ガイアの夜明け 感想

『【東京】を攻める! 新たな挑戦者』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 地方から東京へ進出した企業のお話
  • 自販機のミリオンは格安商品を東京に広めようと努力していました
  • ゴリップは1日肉で楽しめる店をオープンさせました

沖縄の自販機「ミリオン」

沖縄県那覇市

最高気温30℃近くになったこの日冷たい飲み物を求めて自販機を利用する人たち。

国道沿いの弁当屋の前にある3台の自販機。
コカコーラとダイドーの間に黄色いミリオンの自販機がありました。

弁当を買った後に使われるのは、ミリオンの自販機ばかりでした。

「値段が安い」「弁当のおつりで自販機で飲み物を買える」

と、この自販機は安さが売り。
500mlのペットボトルが100円。缶コーヒーも100円。どのメーカーでも100円。
80円の物もありました。

人気の秘密はそれだけではありません。

「ゴクビタン」

聴いたことも無い飲み物。この自販機のオリジナル商品です。

さんぴん茶、ゴクビタン…更にはサイダー50円など。

黄色い自販機は安さで勢力拡大しています。沖縄県内に3000台設置されているそうです。

ミリオンの本拠地

沖縄県うるま市。幹線道路から脇道の山道の先に、黄色い自販機が大量に並んでいます。
次々に出荷されていく自販機がありました。

指揮を執るのはミリオンの平川専務。

株式会社ミリオンのナンバーワンの売り上げを誇る自販機データを見ると月に6040本販売。
月商は592,950円。全国平均の8倍以上です。

しかし沖縄では飽和状態。
党錮とで東京進出を目指していました。

「今力を入れているのが東京のど真ん中山手線の中で増やしたい」

自販機の歴史

街の至る所にある自販機、日本にはコカコーラが最初で1962年。
瓶を引き抜くタイプで栓抜きが付いています。

1976年。自販機革命が起こりました。
温かい飲み物、冷たい飲み物が同時に売れるようになります。

今年の3月にはタッチパネル自販機。
現金利用できない自販機で、ネットで注文してQRコードで受け取ることが出来るという面倒くさいかんじ。

そんな身近な自販機。
東京を舞台に新たな戦いが起きていました。

格安自販機のミリオンの東京進出

ミリオンの強み

巨大な倉庫に段ボールが山積みになっています。

ポッカの缶コーヒーやアサヒのワンダ。ドトール。様々な飲料メーカーの製品があります。

「メーカーが売り損じたとか、作りすぎたとか少しでも安く仕入れて消費者に還元し販売をしている」

独自ルートで格安で仕入れていました。
特徴は商品の賞味期限にあります。

例えば2017/07/06まで。撮影日時点であと2ヶ月とかです。
賞味期限迫った商品を大量に仕入れて格安で売るのです。

更にトラックで大量に運ばれてきたのは、沖縄県民に人気のお茶。
ミリオンオリジナルです。
さんぴんちゃ(ジャスミン茶)
ルートビアというアメリカ発祥の飲料。アメリカに縁の深い沖縄ならでは。
オリジナル商品は17種類あり、沖縄県民の好みに合わせてあります。

「自社の自販機なので何の商品を入れようがいくらで売ろうが規制は無い」

沖縄の商品を満載した黄色い自販機です。

契約にも工夫

契約形態は2つ

歩合制

商品の売り上げの25%のをオーナーに払うもの。売れれば売れるほど儲かります。


固定料金制

売れても売れなくても一定金額を支払う。確実に収入が見込めるというもの。

これで1年で1000台と設置台数を増やしました。
沖縄県内は飽和状態なので東京進出を決めました。

ミリオンの東京進出

東京は日本で一番人口が多く1台当たりの売り上げも日本一高いです。
自販機の最激戦区です。

営業にきた専務。気になる所が見つかればメジャーを取り出して設置できるか確かめます。

置きたい場所を見つけたら即交渉。

年季の入ったとんかつ屋さん。
長年続いている店は長期契約が見込めると考えました。

「無理ですねー」とにべもなく断られました。

良さげなビルを見つけましたがオーナー不在。

「東京は難しい。沖縄だとすぐ決まる。東京はうちのことを知らない人が多いので」と専務。

専務は昔、不動産業を学ぶため上京しました。
交通事故で右足を負傷して地元沖縄へ戻り、大手飲料メーカーに勤務後1992年にミリオンを創業しました。

「東京へのリベンジを果たしたい」という気持ちもありつつ営業を続けました。

そして改めて実感したことがありました。
特保飲料などの多さ。

「沖縄には殆ど無い。東京は健康を考えた商品が多くなってきて関心が高いんだと思う」

そこで東京進出に辺り手を打ちます。

マレーシアの提携工場。
ミリオンのオリジナル果汁飲料の多くが作られています。

東京攻略の新商品開発が行われていました。

ライチ果汁入りのジュース

ただのライチジュースではなく黒い粒が入っています。何か気持ち悪いです。

しかし美肌に良い「バジルシード」のドリンクだそうです。
バジルシードは栄養価が高いとされるスーパーフードのひとつ。

バジルシード水に浸して暫く待つと、種の周りが寒天で覆われたようになる。
それは食物繊維だそうです。

その最終チェックが行われていました。

東京で戦うための武器になる…のか? 何か気持ち悪いんだけどと、素人の私は思いましたが。
後ほど書きますが、売れてました。女性に。

「絶対に売れると思っている。自信が無いと東京には出て行けない」

流石専務です。

沖縄ミリオン本社。マレーシアで作られた最終サンプルが届いていました。

ターゲットは女性
「コンビニの商品は高い。ダイエットのために買ってたら破産する」などという意見を受けます。

スーパーフード飲料は増えていますが割高です。
値段の試行錯誤も続いていました。

提携先の獲得

港区のオフィスビルにあるエイブルコーポレートサービス。

以前から営業をかけていました。

「固定料金制」というのもあるというのが決め手となり提携して貰えるようになったようです・
東京で多くの物件を扱うこの会社と契約できれば一気に設置台数が増やせます。

「安くて美味しい物が飲めるのは嬉しい話なので間違いなく一緒に仕事が出来る」と、社長からも太鼓判。

そして東京渋谷区にミリオンの本格進出となる自販機が設置されました。
黄色い自販機安さアピールしています。

半数がオリジナル商品で、バジルシード飲料もテスト販売。

150円(350ml)とちょっとお高めでした。

早速利用者がちらほら

「こんな自販機見たことない。50円って間違えてるのかと」

バジルシードも売れていました

「サッパリしてて美味しい」

本格的東京進出始まったばかりだけど次を見据えていた。

「50台100台200台とスピードを持って進めていきたい常にチャレンジ精神で今までに無いものを仕掛けていきたい」

ゴリップの新しい業態

東京六本木。新しいビルの中に、関西で人気のチェーンが入っていました。

京都勝牛

牛カツの店じゃないか。知ってます。なんかの番組で見た気がします。

関西ではメジャーな食べ物のビフカツ。
トンカツは非常に揚げるのに長い時間だが牛カツはさっと揚げれば終了。
醤油わさびで食べるものです。

関西で走られている店が東京に進出していました。

何故東京に?

2014年に京都に1号店をオープン
牛カツ文化を広げたくて東京は全国に展開するためには必要な場所

試行錯誤した?

関西と比べると店を出すのに、家賃が高い工事費が高い、コストが上がるが、難しいが、牛カツ専門店は調理が早く回転率が良い
1380円~1480円 日常使いとしては料金が高いが高単価、高回転で収益を。

牛肉に拘った外食チェーンなので、肉を使って朝から夜まで楽しんで貰おうと
今までに無い新しい業態を考えている

と、運営会社ゴリップの勝山社長が語っていました。

NICK STOCK

京都市下京区にある「NICK STOCK」

肉そのものが売りの店です。
手頃な値段で一日中様々な肉料理が食べられるカフェです。

9:00

利用客は仕事前の会社員。厨房はハンバーガーを調理中でした。

アメリカ産牛肉を熟成させて赤身のうまさを際立たせた自信作のモーニングは480円。

「肉を食べているハンバーグという感じ」

ランチ

スタッフが朝の店頭メニューをかたづけて食べ応えのあるランチメニューに変更。

熟成牛ハンバーグにアボカドチーズが乗ったランチは1380円。

ディナーメニュー

厚切りベーコン、ソーセージ、ステーキなどが1kg入ったニックビレッジ4980円。
3,4人の家族ならこの1皿で十分です。

こうやって朝、昼、カフェタイム、夜と1日4回メニューが変わります。

肉料理:4毛作戦略

こうやって客を1日中肉の虜にしていました。

4月上旬の渋谷にゴリップ社長勝山さんの姿。

道玄坂に面したガラス張りのビルに4毛作戦略の店舗を起ち上げることになりました。

1F、2F44席。
「渋谷では営業時間にずっと客が入っている状況を作らないと高い家賃を払ってやる意味が無い」

と意気込んでいますが、頭の痛いことがありました。

店の近くには、競合ハンバーガーの大手チェーンが勢揃い。更にはいきなりステーキもありました。

「しっかりメニュー差別化する。同じ戦い方をするつもりは無い」

アメリカイリノイ州で目玉の安くて美味しい肉を探します。

「来店頻度を増やして貰い、もっと日常的な使い方をして貰いたい」という想いもありました。
「1000円を切って満足する肉料理。特に牛肉が食べられれば。」

イリノイ州で育てられているブラックアンガス

和牛に似た油ののりが特徴。コーンを食べるから肉が甘くなるそうです。

イリノイはトウモロコシの収穫量が多くコーンベルトと呼ばれる地域。
厳しい冬に備えてそれを食べて太るから肉質が良くなるそうです。

ぼてっとして足が短いのが美味しい牛とのこと。

牧場から30分の食肉加工業者。アメリカでは中堅規模の食肉業者で1日に450頭を解体しています。
中堅ながらイリノイ産など質の良いブラックアンガスを使う会社です。

「上位の2つの等級しか使わない」そうです。

そんな肉でも手頃な部位があり「肩ロース」という部位でうs。

勿論安いからには問題がある訳です。

身体を支える肩の付け根なので肉質が固くスジが多いのです。
ブロック肉の1/3がステーキにするには向かないものでした。

固いという部分を焼いて食べますがやはり歯ごたえありすぎる模様。
肉を生かす方法を、総料理長の牧村さんに調理を託しました。

ナイフでは切れないレベルのスジがありました。

「全てが使えたら価格も抑えられる」

と、スジまで食べられる料理を考える事になります。

そこでまずは細かく切り挽肉に。
それを押し寿司の型に詰めます。

成型肉みたいな感じになりまして、それを焼いていました。

ハンバーグみたいだが、つなぎ添加物は一切使っていない牛肉100%の肉が出来ました。

ミンチ感は無いようです。
油が溶けやすくてジューシーになったとのこと。

「1000円以内で食べられたらステーキより美味しいかも」

ということで980円のランチセットができました。
ブラックアンガスを使ったメニューです。

肩ロースステーキもかなりのボリュームで1000円提供されるようです。

更に鹿児島県南九州市でオープンギリギリまで食材を探していました。

岡山フードサービス 知覧農場で作られているブランド鳥は…デカイチキンでした。

鹿児島薩摩極鶏 大摩桜(だいまおう)

名前凄い。胸が凄いパンパンでした。鳩胸みたい。

低カロリーの餌で120日以上飼育し引き締まった肉質が特徴です。
これもメニューに加えました。

5/29オープン

店舗のレイアウトにも拘ったお店は8:00オープン

モーニングはライバルが多いハンバーガーは辞めてホットドックにしました。

その分価格は抑えめ。

モーニング特別メニューはドリンク付き450円。ゆで卵食べ放題。

テイクアウト専用コーナーも作りオフィスで仕事をしながら食べる人を取り込みます。

ランチタイムは行列となり、近くのビジネスマンが来て大盛況。女性が多かったようです。

ブラックアンガス挽肉固めたメニューが一番人気です。

味の評価は?

「ソースが合う。凄く美味しい」
「ハンバーグとステーキの間みたい美味しい。固すぎずやわらかすぎず」

カフェタイムはパンケーキの女性で賑わってました。

19:30のディナータイム

店は酒を楽しむ人でパブの雰囲気となり、大摩桜の陶板焼きなどが人気だったようです。

「歯ごたえが違うので噛んでいて味が出てくる感じ」

狙い通り終日満席となりました。

最期に社長の言葉。
「この業態を東京で広めたい。地方には東京に無いものも沢山ある。それらを東京のスタイルに合わせながら戦えば東京は魅力的な市場だと思う」

纏め

低価格とオリジナルの飲料で自販機に旋風を巻き起こす沖縄のミリオン。
肉に拘るメニュー開発で新たな文化を生み出す京都勝牛(ゴリップ)

東京というマーケットで戦う地方の企業には他には無い戦略と強い想いがありました。
新しい楽しみ便利なサービスを提供してくれる力が東京では求められている。

と、締めくくられていました。

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