家庭用ゲームに押されてます。
周りのゲーセンが廃業していきますが。
あきらめずに続けていたら客が戻ってきたそうです。

「子供の頃に小遣いじゃ出来なかったゲームが
 今の資金力で出来るのが大きい」

確かにそうかも知れません。

昔は100円が大金でしたが。
社会人になれば「その先ができなかった」のが出来ると

ゲームの大人買い…大人プレイです。

薄暗い店内

これにも理由があります

「ブラウン管のゲームって照明が暗い方が面白そうに
 見える綺麗に見える」

更に明るいと昭和ブラウン管は見づらいそうです。

客集める儲かり作戦

辛抱強く営業を続けてきただけじゃない
客を集める儲かり作戦もありました。

20時過ぎ。

店長はマイク握ってました。
ゲームの対戦大会をやっているのでうs。

365日毎日

毎日対戦型格闘ゲーム大会を開催しています。

飛び入りで参戦したADさんは初狩り
にあって敗北していました。

「初狩り」とは「初心者狩り」です。

初心者にも容赦しないのが大会です。

大会の参加費200円なので儲からないですが。

その大会に向けてやりこんでくれるので儲かるそうです。

「大会自体は収益が高くないがやりこんでくれることで
 売り上げが伸びる」

更に試合の映像を実況込みで全世界へネット配信。
映像を見た地方のゲーマーや海外からやってくる強者も。

今やゲーセンミカドは対戦型格闘ゲームの聖地に。

月の売り上げ1000万円だそうです。

「儲かってます。中古の機械しか買ってないんで
 投資する場所がない」

ゲーセンミカドは昭和のゲーム機でガッチリでした。

子供の遊び場が大人の遊び場になりました。

森永卓郎曰く
「優れているのは廃業が出てくるから中古のゲーム機は
 安く手に入ること。一旦買ったら、電気代、整備代
 ほぼ利益になる」

ラットサンライズ:昭和自販機

神奈川県相模原にある「中古タイヤ市場」というお店。
中古タイヤの販売修理をする会社です。

運営しているのがラットサンライズという会社です。

ただタイヤに昭和は感じません。

昭和ビジネスって?

「ほどでもないんですけど、店の前の方に」

行ってみるとズラッと自動販売機。

うどん、そばの自販機
ラーメンの自販機
ハンバーガー
トーストサンド

30年以上前の昭和の時代に作られた自販機がズラッと
ならんでいまいた。食品自販機です。

自販機が片田舎に並んでるという光景がありました。

うどん自販機

普通よりもちょい上かな。みたいな。
めちゃめちゃ美味いわけじゃない。

トースト

銀紙で包まれています。
中のチーズはとろけて美味しそうな雰囲気。

なぜ昭和の食品自販機が並んでるの?

タイヤ交換してる客が待ってる間に楽しめるように設置
自販機コーナーを設置したのは昨年春。

あっという間に昭和の自販機が評判になり。
タイヤ交換に無縁な家族連れやカップルが来るように。

社長が元々古い自販機の収集マニア

その趣味が高じたようです。

動く自販機ってまだ売ってる?

「売ってない。古いのでほぼ動かない。それを直しつつ」

マニアなので直すのも楽しいそうです。

食材はどうやって調達?

自販機コーナーから車で1時間。
斉藤社長経営のコンビニがありまして。
そこで毎日必要な分を手作りしていました。
中身も自分たちで製造です。

趣味がビジネスになったようです。

自販機の中でラーメンがどうやって作られているか…
これは動画で出てたりしますが。
結構衝撃です。

湯をぶっかけて湯ギリしてスープ入れて終わり。
単純だけど面白いです。

この自販機月300万円の売り上げだそうです。

お客さんに一言だけ伝えたい

機械が古くて部品もない。
長く残したいんで大事に使って貰いたい。

優しくボタンを押すと助かります

勿論24時間営業です。


森永卓郎曰く
「凄いところは、実際に動かしてビジネスにすること
 相当な努力と技術力が必要」

森永卓郎お薦めの昭和ビジネス:日暮里の大屋商店

日暮里の大屋商店は「駄菓子屋問屋」

日暮里の駅前は問屋が沢山ありましたが。
駅前再開発でタワマンになってしまいました。
そして駄菓子屋が廃業してしまい大屋商店だけが生き
残っています。

その為まとめ買いが来るようになったそうです


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