ガイアの夜明け 感想

『がんを早期発見! 命を救うニッポンの技術』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 最新のがん検出技術について
  • AIによりがんの早期発見を目指すプロジェクトがありました
  • 涙で乳がんを発見しようとする研究も行われてました

    ※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

    2人に1人ががんの時代

    2人に1人がかかるがん
    早期発見で直る可能性も。

    しかし名医も見つけにくい早期のがん。
    最先端のAIが一発回答してくれるように。

    乳がんは涙一滴で見つけ出す技術が

    「良い検査法があれば必ず救える命がある」

    がんを早期で発見!
    世界初の技術で命を救う人たち

    胃がん検査

    川崎市の総合病院
    女性がやってきます

    ある不安を抱えています。
    石田さん56歳

    「胃の調子が良くない
     母もがんで亡くなっているので年齢的にも心配」

    がん検診に来てました。
    胃の内視鏡検査をしてました。

    胃カメラはがんを早期に発見できる有効な検査
    しかし去年がん検診を受けた人はコロナの影響で3割減

    約1万人のがんが未発見の可能性があります。

    先ほどの検査の女性の結果は

    「潰瘍やがんは無さそう」

    くまなく調べたが異常なし。

    「全然痛くもなく安心しました」

    担当した渡邊医師
    すぐ次の患者を招き入れて検査してました。

    午前中だけで10人を検査

    昼過ぎは500枚以上の画像を確認
    10人分の画像です。

    「見逃しがないか再確認する」
    「がんの見逃しは絶対にいけないこと」

    19時過ぎ
    仕事終わったら医師会の施設へ。
    そこには人が沢山いました。皆医師だそうです。

    自治体の胃がん検診の画像を見てました

    国の指針で別の医師がダブルチェックが必要

    見逃しを防ぐためです。
    月に1度当番が来るそうで…渡邊医師1時間以上大量チェックしてました。

    「かなりの集中力が必要。人間なので限界はある」

    ニュースでも
    「がんを見落とし2人死亡」

    など早期発見できず手遅れになるケースも。
    長年の大きな課題です。

    見逃しを無くす秘密兵器が開発されていました。

    浜松医大病院

    内視鏡専門医が集まってます。
    確認しているのは見分けにくいがん画像。
    がんの確率まで一目瞭然です。
    これは難易度が高い画像

    密着取材! 世界初ハイテクシステム!

    AIメディカルサービス

    2020年東京池袋にあるAIメディカルサービスにガイアのカメラが来てました

    2017年設立社員50人のベンチャー企業。
    実に興味深い物を開発してました。

    AIでがんを見分けるシステムを開発

    ガイアではその開発の様子を1年以上取材してました。

    この会社のCEOは多田さん(49)

    「AIがアシストしてくれればがんの見逃しを究極的にはゼロに出来るのでは」

    多田さんはがんの画像を見ていました。
    がんの位置を正確にマーキングしています。

    「AIにこの部分ががんと教える教師データを作っている」

    がんの正確な画像を大量に覚え込ませるとAIががんの特徴を見つけ出せるようになります。

    AIの特徴であるディープラーニング

    学習したAIは画像を見るだけでがんかがんじゃないかを見分けられます。
    それには正確で大量の教材が必要となります。

    微妙な変化も多田さんは見分けられます。
    がんの位置を的確に見極める多田さんとは…

    さいたま市

    実は多田さんにはもう一つの顔が。
    やってきたのは…ただともひろ胃腸科肛門科
    多田さんは医者でした

    東大病院などを経て2006年に開業。
    これまで2万件以上の内視鏡検査をしてきました

    患者さん
    「他の人は痛くと二度とやりたくない(胃カメラ)と言うが多田先生にやって貰うと痛くない」
    「優しくて信頼できる先生」

    多田さんはなぜ医師をしながらAIシステムの開発をするのか?

    「実際に内視鏡を使っている者がやるのが一番良い
     使えるAIを作りたいという内視鏡医の思い」

    胃がん判定のAI

    胃がんは年間13万人がかかるがん
    大腸がんに続いて2位です。

    10年以内生存率

    ステージIだと9割だと助かります。

    しかし早期の胃がんを見逃すのが難しく。
    変化に乏しく炎症と見分けが付かないことが多い

    ポリープになる分かりやすい大腸がんとは違います。
    大腸がんAIはあるそうですが胃がんAIはどこも出せてないそうです。

    AIメディカルサービスでは、国内トップクラスの医療機関からデータを貰って開発しています。

    東大病院やがん研有明病院など100以上の病院が協力しています。
    16万人分のデータを集めAIに学習させていました、。

    世界初の胃がんを検出することが出来るAIの論文も2018年に提出しました。
    6mm以上精度98%で検出できるそうです。

    多田さんは私財を1億4000万円を投じて起業
    4年かけてシステム開発したそうです。

    開発した胃がん判定AIシステムの発売目標2022年
    ほぼ全ての内視鏡に接続可能だそうです。

    どうやってやるのか

    「内視鏡を口から入れて、これは何だろうという時に
     AIを呼び出すとがんかどうかを教えてくれる」
    「医師は1人で全責任を負って検査している
     そういうときにAIに聴ける
     専門医の精度を持ったアシスタントが見てくれる
     ケアレスミスが減ったり医師の診断技術のばらつきを抑えられる」

    判定は印刷写真でもOKだそうです。

    胃がんは早期発見したら治らないわけではない?

    「早期に見つければ内視鏡で切除できる」
    「見逃されて進行がんで見つかると胃の切除したり生存率も下がってしまう」
    「早期の胃がんを発見支援するAIは患者の命を救うことに直接繋がる」

    日本医科大学附属病院

    多田さんにとって勝負の日が来ました。
    胃がんの権威、貝瀬教授に試して貰える事に

    「臨床でも難しい症例だが反応している
     凄い性能が高いビックリ」

    多田さんにも笑みが。
    胃がん判定AIシステムの臨床研究に協力してくれる事になりました。

    胃がん判定AIシステムは1年以内の発売に目処が付いたのでした。

    食道がんにも

    2020年9月、AIメディカルサービスは新たな分野への挑戦を始めていた。
    ディープラーニング中の画像には食道がんの文字が

    食道がんを見分けるAIの開発に着手

    食道がんは喉と胃の間に出来るがん。
    食道は狭くて長くて内視鏡で見づらく問題も。

    「平べったかったり少しくぼんでいたり
     微妙な変化を見つけないといけない
     専門医にとっても難しい

    食道がんは胃がん同様早期発見が難しいがん。
    そこで多田さんは新たな機能を開発しました。

    胃がん判定AI

    医師がおかしいところ見つけてその都度AIに確認していた
    医師が見つけるのが前提

    食道がん判定AI

    今回はがんがあると自動で四隅が光って教えてくれる
    検査中常にAIが稼働しっぱなしとなります。
    がんを発見すると四隅を光らせて教えてくれます。


    もう一つの特徴がグラフ

    良性、正常、がんのグラフがあり
    常にそれぞれの確率を表示して医師の診断を助ける

    「2つの機能があるので非常に有用性が高い」

    食道がんを判定するAIも2年以上学習させ続けています。

    目標精度専門医並の80%です。

    精度の報告会

    いろいろやってみたんですがちょっと悪いかな

    正診率 72.1%でした。

    「厳しいですねこれだと」と指摘されます。
    声の主は大阪国際がんセンターの石原医師
    食道がんの権威です。

    「70前半では厳しいですね」
    「医師の精度より低ければ使う意味が無い」

    それを受け社内で緊急MTGが開かれました。

    「データを事前に必要十分にに集められるかというと難しい」

    食道がんにかかる人は胃がんの1/5です。
    サンプルも少なくAIに覚えさせる数が十分ではない
    どうするのか

    大阪国際がんセンターに多田さんがやってきます
    内視鏡検査室に自社開発した装置を繋ぎます

    高画質録画装置

    良い画質でデータを抽出して学習すればAIも良くなります
    検査室では石原さんの協力で食道がん動画を撮影して貰える事に

    学習データの数が足りない分を質で補う

    AIメディカルサービスには50人分の画像が届きました

    「毛細血管が1本1本見えるのは違う」

    見づらかった細い血管や表面の質感まで分かるように
    元に半年かけてAIの精度を上げていきます

    2021年5月 大阪国際がんセンター

    食道がん判定AIが導入されていました。
    精度80%を達成

    石原医師は世界で初めての臨床研究に臨むことに

    「机の上での評価は十分役に立ちそうだが本当に役に立つのか」

    初日に検査を受けるのは山田さん78歳
    食道がんを2度発症してました。
    食道がんは再発リスクが高いそうです。

    「早期発見が非常に大事だと実感している
     今回のAIには非常に期待している」と、患者さん

    早速出番が
    「荒れた感じの所があり見てみますね」

    石原医師が患者さんの食道に怪しい箇所を見つけます
    茶色く写る部分
    見た感じはがんの可能性が低いが…。
    石原さんでも迷う病変です。

    AIはがんを発見したら教える仕組み
    石原さんはAIと共に確認して行きます

    がんを知らせる表示が出てきません。
    グラフを見ると高確率で正常だと判断

    がんではないと確信

    細胞検査でも白でした。

    5月中旬
    多田さんが大阪国際がんセンターに来ました
    石原さんに評価を聴きに来た

    「AIシステムを使い1週間で3人を検査
     がんではない病変をしっかり悲願と検査してくれた
     この後もしっかり診断してくれれば有用だと確認出来る」

    「良かったです
     現場で使ってある程度の確証がとれてよかった」

    食道がん判定AIも2年後の実用化を目指す

    「最初の一歩に過ぎない
     患者を救うことが出来ると証明していきたい」

    乳がんの早期発見

    年々増える乳がん
    患者数23万人。

    早期発見で10年生存率99.1%です。

    進行したステージ4では10年生存率16%となります

    乳がんの検査方法はマンモグラフィー

    乳房を機械で押しつぶして撮影します。
    痛いとかもある洋で乳がん検査受診率は47.4%

    そんな痛い検査以外にも新たな検査法が出てこようとしてました。

    痛み無し世界初乳がん検査

    その決め手が、体の中にある物質エクソソーム

    医学界でも注目のエクソソームという物質がでてきました

    エクソソームとは

    人間の体は数多くの細胞から成り立つ
    その数37兆個
    体中のあらゆる細胞が出す物質がエクソソームという粒
    いわばカプセルのような物
    細胞は自分自身の情報をカプセルに入れて血液に放出します。

    最近の研究では細胞同士がカプセルを使ってコミュニケーションをしているというのも分かってきたそうです。

    がんもエクソソームを出しています。
    それによってがん情報も分かるそうです。

    エクソソームは血液以外の体液にもあります。

    がん細胞がだすエクソソームと他の細胞と区別して判別できれば調べられるのでは

    そこに注目したそうです。

    そしてエクソソーム抽出の対象としたのが女性の涙でした。

    神戸大学に涙を使ったがん検査に取り組む人
    竹内特任教授(65歳)

    涙の中にある乳がんのエクソソームを判定することで乳がんが分かる

    涙にもエクソソームがあります。
    自分で簡単に取れて痛みもないという素晴らしい検査です。

    しかし一体どんな検査?

    眼科でも涙の採取に使う試験紙に涙を染みこませます
    必要なのは0.01mリットル
    その試験紙を液体に入れて涙の中にあるエクソソームをしみ出させる

    そして、あるチップが検査の要。

    エクソソームを測定するセンサーチップ
    非常に高感度で測定するように設計されています。

    それを入れて分析開始

    5分後

    測定結果が出ます。
    板の明るさで結果を見ます。
    蛍光の強度を測定します。

    明るく光っていれば乳がんのエクソソームは非検出。
    暗いと乳がんのエクソソームが検出されたということのようです。

    チップの表面を拡大すると無数の小さな穴が開いています。
    穴には光る物質と乳がんの抗体が仕こんであります。
    その穴には乳がんのエクソソームだけが入ってきます。

    穴にエクソソームがはいると暗くなります。
    入っていないと明るい状態のままです。

    それを詳しく分析して乳がんかどうか判定します

    「この分野で僕たちがやっている研究は世界レベルで間違い無い」

    10年前からエクソソームをつかった癌検査の研究を開始。
    乳がんをターゲットにしたのは、乳がん検査の受診率の低さが動機

    「良い検査方法があれば必ず救える命があることが分かっている。
     乳がんをとにかく最初にやろうと考えた」


    3月25日
    有志から先生にメッセージを集めました

    御退官記念

    65歳の竹内さんが定年で退官となりました。

    しかし、研究は続きます
    隣の建物が竹内さんの新たな研究拠点となりました。


    涙による乳がん検査を実用化するため特任教授として大学に残る事に。
    竹内さんの元に教え子達が集まってきました。

    「皆で一丸となってできるだけ早い実用化を目指す
     全力でやる」

    基礎研究から臨床研究に進む段階

    しかし竹内さんには頭の痛い問題が

    研究費用

    「臨床研究を医学部と一緒に行うために3年間で4000万円の規模」

    装置や人件費など4000万円がかかります。
    当面1000万円が必要となりました。

    「ここが正念場」

    そこで竹内さんが頼ったのは、クラウドファンディングのHPで寄付を募っていました。

    こういう研究にこそ税金とかぶっ込んで欲しいんですけどねぇ。
    必ず役に立つじゃないですか。
    上手く行かなかった時はそんときですし。


    クラウドファンディング

    一般の人から資金調達
    研究を加速させる一歩に支援

    目標金額1000万円
    募集期間3ヶ月

    集まらなかったら…

    「乳がんをという提案をして無理となれば役に立たないと言うこと
     乳がん研究を完全に中止する」

    集まらなければ研究を止めてしまうと言う状態に。
    退路を断ちました

    募集終了まで1ヶ月
    竹内さんが東京に

    向かったのは募っているクラウドファンディングの運営会社

    READYFOR

    進捗は残り1ヶ月間で130万
    ここに来て伸び悩んでいた

    厳しい現実

    「支援が少ないと認められていないという気持ち
     メンタルが一番キツイ
     本当にキツイ」

    4月上旬募集終了まで1週間
    1円でも多く集めたい

    ある行動に出ました。
    大きなポスターを作り

    「エクソソームの超高感度測定でがんの超早期発見が可能になる研究をしている」

    Youtubeのライブ配信で一般の人にもPR
    研究をアピールしてました。

    強力な援軍も
    乳がんの専門医の谷野教授

    「はじめに聞いたときには涙出て検査が出来るのと思ったが
     行けるのではないかと最近色々なデータをみて」
    「是非成功させたい」

    2009年乳がんと診断されて手術を受けた乳がん経験者
    阿久津さん

    「涙は不純物がないし簡単に取れる
     自宅でも取れるという簡単さがありがたい」

    書き込みにも
    「手術を経験した身だが涙の検査を受けてみたい」
    「未来が大きく変わるんだろうなと感じる素晴らしい研究」

    最後のアピール

    「最後まで金曜日の23時までクラウドファンディングやってるので賛同頂ける方がいましたら…」

    4月16日最終日の結果発表

    1226万円くらい集まりました
    909人が賛同してくれました

    「長かった本当に
     909人も支援してもらいありがたい!やるしかない」

    頑張らないと
    6月から臨床研究を開始となりました。

    食道がん判定AIにも新たな動き

    一方AIでがんを判定するシステムも新たな動き
    医師と患者を助けるために更なる実力をつけていた

    新たな開発に取り組んでいました。
    4月がん研有明病院
    実際の患者に使われていたのは食道がん判定AI

    「しっかり反応してますね」

    緑になっている所がAIががんではないかと判定。
    がんを発見するとAIが形まで教えてくれるようになっていました。

    研究を更に進めて2年後の実用化を進める

    現場の医師は
    「Aiさんは一瞬で分かるから凄い」

    日進月歩で進化するがんを見つける技術
    人と機械が助けあり多くの人を救います

    こういう技術により助かる人が増えるといいんですけどねぇ。
    私だってきっとがんにかかると思いますので


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