『コロナで激変!働く現場の行方』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • コロナ倒産の現場について
  • 帝国データバンクを追いかけて色々なコロナ倒産が見えてきました
  • コロナ倒産から買収という流れもあるようです

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

けんちゃんバスの破産

大宮駅
1日70万人が利用します。

埼玉県最大のターミナル駅には多くの路線バスが。

その中で小ぶりのバスがいます。

車体にはKENと書かれた顔のマーク
バス停にも同じ顔が。
「けんちゃんバス」の愛称。
地元の足となっているバスでした。

「けんちゃんバスばなければ出かけてない」
「駅前にあるから便利」

このバスが存亡の危機でsちあ。

埼玉県内を中心に路線バス、観光バスを運行している
丸建自動車

その社長が、本村建二さん。
けんちゃんバスの産みの親です。

特徴はマーク…社長がデザインだそうです。

「マークは自らの顔をデザインした」
「子供たちでもけんちゃんバスだと分かるように付けた」

ところが駐車場にはけんちゃんバスが止まってました

「悲しくなっちゃいます。
 いつもなら客が乗って街を走るが止まってる姿を見ると」
「コロナで減便してるから」

コロナの影響で運行本数を3割減らしていました。

丸建自動車

昭和55年にバスのレンタカーから始めました。
「40年前 3台のレンタルバスで創業した」

1988年には福祉施設の送迎バスの運営なども。

「うちの市町村のバスがないと言われて
 人の為に路線を延ばして今では22路線ある」

地元の要請によって路線を増やしてました
しかし採算ギリギリ。
そこにコロナが直撃

直近の利用状況

去年の5月は 71,000程
今年の5月は 25,000程

売上は4ヶ月で5000万円減少しました。

致命的な数字

「国も県も駆け回ったがすぐ回答は得られなかった」

5月15日 裁判所に民事再生を申請した

経営破綻で民事再生の手続き開始

ニュースが流れると手紙が何通も来ました。

「バスを止めないで欲しいと」

社長
「絶対に会社は守らないといけないという気持ちがわいてきた。泣き言は言っていられない」

6月中旬さいたま市

丸建自動車の本村建二社長。
バスに乗り出して存続の署名を集めていました。
ギリギリの戦いが続きます

帝国データバンクの調査

5月下旬都内
東京のオフィス街で先を急ぐ女性。
あるビルの前で足を止めました。

目的の建物をスマホで撮影して2Fへ。

「御社が破産の開始決定をしたそうですが倒産の背景をうかがえれば」

倒産の背景を聴きに行っていました。

帝国データバンクの下川さん東京支社情報部所属。

元化粧品会社
シャンプーとか、トリートメント、パーマ液などを販売
全国の美容室にシャンプーなどを販売していました。

売上は4億円ありました

破産直後で混乱した社内。

ここからが下川さんの仕事。

コロナで美容室が休業してしまうから?

化粧品会社の社長
「当然あります」
「でも全部が全部コロナの世にはしません
 コロナで決定的にとどめを刺されたことは事実
 何をやってもダメだと思った
 韓国から1300万円の注文のキャンセル「冗談じゃない」とは言えない」

韓国からの受注が止まり資金繰りが悪化

20人の社員を解雇し5月20日に破産手続きを開始。

「コロナが出た段階でジタバタ出来ないと思った
 人に迷惑かかる。100%僕に責任がある
 死のうと思ったが死ぬことは解決にならない
 僕は楽かも知れないけど全部責任放棄するから
 残った人生で償いの人生」
「コロナとは闘っていきます次のところで」

生々しい…ほんと生々しくて見てて辛かったです。

生々しい話を聞いた下川さん。
上司に報告

「社長に話を聞けて…
 今年に入ってコロナが来て売り先も減少して
 緊急事態宣言のくらいに破産を。
 韓国からの受注の半紙を強調しているので入れて欲しい」

ふーとため息

10分後…調査した会社の情報がネットニュースにでます。
韓国受注キャンセルの内容も載っていた

「社長がいることがあまり無いので
 本当はどうして倒産したとか弁護士から話は聞けても
 当事者から聞けないことが多いが聞くと…悲惨というか
 色々な想いがあってそうせざるを得なかったんだなと伝わってきた」

「新型コロナウイルスの破産は…今日の時点で250件」

などニュースを出す帝国データバンク

コロナの影響が広がる中その情報に注目が集まってます。

ガイアはコロナ倒産の現場を帝国データバンクの情報部員と追っていました。

一斉に殆どの業種が大ダメージを受けています。

正念場の1ヶ月、2ヶ月となります。

帝国データバンク赤間さんに聴いて見た

4/6~5/25まで実施された緊急事態宣言
様々な業種で極端な悪化が見られました。

具体的な状況を帝国データバンクの赤間さんに聴きました。

緊急事態宣言で倒産の数は増えた?

3月744件、4月758件と増加したが5月の倒産件数は288件と減少した。

どうしてこの数字に?

倒産の手続きを開始する裁判所が感染リスクに呼応して
受け付け手続きを減少。滞留してしまった。

経営状態よりは手続き上の問題で倒産件数が少ない

職員の方もステイホームを守った結果。
という事は本当はもっと倒産が…

倒産とは?

具体的にいうと。

レストランを経営している会社がある
コロナで売上がストップします。
取引先との信用ありきの後払い「掛売」これが支払えない
家賃なども支払えなくなる
これが経営破綻

「ずるずる支払えなくなるより金は払えませんと裁判所に倒産手続きをする」

これが倒産とよばれるもの

新型コロナで打撃を受けた企業の今後は…

2020年の6月時点では

飲食店90件
ホテル・旅館17件
洋服関連31件と倒産している。

「4~6月の経営不振を抱えたまま行くのか
 経営が好転するのか
 好転するにしても「すぐに」という言葉は殆ど聞かれない」

帝国データバンクとは

5月下旬 東京新宿区
83箇所全国に拠点があり東京支社はその要。、

国内最大手の民間信用調査会社

信用情報を提供します。
調査情報部門に1700人在籍。

1900年創業の120年の歴史があります。

前身はの帝国興信所
個人の信用調査もしていました。
1964年から倒産情報を載せていました。

情報部のメンバーが集まりました。
在宅勤務もあり半分の人数でしたが
行われていたのがスクランブル会議

経営破綻の可能性がある企業について情報共有

ガイアの取材が入ったので企業名を伏せていましたが

・外資系のアパレルブランド
 親会社が破綻となると影響が出る…

・都内の居酒屋チェーン
 コロナの影響で支払いが複数で遅れているという情報

などなど。
取引先の支払い、親会社の経営状況
金融機関の動向なども確認しています。

パクリ屋

計画的な倒産で代金を踏み倒す詐欺集団の情報も。
それらが関わっている課まで調べています。

こうした倒産の状況はどうやって?

「会社の連絡が付かない。地域で張り紙があるなど一報がもたらされる」
「必ず現場を見る、経営陣の話を聞く、法的申請に関わった人の話を確認するなど、複数の確認をしないと記事として出さない」

6月上旬に情報部のメンバーが動きます。

高田さんが向かったのは…

「ブラジル料理店の経営をしていて店自体は閉店している」
店に到着した高田さん。
シャッターが閉った状態を確認。

誰も居ない。人の姿がありません。

裏に回ると張り紙

4/7の緊急事態宣言をうけて営業を自粛するというもの。

「隣の飲食店がやっていたと思うが」
ビルのオーナーに話を聞くが
「うちに連絡がない何とも言えない」

ブラジル料理店は客の減少を見込んで事業停止。
5月29日に破産手続きが始まっていたのを確認しました。

「緊急事態宣言が5月の連休明けまでだったが
 延長したため経営が回らなくなったケースもある」

今回は休業したまま倒産したというケース

コロナ関連倒産として記事になりました。
上場企業だけではなく小さな店の情報も発信。

帝国データバンクの企業倒産リスク分析

売上が半減して支援策が不十分だと倒産危険企業が広がって行きます。

1年後には60万件に

東京・大阪の大都市圏が突出して多いです。

実際に倒産する企業は劇的に増えるのか?

「3月4月は平均で15%伸びた
 夏場に20~30%の増加があれば早い段階で危機が来る可能性が高い」

スクランブル会議も頻繁に開かれるように。

下川さんも情報収集に追われていた。
下川さんは2016年に帝国データバンクに転職

どんな気持ちで倒産情報を追いかけているのか

「倒産はネガティブなイメージが合ったがやってみなければ分からない
 長い歴史がある会社なので入ってみたらやりがいがあって コロナが発生して世間の注目や高まりを感じていて
 今まさしく時代を感じながらやっている」

上場企業初のコロナ関連破産レナウン
この記事も下川さんが手がけていました。

5月下旬現場に急ぐ下川さん
破産をしたという情報がありました。

「電話をしたら出る人が居る」

会社に関係者がいることを知って急遽調べに来ました。

クレープの店を19店舗運営していた会社

商業施設などに19店舗出してましたが休業をしていました

帝国データバンクの情報部の下川さん

「御社が破産をされていると言うことで…お話を伺いたくて」

破産したのか直接確認しました。

「5月15日破産開始決定の日」

「話をしてくれた男性は…5/15社員は解雇されて
 最後の処理をしている状況」

休業からの倒産、そして解雇の流れが生まれていた

都内の公園に集まる人たち

都内の公園には職の無い人が溢れ深刻な事態を抱えた人も

東京上野公園の午前10時過ぎに人だかりが。

いったい何の行列?

アルコールで手を消毒パックに入った物を受け取ります
配られていたのは炊き込みご飯にバナナ
菓子の詰め合わせ

150人ほどが並んでいました。

受け取るとすぐに食べる人も。

生活困窮者のための炊き出し

支援団体のスタッフは…

「少し増えたような感じ。若い人が結構目立つ」

その中の一人。
新型コロナの発生で職を失った男性
田中さん43歳

「助かる。1食は食費が浮く」

週に4回程度炊き出しに並ぶ田中さん。

1日3食は食べてる?

なんとか食べられている

食事にかける金額は?

週に2000円くらい
足りない分は炊き出しで
昔は全く考えられなかった

こんな生活を3ヶ月続けてるそうです。

田中さんは高卒後建設作業員の仕事に。
土木作業の様々な資格を持ちます。

クレーンに物を引っかけるのに必要な資格
玉掛け
高所作業車運転
10メートルまで高いところに上り仕事が可能

「仕事の幅が広がっている」

五輪の建設ラッシュで忙しい日々だったそうです。

「駅の再開発です横浜駅
 市営地下鉄や地下街を繋げる工事」

月給は35万から40万円だった。
しかし新型コロナウイルスの発生で一転します。

建設工事が休止

「コロナが出たから現場が止まる
 2月の終わりにストップが自分も仕事が無い状況になった」

全国の解雇雇い止め

31710人

非正規には死活問題でした。

田中さんが向かう先は…
ある場所まで来るとスマホが使える
ネット使う時はWi-Fiの入る所に移動します。
お金がないので通信会社の契約は解除

今は無料のWi-Fiが繋がる場所で仕事探し。
上野公園から戻ってきた田中さん。
1泊2250円の簡易宿泊所で寝泊まりしていました。
過去はアパート暮らしだったそうですが…

6時半

早朝からあるところへ向かいます
昨日とは違い作業用のズボンをはいていました。

どこへ?

職安の出張所

朝早くから?

週に1回あるかないかなので。
仕事を貰えるチャンスは週に1,2回

求職受付表を持っていると仕事が貰える可能性があるそうです。

公園清掃で日当7500円

しかし田中さんには気がかりなことが

「あとは怪我のことを突っ込まれないか」

田中さん1ヶ月前別のバイトの作業で指に怪我。
ギプスをしていてまだ完治していません。
到着したのは…宿から10分のハローワーク出張所。

既に仕事を求める大勢が…

すると田中さんがすぐに戻ってきた

「やはり手の怪我がギプスしているので「やめてくれ」」

直近の生活はそれを収入に当て込んでいた

「痛手…」
「コロナという物が猛威を振るっているのでこういう状況に
 ここまで猛威、脅威なウイルスだと思ってなかった
 声もかけて貰っているので仕事も早めに固めたい」

綱渡りの生活からいつ抜け出せるのか…

コロナ倒産を買収する

新型コロナ関連倒産313件あります
(7月6日時点)

しかし意外な動きも

社員を1人も残念な結果にせず企業買収を

破産手続きの種類

抱えた負債をどうしようかという人もいる?

「いる。支払うことは出来ないが家賃はかかり続ける
 光熱費もかかる。人件費を払わなければならない」

なので破産手続きをする。
裁判所で手続きが進みます。

倒産4法

会社更生法

経営陣が交代

民事再生法

医療機関や学校、個人の民事再生も可能

この2つは会社が残ります。

破産法
特別精算(会社法)

「取引先の対する支払いをある程度の比率(95-98%)
 カットすることで会社自体を無くす。
 登記がなくなる。精算されて消滅する」

個人で経営してる人も企業もそうだし
全てに置いて起こっている。

新型コロナウイルスで破産が増える中新しい動きも掴んでいた。

「メリットのあるM&Aであれば積極的に行いたいという声が多い
 一緒に働いている社員を全員雇用することにより企業買収という要望が高い」

大塚駅。
駅前の商店街に来たのは情報部の佐古さん。
到着したのは大塚に本店がある寿し常

70年続く老舗の寿司店

倒産したのに営業していました。

寿し常

都内などで37店舗を展開する寿司チェーン

豊田・益子食品という所が寿し常運営会社。
関係者に聞きこみをします。

関係者の話から新たな情報が分かります。

事業譲渡に向けて調整している最中

運営会社は他社へ譲渡するために動いていた
譲渡先は

株式会社東京一番フーズ

とらふぐ亭など50店舗を展開。
売上高46億円 従業員200人の外食チェーン

何故今破綻した会社を譲り受けるのか

坂本社長から強気の発言

「譲渡店舗の全人員雇用を予定している
 一部店舗と200人を受け入れ、給料も6月以降は9割の給与を保証する。
 残りの10%は賞与で売上が戻れば100%返す」

外食業界がどこも苦しい中夢のような話だが何故?

「1年売上が全く無くても社員の給与は確保出来る」
「裏を返せば会社の金庫には資金があったので
 200人を受け入れられるならやってみよう
 うちのクロマグロや鰤を活用すれば寿し常にもプラスになる」

東京一番フーズは、トラフグやまぐろなどを自社養殖
コストをかけず店舗を拡大できるチャンスとみました

6月中旬、東京一番フーズの社長が寿し常の大塚本店へ。
店内には活気が戻り始めていた
地元の人から長年愛されてきた店でもあります

「今日は美味しかった。また来させて貰います」という声も

本店では従業員全員がこれまでと変わらない仕事。
この店で20年働く板長は

「本来なら自分たちが無職でお金も貰えないところを
 き受けて貰えて給料まで働く場所も従業員も
 寿し常という名前でやらせて貰えるのは感謝」

ホール担当30年の女性は

「まさか自分の勤めている所がと。
 今まで他人事のように見ていた
 現実になったときは涙が出て来た
 すぐ引き継いで貰えたので感謝している」

東京一番フーズの社長
「現場の人は悪くない。
 全員雇用を続ける事が出来たので頑張って貰えるのではないかと思う
 何とか生き残っていかないと。そこは覚悟の上でやっていく」

まだまだ予断を許さない企業倒産の行方


帝国データバンクの下川さん。
「倒産を選択する企業の経営者の方も勿論
 一生に1度2度起こるかという事案を体験している
 その情報を必要としている人が居る限りは
 取材をしなければならないという気持ちでいる」

忘れられない夏になりそう

と、締めくくられてました。

今日のは見ていてとても辛いガイアでした。
うちの会社は今の所あまり影響ないのですが。
今後どうなることやら…

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