レビュー記事

書籍の電子化 ~「自炊をしよう」(1/3)

自炊(書籍の電子化)をしよう

最近(記載当時)、地味に流行っているらしいのが自炊と呼ばれる行為です。
持っている本などを電子化して、iPadなどで読んでしまおうというもの。
電子書籍が注目を集めるようになり、その流れもあり自分で作ってみようという流れが出てきたようです。

電子書籍もそうですが部屋には紙が溢れています。
領収書やら、参考書やら、説明書やら、社内報やら、漫画やら、雑誌やら・・・
私自身あまり捨てられない性格がありましてどうも物を溜め込んでしまう傾向があります。
整理整頓が好きなのでゴミ屋敷とかじゃないんですが、本とかうずたかく積まれたりします。
それを減らしたいなぁと思っていました。

そんなときに流行りだした自炊
電子化は凄く面倒なことだと思っていたんですが、ScanSnap使うとそうでもないことが分かりました。
[これは整理整頓に使える!] とブームに乗っかることにしました。

第1回 スキャニングに入る前の下準備

第1回は、スキャニングに入る前に重要な下準備・・・裁断から。


カール事務器 裁断機 ペーパーカッター B4対応 40枚裁断 DC-220N
本や雑誌のデータ化にオススメのスライド式裁断機「ディスクカッター」です。

ディスクカッター DC-220Nを使います。
普通の裁断機でもいいんですが。
大きさが半端無く重いのと替え刃も高いと来ているので個人用とならディスクカッターで十分。
1回で処理できる枚数が10~20枚ぐらいと少ないんで、本を分割する手間があります。
でも手間はちょっと増えるだけです。
安全で場所もとらないのでディスクカッターにしました。
指切断なんてことにもなりませんし安心です!

使ってみて分かりましたが、ディスクカッターの大きさは上の奴より1サイズ下でも良いかもしれません。
お試しに裁断処理する可哀想な本はこいつです。



第二種情報処理完全合格教本・・・古い本ですw
捨てようにも結構高かったし。捨てるに捨てられなくて置いてあった本です。

(1)背表紙をどうにかする

基本的に読めればいいやという本は背表紙は捨てちゃいます。
引っぺがすのも面倒なのでカッターを利用します。



しっかりと押さえ傷を付けていきます(足を使ってますw)

背表紙の部分には糊が着いていて。
本を構成しているわけでして、それを分割しなければ行けません。
なので、傷を付けておいて綺麗に分けようとしています。
 
背表紙が必要な人は背表紙も綺麗にはぎ取ってからにしましょう。

(2)分割



割けるチーズのように割いていきます。
びりびりーっと。なるべく綺麗に。途中で破れないように気をつけながら。
結構力がいるかもしれません。



こんな感じでいくつかのブロックに分かれます。

この分割処理なんですけど。
ディスクカッターに入る枚数ってのは厚さ5mm未満までだという事情がありまして。
それを超すと裁断できなくなるので、いくつかのパーツに分けなくてはなりません。

(3)裁断



分けたブロックをセッティング。がしーんと押さえます。
糊の着いている部分を綺麗に切断できる位置にセットして上からディスクカッターを降ろしてきます。



あまり力もいらないんですよね。力の弱い女性とかでも容易に扱えそうです。
1回で切れなければ何回か往復させるだけ。そうすると綺麗に糊の部分が切り離されます。



これが楽しいんですよ。あまりに綺麗に切れていくので・・・もう次々と裁断していきます。
あっという間に処理が終わります。



綺麗にバラバラとなりました。

これで前処理は完了。一応・・・糊が残っていないかなどを確認しておきましょう。
たまにくっついていたりするとスキャニングで酷いことになります。

この裁断処理をするのは、綺麗なスキャニングをするためです。
1枚1枚しっかり綺麗に読み取るには絶対必要ですからねぇ。
手作業でちまちまやってたら日が暮れちゃうのでこうやっちゃいます。

所要時間は10分くらいかな。意外とさくさくと終わることがわかりました。

さて、分割が終わったので次はスキャニングです。


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