ガイアの夜明け 感想

『いま、レジャー施設が大変貌!』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

・ハウステンボスの再生プロジェクトのポイントは「独創性」
・ラグーナ蒲郡ラグーナテンボスとして再生が行われている。3Dプロジェクションマッピングショーが大人気
・岡本製作所という中古遊具を取り扱う業者があるみたいで格安で安全性の高い遊具を取り扱ってるようです

閉園するテーマパークと再生するテーマパーク

奈良ドリームランド。
2006年に閉園して放置されている場所です。かつて一番人気だったジェットコースター(木製)はツタが絡みつき変わり果てた姿に。
オープンは1961年で日本一の遊園地と言われて修学旅行のコースにもなっていました。
年間160万人も訪れたそうですが閉園時には40万人だったそうな。
一次は再生に乗り出したようですが、2008年のリーマンショックで延期。奈良市との協議も二転三転で棚上げのままだそうです。

こういう事例もあるなか長崎のハウステンボスは経営破綻から復活しました。
東京から、大阪から、オランダから客が来ます
・・・え? オランダなのに? オランダのテーマパークに? 
「飛行機で遠くまで来たのに故郷にいるような気分!」
そらそうだw

再生をさせたのが、HISです。

その戦略は?
「ここでしか見られないようなイベント。日本一、世界一のものをやっていかないと遠くの長崎までは来てくれない」

世界一と胸を張る仕掛け・・・例えばイルミネーション
1100万個の電球の数は世界ナンバーワン。
多くの人を惹きつけます。さらにはドームシューティングなるアトラクション。
日本初ドーム天井を使ったシューティングゲームだそうです。
そしてハウステンボス歌劇団のショーは高齢の方に人気があるとか。
元宝塚だそうですよ!
あの手この手で楽しませてくれます。
そして創業以来の赤字を1年で黒字にしました。入場者は279万人。この5年で2倍に

「独創性が必要。楽しい、良かったなと思って貰う主のを作っていかなくてはならない」とHIS会長は語っていました。

ラグーナ蒲郡を立て直せ!

愛知県蒲郡市にあるテーマパーク「ラグーナ蒲郡」
窮地に追い込まれたレジャー施設です。
3連休の初日なのに、駐車場はがらがら・・・園内は勿論がらがら。
客は数えるほどしかいないあり様でした。

ラグーナは中世ヨーロッパをイメージしたテーマパークでして、ジェットコースター、ウォータースライダーなど様々なアトラクションを持った総合レジャー施設です。

ただ「アトラクションに魅力を感じない」「1回行けばいいや」「お金払うなら大阪に行って、USJを満喫する方が楽しい」
と、言われてしまう始末。
ラグーナは名古屋の客を想定したが、周りには「ナガシマスパーランド」「USJ」などがライバルがいて苦戦を強いられていました。

2002年愛知県とトヨタ自動車などが出資して開園。
初年度は114万人訪れましたが・・・半分ぐらいの来場者にまで減りました。
それも入場者の1年間の構成はいびつで、8月にはプール目当てに25万ぐらいはくるそうですが。
1月は3万9000人・・・夏しか賑わいのないテーマパークだったのです。

そんな瀕死のラグーナが助けを求めたのはHISでした。ハウステンボスと立て直した実績がありますからね。
2014年6月にラグーナの再建に乗り出すことになりました。

「地元の活性化、観光の活性化、雇用のお手伝いが出来るなら、頑張ってチャレンジしようじゃないか!」とHIS会長は語ってました

ラグーナを再生できるか?

送り込まれたのは、45歳のHISの中部営業本部長だったひと。
テーマパークの経験は無いが、成績をV字回復をさせた実績を買われたそうです。

「夏意外に使えない物が多い。夏休みが終わってその後をどうするか。それが課題」

プールぐらいしかないですからねぇ。
そこで客から届いたアンケートを読みます。
「レストランの質の向上」「食事の質の悪さが酷い」「料理がまずくて驚いた」「冷たくてまずい」

酷いなぁ・・・テーマパークで食事が美味しくないのは致命的と言ってましたがその通り。
でもまぁレジャー施設の飯ってまずいことが多いですよね。

そして元々の幹部陣との会議が行われ、「夏以外どうやって呼ぶのか」というアイデアを求めたが皆黙り。
こりゃだめだ・・・元々の幹部連中にきいても答えが出ない酷さですから。

夏以外は経費をかけない方針だったので、何かを仕掛けるという発想が無い

なんて言ってましたけどだからダメだったという訳ですよね。

早速イベントがうたれます。「世界のビールとワイン祭り」
ドイツやベルギーなど海外の珍しいビールやワインを揃え、本場の料理も用意したり閉園時間を17時だったのに20時まで伸ばしました。
さらに最寄り駅から無料のシャトルバスを走らせ大人を呼び込もうとしました。

きた客は大変満足してましたが、大きな集客には繋がりません。

一週間後に次の一手を打ちます。
大改装とは行かないが、迫力のある映像を見せることが出来ると思う!

この一言で解ります。「3Dプロジェクションマッピング」
それも4つの壁面を使う360度マッピングです。

最新鋭のプロジェクターは4つの壁面に対してなので11台のプロジェクター。3億円の費用が掛かります。
更に建物の輪郭にコンピュータで作った映像を合わせる作業はなかなかに困難を極めたようです。

11台のプロジェクターから出る映像を1つの映像にしなくちゃ行けないので。
初めて映し出されたのは動物みたいだが・・・ぼやけていてなんだかよく分からないものが写ってました。

「日本初をうたっているので恥ずかしい物は魅せられない」
責任者の表情は厳しい物でした。

そしてラグーナに与えられた目標は「11月から3月で去年の1年間の集客」という厳しいハードルでした。
秋冬で結果を出せと言われた訳です。

まずいと言われたレストランもしっかりと入れ替えます。
ハウステンボスの人気レストラン「ピノキオ」を誘致。
外部のテナントのレストランではなく自社店舗でサービスと味に責任を持つことにしました。
かなり美味しいみたいですよ。ピザ。5種類 1500円~。

3Dプロジェクションマッピングもしっかりと映像がグレードアップされて満足のいく物に。

新生ラグーナは、「ラグーナ蒲郡」から「ラグーナテンボス」に変わりましてオープンしました。
初日・・・午前10時開園ですが待っていたのは13人でした。不安がよぎる数字。
午後になるとHISのツアーバスが来ます。

名古屋からの客だそうで、HISが総力を挙げてツアーを組んだそうです。
これが出来るから強いですよね。

入場料を500円値上げしたのに普段の10倍以上の3200人がきたそうです。
同時にオープンしたレストランは満席。
そして17時。広場に人が集まり、3Dプロジェクションマッピングショーが開演します。
迫力ある鮮明な映像で驚かせてくれます。
ペガサスが4つの壁を飛びまわる360度の3Dマッピングとか・・・
青い星屑が建物全体に降り注ぎ7分ちょっとのショーが繰り広げられました。

お客さんも興奮して大満足のようでした。
さらには夏しか使われないプールでも3Dマッピングショー
噴水に映し出される人魚や、華麗なダンスと映像の融合、最後は花火で締めくくりという素晴らしい物でした。

夏しか客がいなかったのに、かつて無い賑わいとなり12月の来場者は10万6000。倍になりました。
幸先の良い1歩を踏みだしたです。

「沢山の客にきて貰えるくらいのテーマパークにしたい。色々なコンテンツを入れてアピールしていきたい!」と意気込んでました。

中古遊具:岡本製作所

大阪市の福島区にある「岡本製作所」
1951年に創業しオリジナルの遊具を製造してましたが、20年前から中古遊具の扱いを開始したそうです。

この会社では閉園した遊園地から使える遊具を買い取っているそうです。
1月12日に閉園した遊園地からも、コーヒーカップやバイキングなど4つの遊具を引き取りました。

「これで捨てちゃうとゴミだけど」なんて
普通だと鉄くずとして売られるそうです。それを遊具として買い取っているそうです。
そしてしっかりと手直しして、日本を含めアジアの遊園地などに卸してきた実績があります。
ベトナム、インドネシア・・・なんと北朝鮮にまで。
輸出までじゃなく、設置工事まで行った実績を持つそうです。

使われなくなった遊具の山は全国6カ所に保存されているそうです。
千葉にあった50㍍の観覧車とかコースターまで。

しっかりと中古遊具は再生が行われています。
新品同様になるまで全部分解し全部品を「検査」します。
深傷検査や、非破壊エコー検査。
少しでも問題が見つかれば新品に取り替え、安全性にはしっかりと責任を持っているようです。

さらには外装の塗り直しなどにはベテランが80歳とか・・・すげぇ!
プロフェッショナルですよ! 塗料の調合は感。目分量で作り出せるそうな。求める色を。凄いわぁ。熟練の技。

これらの中古遊具は、岡本製作所が実質的に経営している遊園地などにも配置されているそうです。
「別府ラクテンチ」1929年に開園するも一時閉園しそうに。2003年から岡本製作所が実質的に経営しているそうです。

宝塚ファミリーランドにあった観覧車やら、14このうち9個の遊具が中古の再生遊具です。
導入する度に客足がもどったそうです。
子供達は遊べれば満足ですしね!

岡本製作所の取引先は20カ所以上のレジャー施設で、既に100個以上納品されているそうです。

千葉袖ヶ浦市にある東京ドイツ村。
2001年開園。都会の人が自然とふれあうがコンセプトとしています。

名古屋のレジャー会社が運営していまして東京ドーム27個分の敷地には、ジェットコースターや観覧車がある
春には満開の芝桜など魅力が詰まっていますが・・・平日は開店休業だそうです。
集客に悩んでいるようで。

そこで岡本製作所に依頼して遊具を設置することに。

1週間前に閉園したところで買い取ったバイキングとコーヒーカップを設置することにしました。
2つの遊具を集客を見込める夏休み前にとお願いしていたら、岡本製作所の方からGWに1台は入れましょうと逆提案。
勿論二つ返事でお願いしたようです。

バイキングの方は夏休み前。ティーカップはGW前導入となりました。
値段は2つ合わせて新品の1/3ほどというお手頃価格。

「新しい集客の目玉になればいい」なんて希望を持っていました。

・・・それで集客になるのか私には解りませんが。

岡本製作所の課長さんのお話。
「我々の遊園地の仕事は思い出作りのお手伝い。一件でも多くできたら」と良い表情で語っていました。

こういう中古遊具ってのも今後市場が拡大するかもですね。

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