ガイアの夜明け 感想

『ニッポンの生きる道シリーズ [脱炭素との戦い①]』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 脱炭素についてでした
  • 脱ガソリンについてどうするかを出光に密着してました
  • 水素菌という謎の菌が二酸化炭素を食べるようです

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

二酸化炭素排出実質ゼロへ!

最近世界中で自然災害が増えていると思いませんか
身近でも暑かったり急な大雨
温暖化の影響だと言われています。
それを食い止めようというのが「脱炭素」

石油を扱う大企業トップは
「いつまでもガソリンスタンドと呼ばれる存在では生き残れない」

脱ガソリン

CO2を活用する新技術の日の丸ベンチャー
切り札はピンクの物質
「この菌を使えば地球温暖化問題は過去の物に」

衝撃の脱炭素政策!
小泉氏が思いつきで言った46%削減ですね!

浮かんできたとか言ってましたけど。
根拠がないところが凄いです。

ガイアも脱炭素についてでした。

今更聴けない地球温暖化

3月
北海道紋別市

「まもなく船が出航します」

流氷砕氷船ガリンコ号です。
氷を砕く遊覧船で1時間遊覧します。
オホーツクの海で流氷を見る楽しい旅の開始。

しかし船長は難しい顔でレーダーを見ていた

「陸だけだ映っているのは。港と海岸線だけ。流氷は映らない」

甲板に出ても海が広がるだけ

「地球温暖化」

オホーツクの流氷は少なくなりました。
20年前はびっしりで、1月から3月まで流氷の中を航行できました

今は流氷にあたる率は4割
(2021年1月から3月)

地球温暖化原因の1つが二酸化炭素。

今世界の多くの人が二酸化炭素による温暖化を食い止めようと対策を求めている。

菅首相も
「脱炭素社会の実現を目指すことを宣言致します」

脱炭素社会とはどんな物か

国立環境研究所の方が来て解説してくれました。

地球温暖化どのくらい進んでいる?

世界の年平均気温偏差を提示。

「産業革命前から上がってきていて
 人間活動により化石燃料を燃やしたので1度以上は上がり続けている」

「世界中で起こっている熱波、豪雨、山火事そういう被害が起きている」

ティッピングポイント

「気温が0.1℃上がる事に記録的な異常気象が起こりやすくなる。
 産業革命から2℃超えてくると心配になるのがティッピングポイント」

「上昇の閾値、臨界点を超えると急激な元に戻らないような変化が起きる要素が地球の中に色々ある」

グリーンランドの氷床融解

気温上昇がティッピングポイントを超えると溶けるのが止まらなくなる。
気温が下がっても殆ど溶けていくモードになるそうです。

その溶けた淡水が大量に海に流れ込みます。

すると大西洋の暖流メキシコ湾流が弱まります。
すると熱帯に温かい水が溜まる

それにより雨が降る位置が変わりアマゾンの熱帯雨林が枯れるのです。
水が蒸発してもそこで振らないで森林が枯れるという展開に。

1つが崩れると全てが崩れる

「起こるとしても何百年かけて起こるかも知れないが
 最初の引き金を我々の世代の人類が引いてしまうかも知れない」

ティッピングポイントか…恐ろしいですねぇ。

二酸化炭素排出量(2019年)

1位:中国(桁違い)
2位:アメリカ
3位:インド
4位:ロシア
5位:日本
6位:ドイツ
7緒:イラン
8位:韓国
などなど。

先進国や新興国が出す二酸化炭素。
その被害を受けるのが発展途上国。
発展途上国の貧しい農民達が干ばつになりますと更に収入が減るという状態に。
発展途上国の人たちは二酸化炭素出していないのです

石油元売りが脱ガソリンスタンドへ(出光興産)

5月11日東京千代田区
脱炭素で影響の大きい企業があります。

出光興産

日本を代表する石油元売り会社です。
社長は木藤さん65歳。

重大なあることを宣言しようとしていました。
新型コロナの感染防止のためライブ配信の記者会見

「石油あるいは化石燃料が未来永劫続くとは思っていない。
 石油だけに頼らない!」

出光は売上の殆どの化石燃料を2030年から減らして、再生エネルギーなどの収益を増やすとしました。

「難題ではあるが、難題に立ち向かうことにより企業が育つ」
「企業が育つと言うことは人が育つ。私は確信して宣言をした」

出光

海外で原油調達して精製してガソリンスタンドへ
出光のガソリンスタンドは全国6300箇所あります。

その中で特約販売店1200社
特約販売店がほぼ運営しています。

しかし路線変更をせざるをえなかったのです。

木藤さんは高いビルから皇居を眺めてました。

「出光の歴史から殿下に申し訳ない」
「やっぱり常に日本人の心だとか良さだとか大切にしてきた会社
 まさに【海賊と呼ばれた男】がそうだったように」

出光の歴史

出光は1911年北九州で石油販売業を開始。
創業者は出光佐三。
海賊と呼ばれた男のモデル

カリスマ経営者でした。

1953年の日章丸事件

日章丸は2万2000キロリットルのイラン石油を積んで日本に戻ってきました。
イギリスと対立状態だったイランからイギリス軍の目をかいくぐって大量の石油を買い付けた事件です。

その石油は戦後復興に必要な石油として国民に安価に提供

出光佐三。
「出光の仕事ではない。
 日本国家としてやるべきもので国民がやるべき物」

そして出光は自動車の普及と共に成長。
その成長している1980年入社したのが木藤社長

「入社以来ずっと地方に勤務。SSとか特約販売店の担当をやっていた。
 需要が伸びていた」

その頃はシェア競争をしている時代でした。
より多く売れるSSの作りかたなどをやっていたそうです

しかしエコカーの普及などでガソリンスタンドなどは1994年ピークに減少。
元売りの生き残りを賭けた再編が始まりました。

2019年4位だった昭和シェル石油と経営統合
3割まで販売シェアを伸ばしました。

ガソリン国内シェア

ENEOS:44%
出光興産:30%
コスモ石油:16%
その他:残

現在は3社でほぼ独占されています。
その為、安売り競争がなくなり収益安定したそうです

高いガソリン買い続けなくちゃいけないですけどね

しかし脱炭素が始まりました
ガソリンに頼れない時代になりました。

激動の時代を闘ってきた出光はどうするつもりか

「いつまでもガソリンスタンドと言われる存在では生き残っていけない
 生き残って行けるような提案をして行く。
 リードをして行くのも元売りの責任」

出光のガソリンスタンド改革案

「よろず屋」という看板が

斎藤さんという販売店サポートが仕事の方が、千葉にあるヤブサキ産業へ

ヤブサキ産業

出光系で千葉県内15箇所にスタンドを展開
特約販売店です。

社長とのミーティング

ガソリンの売上を見ると2020年度月平均で91.3%

大きく減少していました。
想像していたよりも減ってきていたのです。

そこで提案をします
スマートよろず屋コンセプト

「アポロステーションを地域住民の生活を豊かにするあたらしい時代のよろずやに」

ヤブサキの社長
「よろずやってどういういこと」

「何でも屋というか…なんでもそこで打っているというか…」

百聞は一見にしかずということでよろずやの実験店舗に案内。
去年8月に出来た店

電気自動車の急速充電器が並んでいました。

30分充電で700円。
駐車場としても使えます。
カフェもありました。
本格的なコーヒーが330円~

出光が考えるよろず屋です。

健康診断や飲食など石油に頼らないビジネスを。


しかしヤブサキ社長から指摘が。

「(充電器)はガソリンの計量器外してつけられるの?」
「消防法上駄目」

一番重要なポイントでしたね。

消防法

ガソリンスタンドの敷地内に充電器を置くことが出来ない
給油機を充電器を変えることが出来ないのです。

「あとはこの料金では多分ここでの収益というのは挙げられない」
「滞在時間が長すぎる」

あの価格では利益は上がらないと見抜きました
流石プロ
稼げるビジネスにするにはまだまだでした。

出光も必死ですけどまだまだのようです。

よろづやの資料を見ると
超小型EVカーシェアサービスの文字が。

どういうこと?

「身近な足として超小型EVに期待している」
「地域の顧客の利便性を向上させるための業態を増やしていく」

EVプロジェクトはタジマモーターで極秘に進んでいました。

静岡のタジマモーターに行くと変な車が走っていました。

小さいけど結構早いです。

運転している男性は自動車業界では知らない物がいない人物

「ロールがちょっと大きいな」
「リア足を少し固めます」

そんな指摘をしていたのはタジマモーター会長
田嶋会長

タジマモーター

競技用のレース車両の開発や部品などの販売をしている会社。
工場には実際のレースカーが並んでました。

そこが出光の超小型EVを開発していました。

不思議な模様は非公開のデザインを隠すもの。
全長2.5メートルで4人乗り
満充電で120km走行します。

大手も作ってないタイプです。

「レースカート一緒mモビリティは一緒。
 速度は関係無い」

自動車が大好きな会長
18歳でレースドライバーデビューしたそうでして。
モンスター田嶋という異名が。
今でも現役バリバリです

2012年からガソリン車から電気自動車を製造してレースに。

出光は多くのレースで蓄積した技術に目をつけたのでした。


4月に合弁会社 出光タジマEVを設立。
電気自動車メーカーとして名乗りを上げたのでした。

「私自身も石川県小松市の山深いところが実家」
「今ガソリンスタンド地域内廃業が進んでいて
 ライフラインが切れてしまうのが現実
 そんなときに話があった。
 微量ながらSSの人々のためになる
 地域の人のためになるお手伝いが出来れば」

この超小型EVのカーシェアは来年スタートの予定

二酸化炭素を出さない新しいビジネスがガソリンスタンドで生まれるかもしれません。

「悪だと言われている二酸化炭素を実際に長年扱ってるプロとしてこれをまず削減することが一丁目一番地
 第一歩として我々に出来る事
 そこを整理して社内外共に示していくことが
 経営としての今の責任ではないか」

新エネルギーの主役になるか「水素」

新エネルギーの水素

5月下旬富士スピードウェイで24時間耐久レース

脱酸素に向けて自動車メーカーも舵を切っていた

注目を集めたのがトヨタの車両でした。
車体はカローラスポーツ、エンジンはGRヤリス。
しかしマフラーから出るのは水蒸気という車両

燃料が水素

水素エンジン車でした。
トヨタが誇るエコカー

豊田社長自ら旗振り役

「世界で初めての取り組みなので
 10年後の景色が変わったと言われるための物になれば」

水素エンジンとはガソリンエンジンを水素で走れるように改造した物。
ガソリンエンジンとほぼ同じ構造です。

自動車メーカーにしか出来ないエコ技術の走り

耐久レースには水素ピットを用意
それを支えるのが岩谷産業

カセットコンロの岩谷産業です。

80年前から水素を扱う老舗
1941年水素の販売を開始
H1ロケットの水素燃料も供給

日本一の水素生産量を誇ります。
トヨタの水素エンジン車の燃料も岩谷が引き受けたのでした。


「水素社会に少しでも貢献できたのであれば非常に幸い」

水素を利用した車が他にも。
燃料電池自動車ミライ

燃料電池自動車は静かだそうです。
スムーズに車が揺れなく動くとのこと

更に水蒸気、水しか排出されないのです。
二酸化炭素や有害な物が排出されません。

水素で走る燃料電池車は、酸素との化学反応で発電してモーターを回して走ります。

そして水素は水素ステーションで充填できます

岩谷産業も運営してます。

「ガソリンじゃなくて水素ガスを入れるので充填」

ガソリンと同じような方法で入れるそうですが。
計量器に温度があったりします
Mpa(メガパスカル)という圧力の単位

奥がバックヤードになっていて液化水素のタンク。
ガス化した後に高圧に圧縮する設備がありそこから水素が配管を伝って供給されるそうです。

圧力が上がると温度が上がります。
冷やして充填することからマイナス30℃にしてるそうです。

ガソリンと比べて値段が域になるが

キログラムで充填量を表示していて1kg1210円(税込)
満タンで5kg充填できるので6000円程度。

ハイブリッド車の燃費に合わせて価格設定しているそうです。

水素の車はカーシェアでもあります。
オリックスカーシェアが15分310円 距離1km 16円で貸し出してます。

ディレクターが試乗してました。

TRIP A 満充填後の走行距離がでてました。
残り走れる距離数も出てます374kmでした。

東京の中で一番遠い観光名所を目指してました。

奥多摩の三頭の名水

往復200kmの距離だそうです。

水素ステーションは岩谷産業以外でも東京都内に21箇所
岩谷以外にもENEOSとかがやってます。

行きは順調に進み168.8km走り到着。
残り287km走れるようでした。

近い所で充填しておきたいと一番近い水素ステーションを探しました

八王子72km走る所にありました。
高速を使い八王子に到着

燃料の残りは6割
1/3以下で充填して返却がルールです。

八王子の水素ステーションは営業時間外でした。
19時15分だったそうですが17時で営業終了でした。

水素自動車
3695台ぐらいしかいません。

普通の営業時間では採算が合わないのです。

多摩市もだめ世田谷も駄目となり結局港区だけが21時まででした。

充填できるのか

ようやく到着は20時37分
閉店直前に滑り込みでした。

走行距離288km
充填した水素2.62kg3170円で満充填

カーシェアでは利用料金に含まれるそうです。

21時30分返却してました。

水素ステーションが見つけづらいドキドキする

全国で160箇所の整備が進んでいるそうですが少ないです。
GSは全国に3万箇所あるそうなので比較すると少ないです。

「水素ステーション作るのに5億円かかる
 国から手厚い補助を貰っている」

「普及させていくためには補助を継続して貰うと同時に
 官民一体となったオールジャパンで取り組んでいく必要がある」
「より良い未来のために」

脱炭素の切り札「CO2回収機」

脱炭素の切り札は…超巨大CO2回収機でした

スイスにあります。
ゴミ処理場に画期的装置が設置されました。
巨大なCO2回収機
空気中のCO2を回収します。

開発した、クライムワークス(ベンチャー)に話を聞いた

「4年ほど前にここスイスでCO2の回収機を初めて商業化した」

削減→回収するという発想です。
2020年120億円を調達したそうです。

現在年間900トンのCO2を回収してるそうです。

「10年前はCO2を回収すると言うと笑われた
 出来たとしても40年から50年後だと」

回収したCO2は利用もされていました。
ビニールハウスに流し込んだり。

CO2は植物の光合成を促します。
野菜の収穫量2割アップ

コカコーラの関連工場

ペットボトル飲料を作ってる
空気中のCO2をミネラルウォーターに混ぜれば炭酸水のできあがり

1本120円

味は?

「シュワッとしてます
 スイスの水なのでミネラル分を感じる」

スイスのコカコーラ関係者
「地球温暖化を防ぐ革新的な技術だと思って使わせて貰っている」

日本では東大ベンチャーが(CO2資源化研究所)

日本では東大ベンチャーが驚きの研究をしてました。

CO2資源化研究所
2015年創業の小さな会社
8人が二酸化炭素活用する技術を開発してます。

鍵となるのがピンクの物体

水素菌

「水素菌を利用する最大のメリットCO2を餌として生育することが出来ること」

UCDI水素菌

二酸化炭素や水素が豊富にある温泉地などに生息しています。
CO2を食べて増殖するそうです。
水素菌を使えば二酸化炭素を削減出来るようです。

社長がスタッフを会議室に集めました

「大手の飲料食品メーカーから工業化したいという話がある」

全く考えていなかった用途だそうです。
会社では水素菌の遺伝子組み換えなどの特許を取得

プラスチック原料を作る技術も。
コンビニなどの総菜の容器に出来る特許も。

「一般消費者がCO2からプラスチックが出来るのを実感して貰うのは大事なこと」

水素菌と二酸化炭素、水素で培養すると食品に
遺伝子組み換えでプラスチック原料になります。

ここの水素菌は特別だそうで世界で一番増殖が早い水素菌

培養液入りの容器に特別水素菌を数滴入れてCO2を送り込みます。
水素菌は重量の2倍の二酸化炭素を消費します。
そしてCO2を食べて水素菌が増えます。

8時間後増やした水素菌が出て来ます。

その8割が動物性タンパク質

凍結して乾燥させると肉みたいになりました。

二酸化炭素を食品に応用できる

食えるの!?
二酸化炭素と菌…

きのこを生産する会社から転職した男性が

「とんでもない可能性を秘めてる水素菌と感じた
 大きな一石を投じる一助になるのは間違い無い」

6月初旬
研究は進んでいるのか尋ねてみると
研究室はもぬけの殻

臨海副都心のビルに移転していました。

基礎研究室

「企業と共同研究するのに狭いので引き払って移った」
CO2を食べる水素菌への注目が高まり数億円規模の資金を調達

脱炭素で始まるビッグビジネスでした。

大手食品メーカーと打ち合わせが。
企業は秘密

「プロテインを作っている物であれば何でも作れる
 肉の代替品、ミルクの代替品が考えられる
 早く良い物を作っていきたいので
 ご協力をお願い致します」

研究依頼は食品メーカー以外も
様々な大企業幹部がきてました

水素菌争奪戦

住友化学

石油化学で作られた原料で出来ている製品を置き換えていける可能性がある

住友化学といえば、経団連の新会長の会社

「ものすごく期待している」

研究所の近くにはコンビナートが。

「コンビナートはCO2をガンガン出しているわけでそのCo2を利用させて貰う」
次のターゲットは工業地帯から出るCO2

何が始まるのか

「地球温暖化を防ぐような手立てになる
 研究を進めて地球温暖化を気にしなくても良いような未来になると良い」

まとめ

水素菌の話は中々壮大なお話となっていました。
面白い技術ですねぇ。

あれは食べれるものだったのか…。
二酸化炭素を食べて消費というのも面白いですね。

二酸化炭素を資源にするという手段はとても面白いなと思いました




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