ガイアの夜明け 感想

今日のガイア『反日暴動に負けない!~独占取材…平和堂45日間の全記録~』

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
 誤字脱字、支離滅裂となってますがお気になさらず 

【これがチャイナリスク】

こうなることは誰でも予想できますが、実利を追い求めると行くしか無い。
それが中国だと私は思ってたりします。

9/11 日本が尖閣の国有化を決定。
9/15 北京など50都市以上で反日デモが発生
9/16

9/18 反日デモが中国全土に広がりました。18日は満州事変の日だったのもあります。
9/19 ここでやっと当局が介入してデモが沈静化しました。

その9/15
湖南省長沙市でも2万人以上の反日デモが発生。
日本企業のシンボルであった「平和堂」にシャッターを壊して乱入。
警官隊が配備されていてもなんの訳にも立たず。

中になだれ込んでいきました。

バールのような物を持った人達がショーウインドウなどを破壊。略奪。
さらには放火まで。

その様子をテレ東のカメラも撮影していたようで。

薄ら笑いを浮かべながら破壊行為を行う屑の顔が良く映ってました。

略奪の光景も…
シチズンの時計は最初は投げ捨てられていたようなんですけどね?
いつの間にか盗まれていったと。

資生堂のカウンターなんて原型がなくなるという酷さ。
化粧品が散乱してました。

襲われたのはニュースでも伝えられていましたが。
ディオールやシャネルなど。手当たり次第襲われました。

被害総額3店舗で35億円…

湖南省に出店している3店舗が全て襲われ略奪の限りを尽くされた「平和堂」がどのように10/25のオープンにこぎ着けたのかが今回のガイアです。

本当に密着しているんで、やっぱりガイアは凄いなぁと思いました。

【平和堂プロフ】

滋賀県を中心に133店舗を展開。
日本においてスーパー売り上げは8位です。
中国には1998年11月に出店。高級百貨店としてオープンしていました。

この出店は、地元政府から熱心な誘致を受けた為実現したわけでして。
先代社長は、長沙市の「名誉市民」にまでなっています
中国進出のモデルケースと言われるほど地域密着で上手くいっていて地域の顔となっている店舗だったわけですが。

…今回は窮地に追い込まれました。

呼ばれて行って頑張って成長させて、やっと軌道に乗ったら略奪された…

なんともはや…。

【開店までの流れ(1)】

9/20…略奪が発生して5日経っても、警察の管理下に置かれて片付けすら出来ない状態だったようです。
一応、捜査でもしたんですかね。

平和堂の現地法人に勤める日本人社員。
暴動以来、社宅が襲撃される恐れがあるからとホテル暮らしをしていたようです。
食堂すらも行けないという。若干の軟禁状態。
公安から「人目に触れるな」というお達しがあったようです。

日本人と悟られないように外で会話すら出来ないという恐ろしさでした。

幹部スタッフは出社する物の、平和堂2000人弱の中国人従業員の大半は自宅待機となっていたようです。

9/24…日本から夏原社長がやってきます。

視察して回るわけですが、片付けることも出来ずにぐしゃぐしゃになっている店舗をみて。
怒りをかみ殺しています。それはもう酷すぎる光景ですからねぇ。
自分の店があんな事になって怒らない人はいないでしょう。

中国人従業員も破壊現場を目撃していたようですがバールを持ってきて、上にあった看板をたたき落としたりしたようです。
放火も…。

中国人従業員も悔しいのかかなり憤っていました。
「大部分の人はいい人だが、これは一部の人達が…」
という言葉があったんですが。一部でもあの数ですからねぇ。
恐ろしい物です。

一番被害が酷かったのは「三号店」だそうですが。
社長もポカーンと絶句するほど。

エスカレーターも壊されているわけですが。
2000人の暴徒が商品を略奪したそうですが、警察公安が待ち受けていた為、盗んだ物を捨てて逃走。
その捨てられた商品が一カ所に集まっている光景は…一体何が起きたのか分からない酷さでした。

そして、中国人従業員が集められまして。

社長が語り出しました。

「あれだけ立派な物が出来て…去年改装してよりよくなった。それが本当に惨めな形になってしまっている。
自分の子どもが病気になったとか、自分が家を建てたのに台風か地震で壊れてしまったような思いを感じた」

この言葉を通訳している中国人幹部社員がむせび泣いて…従業員達も涙を浮かべていました。
要するに働いている人達にとってはかけがえのない物で。
皆が悔しい思いをしていたというのが反日デモの正体で…。

だからこそ、今回の事態で辞めた人は一人もいなかったという。

そんな社員の姿を見ていた社長が…「再開宣言」をしちゃいます。
撤退もあり得ると考えていたのに。

「社員のああいう気持ちを見て「やめます」ということは言えない」

人情ですよねぇ…

そして、湖南省の首脳と会談し、「平和堂の従業員含む安全確保を約束」させたようです。
流石社長だなぁと。

【開店までの流れ(2)】

3つの大きな問題が立ちはだかりました。

1.テナントが戻ってくるのか
 ブランド被害は相当ですからねぇ…。

2.顧客が買い物に来るのか
 愛国ムードが高まっているのに誰が来るのかと

3.同じ事が繰り返されないか(反日デモ)

店舗の建物などの被害については8割が保険でまかなわれるとのこと。
保険会社が涙目ですねぇ。

ただ休業による「営業損失が1日1700万円」という大変な額に。
早期再開が叫ばれました。

【1.テナント交渉】

各テナントも在庫を抱えているわけで営業損失が広がります。
早く再会したいわけですが…不安もあります。
被害額が少ない所で数百万。酷い所は億単位の損害です。
宝飾以外のブランドは殆ど保険にも入っていなかったそうでして…。ね。

テナントの出店交渉が始まるわけですが。

不安を訴える社長が多かったようです。

そんな中、中国系アパレル販売店で力の強い企業との交渉になりました。
FivePlusだったかな。そんな感じの。

ここがやると決めたら他のテナントもついてくるぐらいの影響力が。

女社長との交渉…2000点以上盗まれ、被害総額9000万円
そんなことを言われたらひたすら謝るしか無いわけでして。
悪いのは平和堂じゃないんですけどね。

ただ、ここから思ってもない言葉が
「うちは平和堂の元で成長して大きくなりました。縁を大事にしたい。一緒に頑張りましょう」

!?
中国でも縁という言葉が聞けるとは。
あっさり断るのかと思って居たんですけどそうではないんですね。

要するそれだけ「信頼を得ている企業」が平和堂なんです。
なぜ標的にされるのかサッパリ理解出来ない。

因みに1号店の480テナントのうち99%が再出店してくれたようです。

【2.客は戻るか】

反日デモを警戒しオープン日もギリギリまで公表していませんでした。
そして10/27と決めたようですが長沙市側は…「今開業するのは安全面でリスクがある」
そりゃそうですよね。
沈静化したようには見えますけど…。

発表されたら即「27日に平和堂を壊しに行こうという呼びかける書き込みがあった」ですから。
公安がすぐに消したようですが(これもまた言論統制凄いなぁですけど)
不安は募るばかり。

オープン前日には、長沙市で平和堂の開業日を話し合う緊急会議が行われるという事態に。
そこまで本気になってくれるのも凄いですけどねぇ。

市側は11月下旬のオープンを考えていたようですが納得してくれたようです。

町の人の声としては
「愛国ムードが高まっている中でうまくいくはずがない」という声が。

ただオープン当日

来客数「10万人(通常の倍)」

来た客の声も。
「すごく便利ですよ。他の店は平和堂と比べて品質が悪い 平和堂が良い」というおばちゃんや。
「食事や買い物に良く来ていたから嬉しい」という若い女性の声も。

指示されてますねぇ。
客も思ったよりは離れなかったようです。

【3.同じ事が繰り返されないか】

防犯カメラにうつっていためぼしい人物の公開捜査なども行われたようで。
自首してくる人が半分もいたという事実に驚きます。
そして「殆どが無職」という事で。

根底にあるのは「格差」の問題であり。

その不満を反日デモにより発散させるという酷い状態だというのはよく分かります。
やっぱり政府主導だったんじゃないだろうかと思ってしまったり。

ちなみに。
オープン当日は、私服警官も客に混じって警備をしてくれたようです。

現地法人社長の言葉。
「これでめげていたら今までの苦労が無駄になる。着実に克服していけば必ず光は差してくる」

これだけの損失を負いながらもまだ続けられる。
根性が違うなぁと実感しました。

【今日の纏め】
・中国人従業員も皆悔しそうに。そして涙を見せている人も。
・日本企業だから見捨てるとかそういう考えは、働いている人には無かったようです。
・格差という部分の不満鬱憤が溢れ出しこんな事になった
・平和堂の社長の決断にはちょっと驚いたが厳しい戦いになるだろうなぁ
・まだ同じ事が繰り返されるような気がしますが…そうならないことを願うばかり。
・地元のために地元を発展させるために頑張って来ても『そんな物は知ったこっちゃ無い』という人が少なからずいて。
・それにより全て破壊されるのが中国なんだなというのが分かりました。一部が一部にならないという。
・どう付き合っていくか…本当にやっかいな国ですよねぇ。


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