『がんの「超」早期発見に挑む~日の丸ベンチャーの底力~』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 新たながん検査について
  • 線虫で癌を検索する仕組みが出来つつありました
  • 唾液で癌を検索する仕組みが運用されてました

癌で亡くなった著名人

2018年も僅か。
癌で亡くなる人多数いました。

「樹木希林」さん 全身癌 享年75歳

「親からいただいた命は自分のものだけではない」
「ぞんざいにしている方はどうぞ大事になさって下さい」

…。名言ですね。

「星野仙一」さん 膵臓癌 享年70歳

「さくらももこ」さん 乳がん 享年53歳

山本KIDさん 胃がん 享年41歳

中尾翔太さん 胃がん 享年22歳

癌は早期発見が大事です。

58歳の男性が大腸がん検査を受けていました。

大腸癌検査は下剤を飲む必要があります。
2リットルを飲まなければなりません
飲み終えたら病院へ。

初めて大腸検査です。
大腸がん検査は軽い麻酔をして内視鏡をケツから入れます。

ポリープがありました。
電気メスで切り取ります。
ポリープはなくなりました
しかしポリープが3つ見つかり切除。

翌日は胃がん検査。喉への麻酔。
癌の検査は臓器毎。胃カメラ口からいれます。
苦しそうです。そして20分かかります。

胃には異常なしでした。

大腸と胃で4万円かかりました。


しかし今痛み無し、簡単ながん検査が開発されてます。

ベンチャーが生み出した新技術。
気になる実力とは

癌の検査

日本人は2人1人は癌にかかります。
3人に1人死亡しています。

男女別の癌

男性は、1位:胃がん。2位:大腸癌。3位:肺がん
3つの癌で半分です。
女性は、1位:乳がん年々増加してます。
2003年は5.4%⇒10年で9%まで上昇
2位:大腸癌、3位:胃がんです。

死に至る病の癌…

医療技術の進歩で早期発見で10年生存率80.6%
直すことも可能です。

しかし癌検診受診率は、大腸癌では男性が44.5% 女性38.5%

何故受けない?

「1日かかるし体調も整える必要がある」
「出向くの面倒。自分はかからないだろうと」
「仕事で時間が無い」
「費用が高い、痛い」

そんな意見が聞かれました。

ガイアの夜明けは癌の早期発見に挑む
便利に受ける事が出来る画期的な癌検査の現場に潜入です

線虫でのがん検査

9月大阪市。
日本癌学会学術総会。
癌の研究が発表される場所。

あるがん検査が注目。

HIROTSUバイオサイエンス社長

広津さんが発表します。

「がんの匂いに注目
 簡便で安くて痛みがなくて精度が高い」

世界からも注目を集める検査方法でした。

千葉県柏市。ベンチャーが入居する研究施設。
HIROTSUバイオサイエンス中央研究所があります。

従業員40名のベンチャー企業

尿サンプル1滴をたらします。
真ん中に線虫を起きます。体長1mmくらいの線虫です。

尿と線虫を置いて30分待つだけです。

癌患者の尿には独特な匂いがあるそう。
線虫が好みます。多くが寄っていきました。

かかっていない尿の場合。
線虫が嫌いな匂いで逃げます。

近づいたのと離れた量を計測します。
1つの尿献体で複数回繰り返します。

線虫がどう動いたかで癌の可能性を発見します。

この検査方法を見つけた広津さんは生物学研究者

「線虫をがん検査を使うのは世界で初めて。
 思いつかなかったので世界でも初めての発表」

線虫は確認されているだけで1万種類以上

C.エレガンスを使う

土の中に生息していて人体には無害。
1mmにも満たない生物だが、嗅覚が強いそうです。
1200種類の嗅覚受容体(匂いセンサー)を持ってるそうです。

東大大学院時代の広津さんは20年線虫研究をしてきました。

科学誌ネイチャーでも論文が掲載されます。

線虫が分子レベルで匂いを嗅ぎ分けていることを証明

癌に応用を思いついたのは5年前。

全国の病院から癌患者の尿を集めて線虫で癌を嗅ぎ分けら
れる確率を分析しています。

線虫が苦手な癌はないそうでして。
18種類の癌に反応します。
盲腸癌なんてレアな癌も。

殆どカバー可能です。

注目すべき精度

癌患者を見分ける確率も健常者を見分ける確率も9割以上

医師はどう見ているのか
埼玉医大の良沢教授(膵臓癌のスペシャリスト)

2年前から広津バイオの協力しています。

「膵がんの患者データを見ると正しく陽性が殆ど。
 非常に信じられないぐらいの成績」

良沢さんは大きな可能性があると見ていました。

「見た目は面白くないが、凄い仕事してくれると思うと…
 可愛い」線虫についてでした。

広津さんは線虫の検査には利点があると考えています。
線虫がタッパに入れておいてありました。

飼育コストは殆どかからない

餌は大腸菌。
培養が簡単で大量に増やせます。
なので検査費用も安いです。

数千円レベル

「がん検査で数千円の物はそんなに無い」

1年後2020年1月に実用化予定です。

東京青山にある広津バイオ本社オフィス。

九州大学大学院の助教だった広津さんが2年前に起業。

線虫利用の匂いによるがん検査を自らの手で実用化するため
でした。大学もやめました。

「お金のことなど考えた事なかったが考えなくてはならない
 社長である以上は研究を全面的に見れない」

研究だけに専念できなくなった広津さんの元には助っ人が

「九大時代の教え子よく知ってる」

教え子たちが集まってきました。

中でも広津さんが信頼を寄せるのが、魚住さん30歳。
線虫の研究で学位を取った腹心みたいな感じ。

魚住さんは卒業後ミツカンに入社。
2年前起業した広津さんから声がかかります。

「最初は、ベンチャーでこれからというところだったので
 大丈夫なのかなはあったが話を聞いていくうちに面白
 そうな仕事だなと」

今では中央研究所所長です。
研究現場の取り仕切りをしています。

目下の任務は実用化を前に数多くの解析をすること。
線虫が見分ける力を裏付けるためです。

「癌で亡くなる人は増えていく。少しでも早く助けられる
 よう役に立てればという想い」

10月東京赤坂

広津さんが記者会見。
2020年実用化を前に研究データを披露しました。
重要な発表を任せたのは魚住さん。

1000例近い癌患者の症例に関して解析が進んでいる
86.8%成功しました。
1000例でも9割近くを維持してました。

ステージ0-1という早期癌に関する数値ですら
早期癌でも87%という確率。
腫瘍マーカーと比べても圧倒的な精度でした。

次なる研究も進めていました。

癌腫識別

「癌腫毎に反応の違う線虫をこういう研究から作れたら」

今はがんがあるかないかだけ
癌の種類は特定不可能です。

その為癌種類を特定する線虫の研究開始してました

線虫を作ります。
線虫の生殖腺にさしてDNAを注入。
遺伝子組み換えをします。
遺伝子を組み換えて1200種類の匂いセンサーをいくつか壊す
癌は種類毎に匂いが違うそうでして。
A癌の匂いをセンサーを壊したらよっていかない。
普通の線虫はよっていく。
線虫は近づかなければA癌の可能性があるという感じで
見分けるそうです。

主に力を入れているのは膵臓癌。

「見つかるのも難しいし、自覚症状も出ない」

膵臓癌の早期発見が難しい理由は。

埼玉医大の良沢教授
「膵臓とへそ丁度真ん中にある臓器。見つけにくい」

膵臓癌10年生存率29.1%。
末期なら「0.7%」と極端に下がります

「線虫検査をきっかけにして膵がんの疑いがある人を
 ピックアップしたら効果的な検査が出来る」

数日後。
遺伝子組み換え線虫が生まれます。

膵臓癌の匂いセンサーを壊した線虫(予定)
見た目では分からないが狙ってる所だけセンサーを外しました

膵臓癌尿を使いチェック…
30分後

「うーん…今回作った線虫に関してそこまで反応は…」

結果は今ひとつ
線虫の匂いセンサーは1200種類。
一つ一つ試していきます。先の見えない研究は続きました

社長業に奔走する広津さん。

「密に連絡取って報告は聞いているが
 失敗の中から色々学ぶという部分も含め見守ってる」

11月下旬

柏の研究所で魚住さんが黙々と確認中。
遺伝子組み換え線虫を色々試してました。

「まぁまぁ良い反応」

やっと良い反応示す線虫が出来てました。

「色々可能性があるので全て検証した上でないと結論でない」
「可能性としてはある」

線虫のがん検査は2020年1月に実用化。
2年後に癌腫識別を目指します。

そのほかのがん検査

2019年実用化されるのは
島津製作所の血液1滴のがん検査

アミノ酸を分析することで出来るそうです。
9割以上で発見できるとのこと。

去年実用化された癌の可能性検査としては。

「唾液検査」がありました。

乳がん検査を受けに来た女性。
乳がんは胸を潰すマンモグラフィーが一般的。
痛みがあります。

しかし新しい乳がん検査は…
使うのはストローと小さな容器
唾液を出すだけでした。

ごくわずかな量です。

そこから…
乳がん、肺がん、大腸がん、すい臓がん、口腔がん

5種類のがんリスクを見分けられます
採取唾液はクーラーボックスへ。
要冷凍-15度以下。鮮度が命です。

山形の解析センターへ。
専用解析装置にセットして唾液中の癌のリスクを示す
物質を測定します。

それは癌の代謝物

拡大したがん細胞はレーザーを当てると赤く光る。
それが癌の出している代謝物です。
がん細胞は代謝物という極小さな物質を出します。
代謝物は血管の中を流れ全身へ広がり唾液にもしみ出す。
代謝物の量や種類から癌の可能性を分析します。
リスクをA~Dまでの4段階で分析(Aがリスク無し)

2週間後…検査結果が。

「全ての癌がA(問題なし)」

「唾液で分かるなら年1回は受けたい」と女性。
この検査は全国26箇所で受診可能ですが。
費用2万円以上です。

この検査で癌が見つかった人も。
須藤さん56際
検査受けたことがなかったそうです。
しかし唾液検査で大腸癌検査Cがでてしまいました。

そして早期の大腸癌が見つかりました。
手術して命拾いしました。

「この検査があったから受けた。
 検便とか病院に行くのが嫌だったが検査してよかった」

サリバテック:山形県鶴岡市

山形県鶴岡市
慶応大学先端生命科学研究所

唾液がん検査は研究所の中にあるサリバテック
という2013年創業の企業がやってます。

社長は杉本氏43歳。
10年以上唾液研究をしてきました。
去年2月がん検査の実用化に成功。

「唾液で癌を検査することは世界中が研究しているが
 ちゃんと出来てるのは私たちだけ」

元三菱のソフトエンジニア。
27歳で慶応大学社会人研究員として派遣されました。

そこで研究するうち唾液中の癌代謝物を発見
それが2010年。
その成果を元に2013年に起業しました。

しかし現在検査依頼は月に100件以下。

「知られていない色々な人に使って貰えないと
 社会に還元できない」

検査方法を広めるため精力的に動く毎日でした。

鶴岡市内の荘内病院。
地元医師に知ってもらおうと理解を得るためアピール。

院長の反応は

「ガンマーカーとして検診に有効使えるのでは?」
「凄く面白と期待してるが問題はコスト」
「収入が低いところでは個人負担は難しいのでは」


1回2万円以上がネックとなっていました。

「しんどいですね」

社長自体山形と家のある埼玉を往復する日々。
週の半分はホテル暮らしです。
どうしても新しいがん検査を広げたい想いがありました

「一緒に研究している医師を癌で亡くした」

膵臓癌だったそうで、それを隠してました。

「余命が短いとを知っていた状態でやっていた。
 使命感があった」

9月下旬東京丸の内千載一遇のチャンス

日本生命を訪れました。
社員を対象に唾液がん検査の体験イベントを開いてくれた
そこで成果が出れば、日本生命が一般契約者に向けた
サービスを組み込んでくれる可能性がありました。

日本生命の契約者全国に1200万人です。
唾液がん検査を普及させるチャンスでした。

「すごく前に進んでいると実感している。
 笑顔になる感じではないが」

続いて行われた打ち合わせでは厳しい注文が。
表情が変わります。

「全国規模で客に提供することになると大規模に検査を実施
 検査のやり方を検討したり価格を下げれないか」


検査法王に指摘が。
唾液の鮮度を保つためマイの素15℃で冷凍して運搬
それが手間もコストもかかる原因でした。

打開策は考えていた

3Dプリンターで新容器が作られてました。
唾液を常温で運搬可能な容器です。
蓋の部分に唾液をたらす感じ。
鮮度を保つために入れた薬品と混ざる仕組みです。
絶対に開かない用のとどめる仕組み送り返して貰います。

問題はこの方法で正確な検査が出来るか

冷凍保存と比較しました。

1週間保存したのは全国からを想定したからです。
冷凍したのと違いが無いかを調べる冷凍保存

違いが無いほぼ同じ波形でした。
常温で運搬できる可能性が広がりました。

11月上旬慌ただしい動き。
大きなトラックが秘策を運んできた

積んでいたのは、自動分析装置
最新装置で処理能力現在の20倍。
本格稼働は2ヶ月後
2割のコストダウンを狙います。

「今日も明日も癌になる人はいる
 早くすれば多くの人に意味が出てくる
 きちんと形にして皆に届ける淡々とそれをやるだけ」

線虫によるがん検査にも動きが


オーストラリアクイーンズランド州ブリスベン
広津社長が来てました。

クイーンズランド工科大学

「クイーンズランド州政府が研究をバックアップしてくれて
どこかの大学と研究したいと話をしたときに一番意欲があった」

工科大学のスコットシェパード副学長。
が面会してくれます。

ある研究成果を報告に来てました。
オーストラリア人の解析結果
オーストラリア人の尿で解析をしていました。

途中経過としては95%で見つけれます。
人種が違っても癌が判別できる可能性が。

「ありがとうそしておめでとう」と副学長
「この結果は飛躍的な進歩」

そこである提案を

「私たちはここに研究所を作って大規模な解析を始めたいと 思っている」

「喜んでサポートする」

すぐさま案内されたのは研究施設。
研究室を用意してくれる事に。
広津さんに新しい研究拠点が増えました。

「海外で研究を開始するという意味では第一歩が今日」
「線虫を飼い始めます」

1滴の尿検査で世界中を癌から救いたい、

「今は癌は致死の病で、人類にとって最大の敵
 それを人類が克服できる時代が来るかも知れない
 全世界に広げるのはどうしたら良いか。
 今回がその第一歩」と語っていました。

まとめ

癌はとにかく早期発見多大切
分かっていても検診を受ける人が増えない現実

こうした中で痛みもなく手軽に安く受けられれば
癌で死ぬ人は減る
ベンチャーが生み出した画期的技術が多くの人を救う
そんな日が来ることが近づくことに期待と締めくくられてました


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