ガイアの夜明け 感想

『コロナに負けない焼き鳥店~年末・年始の小さな物語~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • やきとり大吉の強さの秘密について
  • 狭い店舗だからこそ出来る接客がありました
  • 地域密着だからの強みもありました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

やきとり大吉

松下奈緒さんが横浜にやってきました。
ある居酒屋チェーンの取材にやってきました。

やきとり大吉
全国に640店舗展開する日本一の焼き鳥チェーン

コロナ禍で閉店も多い中、大吉は殆ど閉店していません。
その秘密を探りに松下さんが訪れました。

お店の中は狭いようです。
焼き鳥は美味しそうです。

こころ(ハツ) 1本132円
「タレも甘めでしっかり味が付いていて美味しい」
ねぎま 1本154円
「永遠に食べられます」

味も良いようです。

お店初めて何年?

「34年」

答えるのは店主の魚本さん
大手スーパーに勤めて脱サラして奥さんと2人で頑張ってきました。

コロナの影響は?

「緊急事態宣言になってから大変だったが
 明けてからから売上が伸びてきた。
 11月は去年並みに戻った」

このご時世何故繁盛するのか?

客に聴いて見ます

「月に1~2回来ている」
「マスターと奥様の温かい雰囲気で1人出来ても気軽に入れる
 焼き鳥もバッチリ美味しい」

常連さんが来てくれるのが強いようです。

客の殆どが地元の人なので、コロナでも安心です。
そんな人たちで一杯でした。

…地元だからコロナが安心という理由は分かりませんけど。

コロナの直撃を受けて閉店ラッシュの飲食業界

居酒屋チェーンのコロワイドや和民も100店舗を超える閉店

大吉はそこまで行っていないようです。

大阪の本社

大吉の本社は大阪にあります。

ダイキチシステム本社は雑居ビルの1フロア。
かなり人が少ないです。

社長の牟田さん

「私も入れて13人で回している」
「できるだけお金をかけない」

社員13人で北海道から沖縄まで640店舗を回してました。

やきとり大吉640
焼き鳥貴族は622
僅差ですが貴族よりも大きいチェーンでトップです。

出店場所は…
「山手線の内側には1件も無い。
 駅前や繁華街には作りません。」

池袋の店は駅の西口を出てずーっと歩きます。
駅から20分住宅街の中に焼き鳥大吉があります。

足立区の店もずーっと歩きます。
駅から12分に焼き鳥大吉綾瀬店。

10坪家賃10万円~15万円
10坪20席程度

駅から遠い住宅地に作ることで差別化を図っていました。

「駅前に行きたいです。客も多い
 ただ賃料が高いし目立たない。繁華街に入ると
 それなら住宅街でこっそりとひっそりと。」

セオリーの裏を行く大吉。

好調の秘密はまだまだ

コロナに負けない日本一の焼き鳥チェーン

埼玉県ふじみ野市
最寄り駅から15分ほどにある大吉鶴ヶ岡店

16時 寒空の下開店を待つお客様。

お客
「寒風の中開店を待っていた」
「赤タコと生ビール!あと馬力」

赤タコとは、梅干し入りのチューハイ。
馬力はニンニクのしそ漬け。
常連さんのようです。

「いつもそう。コロナだから早く来てさっと帰る
 22~23年は来てる
 しみるなぁ…」

と一口食べて
18時を回ると続々と客が来ました。
店は満席。
女性の二人連れも。親子でした

「私が小学生の時から来ている。10年以上」
「焼き方が凄く丁寧でマスターの人柄が出ている」

常連客の心をガッチリ掴むのが店主の先山さん。

24年間連続黒字

リーマンショックでも客足が途絶えなかったそう。

「25年間この地域でやってきて客が来なかったことはない」
「店さえ開けば必ず売上が上がる。全部プラスで階段を上がっている」

先山さんは元々信金で勤務していたそうです。
27歳の時バブル崩壊。

そんなとき大吉のことを知りました。
いろいろな大吉を見て回ったそうです。

「どの店も客が入って賑わっていた
 これなら自分でもやれる間違いなく成功するという自信があった」

先山さんは8:30から仕込み開始。妻と一緒に働きます。
夫婦2人で出来るというお店もポイント。

昼前に地元の肉屋さんが来ます。
使う分だけ毎日鶏肉を届けてくれます。

「ベタベタ手にくっついてくる。新鮮な肉」

地域密着で信頼関係を築いてきたので選りすぐりをくれます

一般的なチェーン

セントラルキッチンで調理して各店舗に配送

大吉

各店舗で仕込み

「仕込みも自分でやるんだと思ってビックリした」

毎日300本串を打ちます。
手間のかかる作業ですが自分たちで準備することで自信を持って客に勧められます。

「自分で作った物をうちのお店を選んだ客が食べて喜んで帰って貰える」

準備が整い16時開店

途切れることなく客が来ます。
客同士も顔見知り。だからコロナでも安心

大吉で仲良くなった人たちと飲んでいるグループも

「ほぼ毎日でしょ?」
「週1は必ず来てる。不思議とここの焼き鳥は飽きない」

また来たくなる居心地の良さはどこから?

商品の焼き鳥が美味しいのは当たり前ですが。
先山さんは焼きながら客の様子を見ていました。
それぞれの食べるペースに合わせて焼きを調整しながら出してます。

客との距離が近いので何を求めているのかを感じ取りやすい

全部目が行き届きます。

10坪20席だからこそ店主の目が行き届く
大吉の居心地の良さの秘密

5歳の女の子の常連さんも来て…店主にラブレター
一番小さなごひいき様です。

女の子の母も子供の頃から家族に連れられ来ていたそうで

「親子3代でお世話になってる」

「長くやってるからこそ見られる光景」と店主も目を細めます。
地元に住む人たちと強い繋がりがあるからコロナでも通い続けてくれるようです。

コロナ禍が襲う

12月17日
東京でコロナの警戒度が最高レベルに。

そんな最中の東京北区の赤羽西店
スーツ姿の男性が訪れて店主に話を聞いていました。

「コロナで客の動きがよめない」
「ちょこちょこ飲みに来ていた人が最近来ない」
「土日にパラパラ。常連さんも減っている最近来ないなと」

それらの話をメモしてます。
しかし大吉の社員ではない人です。

西池袋店にもいって話を聞きます。

「感染者が増えたりしてるので空間除菌を入れた」

このスーツの男性は…

株式会社折原
という大量のビールケースがある会社の人のようです。

老舗の酒屋さんでした。
老舗の酒屋さんの営業部マネージャー。

「店主に聞いたことを大吉本部に報告する書類を作っている
 毎月本部に報告している」

「空気清浄機を設置」
「常連様も減っており…」
など店で聞いたことを入力

酒販店チェック

酒販店が大吉各店の状況を大吉本部に報告。
折原では6店舗担当していました。

大吉から報酬は貰っていないと言うが…

「弊社の売上も上がる」

担当の大吉の売上が増えれば酒屋が儲かります。

「私たちが店舗物件大吉をやりたい人の紹介もしている」

大吉の条件に合う物件を探したり独立開業する人を探したりもするそうです。
大吉本部では酒屋の報告を元に店舗状況を把握。

これが少人数でも巨大チェーンを回せるからくりだそうです。

「会社が大きくなったのは、酒販店の力が合ったから
 店が良くなると客も来る。酒屋の商売も上手く回る
 店と酒販店と本部それぞれが良くなるように一緒に取り組む」

しかし福岡市に心配な店が…
コロナまっただ中でオープンした店
25歳のイケメンが店主です。

「コロナに負けるかという気持ちが強かった」

そんな甘くはなかったのです

常連客ゼロからの新規開店

取材中に「緊急事態宣言」
等など波瀾万丈があるようです。

個性豊かな大吉の店主

大阪枚方店の店主
工藤さん81歳 最高齢店主です。
大吉の前はパン工場勤務だったそうです。

愛知米野木駅店の桜井さん 28歳
元お笑い芸人だそうです。

大阪宮の坂駅前店太田さん 元陸上自衛隊
独立開業勧誘ポスターが店主を目指す切っ掛けだったそうです

640店舗のうち半数が飲食業未経験者

そんな大吉に新たな店主が生まれたようです

飲食の経験が全く無い若者が大吉をオープン

そのお店は福岡市にあります。

大吉のセオリー通り最寄り駅から20分にある野間大池店。

店主角南さん25歳

東京でサラリーマンをしていたそうです

2020年7月オープン
地縁血縁のない福岡で店を開きました。

「自分で飲食店をやりたい気持ちがあった
 コロナに負けるかという気持ちが強かった」

角南さんは丁寧な接客を心がけています
かなり丁寧な接客でしたよ…丁寧すぎる。
お見送りも外まで出てました。

コロナで厳しい中できる限りの誠意で対応しています。

イケメン店長なので客にも人気。
店員さんにも聴いて見ると

イケメンと言われているが?

「中身が伴ってないので
 もうちょっとしっかりして貰わないと」

店主に対して失礼な物言い…ですが実は母親でした。

息子が店をやるからと父の赴任先であるマレーシアから帰国して手伝っているそうです。

12月中旬

17時から24時までの営業時間。
でも22時を過ぎると客がいなくなりました。
誰も来ません。

3組7人…売上は…25000円くらい

「目標は5万円以上にしたいが少ない」

やきとり大吉

1日の売り上げ目標は5万円

角南さんの店は0の日もあります。。
大吉の他の店にあってここにはないもの…

常連客

地元の常連さんがいれば…ですが。

余った食材はまかないになります。

「半年間焼き鳥を欠かさず食べてます
 棄てるより自分で食べた方が良い」

悲しい状況になっていました。

オープン当初は客が入り8月は売上げ150万円にまで。
しかしコロナの第三波が拡大して売上が右肩下がり。
11月は80万円に。
店を維持するのがやっとです。

自分の給料は望めません。

角南店主
大卒後、大手飲料メーカーに就職。

何故大吉?

「高校時代に大吉に家族で行った
 そのときに「一国一城の主になろう」というポスターがあり
 それを見たときにこの世界も面白そうだと思った」

僅か2年で一流企業を退職

そのことを母は…

「もうちょっと3年は働いたらと行ったが聞かなかった
 本人の意志もあったので」

去年春大吉で店を出す決心をしました。

普通店を持つには1000万得必要だが
加盟金150万円で店舗を借り開業しました。
大吉にはそういうシステムもあるようです。

「150万円で自分の店を持てるのは凄く良い」

調理経験が無いがそれも大吉が後押し。

「立ち方から教えられた
 半足を引いて、包丁の動きが真っ直ぐになるよう教えられました」

普通のチェーンの研修期間は2週間~1ヶ月
大吉は3ヶ月研修します。

それも3つの店で1ヶ月づつ研修する
個性豊かな大吉だから出来る事です。

師匠達から卒業証書代わりに貰ったのがタレ・

研修した3店舗のたれをブレンド

「大吉の受け継がれているたれと言っても過言ではない」

たれの受け継ぎは創業1号店からの伝統です。
それも新米店主に引き継がれました

このころコロナの第三波が大変でした。
急速に感染拡大しています。

大吉チェーンでも閉店する場所があったそうです

角南さんも
「心配です。答えがあれば良いが飲食店は難しい」

角南さん…どこかに電話

相手は最後に研修を受けた
奈良の園田さんでした。

「なんかあった?」
「コロナの影響があり売上が良く無くて」
「コロナね
 何でもコロナの影響で逃げてたらあかんで」

コロナの影響と言えば簡単ですけどね…

こんな風に相談出来たりもするようで。
先輩後輩の結びつきが強いのも大吉の特徴です。

12月11日

大吉の本部からやってきたのは専務と営業推進本部長。
角南さんの店が厳しいと報告を受けてやってきました

厳しい?

「ちょっとコロナの影響があるのかなと。
 今月はあまり…」

「よくない?」

そんなやりとりをしつつ。
味を確かめに来たのかと思ったらトイレやら椅子の脚のチェックから。
専務は何かをじっと見ています
棚でした。

「客の目線で一番よく目に入るところは?」

「2段目と3段目。
 一番よく目立つところに串が置いてあったり
 白い容器が置いてあるのが良く無い。一部を上に」

棚の配置換えが発生。
皿の高さも揃えます

「客の目からどう見えているかいつも考える」

営業時間になると営業本部長が見ているのは…
角南さんが一生懸命鳥を焼いている姿

翌日

その点を注意されます。

「焼き鳥を出そうと思っているテーブルがどんな状態なのかを見る」
「ずっと待ってるかも知れない相手の目をみていったら
 私のことを分かってくれていると安心する」

焼くことに集中するあまり顔を殆ど上げてませんでした
大吉の強みは10坪20席の狭い店。

目配りできるギリギリの広さ
どの客が何必要としているかを把握できる広さ

その大吉の良さを生かし切れてないのでした。

角南さんの巻き返しが始まります。母と一緒に

手にしていたのはチラシ。

周辺の家々を回るローラー作戦

「0周年ありがとうキャンペーン
 チラシ持ってきてくれたドリンクサービス」

2000枚配布しました1日100枚目安で

すると…反応が

家族連れが来ました
努力の甲斐がありました。

「家のポストに入っていた。初めて来た」

後はこのお客さんがリピーターになるように接客します
注文の品を焼きながらも客席を見る用になりました。

あの家族もチラッと

子供がラムネのビー玉に興味を示してました

絶妙なタイミングで出来ない事を教えてあげたり。
「とれる物に改良しておいてといっておきます」なんてジョーク飛ばしたりしてました。

12月29日
店を開けると、最初の親子が…

「2回目で友達が行きたいと
 別の友達家族を誘ってきてくれました」

やりましたねぇ。

こちらは新規のお客様。
チラシを見てきたかと思ったら。

「お見送りを信号待ちの時に見ていて教育できてるなと感じた」

心がけてきた見送りを通りがかりに見て来た人が来たようです。
努力が実を結び始めてました

売上げいくら?

「今日は63789円。結構良かった」

目標の5万円を超える日が多くなっていました。
正月を前にホッと一安心

しかし…1月7日

「緊急事態宣言を発出します」

大吉はどうするのか?

1都3県に緊急事態宣言が出ました。
東所沢店の店主の湯原さん

「大将はどうするの?」と客に聞かれ・
「従うと思います時間通り」

大吉本部は時短などをするかは店主に任せています。
湯原さんは応じるようです。
その代わり持ち帰りに力を入れます。

「お持ち帰りメニュー表も用意してくれた
 すんなり移行出来た」

店に来た客にチラシを配り持ち帰りメニューをアピール。
コロナ禍の中常連さんを繋ぎ止めるサービスです。

「応援してくれる客もいるのでできる限り店を開けた方が良い」

福岡市の神社を訪ねる角南さん
初詣でした。商売繁盛を祈っていました。

「今後飛躍していくようにお願いした」

おみくじを引きます。狙うは勿論大吉

そして出たのは…大吉

「商売派手にやらぬが良し」とか書かれてました。
「地道にコツコツやっていきます」と応じます。

正月三が日。角南さんの店は満席でした。

「月1回は来ている」
「もう5回目くらい凄く居心地が良い」

着実に常連客も増えていました。

しかしコロナの収束は見えない

「先行きは不安。不安だけどやるしかない」

勝負の年末年始をこえて角南さんの闘いは続きます。


福岡もかなり増えてますからねぇ。
緊急事態宣言も視野に入ってるのでは。
飲食業かは厳しいですが…小規模ならではのやり方で生き残る方法もあるんだなと思いました

タイトルとURLをコピーしました