がっちりマンデー

スゴイ社長が気になるあの会社!(社長だらけの大新年会2017)【がっちりマンデー感想】(2017/01/15)

がっちりマンデー『社長だらけの大新年会2017』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、社長だらけの大新年会2017でした。

今回集まった社長(会長)は以下。

  • 日本交通:川鍋会長
  • 星野リゾート:星野社長
  • 三越伊勢丹HD:大西社長
  • キングジム:宮本社長
  • ヤフージャパンCEO:宮坂社長
  • ニトリHD会長CEO:似鳥会長

大物揃い…いつもの人がいない気がして誰だろうと思ったら。
ベネッセの原田さん。ずっと出てたのですが、ベネッセ引責辞任しましたからねぇ。

それぞれの会社の良い点と個人の失敗談

さわりの部分ですね。

日本交通川鍋会長(タクシーアプリのダウンロード数が好調だった)
「子供を抱えてぎっくり腰」

星野リゾート星野社長(大手町に進出したりした)
「2016年中にバリ島初進出の予定が工期が延びて今年に」

三越伊勢丹HD大西社長(三越オリジナル商品がグッドデザイン大賞)
「子供の結婚式で笑いを取るか格好良くいくか悩んだ結果滑った」

キングジム宮本社長(女性向け文具が大ヒット)
「某経済番組で新商品を実演しようとしたらトラブル発生で使えなくて製造中止」

ヤフーCEO宮坂(ヤフージャパン20周年で新オフィスに引越)
「スポーツバイクのイベントにゴルフシューズで行ったり、ゴルフにスポーツバイクシューズで行ったり」

ニトリCEO会長似鳥氏(29期連続増収増益)
「ワンダーコアを3台購入」

似鳥会長…呆けてきたんじゃw結構なお年ですからねぇ(72歳)

そんな似鳥会長の金言
もらう 拾う ただ

これが家訓とのこと。だからこそ29期連続増収増益なんて出来るんでしょうね。

似鳥会長が気になる会社:グローバルトラストネットワークス(GTN)

東京都豊島区に本社があります。
10年前に起ち上げた後藤社長は38歳です。

何をしている会社なのか?

日本に住んでいる外国人の家の連帯保証人を専門で引き受ける、外国人専門家賃保証サービス

日本で部屋を借りる場合、保証人が必要になりますが外国人にはハードルが高いです。

外国人からすると親が日本に住んでおらず保証人になれない。
更に日本人の知り合いだって保証人にはなりたくない

保証人探しが難しいのです。

日本人用の家賃代行保証会社はありますが、外国人に貸して大丈夫か、言葉が通じないからと及び腰。
そこにGTNが入ってきたという訳です。

米国人のアセムさん
「保証人ルールが解らなかった。びっくりした。アメリカではその考えが全然無い」

家賃の保証人制度は日本独特のシステムで外国にはありません。
おかしな慣習ですけどね。だから部屋をそうそう変えられない。

GTNに行けば日本で部屋が借りられるとネットで知り渡り、外国人がこぞって申し込んで来ているそうです。
この1年で2万人が利用していて、殆ど皆ちゃんと家賃を払うそうです。

どうやって儲けているの?

賃料の50%を契約時に1回。毎年1万円を更新料という形で徴収。

もうひとつ外国人に人気の理由

事務所のスタッフは多くが3カ国語以上話せる外国人。

「家賃を違う口座に振り込んでしまった」
「ガスコンロが着火しない」

などなど、住むときに困ったことを相談出来るサポートセンターがありました。

1日多いときには100件以上の問い合わせが来るそうです。

社員アルバイトは125名。そのうち外国人90人。
ネパール、ベトナム、モンゴル、中国などなど。
3カ国語以上はなせることが採用の必須条件(母国語含む)

12カ国語でガッチリ対応しているそうです。

国内80000社以上の不動産会社、国公立大学30の大学と連携。
12億円の売り上げがあるとのこと。

今後外国人が増えるのが予想されますので伸びる会社じゃ無いでしょうか。
流石似鳥会長だなぁと。

外国人と日本人どちらが大切?

外国人向けサービスが伸びるという話がありましたが。
三越伊勢丹HDと星野リゾートの社長が雑談チックな。

日本人と外国人の割合ってどのくらいという話になりました。

結局まだ日本人が中心なのは変わらないそうです。

年間の日本国内旅行消費額も日本人20兆円で外国人3兆円。7倍近い差があります。
日本人を大事にするのは重要だそうです。

日本交通の川鍋会長は、東京五輪で増える外国人対応として。

新しい車を日産とトヨタに開発して貰っているそうです。
社内が広いボックスタイプが年内に登場予定です。

それにはタブレットが付いていて、外国語対応やグーグルマップが使えるなどの設備が。

日本のタクシーは外国人からすると「料金が高い」と不満だそうですが
初乗りを下げるという対応が1月末から始まるよと言っていました。1km410円に

初乗りをという部分がポイント。
長い距離を乗ると今以上に高くなります。

ヤフーCEO:宮坂社長が気になる会社:ジャイアント(台湾)

台湾企業のジャイアント。
自転車業界(スポーツバイク)では世界一の企業です。

どんな会社?

台湾の台中市にある台湾の自転車メーカー。
世界での販売台数は年間販売550万台。年間売り上げ2200億円という世界一の自転車メーカー。

1台数十万円のスポーツバイクが売れているそうです。

何で台湾が世界一?

軽くて丈夫なスポーツバイクを製造しているが。
カーボンフレームを1から作る技術を開発したのがジャイアントだからだそうです。

トニーロー社長(67)が説明してくれます。

自転車のフレームは鉄⇒アルミ⇒カーボンと進化してきました。
カーボンを繊維の状態から加工してフレームに加工する技術を世界に先駆けて作ったのがジャイアント。

更に日本式生産システムも導入しています。

カンバン方式

トヨタの生産方式を教えて貰ったそうで、ジャイアントの工場の生産方式はトヨタと一緒です。

必要な物を必要なときに必要なだけ作る

これを実践するので、1日で4000台のスポーツバイクを作れるようになりました。
カーボン技術と、日本式生産システムで世界一になりました。

日本市場の自転車の9割以上がママチャリですがその日本がジャイアントの次なるターゲットだそうです。

キングジム:宮本社長が気になる会社:リンテック

東京都飯田橋にあるリンテック。

何をしている会社?

シールラベル用の粘着素材や、剥離紙など気のせいの紙製品を作っている会社

シールと台紙作りのプロでした。
地味な会社ですが2016年3月期は2105億100万円という膨大な売り上げを誇る業界屈指の儲かり会社でした。

粘着シールは、剥がしやすい剥がしにくいの調整が必要ですがその技術が凄いそうです。

シャンプーボトルのポップラベルみたいに剥がしてもノリを残さないもの。

携帯用のウェットティッシュの「何度も剥がしたり貼ったり出来る」のもここの商品。

貼ったり剥がしたりする粘着技術は、従来のラベルだと、剥がすとき音が出ますが(ビリビリって)
最新のラベルでは音が出なくなりました。

そんなところにも拘りが…。何に必要かと言えば「映画館、美術館で使える」という静かな場所での利用を想定したそうです。

それで売り上げアップしたそうな。

更に紙製品の技術も凄い訳です。

耐洗紙と呼ばれる水や溶剤に非常に溶けにくい紙があります。

クリーニングから帰ってくると、ラベル札が付いています。
あの紙のシェア50%だそうです。

だから水洗いドライクリーニングの溶剤に溶けにくい、さらに色落ちして衣服に色が付かないようという特性を持っています。

あのタグはクリーニング前につけられます。他の番組で見たことがあって知ってましたが。
それを作っているのがここだったのかと。

他にもコンビニなどで見かける唐揚げポテトを入れる包装紙のような油水が染みにくいものも作っているそうです。

キングジムはここの紙を使っているそうです。
沢山使っているのは、キングファイルの5色のインデックスシート。

中国製使っていたが、クオリティが違うから日本で紙を買って、ベトナム持って行って日本に持ってくるという面倒くさいコストを掛けているそうです。
それだけ良い物を作るということのようです。

後半戦は次週

ということで、来週は社長達の休日に密着していたりプレゼントがあったりするようです。


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