雑記

『客先常駐の心構え』

雑記:『客先常駐の心構え』

IT系の技術屋として働き始めてもう随分と経ちます。
そんな私の働く職場は、お客様先でして。
そこに常駐して働いています。
他社さんに、つい最近新しい人材が交代要員でやってきていました。

その人材があまりにも酷い。
ということで、その人材の行動を元に『客先常駐の心構え』を語ろうと思います。
そろそろ新入社員の人や、春で人事異動とか職場先変更とかあるかもしれませんので、老婆心から。

勿論全ての職場に当てはまる訳ではありませんのでその点はご了承下さい。

【お客様は常に見ている】

何よりも重要なのはこれです。

『お客様は見ていないようで絶対に見ている』と言うこと。
あまりにも酷いと「あの人大丈夫?」という事になり、ついては会社としての信用ががた落ちとなります。

常に緊張感をもち仕事をしなければいけません。

【挨拶は大きく】

これ。意外と重要なのです。
お客様がいるからこそ挨拶はしっかりと大きな声で。

礼儀というのは客先ならば一番重要です。
心象って大きいですし、次の仕事に繋がりますから。

【態度に出すべからず】

たまに作業が無くなり暇になったとしましょう。
大あくびしたり、ぼーっとしたり、頬杖付いたり…絶対にしてはいけません。

暇そうにする事があってはならないのです。常に忙しくあれ! 忙しく見せろ! と。
じゃないと周りが忙しく動いていればいるほど「浮いて見えます」

「あの人作業空いてるの?」「何で作業していないの?」
お客様は不審がります。

忙しくてもそういう行動を取る人がいますが「誤解を招く元」です。
背筋をただして仕事をするぐらいの心構えが必要です。

【身だしなみをきちんと】

ラフな格好でも良いよ?

いやいや。周りを見ましょう。
特にお客様の姿形は見ましょう。

ネクタイをしています? じゃぁしましょう。
スーツを着ています? じゃぁ着ましょう。

『郷に入れば郷に従え』ですけれども、それよりちょっと小綺麗に。

無精ひげやら脂やフケで…あぁ。これは徹夜続きでとかだったらしかたないですが。

たまに整髪料どっぱりだったり、やたらオシャレアイテム満載だったり、香水をつけてきたり、
技術者にちゃらちゃらした感じは不要ですので、その辺はわきまえましょう。

「何しに来てるの?」になります。

こういう所社会人としてのマナーとして当然だと思うのですが。
新しい人材はそれを知らないみたいで驚きました。

教育されてないんだろうなぁ…。

【限度を知る】

きっちり禁止されているところもありますが「携帯いじり」
これは基本的にしてはいけません。
連絡があるなら、一度部屋から出てとかぐらいの形で。

きっちり禁止されているところもありますが「業務中の飲食」

特に「食」
限度を知りましょう。のど飴とか、ガムとかは仕方ないとはいえ。
朝っぱら…いきなり業務時間中に袋や箱を開け始めてボリボリ始める人とか初めて見ました。
皆、「え!?」でした。

【いきなり消えるな】

何か嫌なことがあったから…暇だからと何も言わずに外出しないようにしましょう。
毎日20分も30分も帰ってこないとか何事でしょうか。
(おそらくトイレで寝ているか携帯弄ってるらしい)
いや…きっと凄い痔なんでしょうねぇ。
今なら日帰り手術とかもできるようですので直して下さい。
とはいえ、職業病ですね。痔は…。

「あの人毎日何処行ってるの?」とお客様に聴かれていた他社さんのリーダーは真っ青な顔してました。

【まとめ】

これは自分への戒めという意味でもあります。
自社の人には絶対それをさせないようにと言う。

他社さんの人なので、注意などは出来ませんのでうざったい感じで見ているだけしか出来ないのですが。
お客様の他社さんの評価は、その人のおかげでがた落ちになっています。
会社が、たった一人の行動でそういう評価を受けてしまうのです。

次の仕事は…貰えないのは解りますよね?

見ていないようで見ている。
そこにつけ込んでくるのがお客様。何よりもシビアです。

だからこそ、常に緊張感。これだけは忘れてはいけないのです

私ですか? 評価は悪くないらしい…と伺っております。
もう今のところに長いですしねぇ…。

書き終わって読み直したときに思ったのですが。
社会人としてのマナーがしっかりしていれば、当たり前の事ばかりなのです。
それが出来ない人がいると言うことに驚きというか。

良く恥ずかしくもなく「客先常駐要員」として出せたなぁと。
余程人がいなかったのでしょうねぇ…。

一人だけが、全体に影響を及ぼす…まさに腐ったミカンとなりますから。
人員をお客様に送り出すときも気をつけましょう。マジで。マジでマジで。

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