ガイアの夜明け 感想

『若者が磨く!新【特産品】』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 若者の力により地方の産物を売り出すという取り組みを追っていました
  • 岡山県倉敷児島のデニムを売り出すため新たな製品を生み出すエブリデニムの挑戦
  • ハピキラファクトリーという女性2人の会社がデザインで地方の産物を売り出そうとしていました

エブリデニム

東京のカフェの一角でジーンズが売られていました。
直接身につけて貰いその性能を確かめて貰いながらの販売です。

これはエブリデニムという会社がやっています。

通常の5倍も伸びるジーンズとか凄いジーンズもありました。

色々と特徴あるデニムがあるようでして。
2年かけてベンガラをジーンズに固着する技術を開発するなどを活用していました。

エブリデニムは児島の隠れた技術を使い高品質ジーンズを作ろうとしていました。

ジーンズを作ってる工場は日本全国探しても岡山児島エリアを中心に広がっています。
苦境に喘ぐ国産ジーンズの聖地を救うべく動いているようです。

ジーンズの聖地の危機

岡山県倉敷市児島。
ジーンズ産業が盛んな街で繊維から縫製まで工場が集まっています。

ニッセンファクトリーに、ジーンズを履いた大勢の若者がやってきました。
ジーンズ工場の見学会が開かれていました。
東京、大阪からわざわざやってくる若者。

ジーンズの加工工場の見学です。

小さな石と共に洗濯機からジーンズが出てくる様子…ストーンウォッシュという加工だそうです。
石と擦れることで古着のような風合いになるそうな。

手作業でジーンズを磨く作業は、色落ちを再現するあたり加工
職人の手で自然な色落ちを作り出しています。

ツアーを主催しているのはエブリデニムの兄弟経営者。

「自分が身につけている物がどんな人が作っているか知ることで、自分の身に付けている物に愛着が沸いたり長く大事にしたいと思ってくれる」

そういう思いからツアーを企画したようです。

児島の歴史

児島は塩田が広がる塩の街でしが、塩分の多い土地では稲作が出来ません。
そこで目を付けたのは、綿花(塩分を吸収する)

収穫した綿花は学生服に加工されて一気に産業化。そしてその学生服の縫製技術をジーンズに応用して、児島は国産ジーンズの聖地となった

しかし、中国製などにおされ、1983年には546軒あった関連工場も、2014年には186軒に。
かつての元気を取り戻せないでいました。

「昔は賑やかだった。土曜市とか祭りと回ったら、商店街は人が通れないくらい」
「今は猫の子一匹いない。古い店は全部無くなった。昔ながらの店はない。」

ジーンズ兄弟

岡山大学にエブリデニムの兄弟経営者の弟がいます。

環境学を学ぶ現役大学生でした。
「デニムの染色や洗い加工をしている工場から出る排水をどうやったら効率的に綺麗な水にして河川に放出できるかというテーマで研究している」

研究をしながら休日をエブリデニムの活動に当てています。

兵庫県加古川市に生まれた兄弟。ジーンズが好きな兄弟でした。
大学進学を機に弟は岡山に、児島を訪れジーンズ産業の衰退を目の当たりにしました。

「児島の持つ技術を多くの人に知って欲しい」

そういう気持ちから、2015年エブリデニムを起ち上げました。

新たな商品作り

新たな商品作りが始まりました。児島にある生地メーカーショーワ

ジーンズの街ならではの豊富な生地があります。
ショーワの社長高杉さんが、エブリデニムに使って欲しいとっておきの生地を見せてくれました。

横シルクのデニム:シルク混

シルクと綿が混じっている生地です。

一般的なデニム生地と比べると目が細かく光沢感と柔らかい手触りが特徴。
デニムというと荒い感じのイメージがあるが、それと比べ凄く綺麗です。

「良い意味でデニムっぽくない」

生地メーカーの社長も
「これから売り出そうとかした場合、若い人の方が自分たちで作ろうという意気込みがある。そういう意味ではうちの素材を上手く使いこなしてくれるのは若い力じゃないかと」

シルク混の製造現場

生地を織る機械が動いています。
シルク混は縦糸に綿、横糸シルクが使われています。
他の生地より高度な技術が必要となります。

織るスピードは1時間に4メートルと普通の倍の時間をかけてゆっくりと織る形となります。
繊細なシルク混は縫製も難しい生地でした。

エブリデニムはどんなジーンズを?

新作ジーンズのデザインに取りかかる弟。
目指すのはシルク混の高級感を生かしたデザインです。

「ジーンズはカジュアルすぎるので履いていけるところが限られる。キレイめなスタイルのパンツにしようと思っている」
「はいていく場所を選ばないジーンズに出来たらと思う」

東京八王子にある兄の部屋へ。兄も現役大学生です。
茨城県の筑波大学まで通っているそうです。

今までに無いジーンズのデザインを見せます。
股上を深めに取り、ポケットは斜めにカット。通常のジーンズとは異なるデザインです。

岡山県倉敷市

足を運んだのはエブリデニムでも付き合いがある橋本被服

サンプルを縫製するための打ち合わせでした。

社長の高畠さん。
「普段あまり縫うことのない特殊な生地」

早速サンプル縫製が始まります。

太い糸は使えないため、細い糸を。
糸を変えるだけでなく縫うスピードにも気をつけます。
本来のデニム生地は一気に縫うが、早く縫える素材ではありません。

シルク混はデニムと比べ薄く柔らかいので通常のスピードで縫うと縫い皺が出来るそうです。
それを防ぐためゆっくり動かし、通常の倍のスピードで縫製します。

デザインも使う生地も縫製も違うジーンズ…どんな風になるのか。

新しいジーンズの完成

1ヶ月後。軽やかなデニムスーツが出来ました。

しかし大問題が発生。「擦れて色落ち」
シャツにジーンズの色が移ったのです。
裏面に同じシルク混の生地を裏側に使ったのが原因でした。

5月下旬。色移り解決策を考えます。

細長い布…ポケットの裏地と同じ生地を裏側のシルク混の上に使い色移りしないようにしました。
そして耐久性なども損なわないようにしました。

生地選びから8ヶ月。新作ジーンズが完成します。
「あまりタイトに作りたくなくて、ゆったりとしシルエットに」

東京西東京市で、キャンピングカーによる移動販売が開始されました。
店舗を持たない彼らの得意の販売方法です。

テントを設置して試着室として使います。

早速客がやってきて試着。
一番新しいシルクを使ったスラックス型のデニムパンツを着用します。

「いいです。履き心地も良い光沢もあってドレッシー」

この新作ジーンズ10月から本格販売するそうで2万円前後とのこと。


「児島の工場の技術を発信していく。今までより客に現場に来て貰ったりそういう活動を通してもう一度児島という産地が元気になれば良いと考えている。僕たちがその力になればと思って活動している」

長野県小布施の栗鹿の子を売り出す?

長野県小布施町人口11000人の街です。

そこに2人の女性がやってきます。ハピキラFACTORYの社長と副社長。

小布施堂という90年以上の歴史のある栗を使った菓子のお店に行きました。
栗鹿の子が名物で栗のみを栗の餡で包んだ自慢の一品です。

ここと一度提携して商品を売り出したそうです。

4年前の大学生の時小布施町を訪問して、小布施堂と出会ったそうです。

伝統の和菓子栗鹿の子を知って貰いたいとある提案をします。

パッケージのリニューアル

赤いハート型にしてバレンタインデー向けに発売することに。
売り場は若者の街渋谷。

10日間で2000個が完売するという偉業を達成しました。

小布施堂の営業責任者も

売れると思っていた?

思っていなかった。
商品も彼女たちの年代に合わせた物にリニューアル。売り方も彼女たちが係わって大きく変わった。
結果的に大きく動いた

ハピキラFACTORY

東京品川区に地方の商品を大ヒット商品に変えるハピキラFACTORYがあります。

女性2人の会社で、普段は会社員をしているとのこと。
休日平日の夜にカフェやご飯を食べながら楽しく経営しているそうな。

今まで売り出した地方の産物として。

10年使えるmy包丁

岐阜県関市の包丁です。
どうしたら女の子に使って貰えるかとプロデュース。

包丁というと黒くて重厚感が多いが、女の子がかって嬉しくなるようにパステルカラーにして今までと違う雰囲気のパッケージにしました。

Sake de Pumpkin

常陸太田市の「里川かぼちゃ」
食べたら普通のかぼちゃと似たような味をしていたそうです。

特別なときに送り会えるような商品にならないかと考えたそうです。

かぼちゃ焼酎にしました。

女の子が焼酎を飲む機会はないので、瓶を細くしたりデザインもお洒落に見えるようにしました。

誰かに贈るようなプレゼント系なラッピングにする事で特別感を演出するのがポイントのようです。

「作る・広める・売るをやってきてるが、売るを考えるとお中元、お歳暮の用に「もらう」「あげる」という方が販路が取りやすい」

しっかりとその辺は考えているようです。

そして。
「限定で売り切ることから初めて実績を出して、信頼して貰えるようにする。これが地方の皆さんとの信頼関係の作り方」

まずは小さな規模で初めて信頼を得てから拡大していくという手法を採っているようです

長野県小布施町の果物を売り込め

会社勤めをしながら小布施に通いつづけてある取り組みを行っていました。

30代の若手農家が集まりハピキラファクトリーと共同で小布施町全体の活性化に取り組むようです。

「狭い町だから纏まりあるかと思うじゃん。グループが有りまとまりがあまりない」

小さな町あるある。まとまってそうでまとまってないんですよね。
地方って変にグループ意識ありますから。

農業は主力産業である小布施。
農家の力を結集して売り込みたいが道半ばのようです。

会合には町長も参加。参加していた町長は期待していました。

「街に刺激や情報やあるいはショックを与えて欲しい」

ハピキラファクトリーの女性2人は果樹園へ…ヒールとお洒落な格好で視察です。
なんかそれを見ていて、何だろう。不思議な違和感。
ゴツゴツした石とか転がっているところヒールで歩くとか自殺行為だよなぁとか思います。

若い感性と言えば聞こえが良いのですけど、あれじゃ効率悪くてしょうが無いというか遊び感覚なのか。
ヒールで果樹園巡って「わーすごーい」とかやってるの見てなんだかなぁと。
チャラチャラしてる感じが…テレビ用なのかな? いや私もオッサンですねぇ。

格好なんてどうでも良いんですけど…いや。あれは無いなぁと。
一応私も農業を少しかじってるので分かるんですけど単純に危ないんですよ。
肌を露出する格好でってのはね。はい。

というのはさておき。

小布施では1年を通して様々な果物を作られているが悩みの種がありました。

種類が多いので特産がなく、品質に比べて知名度が低い


その知名度を上げる手伝いをハピキラファクトリーがやろうとしていました。

課題は山積みです。

ミーティングを重ねた結果出た結論

共通の箱とデザイン

果物を1つ1つ売るのでは無く、小布施の果物全体のブランド化をする事にしました。
その為の共通パッケージを考えていました。

ただ果物を詰め込むオリジナルデザインの段ボールを作ると1箱210円かかります。
農家で使用しているのは120円と大きな負担となります。

段ボールはシンプルでも、シールを貼って

ということでオリジナルステッカーを作る事にしました。
普通の段ボールに貼ります。

それで本当にブランドイメージを作れるのか?

オリジナルステッカー

スマホを使ったテレビ会議をデザイナーの人と相談します。
金沢美術大学の東郷さんという堅。

今までの仕事を通して若者同士のネットワークを持つ2人の人脈から選ばれました。

「良い意味でのギャップが生まれたら良いな」
「段ボールだし中はりんご。だけどそのりんごが特別な物であるという風に思って貰えるような」

見た目だけでは分からない品質を伝えたいという難しい注文でした。

第一案はシンプルなデザインでした。

しかい駄目出しが入ります。
「全体的に可愛いアンドシンプル系。もうちょっと大人っぽい方が良いな」

本当に美味しい物が引き立つようなデザインにしなくてはと悩みます。
小布施の果物の魅力を伝えるデザインとは…

最終案は、果物が大きくリアルに描かれ、生い茂る葉っぱもあしらい瑞々しさや、高級感などもだしました


農家さんも「こういうのをしている農家はいない。地味な段ボールがお洒落になる」と高評価。

早速それを利用したネット販売サイトが立ちあがります。

My農家ボックス

小布施の果物をアピールしていて売り方にも工夫を懲らしていました。

年3回3kgの果物が送られてくるというプラン。1万円。
季節ごとに贈られてきて、何が入っているかは手にして始めて分かる物。

旬な果物を中心に送るため発送日も未定ですが、5日で10件の注文が入ります。

1000個来たら1000万円だ!と、色めきだちます。
年内1000件を目標としています。

地方と東京女子のコラボ。新たな感性が地方を変えようとしていました。

「私たちが通訳になって、地方の本当に良い物を伝えることが出来ると良いなと思っている」
「年を重ねていくと、ライフステージにあった地方の見方も出来るようになる。おばあちゃんになっても出来るかなと」

なんて語っていました。

まとめ

国産ジーンズの聖地でこれまでに無いジーンズを作る大学生兄弟。全国各地の地方の産物の魅力を新たに伝える20代女性。
地方活性化のために若者達が動き出していることを伝えた。地方の技術や商品が若者のフィルターで違った魅力でアピールする。
そういった取り組みが今後も出てくることを楽しみにしていると、締めくくられていました


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