ガイアの夜明け 感想

『もうゴミにはしない!~脱プラスチック2021~』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • 亀岡市のレジ袋完全禁止を中心に取材してました
  • Loopというサービスがちょっと面白そうでした
  • レジ袋の禁止に向けた動きは大変そうでした

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

京都の2020年大晦日

錦市場
例年なら正月準備で賑わっているはずだが
新型コロナの影響で年末の人出は例年の半分。

そんな京都の亀岡市ではある動きが。

亀岡市役所23時

数人の職員が集まっていました。
どん兵衛の年越しそば…のようです。

「寂しいお正月やな」

凄い勢いでかき込んで栄養ドリンクを飲んで0時を迎えました。

レジ袋の提供禁止条例2021年1月1日から施行

「迅速に丁寧に対応出来るように」

亀岡市では全国初のレジ袋禁止条例施行されました。
トラブルなどに対処するために職員が詰めていたのです。

「スタートなので…」

ガイアは亀岡市を600日見続けてました。

全国初のレジ袋の提供禁止条例

京都府亀岡市人口9万人の街に衝撃が走りました

プラ製レジ袋有料も禁止全国初の条例を目指しだしたのです。

その理由は保津川にありました

保津川の川下りは年間25万人の観光客が訪れます。
しかし川岸の至る所にプラスチックゴミが。
目に付くのがレジ袋折角の景観も台無しです。

保津川のレジ袋は淀川へ流れて最後は大阪湾へ…

海底には300万枚のレジ袋が沈んでいて
それらがマイクロプラスチックとなり生態系に悪影響の懸念も。

「一地方の山の中だが亀岡から出たゴミも…」
「どう言う課題が生まれるか実証実験的にやっていく」

亀岡から広げようという思いを持ちつつ実施するようです

担当は亀岡市の山内課長。

「何事にも立ち向かう不屈の精神力がある。」
「止まれない人動いてないと」
と評されています。

ガイアはその山内課長に密着してました。
以前もやってましたね。

小売店主からは
「2つも3つも手に提げては持って帰れない。
 レジ袋にまとめないと」

「ご理解を頂きながら一緒に」と食い下がりますが

「いいことだけど賛成出来ない」

「上からの押しつけでは…」
そんな風に店の人に怒られ頭を下げる姿を何度も見てきた。
山内課長
「禁止なんかは出来るはずがないと自分の中では不安を感じた」

自ら通勤途中にゴミ拾いをするという課題を課していました
それを続けていました。

有料化ではなく禁止

全国初をするには住民に理解して貰うしかない

2020年7月全国でレジ袋有料化スタート

その効果は?

1週間以上レジ袋を使わないという人が71.9%になったそうです。
不便ですけどねぇ。
コンビニだとレジ袋普通に買っちゃったりしますが。
スーパーは昔からエコバッグ使ってますけど。
コンビニには持っていかないことが多いですからねぇ。

イギリスは有料化して93%削減
オランダはレジ袋1枚30円94%がマイバッグで買い物をするようになったそうです。
レジ袋有料化の効果は出ている。

100%削減を目指しコンビニ小売店でレジ袋提供禁止した国も
タイ

去年1月から開始しました。
レジ袋禁止なって困ったと変な物に入れる人が多数発生。
一時期話題になりました。

亀岡市では

日常的に使ってたものが使えなくなりどんな事態が?

1年前…2020年1月亀岡市の公民館。

密着250日目の20時

住民が集まって説明会が開かれました。
市内28箇所全ての自治体で住民説明会を実施していました。

「レジ袋を断るのは誰でも出来る
 この制度の肝は消費者市民の皆さんの理解しかない」

しかし住民からは疑問の声

住民「消費者ばかりに負担を求められても」

山内さん
「消費者負担と言うことだができるだけ負担して欲しく無い エコバッグを持つとか少し考え方を変えて…」

「レジ袋削減しても海洋汚染の問題を解決出来ない」
「結局海洋汚染で問題になっているのはレジ袋ではなく他の大きなプラゴミ」

山内さん
「元を止めるのは凄く大事でその1つがレジ袋
 レジ袋は数も知れているので削減しても効果が薄いというのは知ってるが
 意識を変えたいという想いがある」


住民の意見1つ1つに丁寧に答えます

一石を投じて波紋を広げたい

住民
「プラスチックを作ったのは人間だ
 今それを無くすのは我々しかない」なんて事を言い出す人も。

アンケートには…

「京都・日本・世界へと広げていきたい」
「変革が必要」

等という超えも。
7割がレジ袋禁止条例に賛成になった

「手応えを着実に感じる
 何とか皆さんに理解して貰っているのでは」

採決まで1ヶ月

密着開始から300日
小売店からは根強い反対が続いていました。

小売店の団体などが市議会議員に詰め寄ってました

「客が離れる」
「2割売上が減ったという報告もある」

レジ袋の禁止は店の売り上げにマイナスと訴えます。
怒りは収まりません。
「担当の山内課長とも話したが
 商店・小売店・零細業者を虐めてるのか」

それを受けて市議会議員から山内さんへの詰問も。

「代替の紙袋はどうするのか」

「市がが紙袋を調達は出来ない事業者の事業活動の中でやるべき…」

「方向性だけでも早く出さないと事業者が混乱したまま」
「市が検討すると言った案件が事業者に全く届いてない」

議員達も商店主と同様キツイ言葉を連発。
集中砲火でした。

ただ指摘された事の殆どは何度も説明してきた事でした。
既に何百日も経っているのに。

「事業者の皆さんに伝わっていないのか
 これは何なのかな…どうかな難しいですね」

1年以上にわたり住民に説明し頭を下げてきた山内さん。
しかし伝わって無い部分も多いようです。

辛いなと思うとスーパーに行き焼酎を購入します。

「結構いけますよ」
「帰って飲めばほろ酔い気分でコテン」

酒の肴は…おはぎ…

「スーパーマツモトのおはぎがすきで」
「今レジ袋を貰っていたら偉いことになる」

家に着いたのは家族が寝静まった頃。
大切な思い出の品を見せて暮れました。

学生時代に空手道部に所属していて4年生の時には主将をやっていた
大学から始めた空手
全国大会で優勝したことも。

そのときの経験が今に活かされている

「結構ボコボコにやられた大学時代は。
 諦めない最後までやり通す
 ダメと言わない。できないと言わない
 そういう精神を学生時代に教え込まれた」

持ち前の粘り強さで挑む全国初のレジ袋禁止
おはぎは甘いが道のりが甘くないのを身をもって感じてきた

亀岡で生まれ育った山内さん。
ふるさとの自然を守りたい
ギリギリまで戦うつもりです。

レジ袋禁止条例採決の日

密着開始から330日

3月24日レジ袋禁止条例採決の日

この日もゴミを拾いながら出勤する山内さん。
自ら貸した日課を1日も欠かさず続けてきました。
よく怒られた1年間でした。

「いろいろなところから意見を貰った
 禁止なんて出来るはずがないと自分の中で不安を感じてがむしゃらに駆け抜けてきた」

追いかけて330日の大きな節目でした。

亀岡市議会

全国から注目を集める採決です。
1ヶ月前山内さんに詰め寄った議員はどんな判断を?
山内さんは別室で見守ります

「本案賛成者の起立を求めます
 起立全員です。本案は可決されました」

24人全員が賛成

レジ袋禁止が決まりました。
条例の施行日は2021年1月1日からとなりました。

「今日の議決が一つのゴール。
 これからが本当の勝負」

条例の成立に対し市民は?

「レジ袋をもらうとごみになって海に一杯流れ込んで
 かわいそうでしょ魚や鳥も
 自分たちが生きてる間だけではない綺麗な街を残したい」

一方でコンビニのオーナーは賛成だが不安が…

「今の環境でトラブルになったら
 こんな店来るかとマイナスになる」
「それ以上にアルバイトを守れないことがもっと怖い」

様々な思いが渦巻く中、予期せぬ壁が立ちはだかります

「スムーズにスタートを切りたかったが大きく変わってしまった」

社会自体が変わりました。
新型コロナウイルスの感染拡大

市のゴミ処理施設へ向かいました。
そこには大量のプラゴミが。

コロナ禍でテイクアウトが増えているからでした。

新型コロナの影響でテイクアウトデリバリーが急増。
プラゴミが異常に増えています。

「事業者の経済活動や生活を考えると心の中が葛藤して苦しい」

袋がないとデリバリーも厳しいですからねぇ。
ただ脱プラを止めるわけには行かないは既定路線。

6月中旬。山内さん一軒のお店に

「テイクアウト行けます?」

自宅から持ってきた容器を差し出します。

「袋も箸もいらないので」

亀岡市ではプラゴミゼロクーポンを発行

テイクアウトの際、容器などを持参すると割引を受けられるそうです。

発案は、お店のオーナー
「テイクアウトをやるとプラゴミが増えるので
 減らしたい行政と増やしている業者に矛盾を感じた」

しっかり伝わっている店舗もあるようでした。

そこで山内課長もテイクアウトの食事を購入し
もりもり飯を食べてました

「まさに皆の気持ちを頂いているような感じ」

行政と事業者が一丸となってエコに向かってました。

更にエコへの更なる一手を考えていました。

パラグライダーの聖地

亀岡市はパラグライダーの聖地です。
パラグライダーの帆は安全性のため、数年に一度変えなければならないそうです。
そこで使われなくなった帆をある物に生まれ変わらせてゴミ袋を減らそうとしていた

10/15 密着から520日
山内さんの姿が銀座に。

「亀岡とはレベルが違う。東京それも銀座だから」

銀座ロフトにやってきました

そこにあったのは、カラフルバッグ。

「亀岡と書いてある。亀岡のHOZUBAGこれがやっぱりいい」

パラグライダーの生地を再利用した亀岡発のエコバッグ

地元保津川にちなんでHOZUBAG

亀岡の取り組みにLoftが賛同して売ってくれることに。

「本当に嬉しい」

早速若い女性達が眺めてました。
デザイン性を重視したのは若い世代に環境への興味を持って貰うため

LoftでもHOZUBAGは他店舗でも売る予定だそうです。
亀岡を全国にアピールできます。

Loopというサービス

横浜
とある家庭のお昼時に何かが届きました

Loopという箱が届きました。

どれも見たことのないお洒落な容器が出て来ます

実はエコプロジェクトから生まれた商品。
容器には見たことあるロゴ。JOYとかアリエールとか。
でも通常と形が違ういます。
調味料も出て来ましたが、味の素のロゴが。

画期的で懐かしい方法で販売するようです

ガラス容器に入ってるのは調味料。
調味料はプラ容器に入ってるのが殆どで使い終わるとゴミになります。

シャンプーなどもそうです。

Loopの商品はおしゃれでかわいいステンレス製の容器に入っていました。

ループ

アメリカ発の宅配サービス
商品の容器は全てリユースされます。
綺麗に洗って中身を入れて再び客の元へ
これを繰り返します。

ループさせることで使い捨てを辞めてゴミを無くそうというエコのサービス

ループ

3月に関東エリアでスタート予定
モニター調査に協力している段階だそうです。

一人の男性が訪ねてきます。

テラサイクルジャパン代表

エリックカワバタさん

容器について質問してました
「インテリアになる
 普段でなったらしまいたくなるけど出しておけるので良い」
「ゴミも大きな袋を2つ毎週出してた少なくなって助かる」

そんな評価のようです。

2019年12月 エコプロ2019

環境の展示会そこにエリックさんの姿。
1年以上前から日本進出の準備を進めていたそうです。

そして展示会で強力なパートナーの存在が明らかに。

小池都知事

東京都

2030年までに廃プラの焼却量を4割削減を目指す
目標達成するためにLoopに協力すること

小池都知事
「ビートたけしさんがよく言ってる
 赤信号みんなで渡れば怖く無い
 一斉に始めないとムーヴメントにならない」

ループ参加企業

味の素・グリコ・キッコーマン・キリンビールなど22社が提携

ループのサービスが懐かしいとは?

エリック氏
「昔は再利用の便で牛乳を配達していた
 飲んだ後は回収して洗浄、充填してまた新しく販売する
 そういうシステムから学んで設計した」

「今でも日本人は無駄が嫌い。勿体ないことが嫌い
 そういう気持ちがあるからリユースも成功出来ると思う」

成功出来るかどうかの欠かせない条件

エリック氏が向かったのはロッテ。
容器作りの打ち合わせです。
ロッテは看板商品キシリトールをループで売る予定。

そこでエリック氏が示したのは海外のアイスの容器。

「紙パックで作っていたが高級感を感じさせたいとステンレスに」

ハーゲンダッツの容器でした。
格好いいです。魅力的なデザインが必要とのこと。

「手が冷たくなると言う声があった
 新しい容器は二重になってて魔法瓶のような…
 そうすると手が冷たくならない
 4時間暑いところに置いても溶けない」

機能性も重要

繰り返し使う為には耐久性も大切

ループが厳しくチェックするそうです。
配達したり移動させたり洗ったりする
容器同士の摩耗や激突も考え無いと…

譲れないことがロッテにも

「ガムは身近なところに置いていつでも食べて欲しい」

使いやすさを大事にしたいとの事でした。

容器のポイント

デザイン、耐久性、使いやすさ

果たしてそんな容器をどう作るのか?

検討を重ねます

「ガラスはね…どう思う?」
「製造に適しているかが気になる」

選ばれたのは加工しやすく耐久性のあるステンレス

光の加減で変わるのが格好いい
「新しい客には響くんじゃないか」
「ループで洗浄するときに複雑な形だと気になる」

中が複雑なので洗えない可能性が…

洗浄テストに合格するか

「蓋を何回も回さないと空かないのも普段使いを考えた時に使いづらい」

ボトルはワンタッチで空けられます。
ループのボトルも空けやすいという観点は大事

使い捨てでなく長く使う
その為にも妥協は許されません。

目指す容器は出来るのか

イオンでもループがスタート

エリック氏はイオンスタイル有明ガーデンへ

イオンは3月から都内17店舗でループを展開。
ループ専用の棚と回収ボックスを設置します。

客の反応は。

「買い物に行くついでに戻すので手間とは思わない
 容器を戻すだけでエコに繋がるのは良い」

ロッテではループ用の容器を完成させていました。

ステンレスで作られたシンプルな容器
ループが求めるデザイン性耐久性洗いやすさをクリアしていた

ロッテ拘りの仕掛けも
「蓋だけ持っても簡単にすっぽ抜けない」

蓋を持っても大丈夫揺らしても大丈夫
逆さにしても大丈夫

けど手で開けるとすぐ取れます。
使いやすさもバッチリ

「格好良く作って返して貰わないのも困る」
「預かり金考え無いと…」

何て話も。

「ループは変えるかも
 環境問題はもう遅いと言われるでもそうでは無い
 ただみんなでやらなきゃ皆でやれば変わる」

レジ袋全面禁止条例の亀岡市

レジ袋全面禁止の日を迎えた亀岡市

「めっちゃ不便」という声も勿論ありました。


市の職員が市役所に詰めていました

夜中何かありました?

「特段連絡は無かった。滑り出しとしては良かった」
「眠たいですね」

いや、元日からそんなトラブルはないでしょうしねぇ。
コロナ禍でどれだけ外に出てるかというのもありますし。
これこそ無駄だったんじゃ…

徹夜明けの山内さんが向かったのはマクドナルド
マイバッグを持参。

日本マクドナルド


亀岡市内3店舗でプラ製レジ袋廃止
有料で紙袋提供

亀岡の人たちは

「こういう物(カゴ)がどの車にも1個ずつ乗っけている」
「籠のまま会計が終わった後持って帰る」
「環境に配慮して取り組むことだから」

そんな好意的な意見も。

「亀岡市で出来る事はどの市町村でも出来ると思う
 私たちの今までやってきたことは全て情報として皆さんに渡したい」
「できるだけ広がって欲しい」

故郷の自然を守るために山内さんが次に目指す物

大人から子供へ

子供がゴミ拾いしながら
「誰がこんなのすてるの」と愚痴を。

「ゴミが減って皆が快適に暮らせるような
 綺麗な世界になったらなと」

「子供たち次世代にバトンを繋ぐ。
 そういう思いでやっていきたい」と締めくくられてました

まとめ

レジ袋廃止になってまだ数日なので効果、影響は不明だと思います

今後経済が動き出しどうなっていくのか。
不便不都合が起きないのかというのは今後検証しないと行けないだろうなぁとみてました。

影響が無いわけないですからねぇ…



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