がっちりマンデー

「新幹線に広告を出している会社」【がっちりマンデー感想】(2018/07/15)

がっちりマンデー『新幹線に広告を出している会社』を見て

早朝に起きれたら「がっちりマンデー」という番組を見ています。
日曜朝の7:30からTBS系でやっている経済系の番組です。

今週は、新幹線に広告を出している会社の特集でした。


新幹線の電光掲示板に出てくる広告がある。
何の会社かは分からない企業が多いので調べて見たそうです

今日はサバンナの高橋さんがゲストでした。

なぜゲスト?

新幹線往復芸人だそうでs。

大阪でレギュラー2本あって週に3往復とかしてるそうです。


大阪行ってもどってきてを繰り返してるそうです。

森永さん曰く
「平日はビジネスマンが多い。BtoBの広告が多い」

会社と会社のやりとりの企業が多いそうです。

プラスチックのパイオニア 住友ベークライト

東京品川区の住友ベークライト本社へ。

この企業はプラスチックを作っています。
フェノール樹脂のプラスチック。

ベークライトがフェノール樹脂の製品名。

そしてあらゆる種類のプラスチック作っています。

・車のブレーキ
・ヘルメット
・飛行機の窓の枠
・新幹線の机

2017年度の売り上げ2118億円

地味なとあるプラスチックが支えている

薬を包む透明な部分は、住友ベークライトのシートを使って
いるそうです。

国内の薬のほとんどを手がけている

これが作るのが難しいらしいです。

兵庫県尼崎市、工場研究施設を訪ねる

フィルムシート研究所の女性社員が案内してくれます。

塩ビが主原料と秘密の粉。
そのほかに十何種類ぐらい多すぎて分からないそうです、

釜で10種類以上もの材料を混ぜ合わせて、シートになります

薬のプラ部分は70種類ぐらいあるそうです。
全部同じじゃなかった

薬の種類で全部違う

断面が何層にもなっています。

ビタミンは光で変色するのに、光に強いプラスチックを挟む

とのことで、ビタミン剤は、光を止める層。
水で溶ける錠剤は、水蒸気を通さない層があります。

そういう風に細かく変えてます。

最近売り上げを伸ばしている儲かりの種:P-プラス

野菜を新鮮に保つフィルム:P-プラス

野菜売り場でよく見かける袋です。
野菜を新鮮に保つ魔法のフィルムです。

実力の程は?

ブロッコリーで実験。

Pプラス、密閉した袋、何もしないものを冷蔵庫で1週間。

新鮮な状態を保てているか…

何もしないと黄色くなって枯れてました。
3日で色が変わります。

密閉袋は、若干色がくすんだ感じだが袋がパンパン。
袋がパンパンに膨らんでる
腐敗したガスが溜まっていて臭いそうで漬物状態です。

P-プラスは匂わない新鮮さでした。

どうして新鮮に保てるのか?

小さな穴をいくつか開けてる
穴が呼吸をゆっくりにすう作用があり長持ちします。

野菜は摘み取った後も呼吸してます。
密閉すると窒息します。
しかし裸だと呼吸しすぎて早く痛む

ミクロン単位の穴を開けて野菜の呼吸を抑えると長持ちする
そうです。

1袋10円~20円

農家さんから引っ張りだこです。

ブロッコリー農家
「Pプラスと冷蔵で大阪から北海道まで運べる。
 かなり大きな数字で生産出来る。ガッチリ儲かる」

新鮮さが長持ちするので販売地域が広がる
そして生産量が増やせます。

旬の時値段安いうちに、Pプラスに入れて保存しておいて。
高くなったところで出荷するなんてこともあるそうです。

ニッポンの物流美 トヨタL&F

愛知県高浜市
にある工場へ

L&FのL&Fとは?

L=ロジスティクスの略=物流システム
F=フォークリフト

自動倉庫などがL。
Fは倉庫や工場で荷物を運ぶフォークリフトを作ってる。

フォークリフトは。
国内の販売台数52年連続1位

2017年度の売り上げ、1兆2830億円の超大企業。

フォークリフトは同じように見えても1台1台違います。
エンジンの種類、つり上げる重さにより変わる。

フォークリフトは運ぶ物により形が違います。

紙パルプ業者向けはフォークが回ったりロール紙を優しく
掴める形状

ロール状のワイヤなどを運ぶタイプは一本刃。

木材を抱えて運ぶタイプや横が伸びて24トンの船に乗せる
巨大コンテナを持ち上げるフォークリフトとか。
最大43トンまで持ち上げるそうです。

たくさんの種類を作るから工場も大変です。

工場では1日260台のフォークリフト製造してますが
ほとんどが手作業です。

工場の自動化が当たり前の時代。
どの業界もロボットが主流ですがフォークリフトは
ほとんど手作業。

フォークリフトは荷物を高く上げます。
全部をバランスするのでバランスの調整が必要とのこと。
更に運ぶ無ののにより前のパーツが変わります。
そのバランスを取るため他の部分も変えなければなりません

オーダーメイドなのです

急な操作をするとぐらついたりバランスを失いますが。
トヨタL&Fのは安定してます。

急旋回でも大丈夫とのこと。

実際ドリフトっぽい操作を見せてくれました。
重心高そうなのに安定してました。

「安定してるでしょ。良い子は真似しないで下さい」

良い子はフォークリフトには乗れませんけど。

これはトヨタ独自技術で。
横に倒れそうな力がかかっても、サス部分にある棒がロック
してくれるそうでそれ以上車体が倒れないように制御。
支えることによって安全性アップしてました。

勿論作業効率も落ちません。

「すごい素材」で応える 日本触媒

大阪府吹田市の研究所
高吸水性樹脂を作っています。

正式名称
アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物

プロピレンという原料と酸素と触媒を使う事により
アクリル酸が出来きて…とかいう物。

俗に言う吸水性ポリマーです。


触媒とは

化学反応を早くする物質のこと

一緒にしても変化が起きないAとBという物質に触媒をいれて
AとBを反応させてCを生み出します。

そんな触媒を使いすごい素材を作るメーカー

高吸水性樹脂は世界シェア1位

2017年度の売り上げ3228億円

日本触媒の高吸水性樹脂は1gで100mlの水を吸います。

5gで500mlの水を吸い取れます。

どんどん膨らみ見事500mlを吸収。
しかもぎゅっとやっても水が出てきません。

網目構造で液体を吸収したら押しても出てきません。
主な使い道は、おむつ

世界の紙おむつの1/4が日本触媒の高吸水性樹脂


更なる儲かりポリマー

コンクリート混和剤用ポリマー

コンクリートをさらさらにする仕組みです。

コンクリートは通常どろっとした塊のような状態。
手作業で伸ばすので時間や手間がかかる。
隅々まで行き届かないと強度が弱くなります。

解決するにはコンクリートをサラサラにすること

そこ出来たのがコンクリート混和剤用ポリマー

2ccでコンクリ4kgがさらさらになります。

ポリマーを入れてかき混ぜるとさらさらにカレーみたいな。
数秒でさらさらに

ポリマーありなしで比較すると。

ビー玉も飲み込むさらさらさでした。

どうしてサラサラ?

セメントの分子にブラシのような形をしているポリマーが
ひっつきます。
そうするとセメント分子がくっつかなくなりサラサラに。

強度は?

水と反応して大きくなり隙間を埋めるので、ガッチリ
固まって動かなくなるそうです。
水と反応して大きくなり隙間を埋め尽くすので問題なしです

ブラシは潰れ強度は問題無い

高層マンションには100%使われている

すごい素材を開発してガッチリでした


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