ガイアの夜明け 感想

『”便利な足”があなたの街に!』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 新しい交通手段についてのお話
  • モビというシステムがあちこちで実証実験を続けているようです。
  • 電動キックボードの時代が来そうです。

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

交通手段

電車にバス交通の便が良い都会でも日々の足に苦労している人たちもいました
子どもがいると移動するのは大変

地方の足はもっと深刻バス99%赤字

ちょっとそこまでの移動に革命

モビと書かれたワンボックス。
「生活が劇的に変わっている1日6-7回使っている」という男性も。
便利の裏に秘密あり
サッカー界のレジェンドも大注目だそうです。

そんな交通手段についてのお話となります

mobi(モビ)

山手線が走る豊島区JR大塚駅
電車を降りたのは足が不自由な男性
徒歩15分の自宅まで帰宅するようです。

凍える寒さの中スマホを取り出しmobiというアプリを起動。
5分後目印も無いところにワゴン車が来ました。
車体にモビと書かれています。

モビはタクシーではありません。
半径2km圏内月5000円で何回でも使い放題

アプリを開くとmのマークが沢山です。
それがモビの乗降場所だそうで、この地域だけで乗降場所140箇所

区役所の前、マンションの前、人気のラーメン店近くなど生活の身近な場所にあります
バスは決められたルートを走るがモビは乗降場所の間を好きなときに自由に移動出来ます。

モビは相乗り制

相乗りになるとAIが最適な経路を表示するそうです。
乗客を運ぶ順番などを提示するそうです。

駅前で乗って5分自宅近くまで到着。
半径2km圏内なのでそれほど時間がかからないようです。

モビ豊島区は2台で運行しているそうです。

車両やドライバーはタクシー・ハイヤー会社が担当
運転手さん。

エリアが決まっているので頭に入っている
基本的に毎日使う人がいるので客との距離感はとりやすいし分かりやすい

昼過ぎに予約が入ります
常連さんが来ました
在宅勤務中の子育てママ
昼休みにスーパーまで買い物だそうです。
20分後買い物終えるとモビを呼びます

夕方5時
モビを追いかけてると乗ってきたのは小さな女の子とママさん
先ほどの在宅中のママでした。
保育園の送迎にも使っているようです。
ドライバーとも顔なじみでした。

家族は1人500円で乗り放題

移動の労力が減っている家族でゆっくり過ごす時間が増えている
ありがたい

モビは豊島区で2022年4月運行開始
街の便利な足になっていた

どうせ都会だけのサービスだろうなと思ってましたが…。
北海道室蘭市でも走ってました

不意に室蘭が出て来ました。

室蘭市白鳥台

住民の半数以上が高齢者でバスやタクシーも減少

モビは地元のタクシー会社と組んで2022年10月運行開始
車体を見て見ると「ちょいのり白鳥台実証実験中」

モビ各地で実証運航中

原則1年以内で実証実験。
ニーズを確かめています。

地元ショッピングセンターではモビの会員募集が行われていた
続々ときたのは高齢者

中にはゴールド免許を持っていた男性も。

娘がもう歳だから返せ返せと。不便不便
いつもタクシーに乗っている。1100円往復したらおかず1回になる

免許返納した高齢男性でした。
登録者は1ヶ月で200人

利用料月3000円

モビの可能性について室蘭市役所の担当者は…

人口減少が非常に進んでいる街
5年後10年後考えた時に公共交通の考え方を変えないと
新しいサービスを取り入れたいと

実証実験は去年12月に一端終了
利用者の7割が高評価でした。
今後本格的な導入に向けて検討するそうです。

モビは東京・大阪・名古屋・香川など全国11エリアで運航中
今後広がる予定です。

モビを仕掛ける企業

モビを仕掛けるのはウィラーという高速バスの企業。

2006年高速バス事業に参入
それまでになかった快適性と割安料金で業績を伸ばしました。

全国23路線1日417便を運行するバス会社です。

ウィラー社長村瀬さん

モビで狙う新たな交通
地域のニーズを掘り起こし人に合わせてサービスを作って行く

ラストワンマイル

バス停や駅から家までの1マイル(1.6km)
ワンマイル圏内にはスーパー、コンビニ、病院、学校、役所などが数多くある
家から車を使えばどこでもいけるし歩けば良いが
高齢者は…

ラストワンマイルの移動を楽にしようとしているモビ。
更に進化しているようです。

モビの進化

東京豊島区
モビは運行時間7時から22時まで運行

直接利用者の声を聴いている男性がいました。
エリア担当の大西さん。

大西さんKDDIからの出向の方です。

モビ

ウィラーとKDDIの合弁事業

見せてくれたのは、お客さんの移動データ
携帯の位置情報を集めたデータ
人がどう動いているかを表します。

池袋駅東側が近距離の移動が多い所だそうです。
人の移動に関する詳細データを活用してそれぞれの地域にあった交通を目指しています。

客からのリクエスト

利用者から寄せられた新たに作って欲しい乗降場所リスト

かなり細かく指定されているものもありました。

実証実験の後にも運行するには地元理解が必要です。
利便性を高める必要があります。
そこで大西さん動きます

やってきたのは要望が多かった場所

イケ・サンパーク

子育て世帯が多いそうです。
公園周辺には4箇所モビの乗降場所があるそうですがもう1箇所出入り口付近に欲しいと言う声

実際に場所を見て見ると柵があって交差点5m以内なので作れない所でした。
乗降場所を設置する際には警察に申請してるそうです

やっと見つけたのが道路反対側へガードレールから交差点近くでない場所でした。
しかし既にある乗降場所から100mも離れてない場所でした。

私も小さい子どもいる
この距離でも歩きたくないと思う
少しでも近くにモビが来てくれると嬉しいので

大西さん新しい場所を提案する会議へ
社長も同席していました。
近いと言うことで反対意見もでましたが…

100mに捕われるとか数が多すぎるでは無く
今利用している人がどこに欲しいか
1人1人が欲しい物を作ってくれたら

と、ゴーサインがでました。

2週間後
イケサンパークの近くに大西さんがいました。
しっかり乗降場所が作れたようでした。

実際に目に見えるものを置いている訳では無いので分からないがしっかりと良い移動サービスを提供していくことが大事
是非そうしていきたいと思って今頑張っている

愛媛今治市でも動き

今治市人口15万人の街で動きが…

意外な人から熱烈オファーがモビにありました。
モビ社長村瀬さんと話しているのは、サッカーの岡田氏元日本代表監督です。

1月29日
こけら落としを迎えたのは、今治里山スタジアム
岡田さん肝いりのスタジアムです。

現在地元のサッカーチームJ3チームFC今治の会長だそうです。

このスタジアムに特別な想いがあります。

まだ未完です。
やりたいことがある。どんどん成長しなければならない
ここからがスタート

カフェを作ったりぶどうの木を植えてワインを作ろうとしていたり。
岡田さんはカフェや広場を作り市民が集う新しいコミュニティの場にしたいと考えてました。
単にサッカーの試合の時に来るのでは無く365日人が集まる場所を作りたいそうです。

問題

スタジアムがあるのは市街地から離れた高台
試合の無い日はバスも来ない
岡田氏

どうしても公共交通が走っていない
ここでやろうとしている新しいコミュニティ実現するにはモビのようなシステムが必要

岡田さんの夢新しいコミュニティの足になれるのか。


2月11日
オファーを受けた村瀬さんがやってきました

スタジアムの前で待っているとモビが来ました

2月1日から運行開始

ジリジリと利用客を増やしているようです。
使った人からも良い感想が聞けてました。
「今治は車無いと大変だから助かる」という意見も

コミュニティの足として走り始めたモビ
真価が問われるのはこれからです

地域で一丸となりサービスを作る
言い方を変えるとこれがコミュニティ
モビを使った皆さんのコミュニティが広がり人と人がで会ったり町と人の出会いがあったり色々出来ると良いと思う

と、村瀬さんが語っていました

電動シェアサイクル

都会の移動に革命を起こしたのが赤い電動自転車
全国で展開するシェアサイクル

利用者161万人のドコモバイクシェア
身近な足として定着してました。

LUUP(電動キックボードのシェアサービス)

更に最近都会で目立つのはLUUPというサービス。

電動キックボードです。
電動キックボードなどのシェアサービスを展開しているのがLUUPです。

今はまだ運転免許必須だそうです。
ヘルメットは任意(特例措置)だそうです。

基本料金50円で1分事15円
10分乗って200円

ループが置かれているのは都心の街角コンビニなど
2630箇所のポート(東京・大阪など)
ユーザー数は数十万人だそうです。

ループ本社

改正道交法の施行日が7月1日の見込み
想定より早くなった

電動キックボードの新制度導入されることに。

新しいルール

・最高時速20km以下なら免許が不要
・自賠責保険の加入義務づけ
・ヘルメットが努力義務に強化

更なる動きも。

時速6km/h以下なら歩道を走行可能
緑色の表示灯を点滅させなければいけないなどの制限はあるようです。
更にナンバープレートを安全にするためにサイズが変わるなども。

そんな事になるんですねぇ…
自転車ですら危ないのに更に危ない乗物が増えるのが困りものです。

私も小さい子がいる親なので歩道が怖いんです。
冬はまだしも雪のない季節は歩道歩かせられないから。

歩道を暴走する自転車問題です。
暴走自転車乗る人なんてマナー糞な人が多いですからねぇ…
性善説なんて役に立たないです。

かといって車道走られても邪魔なんですよねぇ。
自転車ですらマナー守らない方が目に付きますし。
電動キックボードが免許不要になったら自転車並に悪辣運転で事故が増えそうです。

事故のリスクを増やさないで欲しいと思うのは、保守的すぎるんでしょうか
いや…良く自転車にヒヤリはっとさせられているのでどうしても恨み辛みが。
という文句はさておき。

しっかりとした法律の中に位置づけられたこと自体が大きな一歩。
タクシー・バス・鉄道と同じような利便性と安全性を追求出来るような公共交通に

乗る人次第なので安全性は…ですよね。
公共交通は資格を持つ人が運転しますが電動キックボードは資格のない人も運転するのですから。

リモ

観光の足として新たな可能性も

東京ビッグサイトで4年ぶりに開かれたのが

ツーリズムEXPOジャパン

旅行事業者が集まる世界最大級のイベント

注目のブースがRimo(リモ)

電動キックボードのブースでした。
電動キックボードを使った観光で新しい視点で知ってもらいたい
電動キックボードなどの観光ツアーを手がけているそうです。

全国43箇所でフランチャイズ展開

東京立川市に第二の人生をリモに賭けた男性がいました。
増子さん53歳

リモで初めてとなる東京エリアでフランチャイズ加盟
穴場やパンフに載っていないところを安全で楽しいツアーを作ろうとしていました。

増子さんは外資系たばこメーカーに28年勤務2021年退職

その後、旅で訪れたリモの電動キックボードに魅了されました。

風が丁度良いぐらいのスピードで出会う風景と感覚が味わえた
観光の足として良いなと

しかし車も人が多い東京
どんなツアーを?

都心から電車と車で2時間の檜原村
車がないと不便な場所

2022年10月増子さんの姿が。
電動キックボードをアピールしに来てました。
キャンプしている人にアピールです。

参加者次々と来てくれました。
キャンプの客に加えてこのツアー目当てに来た人も
予想以上の反響でした。

ヘルメットをしっかり被り安全対策バッチリ
初めてのツアー出発

地元観光ガイドを先頭に隅々まで回ります
山道もすいすい

途中やってきたのは檜原村のパワースポットの神社

奥多摩ならではの清流も。
東京でも自然を楽しめるツアーでした。

ツアー料金

1時間3300円(自賠責保険込み)

自然の中を回るのは凄く良い。
交通の便も凄く悪いから歩きだと大変なのでそれが凄く良かった

都会も行ってみたい都会の中を車でも無く

という意見も出てました。

豊洲でツアー

東京豊洲
客の声をヒントに都心のツアーを仕掛ける

何故豊洲?

五輪以降橋や新しい道が出来ている
安全に走ることが出来る

道路が整備された豊洲なら安全なツアーが作れるのではと考えました。

ツアーの拠点を探します
人気のBBQ施設に飛び込み営業
既にループと契約済みでした…
その後も次々と断られました

ただ諦めるわけには行きません
2人の子どもを持つ一家の大黒柱です。
自分のためにも家族のためにも頑張り時でした。

背水の陣で頑張ります。

ビッグチャンス

最後の望みを託したのは、キラナガーデン豊洲

東京湾を一望する絶景があります。
BBQやレストランなどの複合リゾート施設でした。

走って調べた具体的なコースも提案します。

キラナガーデン責任者

「すぐやりましょう」
私たちもこの施設で色々アクティビティを考えいている
こういう体験をかけ算できれば客を飽きさせないエンターテインメントが作れるので

念願の契約です

12月24日
キラナガーデン豊洲は大勢の客で賑わっていた

これが完成形
電動キックボード並べてツアーをPR

1時間2200円
電動キックボードツアーです。

客が通常より多いと思うので乗って貰える可能性が高い
チラシ配りして売り込み

客はゼロでした

かなり厳しい結果が出てしまいました。

そこでレストランとあわせたツアーを考えました。

お客さんが来てくれました。
元々興味があった人のようでした。

17時出発
豊洲ならではの幅広い道を走ると東京湾の絶景が広がってました

7月からの新制度でいっそう身近になる電動キックボードこれからも走り続けます

観光客の方が東京を楽しめる有効な手段

電動キックボードの観光ガイドツアーが定着するように今まで以上に頑張りたい

と語っていました。

まとめ・感想

モビの方は…ある程度の人がいないと出来ないサービスなので出来ても「地方都市」までですよね。
室蘭で採算が取れるかと言えば…?
実証実験は12月で終了。その後が出てませんでした。
一応私の方でも調べたんですが結果も出てませんでした。
やはり採算面で厳しそうですよね。

結局は都市部ぐらいでしかまともに運営は出来ないと思うんです。
地方を救う手段にはなれないんですよね。
2km圏内に何もない地域なんて腐る程ありますし。

電動キックボードについては。
上でも書きましたが自転車ですら無法地帯なのに。
更に無法地帯要素を含む危ない乗物増やすのかと。

欧米などと違って道路狭いんですから日本は。
性善説でリスク増やされてもなぁとは思いました。

弱い人が怪我をしたり命奪われてからでは遅いですから。

時速20kmが歩道に突っ込んで来たらどうするんですか?
乗る人次第ですから。
自転車ですら車道走らず歩道突っ込んでくるんですから。
フルスピードで。

人が死んだら変わるんでしょうけどね…死ぬまで変わらないと。

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