ガイアの夜明け 感想

『【庶民の味】を確保する!~サンマ、タコ…世界争奪戦~』~今日の「ガイアの夜明け」感想~

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

水産資源の世界的な争奪戦が起こっている
秋刀魚は中国台湾とバトル。公海上で根こそぎ穫られている実態が明らかに
タコが世界で消費されるようになり価格高騰中。たこ焼きが危ない!

中国の爆食が秋刀魚を食い尽くす

秋刀魚・・・久しく食べてないですねぇ。
この時期になるとここ数年は毎年「不漁」と言う話を聴く秋刀魚。

どうして秋刀魚が消えたんだろうなぁと思ったら中国、台湾か・・・。
今年は海流の流れも悪く秋刀魚が全て沖合へ。
沿岸漁業では殆ど秋刀魚が捕れないようです。

そんな中中国では日本食ブームで秋刀魚をもりもり食べるそうでして。
秋刀魚の塩焼き670円が飛ぶように売れるという状態。まさに爆食
爆買いが、流行語になりましたが爆食です。
中国人がもりもり食べりゃそりゃ資源も枯渇しますわ。

さて、その中国の秋刀魚を支えるのは台湾。
台湾の高雄漁港には全長77m 1300トンクラスの超巨大秋刀魚漁船が大漁にいます。
日本の最大秋刀魚漁船の6倍以上という。
それが北海道沖の公海にまで来て根こそぎ穫っているそうです。

台湾政府は国を挙げて秋刀魚をアピール。
安くて栄養がある魚として世界中に売り込み消費拡大を狙っていました。

高雄にある中堅の水産会社でも1000トンクラス漁船を4隻保有し、その全てが北海道沖の公海へ来ていました。
公海なので好き勝手穫っても良いのです。
台湾企業の巨大な冷凍倉庫には箱詰め山積みの秋刀魚が・・・中国を始め、東南アジア、ロシアに輸出しているそうな。

本家日本では・・・今年は品薄状態で高値です。歴史的不漁と。去年もそんなことを言ってましたねぇ。
ただ今年は例年の半分というのですから半端ない不漁です。

秋刀魚1尾130円。去年より3割高だそうです。
一昔前は1尾100円以下だったんですけどね。
400円以上になったこともあるそうです
庶民の味ではなくなってきている状態でした。

普通だと、公海上で育ち8月北方四島沖に。
そこから徐々に南下9月北海道10月三陸沖といって12月の房総沖で終わるんですが。

今年は海流の変化で沖の方へながれ中国台湾に食われました。
それも中国台湾は5月からごっそり穫る用です。

10月上旬岩手県大船渡に所属する鎌田水産の秋刀魚漁船第8三笠丸。
日本では最大級ですが・・・台湾漁船の1/5程度。
その漁船が、北海道沖の公海へ行くことに。

沿岸では全くとれないので未知の海へ行くことになりました。

因みに沿岸では例年1網5トンとか獲れるのに、今は1網1トンがせいぜいでした。

秋刀魚水揚全国3位(2014年)の大船渡
今年の不漁は、鎌田水産には大きな痛手でした。
日本でも有数の秋刀魚を取り扱う会社だそうで、船と工場を合わせて100名の従業員を抱える企業です。
今年の不漁は死活問題。売り上げの殆どを秋刀魚が占めるため、これが続くとやばいそうです。

ということで、北海道沖の公海へと試験的な操業へ行きました。
日本の漁船は滅多に行かないそうです
漁場に着くと赤い集魚灯を点灯させた大型漁船がごろごろ・・・流石赤。
皆、秋刀魚を悠々と穫っていました。

三笠丸も負けじととりまして2日間で110トンという大漁となりました。
久々に満杯です。

ただ大きな不安が・・・
秋刀魚には国際的な規制がなく資源の枯渇を招く可能性が非常に高いです。
台湾の漁業署という所のトップは
「秋刀魚を穫るのは台湾の政策。資源が許す限りとりつづける。誰になんと言われようと譲歩しない」と強気。

日本では水産庁が腰を上げて世界で初めてとなる秋刀魚の資源管理ルール作りに乗り出しました。
それが北太平洋漁業委員会
中国、韓国、日本、カナダ、ロシア、台湾も参加しています。
そこでルール作りが始まったようです。

国際的な漁業規制が始まるかも知れません。
「日本だけが穫る魚ではなく、国際的な資源として認識しなければならない」と担当者の方が語っていました。
1匹100円以下であり続ける事が出来るんですかね
秋刀魚も資源となる時代になったようです。

秋刀魚の捕り方

まず集魚灯を点灯します。
全体を明るくして秋刀魚の群れを集めます。
左側の集魚灯を消して右側の集魚灯に集めます。
その隙に左側に網を下ろします。
右の集魚灯を後ろの方から消していき左側へ誘導します。
網を引き上げ、海水ごとポンプで吸い上げます。
いっぱい獲れます
・・・なるほど。そういう仕組みだったのか。

銀だこのタコの確保!

タコも需要が高まっている資源のようです。
欧州では、スペイン、イタリア、ギリシャなどの地中海沿岸の国が消費していましたが、和食ブームのおかげで世界中で消費されるようになり資源がたりなくなっているそうです。

それの影響をもろに受けるのがたこ焼き業界最大手の「築地銀だこ」です。
たこ焼きは8個入り550円。

以前タコの価格が2~3割上がったときに6個に減らしたら猛反発。売り上げ急減するという状態に。
結局元に戻しましたが原価すれすれで苦労したそうです。
そのレベルまでまたタコの価格が値上がりしているようです。
そのタコを確保するために「西アフリカ」に飛んでいました。

モーリタニア(西アフリカ)砂漠の国です。
モーリタニア沖の大西洋は有数な豊かな漁場で、タコもよく獲れます。
それも高品質な真ダコがとれます。真ダコに拘る銀だことしては喉から手が出るほど欲しいわけですが。

欧州バイヤーが高値で買い取っていくので手に入らないそうです。

「モーリタニアのタコが欲しいならそれ相応の金を払え」とかなり強気。

銀だことしてはタコの値段が上がっても8個500円台からは離れられません。
その価格を守るためには以下にタコを安く仕入れるかに掛かっています。

そのため、モーリタニアで買い付けから加工までを行うことで調達コストを2,3割落とそうと考えていました。
今まではモロッコやメキシコなどで調達したタコをベトナム、インドネシアで加工して日本に届けていました。
それをモーリタニアで全部やることでコスト削減を目指しているわけです。

モーリタニア担当として元ヤマハ発動機のアフリカ担当営業マンを雇い入れました。
タコ漁船にエンジンなどを売っていたようです。

タコの安定した仕入れの他に自分たちで漁船を持ちタコ漁もしてしまおうという作戦にでました。
腕利きのタコ漁師も確保。
新しい船を用意し早速タコ漁・・・見事に初日大漁といっても19匹でしたが。
それでもしっかりタコを確保しモーリタニアで加工していました。

そのタコは来春から使われるそうです。

更に安定確保を目指して、銀だこでは水産研究所も持っていまして。タコの完全養殖をしようとしていました。
タコは1回に100万個の卵を産むそうで。
それが全部育てば・・・なんですが。まだタコの幼生は1.5mm→6mmまでしか育成できていないそうです。
ただ研究を続けて完全養殖を行おうとしていました。

「1000年先でもたこ焼きは子供が笑顔で食べられる食べ物に」と、銀だこ社長の佐瀬さんが言ってました。

まとめ

和食ブームで世界が日本に注目していますが、和食に欠かせない食材が不足する事態になっています。
貴重な水産資源をどう守るか行動するべきでは? と締めくくられていました。

和食ブームと言いますが、それによって水産資源が枯渇するなんてのは本末転倒。
守る仕組みというのがしっかりと日本主導で作れるのか。外交力が問われます。

・・・ちなみに私は、秋刀魚もたこ焼きも久しく食べてません。
食べたのいつだろう・・・外食しないからなぁ。家でも食べないし。

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