ガイアの夜明け 感想

『日の丸スポーツメーカー~もう一つの闘い~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • ミズノと選手の二人三脚の五輪について
  • 伊藤美誠選手のシューズ開発について
  • 大橋悠依選手の水着の開発について

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

卓球の伊藤美誠選手と競泳の大橋選手

二人のアスリートの影には寄り添ったスポーツメーカーがありました。

ミズノの女性担当者が伊藤美誠選手のフットワークを支えました
100足以上のシューズを作りました

「選手が納得した上で履いて貰う」

ミズノの55歳のベテラン開発者が大橋悠依選手の競泳水着作ってました

選手と企業のダブルス独占密着2年

伊藤美誠選手のシューズ開発

2019年6月大阪市
とあるビルの中に入るとそこは卓球スクール

そこを練習拠点にしているのが伊藤美誠選手でした。

2019年は世界ランキング7位。翌年には2位に。

激しい練習の合間に一人の女性がシューズを渡します
伊藤選手を担当するミズノの大谷さん
持ってきたのは真新しいシューズでした

ボアシステム

ダイヤル式の靴紐

などなどの仕組みが導入されています。
ミズノは2016年から伊藤選手にシューズを提供してます

大谷さんは入社7年目。初めての選手担当でした。
「選手がベストなプレイをするためのサポートするのを貫きたい」

世界卓球2018年スウェーデン

そこでも伊藤選手は大活躍
フットワークが命綱でした。

伊藤選手
「シューズはスポーツ選手にとって凄く大事です。
 足は命。
 足の形も変わっていくのでしっかり伝えてシューズのレベルアップに繋げていきたい」

3D足形計測

日々のトレーニングで変化するアスリートの体
常にぴったりのを作る為に計測は欠かせません。

ミズノ本社

2年前の5月大谷さんがミーティングを開いてました。
集まっていたのは卓球シューズ開発チーム

伊藤選手のシューズの開発には、素材、デザイン、マーケの担当が関わっています。

いかにミズノののテクノロジーを新しい形で表現出来るか

最新技術を形にして選手に提供し販売までを一貫して考えます。

大谷さん達は伊藤選手の元へ

持参したのはミズノが開発したばかりの新素材
ミズノエナジーを持ってきました。

新素材は、反発力が従来より56%アップ
反発力に優れた新素材です。

陸上、バレーボールなど様々なシューズに採用予定。
素材を使ったのを履いて貰いたいと思い持ってきたそうです

早速伊藤選手に試して貰います。

「クッションがある。スポンジ入ってる見たい」

伊藤選手はフットワーク良く跳ねるように打つのがスタイル
反発力が活かされるはず

「飛んでる感じ」と表現しましたが
「摺りたい時もある」とも

「大きく動くときは良いが、細かい動きには柔らかすぎる」

問題点が出て来ました。

ミズノ本社

卓球できる社員に動作解析マーカーをつけてフットワークと素材の関係を分析。

開発チームの素材担当串田さん

「止まるまでに時間がかかる。伊藤選手は0.0何秒を感じているのでは」

新しい素材は踏み込んで足が止まるまでの時間がかかります
ミズノエナジーは柔らかい分止まるまでに時間がかかる
反発力は良いが止まりにくいという特長がありました。

ミズノ本社地下に秘密の部屋がありました

ミズノエナジー研究室

改良に取りかかりました
固くしてみることに。

原料は企業秘密、配合も極秘

沈み込まなくなりましたが反発力は減ってないかをチェック

固くしても反発力は保ったまま

ミズノエナジーをステップするときに一番力のかかる部分に埋め込みました
改良シューズが出来たました。

早速履いて貰いました

「前より調整しやすい」
「エナジーが入って方がプラスになりそう」

練習で試してくれることに

「ホッとしました」

残念な出来事

当初の五輪開幕まで5ヶ月の時
大谷さん仕事終わりに卓球場に立ち寄りました
学生時代はテニスやっていたそうですが
伊藤選手の担当になったので卓球を始めた

まさにそのとき…伊藤選手サイドから急遽連絡が

どんな話が?

「新シューズはオリンピックでは履かない
 今はいているモデルのまま五輪に出たい
 彼女にとって今履いているシューズが100点満点であとは自分を上げていきたい
 シューズじゃなくて自分自身を高めていきたいという判断」

選手にとってベストとメーカーにとってベストは一致しない

それも現実でした。
同僚達が大谷さんを励ます会を開いてくれた

「初めての選手対応なので難しいですね」

上司の玉山さんに相談

「僕らはメーカーだから物を売って利益を上げることが使命だけど選手対応って難しいよな」

玉山さんもガイアに出てました。
2004年取材で玉山さん34歳の頃でした。

福原愛選手を担当してました。

玉山さんは愛ちゃんのシューズを担当。
いつもさりげない言葉を掛けてました。

愛ちゃんに「近所のヤンキー兄ちゃんみたいなかんじ」なんて言われてました。

玉山さん
「調子はどう?頑張ってねは言われている
 試合が近づいてるのにずれた話という緊張を和らげるのが役目」

12年後リオで愛ちゃんが銅メダル取りそのメダルを首に書けてくれたりしてました。

選手とメーカー二人三脚のメダルです。

玉山さんがそのときに得た経験を教えます

「選手も進化しようとしている。
 あなたの進化を早くさせますよ
 もっと寄り添えますよをどれだけ選手に情熱をもって伝えられるか
 それが一番大事で一番難しい」

その後五輪は1年延期
全ての国際大会も中止となりました。

その間も伊藤選手のためにシューズを開発し続けた大谷さん

「1個1個の要望に応えるために会議をして皆で考えて100足は作っている」

本来なら五輪が終わっていた頃練習に打ち込む伊藤選手

「1年延期はいいことしかなかった」
「筋肉が倍増した去年のユニフォーム着れない」

大会中止になりトレーニングに打ち込みました。
そして成長していました。

足元をじっと見つめる大谷さんの姿も

「延期になって残念な部分は多かったが
 もう1年伊藤選手と向き合える時間が出来たのでチャンスとして捉えられた」

今回2個持ってきてます
ミズノエナジーが入ったシューズがありました

五輪まで時間が出来たので試してくれることに


「1年延期がなかったら難しかった」

「プラスにミズノにとっても私に取ってもプラスに
 私自身も協力していきたい。いつも迷惑かけてるので感謝の気持ちで」

2021年4月今日の朝大谷さんの手元に届いたシューズ10足
伊藤選手に本番に履いて貰うシューズが出来上がっていました。

ダイヤル式の靴紐、履き心地など要望通りでした。
完成度が上がっていたようです。

ただミズノエナジーは使用せず

理由に関しては
「メンタル的に今まで使っている物を使い続けたい」

ミズノとしては新しいモデルを履いて目立って貰いたかった?

「今回は難しいかも知れないけど
 今後ミズノが良いと思ってる物を選手が納得した上で履いて貰って
 自信になっていくようなモデルを作れる用努力していきたい

五輪本番

本番
伊藤選手は混合ダブルスで金メダル
シングルスでは銅メダルでした。

東京千代田区8月5日

大谷さん達が集合
見ていたのはスポーツ新聞

「やばい息が出来ないと。叫んだ」

女子団体決勝
本来なら会場応援だったが無観客開催なのでテレビ応援

「試合が始まったら靴を見ていた。
 ミズノの靴が一番良いと思っている」

石川佳純選手はアシックス使ってました。
平野選手はミズノでミズノエナジーを採用。

「フットワークに少しでもいかされていたら良い」

伊藤選手は女子団体銀メダル

その影でスポーツメーカーも闘っていました。

卓球で金銀銅メダルを獲得した伊藤美誠選手にインタビュー

金銀銅揃えるのが凄いですね

「金の色は全然違う」

ガイアが追いかけているミズノのシューズは?

「足元が重要。もちろんラケットも大事だが一番動くのが
 バネを欲しいのか今のままで良いのか。
 最終的にこれが良いと選んだ
 シューズを一つに絞らないと行けないので
 申し訳ないけど最終的にはカチカチでいった」

「どのスポーツメーカーもたくさんの人に支えて貰い成り立っている
 一人では出来ない。これからも一緒に頑張っていきましょう」

競泳水着のミズノ

トップスリートと共に闘った人がもう一人
55歳のベテランです。

競泳の大橋悠依選手
400m個人メドレー 200メートル個人メドレー
2個の金メダル

その勇姿を見守っていたのは
ミズノの吉井さん44歳
「ここを目標にやってきたので選手に感謝」

ミズノ

国内外のスイマーに水着を提供してきた水着メーカー

開発責任者が吉井さんです。

100分の1秒を縮める開発競争

2019年春
吉井さんがスタッフを引き連れて向かったのは
中央大学水泳部
監督の高橋さん
科学的トレーニングで中央大学を強豪へ引き揚げました
そこと協力して水着の開発を進めていました。
試作水着を着て貰います

少しタイムが早まったようです。

そして感想も集めます。

「後半キックが入る」
「ターンがしやすい」
「後半行けると思う」
「一番大きいのは腰が浮く」

レースの後半が違うという評価でした。

狙い通り

撥水性を高めた生地で軽くして
太腿に特殊なテープと裏地を組み合わせました。

それにより足を引き揚げる効果が生まれてフラットな姿勢が保てるそうです。

監督
「一番大事はラスト皆が疲れて来て足が落ちやすくなる。目の付け所は最高」

高橋さんは吉井さんと10年以上の付き合い

高橋さん
「上司とは上手く行かないと思う。良い物を作りたい
 売れる売れないじゃない。
 選手が0コンマ1秒でもはやく泳げるような水着を作っていく男」

吉井さんの忘れられない過去

吉井さんは2008年北京五輪から水着開発を担当

北京五輪でも北島康介選手などがミズノを着るはずでした。

しかしそこに出て来たのがイギリスSpeed社「レーザー・レーサー」
一躍有名になりましたよね。

体を締め付ける高速水着で世界記録が連発となりました。

そして日本代表の殆どが直前にスピードに乗り換えたのでした。

「信じられなかった。魔法の水着ができたと思った」
「我々が作った水着では無く他社の水着で泳いだのを見て「なんだこりゃ」とおもった」
「涙が出ました。初めて仕事で涙が出た」

相当悔しかったんでしょうねぇ。

飽くなき開発競争

五輪はスポーツメーカーの技術を闘わせる場でもあります

2019年9月東洋大学総合スポーツセンター
新しいミズノの水着はトップスイマーに試して貰う段階に

大橋悠依選手もいました

「泳いで感覚とか。ここが良いとか教えて貰えれば」

しばらく泳ぐと途中で泳ぎを辞めました。
浮かんだり沈んだり

何を確認した?

「前回がここが緩くて水が入っていたので
 それよりは今回の方がしっくりくる」

フィット感はまずまず

「吉井さんが拘った後半も姿勢を保てるのは長い距離ほど後半に疲れが残らない方が良い
 良いポジションで泳げることが一番それに役立ってくれる」

その後2019年11月

大橋選手を始め契約する選手を集めて信頼関係を深める時間が開催されてました。

「この先まだ色々あると思うので
 じゃんじゃん駄目出しして貰った方が良い
 なぁなぁにならないいようにしたい」

選手達に質問
吉井さんのイメージは?

「真面目なイメージがあり堅い方だなぁというイメージがあるけど
 凄くフラットな会話が出来たり水着のことに関しても
 意見をこちらからも言ったり出来るので
 人柄が凄く出ているのかなと」

その後も試合会場には吉井さんの姿

ミズノの水着を着た大橋選手は着実に結果を残していました

この日は水着のPRにつかう撮影

まさにミズノの顔

勝負の水着が出来上がりました。

GX・SONIC・NEO

フラットな姿勢を保つ構造
伸縮性のある生地も用意されていました。

より多くの選手に認めて貰う技術力や商品力がスポーツメーカーにとっての命綱
迎えた東京五輪

吉井さんが開発した水着が使われていました

広範な猛烈な追い上げが金メダルに繋がった

ミズノブランドが世界に発信された瞬間でした。

ミズノの水着

選手703人のうち61人が着用
日本だけでなく強豪アメリカの選手がミズノ着てました

そんな吉井さんにはもう一人気になる選手が。
長年共に水着の開発をしてきた人

池江璃花子選手でした。

2015年池江選手と契約
以来水着を提供してきました

今回の五輪
池江選手は白血病から奇跡の復活

400メートルメドレーリレー決勝

日本チームは8着でした。

「この5年本当に色々な事があった
 1度はあきらめかけた東京五輪
 ここに戻ってくることが出来て本当にうれしいです」
と、池江璃花子選手

吉井さん
「よくやったと思います。決勝の舞台で」

池江選手は21歳
その視線は既に3年後のパリに

その姿を見た吉井さんにもある想いが

「新しい何か課題を見つけて一緒にやれたらなと思う」

スポーツメーカーにとってもう一つの大事な戦いの場

それがスポーツ用品店

アスリートが来ていたジャージがありました
アシックスの五輪ライセンスグッズ。

今回無観客での五輪実際売り場を設けているが買う人はどれぐらい?

「売れるのかどうかがあったが始まると売上としては大きかった」

バスケやバレーも人気で女子の決勝進出もあってバッシュの反響が大きかったようです。

さらに3X3バスケも。

公式球売上げ3倍とのこと。
ボールの大きさが少し小さいことをしりました

競技人口がそんなに多くないスポーツも五輪によって反響が大きい
スケボーも注目集めて売上が伸びています。

一番影響が大きかった競技が卓球だそうです。

「こういう五輪は影響力がスポーツメーカーショップにとって大きく動く
 かなり大きい
 スポーツ用品が多く販売できるチャンスではあるが
 初心者層、これから始める層
 ビニナー層のスポーツ人口が増えていくことが一番大きい」

大谷さんももう一つの戦いの場へ

伊藤美誠選手のシューズを開発した大谷さん
彼女もまたもう一つの戦いの場へ

8月上旬高田馬場
ミズノの大谷さんが向かったのは

国際卓球
卓球用品専門店

平日だが多くの客の姿が
伊藤選手の活躍で卓球ブームが

「絶対大丈夫とみていた」
「凄かったバンザイした」

大学生のグループは卓球を始めるとのこと

「五輪を見てて盛り上がってたので興味を持った」

店頭には伊藤選手モデルのシューズも
すかさず大谷さん売り込みを始めます。

店に電話
「客から問い合わせがあり取り置きして下さいと」

伊藤選手モデルが売れたようでした。
なくならないうちに指名買いが入りました

選手と共に開発した技術を一般向けに開発する
スポーツメーカー真の戦いです。

大谷さん
「選手が活躍してるのを見て多くの人がプレーして
 その人たちを支えられる靴を作る
 そこを追求していきたい

まとめ

スポーツメーカーも必死に努力を重ねた五輪だったんだなぁと見てました。

メーカーにとっても勝負だった五輪。
成功だったのか失敗だったのかは気になりますね

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