ガイアの夜明け 感想

『生き残れ!ニッポンの宿(新型コロナウイルスと闘う)』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 観光への大ダメージが遅うコロナ禍
  • 越後湯沢の雪国観光圏もコロナの後を考えて動いてました
  • 星野リゾートも三密回避の提案をしていました

京都の観光は…

3月下旬京都
桜が咲いても新型コロナウイルスは猛威を振るいます

しかし京都には元気な声が響いていました

「そうしないとなかなか買って貰えない」

と語るおばちゃん。
売上は厳しいようです。

深刻なのは宿泊施設も

松井本館

別館と会わせて57室ある皇室にも愛される名旅館。
女将と若女将が頭を抱えていました

「一気にキャンセルが…こんなGWは無い」
「このまま5月も6月も?」
「そうなったらほんまに偉いこと
 6月も失ったら私たちみたいな旅館はどうするか」

殆どの予約がキャンセルになってました。

そこで若女将が提案して始めたのが京懐石の宅配弁当。
売上げ1日2万円
微々たる物でした。

宿泊客あっての旅館です

3月の売上げ

2019年9500万円
2020年2800万円7割減

若女将
「祖父、祖母や亡くなった父親が「旅館だけは頼む」とよくいっていた。
 その気持ちを蔑ろに出来ない」

3月31日。別館花かんざし

いつも通りの笑顔で客を見送る若女将。
業務連絡でロビーに社員を集めました。

「今日の朝のチェックアウトで別館の花かんざしは、
 本当に残念ですが、1ヶ月の休館を会社として決定しました」
別館を閉めて本館だけで運営を決断。
社員は自宅待機に

「4月に関しては給料は払う」
「5月以降は会社としては頑張りたい…」

その後全館休業を決定。5月末まで。

厳しいですね…

客が消えた宿のあきらめない闘い!

次のスタートへ着々と準備するところや。
星野リゾート新たな旅を提案。

「三密回避の滞在を徹底する」

雪国観光圏

東京から新幹線で80分

新潟湯沢町。人口8000人。 新型コロナ感染者なしだそうです

首都圏自粛ムードの余波で観光客は減っていました。

2年前取材したHATAGO井仙

社長の井口さん。
「日を追う毎に経営が厳しくなっている」

そこで通販で打開しようとしてました。
地域が見える物を通販で発信。

「雪国マカロン 最近動きはある?」

地元の野菜果物を使ったマカロン。
雪下ニンジン、甘い苺の越後姫。
柔らかすぎて流通できない苺だそうです

「旅行に行けない人が、自宅でも旅を感じると言うことが増えてくる。
 これを通じて雪国を旅するというストーリーを付けてあげないと」

通販で旅情を誘いコロナ収束後の旅へ繋げようとしてました。


雪国観光圏

VTRに登場した井口さんが中心にして取り込んでいるのが雪国観光圏。
湯沢町を起点に地域全体を盛り上げようとしてました。

ガイアも2018年に取材



1998年にはスキー客で賑わったが客足減少。
そこで改めて着目したのが雪国。

伝統料理のもてなしや絶景拝める「かんじきトレッキング」など
これで客が戻り始めました。

これからという時に緊急事態宣言

9割以上客を失う旅館も

未曾有の事態にどう立ち向かうのか…

雪国観光圏のピンチ

雪国観光圏のリーダー井口さん。

訪れたのは「高半」という900年続く旅館

川端康成が雪国執筆した場所だそうです。

その宿も95%ダウンで客が1人もいない事態に。
休館になりました。

「湯沢の旅館も結構閉める」

「客が1人2人でどうする?
 1組のために調理場・中居・全て揃えないと…」

井口さんは自分の宿では無く地域全体を盛り上げようとしてます。

「今は全世界的に観光経済がイエローフラッグ
 カーレースで言えばタイヤ交換などをする時期
 次のスタートにめがけて着々と準備」

雪国観光圏の一つ南魚沼。
井口さんは古い旅館を買取りリニューアルオープンしていた

ryugon

280年前の建築物を移築したものです。
16棟の古民家を移築。
江戸時代の雪国に迷い込んだ風情を醸し出します。

半年間井仙とryugonを行ったり来たりしてるそうです。
客が減った時期を有効に使おうとしていた

「塗装はいつ始める?」

作っていたのは宿泊者だけでは無く地元民も利用出来るカフェ
奥には料理教室があるそうです。

雪国文化の茶飲み

「地元のお母さん達に野菜の漬物を加工してもらい
 地元の暮らしや文化が見える空間にしたい」

昔の雪国の知恵をアレンジしたロビーは可愛い囲炉裏、
バーラウンジが広がります。

オープン以来28部屋は平均7割は稼働していました。

3月28日3月最後の土曜日。
満室の予約が、数組だけになりました。
その客も精一杯もてなしました。

ryugonを切り盛りしているのは支配人小野塚氏

予約のキャンセルが相次ぐ中一縷の望みが4月21日貸し切り
県内旅行業者が90人の予約を入れていたそうです。

「旅行会社も社運を賭けてツアーを作ってくれて
 できる限り全員でお出迎えして満足して貰いたい」

そこで向かったのは裏山。

カタクリ…春を継げる花
そういうのを摘んでいました。

小野塚さんは湯沢の生まれ。
山菜を摘むのが暮らしの一部だったそうです。
はっぱが柔らかい方が美味しい。

客を山菜採りに連れて行く算段でした。

ここに来なければ食べられない取れたてをと考えていました。

その分スタッフも説明できなければならない。
皆勉強していました。

山菜が主役となる料理が食べれる宿泊コース。
一泊二食付きで1万8425円~

雪国とせと呼ばれる日常の暮らしを再現した料理も。

そして宿泊者が0になった日スタッフを集めます。

「会社は売上が無いから大変。
 普通は自宅待機する代わりに6割の給料を保証する
 皆さんに分かって貰いたいけど私はしたくない」

全額保証するそうです。
経営者として社員の不安を取り除いていました。

その代わり従業員には今だからできることを考えて貰います

「グリーンシーズンは雪が無いなりのこの地域の過ごし方を伝えられれば…」
と、提案がありました。

「すごいねと言われるぐらいまでは高めないとむしろ期待はずれと言われる」
「地元じゃ知らないのはNG」

あえてキツイ言葉で鼓舞していました。

越後の風物詩…春の雪。
それが降りしきる中小野塚さん達が動き出す。

宿泊客に雪国の歴史などを案内する下調べ

雲洞庵

ガイドから話を聞いていました。

「石畳に法華経が書いてあり…6万8000文字が石に刻まれて」

どうやらお経が石畳の下に敷き詰められてるそうです。

「願い事が叶います」とガイドの女性

参道を歩くだけで仏のご加護があると知ればコロナ収束を願います
その願いはGWまでに叶いませんでしたけどねぇ。

100年続く今成漬物店

ふわっと酒粕の香りがする漬物。
地元の老舗にも宿泊客を案内するつもりです。

金糸瓜は樽の中で1年間眠っていました。
それを取り出し優しく包みます。

「母が金糸瓜は付けたときは形になっているけど
 段々柔らかくなるので、両手で赤子を抱くような気持ちで優しく1つ1つやりなさいと」

足を運ばないと聞けない話でした。

4月1日。
ずっと物置に使われていた部屋の有効活用を考えます。

企業が研修と立食パーティを行えるプランを用意

コロナ収束後に向けてです。

宣伝用スチールのモデルはスタッフです。
特注トレイに洒落た仕掛けが。
トレイを集めれば桜の花びらになったのです。

このとき井口さんに電話が…

期待していた90人の団体客がキャンセルしたいときました

井口さんどうするのか…

北海道旭川のOMO7

北海道旭川のホテル

OMO7旭川
星野リゾートのホテルです。

100年の歴史のあるホテル…
それを星野リゾートが運営を引き継ぎました。

市民にレストラン、結婚式場など愛されてきました。
1泊5000円~のホテル。

北海道は2月28日全国に先駆け緊急事態宣言発出

しかし一時的に感染者数が減りました。
3月19に解除された(これが間違いでしたけど…)

3月下旬…一時的に宿は活気を取り戻しつつありました。

長男の高校進学祝いで来た団体も。
親戚一同で記念撮影した帰りの会食だそうです。

「ここで食事をするのは進級の楽しみだった」
「披露宴はここでやった」という父親。

地元客に愛されてきたホテル。

そのホテルのあるのがご近所マップ

ガイドブックには無い地元の情報を発信してます。
地域と一体となり旭川らしい滞在を提案するのが狙い

フロントスタッフはある時間になると変身

ご近所戦隊OMOレンジャー
グルメ・お酒・カルチャーなどそれぞれ得意分野を持つ専門家がいます。

街へ飛び出して新型コロナで様相の変わった街を散策。
新たな情報を仕入れます。

ホテルから一番近いカフェ…
手作りのシフォンケーキやジャムが人気。

「テイクアウト出来る物があれば提案したい」
と聞くと
「よろしくお願いします」と返事

足で情報を拾います。

うえ田舎

上記の酒屋さんはテイクアウトセットを作っていた
店内で食べるよりお得です。

ふくろう亭

気さくな大将が腕を振るう北海道食材のメニューが人気

テイクアウトを聴いて見ると

「考えて見たんだけどうちはやめようと」

店主の拘りはそれぞれ

それらの情報をホテルに戻りご近所マップに情報に書き込む。

OMOレンジャーの一人。地元出身の女性。

「色々な人が元気にでやっていると伝えたい
 良い体験をしたら伝えたいし教えたい」

星野リゾートになる前から20年勤めています。
自分の結婚式もしたホテル盛り上げたいと頑張ってます。

大雪山連峰旭岳

山岳スキーの聖地として知られる山
登っているのは星野リゾート代表の星野氏でした。

「エネルギーを見に行きます」

目指していたのは…活火山に見られる噴気口。
人気スポットです。

星野氏
「観光産業を30年見てきて危機は10年に1度やってくる
 バブル崩壊、リーマンショック、震災・原発事故
 今回は新型コロナ」
「こういう時こそ経営の力を発揮しなきゃいけない
 悲しい気持ちになってる場合じゃ無い」

エネルギーを貰った星野代表

旭岳から戻ってきたのを待ちわびていたのは室橋さん。

「早速…NEWS OMO飯」

ご近所マップの情報を自らの声で伝えるイベント。
しかし、参加者星野さん一人でした。

「失敗恐れずにやって下さい」と言われる始末。

「始めさせて頂きます。皆さんおばんでございます!」

から色々とリポートがスタートしてました。
星野さんの評価は…

「コンビニのようなどの街でもある物で無く
 旭川らしい物をというアイデアは素晴らしい
 旅行者・土地・地元を繋ぐ役割を果たそうとしていた。
 そこまで行けてなかった段階にこの機会でたどり着こうとしているのは大事」

こういう新たなサービスも展開しようとしていたが…

北海道は4月中旬から感染者激増。第二波

全国に緊急事態拡大しました。

そして4月20日OMO7旭川休業

同じ日…東京銀座星野リゾート東京オフィス

総支配人会議がインターネット会議で実施。

何かを仕掛けようとしていました。

新たな提案の報告

星のや東京

都会の中心で和の安らぎを提供する温泉旅館。
ゆったりとしたダイニングで提供する料理も拘り。

三密対策

客室で食べて貰う提案をしていました。

星野代表
「やろうとしていることが、星のや正式な食事処として問題ないのか?」
「食べるのに相応しいしつらえを作れるのか?」
「正式なダイニングのスペースとして魅力が無いのでは?」
「星のやとして問題が無いか。嫌かどうかの問題」
「食べ方とか優雅さとかという話」

厳しい指摘が矢のように襲いかかっていました。

「どうやったら新型コロナ環境下における安心安全な旅に近づくことが出来るのか
 スピーディにダイナミックにサービスのあり方を変える時期」

星野リゾート

日本各地で宿泊施設を運営する星野リゾート

ラグジュアリーなホテルや温泉旅館など39施設を展開。

その星野代表に新型コロナのホテル観光業の影響について聞きます。

新型コロナ収束に向けて必要な準備とは?

日本の観光需要は年間26兆円ある。

そのうちインバウンド 4.5兆円。
国内宿泊、国内日帰り 20.5兆円。
国内からの海外旅行が 1.2兆円

4.5兆円外国人観光客消費は減る。
しかし国内からの海外旅行分の2、3兆円の需要は国内に戻る
インバウンド失うこと深刻に捉える事は無い。

そこで

地方におけるマイクロツーリズムを提案

マイクロツーリズム

車や自転車で15~30分圏内の観光地を楽しむ旅行。

「この機会に訪れて楽しむ。
 雇用の維持につながり感染拡大もしない。
 コロナが発生する前の地方の観光力より強くなるかも」

今耐えれば未来は明るい?

「今は耐える事が大事
 新型コロナの問題から短期的な事も大事だが1年1年半の期間で捉える必要」
「三密回避の滞在のノウハウの良い方法を考える。
 新しい旅のあり方を提案していきたい」

4月22日 星のや東京

東京大手町
三密の無い滞在の実現の試行錯誤を行ってました。

スムーズに食事が出来る状況をどう作るか
客室での食事をどうするか

などなど。

用意したのは折りたたみテーブルです。
セッティングは30秒など作業を確認。

拘りの料理が入ったお重を出す演出では…

「見ていると結構さわっている。
 手袋して出すのも味気ないし…」
と、これも試行錯誤でした。

星野リゾートが仕掛ける三密の無い滞在とは

ホテルが用意したタクシーでの送迎。
移動中の接触を回避

地下駐車場でお出迎え

まず通されるのは検温室
アルコール消毒もあります。

移動はエレベーターで。
スタッフが一緒に向かうと思いきやスタッフとお別れ。
1Fでは別のスタッフがスタンバイ。

リレー方式で客と密になるのを防ぎます

チェックインもフロントでは無く部屋で

スタッフがお重に触れるのは最小限でした。

星のや東京御膳

お重を広げ献立を見ながら…です。
接触を控えるため接触も必要最低限。
その代わり品書きが丁寧でした。

安心安全と上質サービスを目指す星野リゾート
ここを皮切りに三密の無い滞在を全国展開するそうです。

「私たちだけでは無く業界全体で取り込むことで
 完成拡大を防止しながら経済の一定レベルを確保することに貢献できる」

と星野さんが語ってました

新潟・南尾魚沼市のryugon

井口さん
雪国観光圏を海外に売り込む策を練ってました。

手を組んだのが東京港区伊のミキ・ツーリスト

年商840億円1600人の企業。

海外に送りこんだ観光客の面倒を見るなどの仕事。

しかしスタッフ休業状態

「日本からの欧州行く団体旅行は一番回復遅い
 一番早いのは個人旅行」

個人客を取り組むにあたり世界27の国と地域にネットワークがあります。

そしてアプリも。

「越後湯沢でスペイン・イタリア・ドイツ語にそれぞれ対応出来ないけど仕組みを使えば…」

ポップガイド

世界で15万人が使うアプリ。
目的地に到着すると…自国の言葉で観光案内音声が流れます

アプリで雪国観光圏の宣伝も可能です。
訪日時に立ち寄って貰える可能性が高まります。

新潟・十日町市

井口さんがミキ・ツイーリストの社長を案内してました。

見て欲しかったのが…芸術作品

2000年から3年ごとに大地の芸術祭が開かれているそうで。
世界のアーティストが作った作品が200ほど点在。

井口さんお薦めが

日本最大渓谷の清津峡のトンネルの先。
見えてきたのが水槽のような物

トンネルの向こうの景色が水面に映り込み宙に浮いているように見えるアート
先には絶景が見えました

これは見たことあるなぁ…

夏になれば更に綺麗です

ミキ・ツーリストの社長
「ルートにしていかないと公共交通手段では難しいと思う」
「パッケージにして越後湯沢発で作って売っていけばポテンシャルはある」

大地の芸術祭の次回は来年の夏。

ryugonの代表
「負けないという気持ちは、全国の旅館もそう思っている
 簡単にギブアップせず前を向いて頑張っていきたいなと思っている」

観光業界は地獄ですよねぇ…
コロナは本当に収束するのだろうか…

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