ガイアの夜明け 感想

『新幹線が拓く!新たな挑戦!』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

・北陸新幹線が出来た事で本社機能移転したなんて企業があるそうです
・あまり知られていない工芸品やお土産物を売り出そうという動きが起こっているようです
・北陸新幹線に使われた技術と地元の伝統技術がコラボして新たな商品が生み出されたようです。

YKK:本社機能を移転する企業

ファスナー業界の大手「YKK」
北陸新幹線の開通を契機にどうやら本社機能の一部を「富山県黒部市」に移したそうです。
本社の230名が黒部に異動・・・人事や総務や国際部など。
大変ですねぇ。

国際部の人は富山に縁もゆかりもなかったそうですがそこそこ満喫しているようです。
国際部の場合、テレビ会議で世界と会議するのが仕事だそうで、「テレビ会議さえ出来ればどこでも言い」ってことらしいです。

何故こんなことを? という問いに会長が応えていました。
「大きな災害にあっても、本社機能がどこかで行われる状態があった方が良い」

東日本大震災を契機にリスク分散ということで考えたようです。
元々YKKは黒部に生産や技術開発を行う拠点を持っていたというのもあるそうで。
さらに北陸新幹線が開通するというのも大きな契機だったようです。

新幹線にはこういう使い方もあるんだなぁと感じました。

ジャパンスクエア:海外向けに北陸をアピール

石川県外には出ていない物というのはまだまだ沢山あるそうです。
それらをアピールする良い機会が「北陸新幹線の開通」
それに目をつけたのは「ジャパンスクエア」という海外の個人向けに西日本各地にあるメイドインジャパンの工芸品や食品を売っているサイトでした。

石川県加賀市山名温泉。金沢から車で1時間の場所で有数の温泉地です。
そこにある老舗和菓子屋山海堂1905年創業(明治38年)で、今は4代目が継いでいます。

「ゆきふわり」324円という変わったお菓子が人気だそうでして。

最中の皮の中に、可愛らしい季節の干菓子が入っています。
それも春、夏、秋、冬など、それぞれの季節に合わせた物を季節限定で販売してます。

見た目がとても可愛らしいお菓子ですね。

なぜこんな商品を?
「新しいことに常にチャレンジしていかないと、和菓子屋として残ること自体も難しい」

伝統だけでは無く挑戦していくことが大切だそうです。

その美しいお菓子を、北陸フェアの目玉に使用と、ジャパンスクエアを運営するナビバードの社長が考えたようです。

「海外にこういう可愛らしい物は無い。めっちゃ売れると思います」
と、山海堂の主人に売り込んでいました。

ナビバードは大阪市中央区にありまして。
海外の客専門の通販サイトは世界120ヶ国から注文を受け付けています。

よく売れているのは「カップ麺」日本産ならこういう日常的な食品も売っているようです。
更に日本のお菓子も人気があるようです。
意外な売れ筋は・・・「米」無農薬など栽培に拘った高級品も売れています。

さらには「揖保乃糸」・・・そうめん?が売れているそうな
朝3時からそうめん作りの工程を取材して、そうめんが作られるまでの全行程を紹介したら注文が一気に増えたそうです。
売り方も見事ですね。

どうやらナビバードには、JR西日本も噛んでいるようでして。
共同でジャパンスクエアを運営しているそうです。

そうしたこともあり「北陸新幹線」に合わせた特集を組んだようです。
海外に北陸をアピールする絶好のチャンスで、北陸に足を伸ばして貰うのがJRの狙いです。

揖保乃糸の成功体験もあるので、山海堂にお菓子の出来るまでを取材し全行程を掲載。

「はるほのか」と呼ばれるお菓子には、桜や、のりまき、蝶々の干菓子が入っています。
芋の粉や砂糖、本物ののりを使った海苔巻き。
蝶々は、くしゃくしゃにした紙の上に載せて乾かすことで躍動感をだしてみたりと和菓子の技術もたっぷり。
そして最後に入れるのは、おみくじ。石川県では正月に食べる菓子によく入れるそうです。

山海堂のご主人「日本らしさを感じて貰いその後に「かわいい」というか「プリティー」を感じて貰いたい」

一人で1つ1つ丁寧に手作りしていました。

更に北陸の目玉商品として、「黒柿」を使った財布を選んでいました。

不思議な柄でして。世界でたった1つのオリジナル柄だったりします。
石川県穴水町にある谷口木工所で作られています。

財布の原材料は、柿の木、それも黒柿と呼ばれる物で、1万本に1本。
木の中に黒い縞模様が入り込んでいるという不思議な木材。
どうして黒くなるのか分からないそうです。

希少性をアピールして売っていこうという事のようです。

黒柿からスライスして厚さ0.1mmの特殊加工をします。
ミシンで縫うことも出来る素材になりまして折り曲げても、ぬれても割れないそうです。

とても美しい縞模様が出ます。ちょっと値段は張りますが。

そして北陸特集開始2週間。山海堂のお菓子は用意した100個が完売したそうです。
追加注文が出るくらいでした。

ナビバードの社長
「商品一つ一つの良さや職人のものづくりの考えを発信し伝えることで日本の工芸品のファンを世界中に広めていきたい」と今後もこういう取り組みを続けて行くようです。

あの可愛らしいお菓子・・・あれは食べ物というか工芸品だよなぁと。
食べるの凄くもったいないと思いました。
ああいうお菓子もあるんですねぇ・・・

三芝硝材:合わせガラス

富山県高岡市にある三芝硝材。1957年創業従業員250人。ガラス一筋の会社です
北陸新幹線の窓ガラスを作っている会社で「合わせガラス」の技術で売っています。

強度が高く割れても粉末が飛ばない。そして貫通しないという特性があります。

ガラスの間に空気層や特殊な樹脂のシート「中間膜」を入れ込んで作るそうです。
かなり大きな合わせガラスも作る事が出来まして、ビルのガラスなども作っています。

北陸新幹線で採用されたのがきっかけになって、合わせガラスの技術を使い画期的な合わせガラスを作ろうとしていました。

そこで目をつけたのが地元にある伝統技術「びるだん和紙」でした。
富山県朝日町蛭谷地区。
たった一人のびるだん和紙の職人を訪ねていました。

そこで依頼したのが「木漏れ日のように光を通す和紙」

ガラスの間に陰影を映し出す和紙を入れて「ビルとかホテルのパーティションを狙う」そうです。
和紙は光をほのかに通す性質がありますよね。
それを生かしたいみたいです。

和紙職人の方は。
「ただガラスで和紙を挟んだら多分面白くない。うそでしょ?というような見たことが無いものを作りたい」
と、職人魂に火をつけていました。

三芝が合わせガラス技術を磨くようになったきかっけは中国に製造拠点を作ろうと考えた時だったそうです。
10年ほど前に進出してコスト競争をしようと思った見たいですが立ち止まり考えたそうです。

そして「日本ならではの細かな技術を生かす」道を選んだようです。

いや・・・ホント素晴らしいですね。
その後中国では色々とありましたし、今や中国から撤退ブームですからねぇ。

高い品質と技術で勝負という道が最良だったと思います。

そうして培った技術が、北陸新幹線の窓ガラスに採用されるに至ったわけですから。
因みに設計はAGC(旭硝子)で、製造がSANS(三芝)というようにガラスに刻印が入っているそうな。

びるだん和紙は、楮(こうぞ)地元産・・・を使って作っています
びるだん和紙の後継者がいないことを知って、13年前和紙職人になろうと決めたという和紙の職人さん。

弟子入りしたのは、最後の職人の方も5年前に亡くなったそうです。

「始めた頃は難しいことも分からず守らなければいけないという思いが強かったが、守るといういうのは何なのかを考えると、攻め続けることが大事だとわかった」

と語っていまして、なるほどなぁと。

この方は、アクリル板で型を作ることから始めまして、それを使い丁寧に漉いて行くことで微妙な厚みをつくります。
それが模様となって浮き出る仕組みでして乾かせば模様の入った透かし和紙が完成します。

光に透かすとかなり綺麗です。

ただこの和紙をガラスに挟むというのはかなり難しいようで。
この道32年のベテランガラス職人も悩んでいました。

どうやら和紙の厚みによって「空気」が入ってしまい強度などに問題が出るそうです。
そこで職人の勘をフル活用し技術を持ってその問題を見事にねじ伏せてました。

「和紙の厚みが一定しないのは作る方はしんどい」などと言いながらでしたが。

3枚のガラスの間に2枚の和紙を入れたガラスという素晴らしい合わせガラスを作っていました。
厚さ1.2cmの1枚ガラスです。

2枚の和紙を使うことで立体感のある模様も作れました。

「お互いが持っている物を出し合い、新しい力強い物が出来るのは凄く面白い」と和紙職人の方。
「地元の人たちが繋がるきっかけになったのことはありがたい」

出来上がったガラスは、建築家の方にも好評を得ていました。
「可能性は凄く感じる。透かしたり立体だとか要望もある。建築デザインに生かしていければ可能性がある」

そして2020年の五輪に向けてこの和のテイストの三芝合わせガラスを売り込んでいきたいという野望があったようです。
なるほどなぁ・・・まさに「和」ですからね。
格好のビジネスチャンスですね。

最後のまとめ

北陸新幹線がどれだけ絡むかと言えばそうでもなかったですが。
北陸の魅力というのが新幹線によって発掘される可能性・・・があるのかどうか。
今後も気になりますね。

これが北海道にも当てはまるかと言えば・・・「ないなー」でしたけど。


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