『必要な物を今届けます!(コロナ崩壊を防ぐ人たち2)』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

今日のガイアを3行で

  • コロナで必要な物を開発する人たちを追いました
  • N95相当のマスクを自作する手段にでた病院が
  • 国産の人工呼吸器の開発が行われていました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

キャンピングトレーラーで暮らす?

神奈川県
県立足柄上病院

駐車場の片隅に怪しい乗物
病院の医師が家に帰らずその中へ吸い込まれていきます。

置いてあったのはキャンピングトレーラーでした。

岩淵医師
「疲れた…」
足柄上病院の岩淵医師はここで睡眠を取っていました

「大分快適。子供たちにうつすわけに行かないので
 安全管理というか自分が感染したかもという時にしっかり自分を隔離する」

この病院には感染者病棟がありました。
そして新型コロナ患者が入院していました。

ダイヤモンドプリンセスの時から患者を受け入れており長きにわたりコロナと闘っています。

中心を担っているのが岩淵医師。

「クルーズ船のときは患者の受け入れが夜になり
 その後力尽きてここで寝ることがあった」

自宅に帰れない人が溢れて当直室は一杯に。
ソファーで寝られれば良い方。
空いていないときは、トレーニング器具にマットがあったので忙しいときはここで寝た
疲れが取れるわけもありません。

その為コロナ患者は減ってきたが、キャンピングトレーラーを導入しました。
スペイン製で220万円ほど
キッチン、シャワー、エアコンも付いています。

提供したのは、カーステイ社長の宮下社長

キャンピングカーのシェアリング会社を運営しています。

このプロジェクトの発案者でした。

車内の除菌や消臭が15分で出来るデンソーからの支援のクレベリン
社内に常備する菓子や飲み物などは小田急電鉄からの支援

各社医療従事者のために協力していた

「近くにホテルがなく医師が家に帰りにくいという中で徒歩10秒で寝床を用意できた」

連日忙しい岩淵医師
目をを冷ますと、写真を撮り送りました
相手は奥さん。

「雑魚寝しているよりは安心して貰える」

今キャンピングトレーラーは14の医療機関に25台導入されいます。

そんな医療現場で足りていないのは、マスク

一刻も早く現場へと開発する人たち。

「スピードだけはどこにも負けない」

コロナにかかっても死ぬのは避けたい

「誰が死ぬべきかあなたが選びなさい」とNY市長。

生死を分ける装置を作る人たち。

命を救うため知られざる努力を重ねる人たち

N95マスクを開発せよ

大阪市吹田市
国立循環器病研究センター

救急に一人の男性が搬送されてきた
対応に当たるのは心臓血管内科の土井医師

患者のデータを見て表情が曇ります。

何があったのか…

「発熱していて採血でも炎症の反応が高い。
 新型コロナ感染を考えて緊張する」

新型コロナを疑わせる症状だった

コロナの今救急の現場は恐怖と闘っている

PCR検査「陰性」判定で事なきを得ていました

土井先生は治療後にガウンや手袋をゴミ箱へ。
しかしマスクは付けたままでした。

ウイルスが付いているかも知れないので使い捨てのはずだがビニール袋の中へ。

「恥ずかしいが、1ヶ月使い回している」

医療用高性能マスク N95でした


N95の不足

新型コロナ関連で聞くN95マスク

N95と呼ばれる理由

N95はアメリカ労働安全衛生研究所が定めたマスクの規格。
空気中の粒子95%を体の中に取り込ませないという物。

N95は花粉をシャットアウト。
結核菌、大腸菌、コレラ菌も通しません。

N95は0.3マイクロメートルの粒子を95%カットできます。

新型コロナの大きさは、更に小さく0.1マイクロメートル。
しかし患者が出す飛沫は3マイクロメートルから5マイクロメートルなので体内にコロナが入り込むことがない。

N95は使い捨てだが、厚労省が再利用するガイドライン出すほど不足していた。

そこで大阪の病院とベンチャー企業がN95同等製品を作ろうとしていました。

マスク争奪は世界中で行われ一気に底をついたN95。
供給は戻りつつあると言うが…全然無い状況

不足しているのには理由が

この病院では月100枚使用していました。
N95マスク
結核患者の治療などに使っていたのです。

しかしスタッフの大半がこれを着用する必要があり使い回す事に。

「フィット感が大事だが1ヶ月も使っていると横の方がよれてきてゴムが伸びてくる」
「マスクをしているにもかかわらずコロナ感染する
 相手が鉄砲でせめてきているのに軽装で戦争に行く感じ」

こうした状況が続けば院内感染が起こっても不思議ではありません。

そこで病院は発想を転換。
自らN95相当のマスクを開発することにしました。

プロジェクトを主導するのは、予防医学・疫学情報部西村医師
「前線の兵士である医療スタッフが倒れてしまうので何とかしなければ」

既にある物を手に入れていました。

ダイキン工業から提供して貰ったフィルター

世界一の空調メーカーであるダイキン。

フィルタもトップクラスです。

「キッチンペーパーなどではだめで
 これでは、さすがにちょっとと専門メーカーに依頼して手に入れた」

半導体作るときに使うフィルターで、微粒子97%以上のカット率を誇ります。

そのフィルターを使ってマスクを作ろうと考えていました。

白羽の矢を立てたのはベンチャーの社長でした。

クロスエフェクトの武田氏

うちの製品と見せてくれたのは樹脂製の心臓モデル

触れる教科書

術前シミュレーションの際に使われるそうです。
凄いリアルでした。

その樹脂の特性を活かし密着性の高いマスクを作るようです。

「日頃からお世話になっている先生が困っている
 我々の持っている物づくりの力で協力出来れば」

クロスエフェクト

京都市に本社があります。設立2001年 従業員40人。
樹脂を素材とする工業製品の開発試作が得意。

コロナ以降感染を防ぐ器具作成依頼が殺到していました。

・手を触れないドアを開けられるノブ
・手を使わず手袋を取り外せる装置

そんな樹脂製品を開発期間2,3日で開発していました。

「我々の最大の強みはお客の思いを瞬時に形に出来る
 スピードは負けない」

それを可能にしているのは、最先端技術でした。

三次元CADで設計。
それを高精度3Dプリンターに送ります。
そこでは樹脂にレーザー光線を照射して成型
8時間で設計と違わないモデルが完成しました。
型に取り樹脂を流し込んで固めれば試作品が出来ます。

「白い部分がマスク本体。青いカートリッジを付けました」

狙いとしては。
カートリッジは外す事が出来ます。

使い捨てできる本体は滅菌処理して使う

マスクが不足している
本体は使い捨てではなく繰り返して使いたい

開発期間2日間

「医療崩壊が叫ばれている。
 早く作って欲しいという声がある
 今こそ自社の存在意義を発揮できる瞬間」

仕上がりを確認して貰うことに。
マスク開発を依頼した西村医師に使用して評価して貰います

「付けた感じは極めてN95に近い。実用に近い所まで来てる
 カートリッジの取り外しもスムーズ。
 口周りのフィット感も狙い通り」

十分医療現場で使えるでした。

今週中に医療現場で試して欲しいという感じでしたが思わぬ落とし穴が…

「マスクも難しい」

高性能故の意外な落とし穴がありました。

クロスエフェクトに一体何があったか?

性能試験に出したところ致命的欠陥があった

何がおけなかったのか…検査機関に問い合わせると

「機能の試験結果では呼吸が出来ない状態」
「皆さんの付けているマスクの8-10倍しづらい」

ウイルスは防げるが呼吸がしづらいという問題がありました

フィルターの目を粗くすれば呼吸はしやすくなるがウイルスが侵入するので意味が無い。
技術担当者が計算を始めました。

高さ34.2mm…

側面にフィルターを張れば空気を取り入れる面積が増えることに気づきました

「気になると言えば気になるが…それでいこう」

その日のうちに設計データを変更
すぐに開発開始

「性能試験に通らないといけない、ドクターが待っている
 色々なプレッシャーがある」

何とか深夜に出来上がりました。
呼吸しやすくなったか試します。

社長…
「深呼吸できる!」

後日性能基準もクリアしました。


5/22 現地試験

治療の準備を進める心臓血管内科の土井先生
手にはマスクが。
実際に現場で試します。

第一印象

「付け心地は凄く良い。息苦しさも感じない
 治療の際手元が美味く見えるかが大事」

性能基準を満たしても使い勝手が悪ければ意味が無い。
マスクの形状を変えたことで手元が見づらくなったのか…
N95の代わりとして使えるのか?

治療が終わりました。
土井先生の感想を聞こうと西村医師が持っていました。

「持った感じは思いが付けてると重さは感じない
 手元の見えにくさも心配だったがそんな事も無かった」
「マスク自体がもう少し小さくなればいい。見た目で患者が驚く」

コンセプトは何とかなりそうでした。

「第二波第三波の時に備えが出来るように完成度を高めて実用化したい」

まだ試行錯誤は続きそうです。


人工呼吸器を生産せよ

さいたま市
三幸製作所

患者の命を守る装置を作ろうとしていました。

人工呼吸器

従業員86人の医療機器メーカーの三幸製作所
元々麻酔用の人工呼吸器を生産していました。

麻酔用の人工呼吸器を新型コロナ患者用に設計変更します
中心メンバーは技術部の秋元氏

笑気ガスの流量計を設計変更して笑気ガスを送る機能を排除。
新型コロナ治療用の装置にします。

酸素などを患者の肺に送ります。

なぜ三幸製作所がコロナ用の人工呼吸器を作ろうとしたのか?

3月感染爆発の瀬戸際だったあるニュース。
NYの医療崩壊の危機にあることを伝えた物でした。

「患者が急増して全てが混沌としている」
「廊下にいる人全てが感染者酸素を送る音だけ聞こえます」
「汚染されないようビニールのカバーで」
「人工呼吸器はどこにあるんですか?
 誰が死ぬべきかをあなたが選びなさい」

日本で同じ事が起きたら悪夢だ
社長の金坂さんはそう思いました。

「危機が来る前に動き始めないと間に合わない可能性がある」
「無駄になっても構わないから作ろう。まさかのために作ろう
 命は銭金じゃ変えられない」

3月下旬人工呼吸器の増産を開始しました。
新型コロナはこれまでの肺炎と違い急速に悪化するケースが多い
そのとき必要なのが人工呼吸器

「自覚症状を感じないで酸素の取り込みが出来なくなる
 病院に来るときには数値悪い場合も
 酸素取り込みのサポートとして人工呼吸器は重症化した患者に必要」

しかし人工呼吸器の9割が海外製

4月に入ると足りなくなる可能性が報じられました。
三幸製作所では…技術部の秋元さんが部品を確認していた。

麻酔用の人工呼吸器は20年前先輩達の手で開発されたそうで。
ベルトでユニットを駆動する機械でした。

「単純な機構で出来ている。単純だからこそ壊れにくい」

かつて人工呼吸器の動作テストをした事がありました。
2年半動かし続けた(電源切らず)そうです。

白い粉が…散らばってました。
ローラーが削れて落ちていたようです。
しかし肝心な部分は動いていました。

「命を守る機械は自分自身が壊れても動かないといけない」

電気がある限り動き続けてくれる設計になっていました。

先輩に
「自分が壊れても動き続けるように作りなさいと教わっていた」そうです。


翌朝三幸製作所に軽トラがやってきました


下りてきたのは畑で仕事を終えた男性
誰よりも先に到着した先には人工呼吸器が並んでいた

斎藤さん60歳

昔人工呼吸器の開発をしていた

老眼鏡が手放せないお年頃に。

「これ無しだと生きていけない」

定年退職した社員が応援に来てくれたのです。

製造部の飯淵さんが魅せてくれたのは
代々受け継がれているある物を見せてくれた

「斎藤さんから教わったことをメモしている」

斎藤さんメモでした。

人工呼吸器の全てを知り尽くしている熟練職人
斎藤さんの教えがびっしり
受け継いできた秘伝書

このプロジェクトには若手も
入社7年目の平城さん
人工呼吸器に触るのは初めて

矢印のセンサターがセンサーになっている
酸素送り出す機械はセンサーの間を往復するように作られている
そのセンサーをどこに付けるかが問題です

人工呼吸器が動き続けるための重要な作業

0.5mm手前で
オーバーアランの現任になる
センサーが少しでもズレれば壁に接触して故障の原因…

「上手く出来なさそうでドキドキ」

斎藤さんが見守る中作業開始
ぶつかって停止させていました。

格闘の始まり

4月上旬重症患者が増えていた
熟練職人が見守る中新人も作業開始。

人工呼吸器が動き続けるための調整
職人技に挑戦するが…

「難しいな人工呼吸器。怖いな」
「慣れだよ 大丈夫 これからだよ」

昼休み…

元々物づくりが好きだった平木さん

働きながら定時制の工業高校に通い、2014年三幸製作所へ
3年前結婚し1時の母

生後と5ヶ月の時に耳鼻科で自分の作った機械出会いました

「見つけたときに使いやすいですかときいた
 凄く使いやすいといい評価をして貰いとても嬉しかった
 この会社に入社できて良かったと思った」

人工呼吸器2万台確保へ

国がリースや買い上げすると表明しました。
三幸製作所では緊急事態宣言の最中も人工呼吸器の生産を続けていた

平木さんも腕を上げて一人で作業できるように

センサー位置決めも出来るように
斎藤チェックも突破しました。

5月中旬
部品調達に苦労したが2ヶ月かけて20台組み上がりました

翌朝

人工呼吸器が並んだ部屋に斎藤さんが電源を次々に入れていく

動作テスト

自ら動作テストをします。
部品を確認し動きに不審な部分がないか1台1台確認。

テストは48時間ぶっ通し

しかし予想外の結末が

設計変更を担当した秋元さんに全ての人工呼吸器が正常に動いていたことを報告
新型コロナの切り札が完成

頑丈だからね

しかし、出荷の予定がないのでした

新型コロナの患者数が減少し人工呼吸器が足りなくなる心配も薄れました。

この機械が売れるのは世間的には宜しくない

「非常事態になってしまうので」
「在庫として取っておけばそれに超したことは無い」

知られざる努力に対し最前線で闘う医師は

「第二波が第一波より高いピークで来ると事を恐れている
 そのときに国産であれば
 手に入るのではという安心感は現場にとって大きい」


キッチンカーの支援

色々なお弁当が…
ボリュームたっぷりからヘルシーまで。
全てキッチンカーで作られた物です。
キッチンカーが今新型コロナで疲弊する医療現場で活躍していました。

自分たちが出来る形で支える取り組み

神奈川茅ヶ崎の多国籍酒場SITA

オーナーの湯舟さんが120食分仕込んでました。
車で15分でやってきたのは湘南藤沢徳洲会病院

3台のキッチンカーが集まりました。

キッチンカーの料理を医療従事者に無料で提供するプロジェクト

仕掛けたのはキッチンカーの会社メロウ社長石澤氏

トヨタが金を出してるプロジェクトのようです。

午前11時過ぎ行列が
コロナ対策に追われる医療従事者にとっての安らぎに

湯舟さん焼きたて熱々に拘ってました。
店で食べるクオリティで味わって貰うそうです。

美味しい昼食で心からのエールを送ります

「頑張って下さい」

医療従事者達へひとときに安らぎを

看護師
「コロナの病院から看護師が帰ってきたと言われるのではと不安になる」
「中々食べられないものが食べられて頑張れる。凄くありがたい」

「みんな明るい感じで良かった」と店員さん
「お腹を満たして貰って元気に頑張って貰いたい」

「野菜も入っててバランスが良い」
「できたてが食べられないので元気が出る」

という声が。

開発中のマスクもまもなく医療現場へ出るそうです

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