ガイアの夜明け 感想

今日のガイア『地球を救うヒット商品とは』

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
 誤字脱字、支離滅裂となってますがお気になさらず

地球の環境を守る日本の新たなものづくり

大量消費をし続ける社会になって久しい訳ですが。
その商品を作る地域…特に発展途上国などでは環境汚染が深刻です。

環境汚染を少しでも抑えつつそれを消費する事で、更に環境に良いものづくりを推進できないか。
そんな仕組みを作り出した企業のお話が今日のガイアのようです。

【無印良品の挑戦】

エジプトでは、高級コットン(綿花)が栽培されています。
しかし、それは大量の農薬を使い作られているという状況がありました。

それにより作り手さんは勿論、家族や子どもにまで健康被害を及ぼしていました。
畑のそばで転んだ子が、農薬が多く含まれている水たまりに手を突っ込んでしまい水ぶくれを作っていたりとか…
痛ましい光景でした。

ただ、農薬が悪いと解っていても使用をやめることが出来ない現状があります。
生産量が減りますしねぇ…金が手に入らなくなってはくっていけないですし。
難しい所です。

それをどうにかしようと立ち上がったのが「無印良品」でした。
オーガニックコットンを推しだしました。

オーガニックコットン…農薬や化学肥料を3年以上使用しない土壌で栽培したものです。

そして、無印良品の綿商品を全てオーガニックコットンにしようと取り組んでいるようです。
今では綿衣料品5割がオーガニックに変わっているそうです。

そして、オーガニックへの切り替えを促すためにある仕組みを作ったそうです。

無印では、オーガニックコットンなら10%高い値段で買うことを農家と約束しました。
それによりオーガニックコットンへの切り替えを促そうとしているようです。

担当者談
「実際作っている農民に現金収入が入ることがモチベーション上げる動機付け。そういったことを地道に繰り返すことで後方から支援できる取り組みを続けたい」

なるほどなぁ。
農薬を使わないことで生産量が落ちれば収入が落ちる。だからこそ使ってでもやらないと行けない訳で。
なら高く買うしかないですからね。

日本の消費者はそういう部分敏感で、付加価値を見いだす人もいるので、高くても買ってくれたりしますしね。
底辺な私には無理ですが…。

そしてそうやって仕入れたオーガニックな綿商品が牽引する形で綿商品全体で10%程度売り上げが伸びているそうな。
売れれば売れるほどオーガニックが広がる枠組み…か。

【さらなる挑戦】

そのオーガニックコットンの仕組みを作った無印はさらなる取り組みを始めました。
中国広東省にある「ジーンズの町」
中国で作られるジーンズの6割を作っている新塘(漢字があっているかは不明)という場所ですが。

重金属も含まれている化学染料なんかでジーンズを染めている訳ですが。
管理が不十分だったり、廃液の処理をせずに垂れ流したりでそれはもう酷くて。

地元の人が。
「いろんな色の水が流れてくるんだよ。赤とか黄色とか黒とか白とか」
「本当にクサイよ。窓も開けられないほど強烈な臭い。子どもの頃は泳げるくらい綺麗な川だったのに」

なんて言ってました。
環境団体の調査に寄れば、カドミウムが環境基準の128倍も検出されたりするほど恐ろしい環境汚染が進んでいるようです。

勿論無印も化学染料を使用した染め物をしているわけですが「管理は徹底している」のでそこら辺は問題ありません。
とはいえ、それを扱う従業員はいる訳でしてその方々の健康を守るためにも「化学染料を使わない」という事は出来ないかと考えてました。

そこで出てきたのが草木染めでした。
ただ草木染めには大きな欠点色落ちすると言う物があります。

それを解決して「大量生産」するにはと…カンボジアにいる草木染めの達人が呼ばれました。
「森本さん」カンボジアの織物に惚れ込みだったかな。1996年にカンボジアの伝統織物を作る染色と機織りの村を作ってしまったという。
カンボジアと言えば…20年以上の内戦。
それで虐殺されたり家を追われたりして伝統が途絶えそうになっていたので奮起し復活させたそうです。

すげぇ! そんな偉人がいるとは…これに凄く驚きました。

そしてその草木染めの達人森本さんが色落ちしない草木染めを作れるそうです。
それは「カンボジアの伝統の中にあった技術」だそうです。

【色落ちしない草木染め】

・バナナの木を削ります。それを乾燥させて火をつけて灰にします
・灰を水の中に入れます。そして「上澄み液」を取ります
・染める前の綿を上澄み液で煮ます。ここでバナナの上澄み液に含まれるカリウムなどの成分が働いて色落ちしにくくなるそうな(バナナマジック)
・染料を作ります 椰子の実の殻を圧力鍋で煮ます。そうすると色素を多く抽出出来るそうな。
・それで染めると。

そんな感じで色落ちしない草木染めを作れるそうです。

【家具の廃材など捨てられる物で染める】

無印では家具工場なども持っていまして。そこで「廃材」が出る訳です。
その廃材からも色素は抽出出来る訳でして。そこら辺から草木染めをしよう!という事になってました。

家具工場の廃材からは、グレイや焦げ茶色の染料を。
椰子の実の殻からは、ピンク色の染料。
薔薇の茎(捨てられるもの)からは茶色の染料を。

専用の機械(でかい圧力鍋)を開発して抽出。
色落ちしない技術を利用し染上げてました。

色落ちしないと言う事は、専門機関の調査でも証明されていまして。
バッチリだったようです。

勿論オーガニックのコットンをです。どちらも自然のものという。とても環境に優しいタオルができあがってました。

既に限定販売されていてフェイスタオル650円という価格でした。
一回使って見たいですね~。フェイスタオルで650円は痛い気がしますがw
来年の春からは全国で販売される予定で、中国の工場で急ピッチ生産されていました。

草木染めの大量生産というのは歴史に残るワンシーンなんて森本さんは言ってましたが。
これは本当に凄いなぁと感心してました。

化学染料より淡い色合いが綺麗でしたしね。

【アマゾンの森を復活させる】

40年前のブラジルのジャングルを100とすると…1990年には10%減少…2011年には8.2%減少
40年間で2割の森林が失われたそうです。

それを復活させようとしている企業がありました。

フルッタフルッタという企業です。
食品会社です。

アマゾンにあるトメアスという町。
1929年に日本人が入植して開拓された町です。

町の中心部には「トメアス農協」があるという日本らしい感じですね。
そこの理事長は日系人2世の坂口さん。
日本語も堪能でした。

そこでは画期的な農法に取り組んでいました。

「アグロフォレストリー」

農業(Agriculture)+植林(Forestry)を合わせた単語です。

日差しを好むナッツなどの木を植え、成長してきた頃、日差しを好まない「カカオ」や「コショウ」などを植える。
森の生態系をそのまま表したような農法ですね。
森を作る農業です。

最初は閑散とした感じなんですが25年も絶つと木が鬱そうと生い茂り、森のようになっています。
しかししっかりと作物はなり豊富な作物が取れていました。
パパイヤ、コーヒー、カカオなど。

トメアス農協に所属する組合員の人は殆ど「アグロフォレストリー」を実現しているようですが。
栽培に手間と時間がかかり、収入は増えないという儲からない農業の模様です。

それをしった「フルッタフルッタ」の社長長澤さん。
感銘を受けて何とか支援したいと思ったそうです。

そこで、そのアグロフォレストリーで取れる作物「アサイー」に目をつけました。

「このまま10年放置すれば宝の持ち腐れで終わる危険を感じた。このままじゃいけない。
 アグロフォレストリーの良さに気づいたなら誰かが声を上げて立ち上がらないといけない」

と、2000年トメアス農協と独占契約。アマゾンフルーツの日本への輸入を開始したそうです。

タリーズや、コンビニなどで「アサイー」のジュースを販売しました。
何処かで聴いたことあるなぁとは思ってましたが。
日本では568万本が売れる見込みという大人気商品になっていたようです。
ポリフェノールや鉄分が豊富で美容に良いと言う事で、女性に人気の模様です。

そして今やトメアス農協のジュース売上高の15%が日本市場向けとなっていまして。
組合員の平均月収が2万円増えたそうです。

ただアグロフォレストリーが広がっているかと言えばそうでも無く。
今では流行の作物「アブラヤシ」を作る人が圧倒的に増えているそうです。
アブラヤシはバイオディーゼルの原料になるということで、爆発的に栽培農家が増えていて。
アブラヤシだけを作る畑が増えているそうです。

農家の方は。
「私たちは金になる方に走る」

そりゃそうです。商売ですから…金にならんことをやってもしょうがないです。飯が食えないです。

長澤さんは大きな壁にぶち当たってました。
丁度ブラジルで開かれたリオ+20( 経済発展と環境保全の両立を図る国際会議)が開かれまして。
そこでアグロフォレストリーについて紹介したりと活動。

何とか作物の販路拡大を頑張ろうとしていました。
1企業だけでは限界なので、様々な企業が分担して販売しようと。
生産した作物を売っていこうという取り組みを世界に広げようとした訳です。

国連食糧農業機関の事務局長も絶賛。
尊敬する企業だとまで言ってました。

こういう取り組みが広がる仕組みというのをもっともっと広げて行かなくちゃ行けないんですよね。
目先の金に追い回され続けて来て今のようになってしまったんですから。

【今日の纏め】

・無印の「オーガニックコットン+草木染め」のタオルは使って見たい
・アグロフォレストリーってのは素晴らしい仕組みだと思う…が、広げるのは無理だろうなぁ
・結局1企業だけが頑張ったとしても、何処まで何が効果をだせるのかという疑問が浮かんだ。
・素晴らしい事だから悪くはないんですがそれが世界中に広がるような何かが…あればいいんですけどね。
・ただリオ+20の環境と経済発展の両立という部分ではどちらも理にかなっている訳で。こういうのを世界的に推すべきじゃないかなぁ

・ただ付加価値をつけて値が上がると手が出ないのが貧乏人の悲しい所です(´・ω・`)
・良いと解っていても使えない。結局はそこに行き着いてしまうと。生産者とおなじですねー


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