ガイアの夜明け 感想

今日のガイア『ふるさと再生に懸ける』


※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
 誤字脱字、支離滅裂となってますがお気になさらず

『ふるさと再生に懸ける』

ふるさと再生…の代名詞は北海道の夕張ですけれども。
今回はその他にも泉佐野市などが取り上げられていました。

【財政が厳しい街】

破綻してしまった夕張の他にも厳しい街はたくさんあります。北海道の中でも赤平とか…はい。
一番赤字がデカイ市は大阪の泉佐野市だそうです。

泉佐野市は人口が10万人の都市ですが。
駅前の商店街はシャッター街になっていたり。
昔はタオル産業が盛んで…栄えていた頃は活気があったそうです。
「泉州タオル」 日本のタオル産業発祥の地だそうです。

ただ今は輸入品に押されて30年前の1/7に。

しかし泉佐野には「関空」がありました。
1994年の開港に合わせて積極投資。箱物をたくさん作りました。
市立病院300億円…文化センター300億円…
バブル崩壊で企業はこなくなり、土地価格が暴落し税収が下回り…1400億円の赤字が残るという大失態。
おかげで首が回らなくなってしまったようです。

「住民も税金が高くなれば出ていく」と言っていますし…住民負担は求められない。
そこで立ち上がったのは、泉佐野市の市長。千代松氏(39)
市議会議員を11年努めて2011年市長選で初当選した方です。

Q.財政破綻寸前の市の市長になりたいと思ったの?
A.泉佐野市が自分の故郷だから。全てを懸けても泉佐野市を立て直していきたい

という強い信念を持っていました。

【泉佐野市の挑戦】

市長がまず行ったのは、自らの給与4割減+退職金カットでした。
市の職員給与も8~13%削減します。

新年の訓示では。
「職員の皆さんは、給料が減ってやる気が上がらない。モチベーションが上がらない。それが市民サービスの低下に繋がるそのようにぬけぬけという職員も中にはいます」

そういう人もいるでしょうねぇ…。

「厳しいときだからこそ、苦しい時だからこそ、歯を食いしばり頑張って頂く」

公務員は税金で飯を食っているという事を忘れずに身を削ってでも頑張って頂かなければならんと。
私は思いますけどね。

さて、市長はなるべく「市民への負担を軽減する」という事を念頭に置いています。
そのためにはなりふり構っていられなく。
それはもう色々やっているようです

【泉佐野市の施策】

・駅前の土地などの固定資産を売却
 今年は5カ所9億円分を売る(売った?)模様です

・ネーミングライツの売却
 3施設の命名権で年間355万円の収入が生まれたようです

・関空連絡橋の利用税を100円徴収する
 年間3億円ぐらい税収が見込めるそうです

・市長の車に企業広告を貼り付ける
 年間6万円の収入

・まちの活性化プロジェクトチームを立ち上げ
 勢外収入を増やすことを目的としたチームを立ち上げたようです。

・ふるさと納税
 自治体に行う寄付制度でして。
 お礼として、地元の特産品が貰えると結構話題の仕組みです。
 泉佐野市では特に力を入れていて地元の名産品19点から選べるそうです。
 数を多くすることで産業の活性化にも! という目的もあるようです。

 その中でも、ワタリガニを使った「かに飯」が取り上げられていまして。
 なかなか美味しそうでした。
 泉佐野市の名店、割烹松屋という所が作っているそうです。ワタリガニの専門店だそうですよ?

 因みにふるさと納税。
 寄付証明書をしっかり確定申告すれば3万円納税(寄付)しても、2万7000円が控除されまして。
 戻ってくるんです。実質負担3000円という素晴らしい仕組みだったりします。

 お得感がたっぷりなので「ふるさと納税」はやらない手はないですよ?

ふるさと納税のお礼品として格安で「かに飯」を提供している松屋さんも。
地域経済がしょっぱくなって30年前と比べて売り上げが半減していたそうです。
格安だから利益はないですが…店の売り上げは1割増えたそうな
納税のパンフを見て、お客さんが戻って来たり…なんだりで相乗効果があったそうな

宣伝効果もたっぷりだったようです。

これのおかげでふるさと納税による収入は前年度比2.5倍の1700万円になったそうです。

【地域も巻き込む】

佐野工科高校
泉佐野市の高校の中に、市を元気にしようと「プロジェクトT」なるものがあるようです。
学生たちが様々な機械を開発しているようでして。
水力発電のシステムで文部科学大臣賞を取得するなど実績もバッチリです。

そこが新たに開発を始めた機会は「市の木」である「銀杏」に関する物でした。
秋になるとギンナンが落ちるわけですが…それの処理に金がかかっていたそうです。
それを集めまして…何とか名物を作れないかと。

ゴミから金を生み出すという考えですね。

そこで、ギンナンの皮むき器を開発していました。
巨大なミキサーみたいな何かがあったり。
揺すると外皮だけた落ちて中の堅い殻だけが取り出せたりと優れものでした。

ただまだ固い殻を取る仕組みはないようですが…

名前は「ギンナンコロコロ」大量処理が出来るので若干の手間が省けるようです。

そしてそのギンナンを利用しまして。
揚げたぎんなん+泉州タマネギ。更に地元のブランド豚をご飯の上に盛りつけたカレーを作りまして。
「泉州カレー」として名産品にしようともくろんでました(笑)
B級グルメに出すんだ!と意気込む高校生たちは輝いていました(多分

こうやって街も活性化させつつ何とか財政再建をしようと涙ぐましい努力をしていました。

「今がチャンスだと思うので、この時期に迅速に対応して体制を整えて欲しい」
市長の言葉に職員の人もプレッシャーを感じながらも、やるしかないと頑張っていました。

市民の負担を増やさず財政再建。こういう細かい部分が大切なんですよね。

【夕張市の場合】

北海道夕張市。人口の減少と高齢化率は半端ありません。
人口は3割減り、高齢化率は45.1%というびっくりするぐらいの市です。
人口は1万200人にまで減っています。
公営団地から若い世代が1軒残らずいなくなった所もあるくらい。
最盛期には11万7000人もいたのにです。

炭鉱閉山したので、箱物の観光施設を作ったわけですが観光客は来なく。
353億円の赤字を抱え倒産しました。

今は国の管理下で財政再建中です。

国の管理下であるため泉佐野とは違い「住民負担がかなり厳しい」です。

最低の住民税でも500円アップ。
下水道使用量は6割も上がったそうです。
更には市立病院が無くなり、診療所に格下げ。
…なんか有名だかの医師も来ましたが色々問題起こしていなくなったりとか。はい。

そんな夕張で暮らすのは多くが老人です。
年金でつましい生活をしているのに負担ばかり増え、病院もなくなるという。
不便なのは分かっているが、住んでいた所が一番と住み続けているようです。

昼飯が魚肉ソーセージとヨーグルトって(´・ω・`)

そんな夕張市の大きな課題となっているのは「点在する公営住宅」でした。
多くが空き家となっていますが維持管理はしなければなりません。
人が住んでいたら除雪もしなければなりませんし。雪多いんですよ。夕張。

それにかなりの費用がかかり、財政負担が厳しい状態となっています。

【若き市長の挑戦】

鈴木市長31歳。
東京都の職員から夕張に派遣され市民課で働きまして。
30歳の頃立候補して市長に当選。全国一若い市長となっています。

給料は安いですよ。月給25万9000円。
それなのに重い責任を負わされているという状態ですから。

売れる物は全て売り払い…椅子も絨毯もぼろぼろな状態だったりと。
大変ですよね…ホント。

夕張市職員給与は年収ベースで4割カット
300人の職員は140人に…

凄まじい状態です。極限です。

そんな夕張市が20年計画で進めているのはコンパクトシティ計画

市内に点在している公営住宅を将来的には市の中心部にぎゅっと集めてしまおうというプロジェクトです。
団地の維持管理も楽になりますし、地域コミュニティが崩壊している状態を解消する良い手段でもあります。

ただそれぞれの地域に住んでいるお年寄りからは反発の声が。
真谷地という地区の人達は。
「真谷地で長く暮らせばここを捨てるというのは出来ない」
「出ませんよ そう簡単には」
「これから新しい所に行くことは出来ない」

…新しい家に住めるんですけどねぇ?
時間をかけてゆっくり説得していくようです。
「強制移転は出来ないので、色々な選択肢を示して。個人個人に話をすることを心がけている」

コンパクトシティ計画の1号団地19棟は完成。
そこには次々と移転してくる人がいるようですが。生活に劇的な変化があったようです。
かなり活気づいていまして。
同じ団地の住民が遊びに来たりと活発なやりとりが出来コミュニティが復活していました。

住んでいるおじいちゃんは
「ここへきたら5年の寿命が10年になる」なんて喜んでいました。

なので住み慣れたから…じゃなくて、こういう選択肢はすごく良いと思うんですけどねぇ。

現在2号団地も建設中の模様です。

「コンパクトシティを進めて行くどうやって街に住み続けられるか。日本だけではなく世界のモデルになる可能性を秘めた取り組み」

いや…この計画はかなり面白い取り組みだと思います。
ぎゅっと集めて活性化。人が集まればそれだけそこに資源を投入すれば済みますからね。
少ない費用で賄えますし。

新しい団地の建設に大きな費用はかかりますが…これは必要な投資じゃないでしょうか。

更に市長は、湯たんぽ工場なんてのを誘致して。
市内唯一の小学校に湯たんぽを配布したりしていました。

こうやって地道に税収を増やそうと頑張っていました。
破綻からの再生はきついですけどね…。

【今日の纏め】
・泉佐野市
 ダントツの赤字額「-6億2626万円」ケツから2番目の小松島市(徳島県)が-2億9378万円ですから半端無い
・川口市が一番儲かっている(110億5461万円の黒字)
・4位の岡山市(90億8161万円)が意外だったなぁ。と。
・泉佐野市の色々な小さな挑戦は「塵も積もれば山となる」といった感じで後々も残りそうですし。アイデア勝負ではありますが他の街でも参考になるんじゃないかと
・夕張市の「コンパクトシティ計画」大胆な計画ではありますが、上手くいけばかなり効率的な運用が出来るようになり。空いた土地ももしかしたら有効活用できるかも知れませんし。面白いなぁと。

・ふるさと納税
 何となく参加してみたくなりますよね。ただ既に故郷地元のため別に…。という。
 いや。関係或る街への納税だけじゃなくても良い…はずですけどね。


タイトルとURLをコピーしました