ガイアの夜明け 感想

『マイナスの世界へようこそ!~コロナ禍で光る冷凍技術~ 』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 新型コロナワクチンなどで使われる冷凍技術について
  • 氷で-75℃に挑戦する企業がありました
  • 冷凍技術で流通革命をして売上を伸ばす飲食店がありました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

新型コロナウイルスワクチン接種の模擬訓練

1月27日
川崎市にある看護学校
新型コロナワクチン接種の模擬訓練が行われていました

医師や看護師など60名が参加。
本格的訓練は初です。

これまでワクチンはどう打てばいいのかが分からなかった

新型コロナウィルスワクチンの接種の方法

市区町村から自宅に届くのが接種券
これで接種が可能となります。

場所は、市区町村の接種会場
費用無料

会場に電話やネットで予約して出向きます。

医師による予診

まずは予診を受けて、アレルギーが無いかなどを確認。
接種の意志を最終確認してワクチンを打ちます。

打つだけで終わりではありません。

15分ほど経過観察

そして接種は2回必要です。
本格的な模擬訓練までこぎ着けた日本。

しかし世界は遙か先に行っていました。

世界の新型コロナウィルスワクチンの状況

イギリス・リッチフィールド
荘厳な雰囲気の教会の中でワクチン接種してました

「教会で打つとは思わなかった」

イギリスは12月に世界で最も早くワクチン接種開始。
既に890万人以上が接種していました。

イギリスの首相
「高齢者などは全員2月半ばまでにワクチン接種を完了」

現状、サウジアラビア、イスラエル。
中国、ミャンマー、南米ではブラジルなどなど。
60以上の国と地域でワクチン接種を開始していました。

その中でも最大はアメリカ
世界最多2500万人以上がワクチン接種

アメリカにいる山田医師も接種したそうで。
その感想を教えてくれました。

12月と1月に接種

副反応などがなかったか?

「私は接種をした当日は何も感じなかった
翌朝起きると違和感があって、肩を動かすと
左肩に肩こりのような症状にあるのに気づいた。
それが翌日から2日間続いた。」

インフルエンザワクチンもガッツリ腫れますからねぇ。
それと似たような感じでしょうか。

医師としての見解

「ワクチン接種して1ヶ月以上経過したが
丈夫なマスクを頂いたような安心感を貰っている。
不安を抱えて生活する人に取っては安心感に繋がる」

トランプ前大統領もワクチンには積極的でした。

「ワープスピード作戦は誰にも真似出来ない!世界一」

ワープスピード作戦という。
ワクチン接種を一気に押し進める政策を実行しました。

責任者がモンセフ・スラウイ氏

「我々はこれまで全米14000以上に接種拠点をつくりワクチンを届けた」

ファイザーのワクチンにはドライアイスが必要不可欠です。
超低温で冷やせる冷凍庫も準備する必要があります。

米ファイザー製新型コロナワクチンは、54の国や地域で使用されている
しかしファイザーのワクチンはこれまでのとは違います。

mRNA

遺伝子情報をコピーした物質です。

このワクチンは高温に弱いので凍結状態で運ぶ必要があります。
マイナス75度じゃなければ駄目

「ここまで超低温管理が必要なワクチンは普通市場に出ない
マイナス20度でもあり得ない。
ファイザーはもう少し温度管理が簡単なワクチンも開発中
マイナス20度や2度から8度でも管理出来るワクチン。
だが完成までには1年はかかる

ワクチン保管


新型コロナワクチン(ファイザー)

マイナス75度で約半年間まで可能

インフルエンザワクチン

10度以下で1年~1年3ヶ月

BCGワクチン

10度以下で2年

おたふく風邪ワクチン

5度以下で1年から1年半

ファイザーのワクチンが特別であることが分かります。

コロナワクチン超低温の闘い

魔法の氷を作るベンチャー企業もマイナス75度の闘いに参入

苦境の飲食店もカツサンドを凍らせてました。
食べ物も不思議な力が得られます。

新型コロナウィルスワクチンの流通

「令和の運び屋と言われるように頑張ります」
ワクチン担当大臣に就任した河野大臣の言葉です。

日本のワクチン確保数

ファイザー

1億4400万回分(-75℃の保管が必要)

モデルナ

5000万回文(-20℃の保管が必要)

アストラゼネカ

1億2000万回分(2~8℃で管理)


ファイザー、モデルナが超冷凍が必要そうです。

流通経路

空港経由で海外から日本にワクチンが来ます。
倉庫、市区町村の接種施設と運ばれます。

関西国際空港。

医薬品専用倉庫があります。
KIX Medicaという倉庫

特別に見せてくれましたが。
倉庫は20℃にキープされているようでして。
20℃と5℃の倉庫しかないそうです。

マイナス75度で運ばれるのを保管する設備がない

担当者
「工場から輸入される段階で、それぞれのパッケージの中で
ドライアイスを使いマイナス70℃を維持する
飛行機到着後最速30分でトラックに乗せ空港の外に搬出出来ないかと」

空港で保管すると言うことは難しいそうです。
関空では航空会社輸送業者と協議。
ワクチンは最優先で運搬して通関手続きを終えて運び出す事に。

担当者
「初めてのワクチン
 輸送したことのないワクチンいきなり来る。
 「安全」と「迅速」が2つのキーワード」

ワクチンは空港から一刻も早く運び出すそうです。

そして市区町村の接種施設に置かれるある物も準備されています。

神奈川相模原市にある株式会社カノウ冷機

運び込まれていたのはデカイ荷物

超低温冷凍庫(ディープフリーザー)

「厚労省から発注が来た」
「急転直下で12月末にに話が合って決定したのはすぐ」

日本政府

超低温冷凍庫を1万台確保する予定です。
大きな接種会場や医療機関に設置する必要があります。
国内4社がその殆どを請け負うそうです。

メーカーは特需に嬉しい悲鳴

しかし1つの問題が

「デンマークから供給されるまでに時間がかかっている」
「国内での要望に追いついていない状況」

カノウ冷機ではデンマークで生産していました。

超低温冷凍庫の製造拠点は欧州に集中していた

「船便は3ヶ月かかる」
「一部は製造準備に合わせて空輸して貰っている状態」

日本では何故ワクチン準備が進まない?

川崎医科大学の中野さん
「元々ワクチンは生物学的製剤。製造に手間がかかる
 コロナワクチンも世界中が使い始めたところ
 当初の予定から少し遅れることはあり得る」

「医療の現場でもマイナス75℃以下をキープ出来る冷凍庫はそんなに数がない
流通でもマイナス75℃をキープ出来る保冷車はそんなに無い」
運搬方法が難しい

超低温の保冷車がないのです。
海外でもファイザーのワクチンを運搬するにはドライアイスを敷き詰めて配送。

ドライアイスは炭酸ガスを固定化マイナス80度です

ドライアイスも大量に必要です。

「急に需要が増せば地域的な偏在などで足らなくなる可能性がある」

ドライアイスもワクチン接種に合わせて確保することを国も検討していました。

ドライアイスは国が一括購入

ドライアイスを作るにも炭酸ガスを使います
そして大がかりな工場も必要なので急な増産が難しいのです

ドライアイスが足りない事にチャンスを

チャンスを見いだした企業がありました。

パナソニック アプライアンス

ワクチン用の保冷ボックスを製造しました。
ボックスの中にボックスがあります。

継ぎ目のない真空断熱材で作られています。
継ぎ目がないので冷気のモレが押さえられます。
外気温30度の環境で18日間マイナス70度以下をキープできるそうです。

冷蔵庫技術を応用したそうです。

更には東京ビッグサイトオートモーティブワールドという展示会で。

ワクチン輸送車

100ボルトでマイナス120℃まで冷やせる冷凍庫を搭載した車。
ワクチン輸送車を製造したメーカーは。
「沼津のメーカーがマイナス120℃の対応の冷凍庫を開発したという記事を見てこれだと。
正月明けから数日間で作った」

価格は500万円。2月中旬に発売予定

大きなビジネスチャンスに乗る企業が続々と出て来ています。

ブランテックインターナショナルの挑戦

鹿児島鹿屋市にブランテックインターナショナルの廣兼さんという人が来てました。

持っていたのは「真っ白な氷」
ドライアイスじゃないが凄い冷却力があるそうです。

鹿児島までやってきたのはカンパチ養殖業者に呼ばれて。
コロナのせいで出荷先がなくなったカンパチ。
一番美味しい5年物カンパチをどうにかしたいという相談。

カンパチを取り出し真っ白な氷の中に入れると8秒で動かなくなります。
出して見ると…カンパチが凍ってました。

白い氷はハイブリッドアイスという製品だそうです。

「当社が作っている氷」

氷の温度と言えば0℃だがハイブリッドアイスは-21℃
冷凍庫の20倍のスピードで冷凍が可能です。

東京千代田区

ブランテックインターナショナル

創業2018年社員15人のベンチャー
人工降雪機の製造販売の会社でした。

そこにチャンスが舞い込んできたのです。

「先日とある医薬品輸送の会社からワクチン輸送に使えないかということで
 コロナワクチンはマイナス75℃での輸送の要請が出ている
 それに準じるような物質を作れないか」

品薄が懸念されるドライアイスに変わりハイブリッドアイスでという依頼

どうやって作る?

ハイブリッドアイスの製氷機
超低温の核となる材料は
ハイブリッドアイスは材料は水と塩です。
大量の塩を水に溶かしてその水を凍らせて作った氷でした。

高濃度の塩水は天然の不凍液。
凍らせるのは難しいのですが。
ブランテックではドラム缶型の冷凍機で瞬時凍結。
超低温のハイブリッドアイスを作りだしました。

沖縄中央魚類

冷凍まぐろの商品化を目指してハイブリッドアイスを使いました。
ドライアイスに変わり安全低コストで低温輸送が可能です。

「ドライアイスは密閉した空間だと膨張する
 当社の氷で一定の熱で保管出来れば非常にメリットがある」

大きな壁

塩水で作るハイブリッドアイスの温度はマイナス21℃が限界
そこでマイナス75℃への挑戦を始めます。

実験してる新たな製氷機。
ドラムを熱伝導率の高い素材に変更したそうです。
より低温の氷を作れるよう改良

氷の材料は塩ではなくて赤い液体…
ここで何となく分かりました。車の不凍液じゃないかなと。

エチレングリコール

エンジンの冷却水にも使用される不凍液です。
大正解でした。

それがシャーベット状の氷になっていました。
温度を測ってみると-51℃

まだ届いていませんでした。

社長
「この物質が安定すれば不可能なことではない」
これをベースに春までに-75℃を目指します

更には輸送用冷凍ボックスの開発もしていました。
箱の外側にハイブリッドアイスを注入、
内部を冷やす仕組みです。

「ドライアイスでしか運べないところを、
 当社の氷とボックスを使う事で確実に物が運べる
 システムとしてリリースして行ければ…」

マイナス60℃の世界

豊洲市場に近い場所に来ている松下さん
東京都中央区の米川水産倉庫ビル
その冷凍庫の前にいました。

超冷凍でマイナス60度の世界

マイナス60℃で凍らせた薔薇とバナナ

薔薇はパリパリです、釘が打てるバナナになってました。

松下さん
「私が知ってるバナナじゃない」

倉庫に入るには…
まずは零度の部屋へ次は-30度の部屋。

サーモンが置いてありました
サーモンには-30度が良いそうです。

そして次が-60度。
マグロの本体が置いてありました。
マグロは-60℃かないとダメだそうです。

マグロは非常にデリケートな食材

-60℃を切ると脂肪分から水が出て冷凍焼けの原因
旨味が抜けるそうです。

凍らせて儲ける?

東京八王子市
冷やすことで売上げ好調の店
カフェ ロマン

中を覗くと座席はない店でした。
テイクアウトとネット通販の専門店

店主の高木さん

このご時世にとても忙しいそうで。

「通販の注文が300~400入る」

飛ぶように売れるのが…揚げたカツをたれに漬けた
煮カツサンド 880円

できたてならまだしも…何故ネットで?

急速冷凍機を使い-35℃で冷凍するからだそうです。
400万円で購入した急速冷凍機

家庭用冷凍庫-20℃
急速冷凍機はマイナス35℃で冷やせるそうです。

1時間後カツサンドが芯まで冷えます。

「これで固まっている」

急速冷凍で旨味を閉じ込めてました。

煮カツサンドを月2回買う女性

自然解凍させておいて電子レンジで20秒

できあがりは?

「ジューシー。冷凍とは思えない」

だからこそネットでも買いたくなるそうで。
北海道や九州からも注文が次々と
宅配業者が商品を頻繁に取りに来ていました。

「多いときは1日で注文が1000万円以上」

冷凍で作り置き出来るのも売上げ好調の秘密です。

冷凍技術で流通革命:デイブレイク

東京品川区
煮カツサンドの作り方を指南した会社

デイブレイク

コロナ以降問い合わせが3倍になったそうで。
1ヶ月200件程くるそうです。

そこに新たな依頼者…La Viena
池ノ内さん

ヘルシー料理を冷凍して売ろうとしていました。

「玄米ライスバーガー」
鮭とほうれん草が入ってます


デイブレイクの社長の名刺には食品流通革命児
木下さんと言います。

その人がおにぎりを最適に凍らせる技術を伝授してくれます。

ある部屋に通されると沢山機械があります。
全て冷凍機

食材によって冷やし方や温度の違う冷凍機を使用します。
ライスバーガーに最適なのは、冷風で食材を凍結する物。

「お米だと熱いうちに冷凍した方が美味しい」

熱いライスバーガーがどう凍るのか
マイナス35℃で冷やします

化学実験みたいな形に。
40分後
冷凍した物を解凍して試食

「シャキシャキしてる。お米美味しいです」

冷凍前と変わらぬ美味しさでしうた。
野菜の歯ごたえもあります。


山下さん
「冷凍イコール美味しくないを払拭。美味しい冷凍」

次に来たのは豊洲で働く魚加工業者

ホッキ貝、冷凍解凍したカキ、冷凍解凍したサメの心臓

何てのを凍らせたようです。

何凍らせても美味しく出来るというデイブレイク

創業以来数千種類の料理や食材を冷凍解凍テストしデータ化
データとして蓄積してきたそうです。
なので的確なアドバイスが出来る

ガイアの実験:冷凍寿司は美味しいのか

まぐろの握りを用意してみました

A:握りたての寿司
B:1年前に冷凍したにぎり寿司(デイブレイクノウハウ)

どちらが冷凍かを3人に比較して貰った

男性は…じっくりと味わって
Bの方がねっとり感がある凝縮された味に感じた
Aは水っぽくなっている
Aが冷凍と判断。勿論Bが正解。
女性2人はBを選びました

しかし「言われなければ分からない」

男性に不正解だった。
1年前に冷凍した握り寿司と伝えた

「1年前…」とビックリしました

冷凍が難しいと思われた握り寿司でもデイブレイクだと美味しく保全できます。

1月9日千葉県九十九里町

デイブレイク社長木下さんが冷凍機を導入した店へ

漁師をしている小栗山さん。その方が運営する店「ばんや」

「どうですか?緊急事態宣言」
「やばいよ。お客様が来ない」

何て話がでてました。
その話どおり、ばんやはガラガラです。

コロナで客が激減していました。

毎朝漁港で揚がる自慢の魚も食べる人がいないと宝の持ち腐れ
特にカタクチイワシは看板商品だが足が早い
1日で鮮度後落ち臭みが出ます。

その為、カタクチイワシの料理を冷凍でネット販売しようと考えていました。

刺身、郷土料理の押し寿司、熱々の天ぷら

これらを冷凍したいそうです。
冷凍するのが難しいのが天ぷら

揚げたてを冷凍機で冷やしてみます。
マイナス35℃で20分冷凍

板長に食べて貰うと…

「悪くないが80点ぐらい」

ダメなのは?

「魚と衣がくっついているところがべたっとしている」

衣の内側に余分な水分が残っていました。
それがしみ出して衣のサクサク感がなくなっています。

社長
「何かしら手間をかけないといけない。
良くしようと思ったら」

9日後デイブレイク

天ぷらをいかに美味しく冷凍するか試行錯誤を繰り返していました。
衣も改良
解凍後からっとさせるため衣を薄くします
油の温度を上げた190℃に。
繊細なカタクチイワシで成功すれば他でも成功するはずとチャレンジです。

そして「ばんや」へ。

冷凍天ぷらをサクサクに仕上げる方法を見つけて伝授しに。
1.鰯の水気をよく拭き取る
2.衣は薄く
3.油の温度を上げて90秒で引き揚げる
4.-35℃20分冷凍

前回は80点でしたが…

「おいしい。揚げたて」

社長も…
「揚げたてと同じ」

出来映えの良さに100点満点の笑顔でした。

「美味しい物を家庭でどこでも食べれる
冷凍楽しいですね」と、木下さんは語ってました。

まとめ・感想

色々な冷凍技術があるのを学びました。
ドライアイスの代替になる物が出来るとまた強いですよね。
技術が確立されるのを願うばかり。

煮カツサンド…気になる


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