ガイアの夜明け 感想

『進化を続ける「道の駅」』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 今日のガイアは道の駅について
  • 発酵の里こうざきでは、新メニューや新しい発酵食品で集客しています
  • たけゆらの里おおたきでは、新たなツアーが生まれようとしていました

おばあちゃん市・山岡

岐阜県山岡町。4300人が暮らす山間の街。
県道を走っていると突如現れたのは直径24mの木造水車がある人気の道の駅。

道の駅 おばあちゃん市・山岡

ここには名物料理がありました。お袋の味定食750円。

「ヘルシーで種類が多くて安い」

地元の山菜の天ぷら、煮物、懐かしさを感じる料理ばかり。
作っているのは地元のおばあちゃん達でした。

74歳のおばあちゃん。朝来て全部作る全部手作りのお袋の味でした。
多いときには1日で300食の注文が入るそうです。お米を持ってきたじいちゃんも92歳。

高齢者が作った物を、高齢者が調理したり、高齢者が販売する道の駅。
だからおばあちゃん市・山岡

人気のもちがありました。1袋500円~。

素朴な味で美味しいそうです。
「噛めば噛むほど豆の甘みが出てこれは本当に凄い」
と、お客さんが語る豆餅

それを作っているのは、西尾さんご夫妻。
77歳のおじいちゃん73歳のおばあちゃんでした。

朝4時から作業が始まり、1つ1つ杵でついて作っていました。
農家だった西尾さんですが、今ではもち造りで生計を立てていました。
自ら栽培した餅米で作る無添加のもち。

年収は1000万円を超えるそうです。

「自分たちで作りたい物を作り、道の駅に持って行けば売って貰えるのでありがたい」

この町では、60歳を超えてから起業する人が増えているそうです。

5人のばあちゃんの共同経営とかもあります。
作っているのは米粉を蒸して、つくる「からすみ」1本300円です。

これは年間売り上げ730万円とのこと

「ぼけ防止兼金儲け」とおばあちゃんが笑っていました。

道の駅全国1117箇所もあり競争は激しさを増し、客を呼ぶ仕掛けは多様化してます。

進化し続ける道の駅の舞台裏を追ったのが今日のガイアでした。

道の駅・発酵の里こうざき

千葉県神崎町人口6000人の小さな街です。
そこへ年に1度5万人が訪れます

酒蔵祭り

3/12に開催されました。
江戸時代から続く酒蔵が2軒あるからのお祭りで、日本酒のためし放題が酒蔵祭りの名物です。

無料で美味しい酒を沢山飲めるそうです。
日本酒だけでは無く、「塩麹焼き鳥」「味噌玉」などが販売されています。

神崎町には、発酵文化が根付いているそうです。

その発酵文化を発信するのが、道の駅・発酵の里こうざきです。

人気の秘密は、ずらりと並ぶ発酵食品。全国から集めています

山形県産の塩納豆や石川県産のふぐの子は、「ふぐの卵巣をぬか漬けして発酵させることで毒を抜く珍味」
そんな感じで発酵食品は600種類

地元の商品に拘らない異色の戦略でした。

見たことのない発酵食品に手が伸びるお客さんがたくさん居ました。

この常識破りで、年間65万人で売り上げ6億2800万円稼いでいます。

仕入れをするのは店長の東川さん32歳。
大手企業を脱サラして発酵の魅力にとりつかれました。
全国の知られざる逸品を探し回る日々。

「道の駅の数が増えて行く目的が薄れている」
「全国の商品を扱って、地場の物もある。発酵食品を中心とした売り場展開が一番の売り」

東川さんが、レストランで調理担当者と話し合い、GWに向けて魚の発酵メニューを出そうとしていました。
発酵で魚が美味しくなることをアピールしたいとのこと。

神崎は海まで車で1時間かかる場所にありレストランには魚料理で目玉がありませんでした。

GWは1年で売り上げが一番上がる時期。
「神崎に行く理由のの1つに魚メニューが加わるのは大きい」

担当するノア鮮魚チーフ森山さん。試作のために、銚子の白身魚を仕入れます。
それを地元の醤油に漬け込む6種類の白身魚を使った漬け丼を作りました。

醤油の色が映えると白身だかなを使いましたが、漬けてしまうとどの魚だと分からず味も似通ってしまうという状態に。

1から練り直しとなりました

「プレッシャーがある。成功させないとGWに発酵の里の名物が出せなくなる」

道の駅の目玉の新メニュー造りはGWまで1月まで迫っていました。

新たな発酵食品を「ねむらせ豆腐」

宮崎県の山の中。
「かなり山奥まで来ているので切り札になる商品を見つけたい」

到着したのは宮崎県椎葉村でした。珍しい発酵食品があるそうです。

ねむらせ豆腐

村の人以外は知らない椎葉の伝統食です。

ねむらせ豆腐は手作りです。

水分を剥いた木綿豆腐を昆布で包み、更にそれをガーゼで固く包みます。
それを自家製の麦味噌でつけ込み、冷蔵庫で1年間寝かせます。

そうするとウニみたいな食べ物になるそうです。
発酵した味と複雑な旨味がある模様です。

「一生懸命作っているから、これだけはなくさないようにしないと」と作っているおばあちゃんがしみじみ語っていました。

1年漬け込むことで味噌と昆布の旨味が豆腐に染み渡りとろとろになっていました。
山深い村で生まれた幻の発酵食品です。

道の駅で扱いたいと仕入れを打診します。
販路を探していたという中瀬さんにも大きなチャンスとなりました

「よくぞと思った。うちの商品をどうやって知ったのか。多くの客に知って貰えるのはありがたい」

一方名物料理作りは

平甚酒店

という酒蔵?がが神崎町にあります。店主の平野さんが作るのは、米麹。

麹菌を使って昔ながらの方法で作っています。

米と麹菌を使い1日おくと米麹が出来ます。
その米麹を使って貴重な発酵食品を作っていました。

米麹と大豆、塩だけで作る生味噌

普通の味噌は、発酵が進んで色が変わる事などを防ぐため、酒精を加えて麹菌を止めてから出荷しますがそれをしていません。
麹菌を生かしたまま販売する拘りの味噌です。

「塩が枯れて味がまろやかになる」そうです。

更にこの米麹を使い加熱しない甘酒も作れます。
普通は加熱しないと酸っぱくなるので加熱してしまうんですがそれをしない甘酒はかなり甘いそうです。

ただ地元でしか使えません。

「この甘さがあれば色々な料理に使える」と名物料理で悩んでいた担当者。
早速試作に取りかかりました。

麹が生きている味噌と甘酒をどう生かすか・・・

味噌に甘酒を加え、地元のねぎも加えてねぎ味噌を造ります。
用意したマグロをぶつ切りにして、ねぎ味噌で食べる料理としました。

更に小骨が多い鰯。
これを甘酒味噌で漬け込みます。そして3日待つと骨まで柔らかくなり生でそのまま食べられるようになりました。
こうじは栄養素を分解し、食材を柔らかくする成分がありますが、骨にも有効だそうです。
生でも骨が当たらないという斬新な料理が生まれました。

「他の店では出来ない、蔵元があるおかげで出来る」

4/20に新メニューのテスト販売が限定20で行われました。

銚子漁膳980円

魚に合わせて麹の使い方を合わせた6品がありました。

「こうじの特徴がそれぞれあってこの値段で食べられるのは幸せ」と、平日なのに12:30完売しました。

眠らせ豆腐も販売開始となりました。

「椎葉村では当たり前の物でもわれわれはあたらしい。日常的に使って食卓にも置いて貰いたい」と1瓶850円で販売します。
試食で進めると食べた人がどんどん買っていきました。
その日のうちに追加発注されました

道の駅なのに地元産に拘らない売り場

まだまだ進化しそうです。

「「安近短」とよく言われるが、安くて近いでは無く、わざわざ行きたいと思ってくれる道の駅造りがモットーなので貫きたい」
と、店長が語っていました

道の駅・うつのみや「ろまんちっく村」

栃木県宇都宮市に道の駅・ろまんちっく村があります。

1000台以上止められる駐車場は満車。
東京ドーム10個分の広さ年間142万人が訪れる大人気の観光スポットです。
敷地には温水プール、天然温泉、宿泊施設も完備。
自社農園が有り、野菜の収穫体験、苺狩りも出来ます。

「ただのパーキングよりも何かあるところの方が止まりに来れる」
「道の駅の中で1日楽しめる」と、大人気です。

ここを運営しているのはファーマーズ・フォレスト

社長は松本さん50歳。
日産社員だったが30歳を前に施設運営会社に転職。
旅館再生、六本木ヒルズ起ち上げに関わってきたそうです。

「道の駅の固定観念を崩す。ここに来ることで新しい発見、他に無いことをやれる感動や、何世代も楽しめる世界観を作りたかった」

1996年農林公園として誕生しましたが、集客に苦戦し経営悪化。
2008年ファーマーズフォレストが運営を引き継ぎ人気の道の駅に再生しました。

そこにやってきたのは千葉県大多喜町の北山さん。
大多喜町の活性化を考えるメンバーでした。

その方が連れられていったのはツアーでした。
ろまんちっく村では道の駅を発着点とした近隣ツアーを企画しています。

今は使われていない採石場跡地を巡るツアーなど26種類のツアーがあるそうで、採石場跡地のツアーが一番人気だそうです。
もともと負のイメージだったところをツアーにしているようです。

目玉が、雨水のうえを進む地底湖体験ツアー
大谷アンダーグラウンドツアーは、3時間7560円ですが大人気だそうです。
ツアーを終えたら、ろまんちっく村に戻り買い物へ。

道の駅をツアーの発着点にして街全体を活性化し道の駅も潤っているそうです。

道の駅・たけゆらの里おおたき

千葉県南部の大多喜町1つだけある道の駅。
大多喜町は道の駅を柱にした「観光活性化事業」を計画中でした。

そこに、ファーマーズフォレストの松本さんが呼ばれました。
ろまんちっく村での実績を買われてアドバイスを求められていたそうです。

役場職員、地元職員とのミーティングです。
新たなこの道の駅を起点とした観光プランを作るためでした。

観光スポットを紹介して貰いますが、ガイドブックに載っていそうな場所ばかり。

「色々な資源があることは分かったが、キラーコンテンツが必要で、客がグッとくるものを」

と、苦言を呈します。
旅のプランを作るにしてもインパクトが無いとだめです。
道の駅を柱としたツアー造りは暗礁に乗り上げます。

2日後、地元の方々が見て欲しい場所があると呼び出しました。

そこには想像を超える物があり、それを使ったツアーの最終調整が行われました。

そしてモニターツアーが数日後に開かれることになりました。

参加者17名。
HPで募集したところ1週間で予定人数が埋まったそうです。

ツアースポットの中には日本でも希な場所がありました。

入り口が2階建てのトンネル

昔使われていた上の穴を残したトンネルです。

そしてメインスポットへ行きます。
ライフジャケット必須でした。

大きな岩のトンネルがあちこちにあるそうです。
「自然に出来た物では無く人が鶴嘴で開けた洞窟」と説明が。

大多喜町には岩山をくりぬいた大小様々なトンネルがあります。

川廻し

川廻しと呼ばれる物で、蛇行した川の流れをまっすぐにして干上がった土地を農地にしていたそうです。
江戸時代からこの地域に伝わる先人の知恵。

その川廻し通路を探検するツアーでした。
小さな洞窟の出口は大きなトンネルに繋がっています。

「ありきたりのツアーじゃ無い」

歴史と文化、冒険心も満たすツアーになりまして大成功
夏の実施を目指すそうです。

たけゆらの里おおたきに戻った一行は、土産を買っていました。

筍、イノシシの肉、肉まんが大人気でした。
想像以上の売れ行きに駅長も満足げ。

道の駅を中心に活性化する新たな可能性は全国に広がりそうです。

「それぞれの特長を生かした魅力的な仕掛けがあればそこをまた巡りたいと良い理由付けになる」

まとめ

道の駅が誕生して24年。今全国で毎年20もの施設がオープンしている。
その為にこれまでのように名産品スタイルでは集客は難しい
地元の特色を生かしつつ個性を打ち出す。道の駅は新たなステージを迎え新たな楽しみを与えてくれるでしょう
と、締めくくられていました





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