ガイアの夜明け 感想

今日のガイア『ニッポンの生きる道(6)縮小市場をどう生き残る?家電量販店の新たな挑戦』


※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
 誤字脱字、支離滅裂となってますがお気になさらず

今日のガイアは「家電量販店」について。
もう時代遅れだとは思うんですけどねぇ。家電量販店。
でもなかったら不便だという。
難しい物です。

そんな家電量販店について色々と取り上げられるようです。

【業界再編とコジマ】

厳しさが一番よく分かる例として、福井市にあるコジマの閉店について序盤で触れられていました。
周囲に次々と家電量販店が出来まして。
JOSHIN、100万ボルト。ヤマダ電気、ケーズ電気も出来て四方を囲まれる展開に。
そしてついに閉店に追い込まれて福井から撤退という形になっていました。
店長も涙していました…。

コジマは31店舗を閉鎖する計画のようです。

【価格.comとPCボンバー】

最近の若い人などは、家電量販店で買うよりもネットで家電を買うという方が多いのではないでしょうか。
家電量販店には商品を見に行き説明を聞くだけ。
それだけやったら、後は価格.comで最安値の店舗に発注するだけと。

最安値の常連は「PCボンバー」という会社。
秋葉原の古びたビルに本社があります。
社員は90名。年商は264億円という…結構でかいですよね。

「安値の秘密」

勿論価格.comに張り付いているというのは当然ですが。
1位の座を奪われていたら即に営業統括に判断を求め…一気に安くするという。
そして安値1位を維持するという凄まじいことをやってました。
46インチテレビを一気に1800円安くするとか凄いなぁ。

営業統括マネージャー談
「1位の方が客へアピールできるし安店は何処だろうと価格.comを見ているので1位にいることが宣伝にもなる」

広告宣伝の手段としての1位ですね。

「売れ筋商品だけをより安く売る」

18坪という狭い倉庫に所狭しと品があるんですが。
仕入れるのは売れ筋商品だけなので1日2日で売り切ってしまうそうです。

「大きな倉庫は管理コストが高い、小さな倉庫で早く出荷し数多く商品を回転させている」

回転率で勝負することで管理コストを抑えている訳ですね。

そして「仕入れは全て現金」なので「それで安く仕入れる」事ができるそうです。

なるほどなぁ…
いつも上位にいるから「怪しい店」なんじゃないかと思っていたけどこうやって素性をみると…安心出来ますよね。
と言うことで、今度PCボンバーと見ても怪しい店だとは思わないでしょう。

【家電量販店の歴史】

昔は「メーカー系列店」が主流だった訳ですが1980年代になり「家電量販店」が出来ました。
ヨドバシカメラなどなど。
そこから、「独自で仕入れ値引きして売るという形で30年成長してきた」訳ですが。
今は陰りが見え大きな曲がり角になりました。

最近の再編劇

「ビックカメラ」(業界5位)が「コジマ」(業界6位)を買収(2012/5/11)

「ヤマダ電機」(業界1位)が「ベスト電器」(業界7位)を買収(2012/7/13)

2010年度の家電量販店売上高をみると

1位ヤマダ電機 2兆1532億円
2位ビック+コジマ 1兆0615億円
3位エディオン 9010億円
4位ケーズHD  7709億円
5位ヨドバシ  7005億円
6位上新電機  4352億円

という形になるようです

【コジマ】

郊外の幹線道路沿いに200店舗を構えるコジマ。
1955年栃木の宇都宮で創業。最初は日立の系列店だったそうです。
そして安売りを始め、群馬の「ヤマダ電機」と茨城の「ケーズデンキ」と値引き合戦。

北関東YKK戦争なんていう安売り戦争を繰り広げ1988年には家電業界売り上げ1位で天下を取ったそうな。

ただ…2000年6月大規模小売店舗法の廃止により、競合他社は店舗を大型化していったり都市部へ進出したのに。
コジマは成功体験が忘れられず「ドル箱の小型店舗」を守り続けてしまい失速したようです。

そして近年家電エコポイント廃止、薄型テレビ需要が減少で、がくっと売り上げが落ち込みました。
コジマ自体かなり前から色々な他社との連携を模索していたようですが。
3年前にビックを選んで交渉してきていたそうです。そんな前からだったんですねぇ。

そして、ビックに買収された後。
フラッグシップとして、栃木のNew東店という店をリニューアルすることに。

まー。リニューアル前の店舗はビックの担当者に言わせると「厳しい。現場力が足りない」と言われるほど酷い店舗で。
商品はすっかすか。棚にはカタログだらけ…雑で魅力のないレイアウトと良くある場末の家電量販店でした。

それを指摘されて一念発起したコジマの担当者。
相当悔しかったらしく、ビックカメラの店舗を視察したりなんだりで新たな店舗を作っていました。

「デジカメ」を前面に押し出したレイアウトにしたり。
…今ってそんなにデジカメ売れてるのかと思いましたが。

品揃えもビックカメラ並に豊富に。
そこらの家電量販店って広い割に品揃え薄くてすっかすかですもんねぇ。
だからヨドバシとか行きたくなるんですがそんな感じで一生懸命改装…

コジマの社長寺崎さんもリニューアルオープンに駆けつけ。
「ここは創業の地。表玄関の店。絶対に負けるな!」とハッパをかけてました。

ビックの担当者の方も見に来て、厳しいと顔をしかめていたのが嘘のように笑顔になり凄く褒めてました。
「品数もあり商品の提案もある家族で楽しめる店になった」

オモチャ売り場が出来たり、かなりの品揃えの豊富さがあったりと魅力が生まれていたと思います。
早速高価なデジタル一眼売れてましたしね。

【ビックカメラ】

1978年カメラの専門店として、群馬県高崎市に誕生。
1980年に池袋駅前に出店。家電の取り扱いを初めて急成長を遂げました
今の社長は販売員からたのたたき上げだそうです。強そうですよねぇ。

そんなビックですが売り上げは例に漏れず落ちました。

そこで新宿東口の三越百貨店跡だったかな…に、新たな店をオープンさせました。
近くに伊勢丹やマルイがあり女性が多いため、女性、ファッションという切り口には可能性を感じ女性ターゲットの売り場を作っていました。
美容家電や化粧品を中心に。店員も全員女性をそろえていました。

それが当たり、女性客がわさわさと来ていました。

そして9/11
ユニクロと共同で「ビックロ」という店舗に生まれ変わらせるという案が発表されました。
なんだよ「ビックロ」でしたけどねぇ^^;

ユニクロの柳井さんは…「東京の繁華街では3,4割が外国人の客。日本を訪れた全ての外国人に家電と服を買ってもらう。そういうことが必要」なんて語ってましたが。

正直「どうでもいいなぁ」というのが感想でした。

別にユニクロとビックカメラが合わさっても…元々相容れない物ですし…ねぇ。
どんな独創的な物になるのか…サッパリ解りません。

【ヤマダ電機】

1973年。ナショナルの系列店として群馬県前橋市に創業。
1983年に家電量販店に。
2000年の大規模小売店舗法廃止により大型店を何処よりも積極的に出店。

更に買収買収を続けて今の地位を築きました。

店舗数741店舗 社員36000人

会長は創業者の山田さんです。

そんなヤマダ電機でさえ、売り上げは2011年には前年割れ。初の前年割れでした。

会長談
「今年も2年連続で縮小している。かつてなかった。10年15年先は読めないが。せめて5年先は見ないと行けない。」

そして中期的には打つべき手を既に打っていまして…それは最近やたら宣伝している

「エス・バイ・エル」の「スマートハウス」でした。

住宅メーカーの「エス・バイ・エル」を買収
スマートハウスという自然エネルギーを云々の住宅を作るメーカーを手に入れた訳です。

家一棟売る訳で、そこに使う太陽光パネルや、家電などを買って貰うことにより伸ばそうという戦略のようです。
さらには、スマートハウスで街を作ろうなんて。
群馬県の新興住宅地の土地を購入していました。

…スケールがでかいですよねぇ。街すら作ろうとするとか。
そりゃ知事も来ますね。

そしてベスト電器の買収には…海外戦略も睨んでいたようです。

ベスト電器は福岡に本社のある九州では強い家電量販店。
ここ数年は業績悪化で、札幌駅前にあった店舗なんかもいつの間にか消えてました。

ただベスト電器。
かなり昔から「世界に進出」しているらしく。
海外に64店舗出店していて、国に合わせたノウハウを持っているそうです。
それを見越してヤマダは買収したようです。

要するに日本市場ではなく世界に目を向けて規模縮小に対抗しようということですね。

【デオデオ】

エディオングループの企業です。
エディオングループは西日本が地盤。業界3位です。

エディオンの特徴は、「自前のサービスセンター+修理部隊」
価格の安さよりもサービスの質で勝負をしているようです。

「基本的に労働集約型のビジネスは廃らない」

設置や修理なども合わせたサービスを提供することで生き残りを図ろうとしているようです。
例えば洗濯機の修理に行き修理を追えて「御用聞き」すると新たにやって欲しいこと(エアコンの掃除)が生まれて受注する事ができる。

そしてその顧客の家にある家電の状態を見極めることで新たな利益を生み出すという形のようです。

これは自前に修理部隊を持っていないと出来ませんからねぇ。なるほどなぁ。

そして小さなデオデオFC店の話が出ていまして。
典型的な街の電器屋さんなんですけどね。

昔はメーカーの系列店だったようですが。
デオデオのFCになったようでして。

でもやっぱり街の電器屋さんなのは変わりなく。
周囲500㍍に500件の顧客を抱えている感じで。

冷蔵庫の修理に行き。
修理不能と判断…12年使えばねぇ。
そしてすぐに「オススメの冷蔵庫」を説明。即「デオデオの地域本店」へ向かい冷蔵庫を確保
電話から1時間で提供していました。

客を知り尽くしていて信頼関係があり、なおかつデオデオという倉庫があることで安く物も提供できる。
小さなFCじゃできないスケールメリットを生かすことも出来るという

それにより年商1億3000万円なんていう売り上げをたたき出していました。

凄いもんですねぇ

【まとめ】

・ビックとコジマ連合…何となく微妙な関係ですねぇ。何とも言えない感じがもにょもにょ
・ヤマダは家電量販店の枠を超えてしまって何目指してるんだか3兆円だけを目指しているのかな
・エディオン(デオデオ)みたいな…こう街に根ざしたサービスを提供する家電量販店というのは長く「生き残って欲しい」企業だなぁと
・求めたいのはデオデオみたいな感じなんだけれども、やっぱりどうしても安さだけに目が行くんですよね
・私が家電を買うのは基本的に「ネット」なのは間違いありません。



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