ガイアの夜明け 感想

『ウクライナ危機 その時、日本は…』【今日の「ガイアの夜明け」感想】

今日のガイアを3行で

  • ウクライナ危機による影響について
  • 日本では蟹が食べれなくなるかも知れません
  • エネルギー争奪戦が熾烈を極めていました

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用してます

ウクライナ情勢について

想像を遙かに超えるウクライナの被害状況が日々伝えられています。

日本への影響も徐々にでていました。

エネルギー争奪戦の現場
日本に眠るエネルギー開発も行われてます。

水産物の輸入が途絶えたら…
チョルノービリの現状

その辺を今日のガイアは伝えてくれました

ロシアからの水産物が途絶えたら

3月下旬北海道紋別市
海岸線を走っていると蟹のツメのオブジェが…
紋別はカニで有名。
カニは貴重な水産資源、観光資源。

宿では蟹尽くしのコースが売りだったりします。
そのカニの殆どはロシア産です。

ロシア船が活ガニを紋別港に水揚げします。
何十何百という籠に生きたズワイガニが入ってきます。
活ガニは味が全然違うそうです。

ズワイガニやタラバガニの漁場はロシアやアメリカ、カナダがありますが、アメリカの漁獲量が激減。
ロシアが頼りとなっていました。

ズワイガニの64%
タラバガニの85%


これがロシア産となっています。(2020年)

カニが入らなくなるでは無いかという不安が広まっていました

各国がウクライナ侵攻でロシアへの経済制裁を強化してます
バイデン大統領はロシアの水産物を輸入禁止を発表。

日本も米国や欧州などG7と連携して対露制裁を講じるようです。
蟹メインの飲食店にとっては緊急事態となりました。

札幌かに本家

3月にマンボウが解除されて客足が戻ってましたが。
日本がロシア産輸入禁止とか高い関税を課せばそういう光景も見れなくなります。
創業者日置会長はため息をついてました。

そもそも漁獲量が減ってい10年でカニの価格は倍以上。
更に中国富裕層が消費しだしてカニが奪い合いで高騰。
そしてウクライナ危機。
仕入れ値は更に倍になりました。
ロシアの問題で更に高くなると踏んでいます。

既に年内のカニは確保しているようですがロシアのカニがなければ来年以降の調達目処は立たないそうです。

幹部会議でもカニの状況を確かめますがなしのつぶて。
商社も状況が掴めず搬入は難しいという状況になっていました
ロシア頼みのカニ。

蟹の輸入が制限されたらどうなるか

取材に応じてくれたのは、築地蟹商
蟹などの水産品の商社です。

HPに売上が出てますが。
2012年には16億円だったのが2022年には860億円になりました
カニの高騰などが影響しているようです。
今水産品で最も注目されている企業だそうです。

中村会長がマイナス25度より低い倉庫を案内。

世界中から入ってくるカニがそこに保管されていました。
倉庫全体で500トンあるそうです。
今年皆が食べる量は確保しているとのこと。

ロシア産の蟹は船で茹でているので品質が良いらしいです。

2016年12月放送
北極海のバレンツ海のロシア蟹漁船の様子。


『【冬の味覚】に異常あり!カニ・サバ知られざる危機』~今日の「ガイアの夜明け」感想~
今日のガイアを3行で鯖と蟹の危機について世界中のカニの争奪戦が行われていて3割増しが当たり前にサバは根こそぎ穫る中国のせいで資源が枯渇しつつある ※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。放送内容を引用...

籠を引き上げて蟹を捕ると船の中で加工を開始
マイナス20度の食塩水で急速冷凍。
鮮度抜群の状態で箱詰めして日本へ送ってました。
あれ…これってノルウェーの話じゃ。

話は戻り中村会長が更に案内してくれます。

ロシアの水産物は色々あるそうで。

ボタン海老も殆どロシア産。
ロシアのボタン海老が入らないと鮨屋で食べれない程。
鮭・時鮭もロシア産
しかし以前日本でも取れていた物ばかり。

日本で放流しても帰ってこない
温暖化で水温が上がり日本で放流した鮭がロシアに行く

そんな事情があったとは…。

ロシアの水産物 輸入額1381億円
(2021年)

カニ:56%
鱈の卵:56%
ウニ:46%
キンキ:18%
ニシン(数の子):16%

たらこもなくなるのか…。

これからどうなっていく?

中村会長

我々が生まれたときこれらは国産だった
温暖化の影響で魚とカニが北に行っていつの間にかロシア産に
今なら買い付けて国内で加工しているから日本で流通している
国内の水産業自体が駄目になる

北海道紋別市の人口約21,000人
そのうち1300人が水産加工業に従事しています。

紋別市ふるさと納税受入額

2020年 134億円 全国2位

それらを支えていたのが、ロシア産の蟹、いくら、キンキ、シマエビ
これがピンチとなりました。

茨城県の水産加工会社NBFでも。
カニはロシア産のカニが8割です。
ロシアの水産物を加工する工場は北海道だけではなく全国に点在
工場長の橋本氏
大きな設備投資をしたばかりでした。
いくらを自動で包装する機械です。
ロシア産のいくらを仕入れる予定でしたが…
ロシア産の原料が入らないと仕事がなくなり雇用の維持も出来なくなりそうとのこと。
かなりまずい状況となります。

その辺政府は解っているのか解っていないのか。

韓国釜山

ここでもロシアとの水産物のやりとりが盛ん。
2017年には2.98億ドルだったのが2021年は4.53億ドルに

ロシア産の蟹が輸入されています。
3月下旬ロシア漁船がいつも以上に釜山に入っていました。
水槽はロシアからのカニだらけ。
大量に蟹が入るのは珍しいようですが、その理由はコロナでした。

中国のコロナが酷く都市封鎖の影響で輸出できないカニが韓国に大量に入ってきてました。

中国に運ぶ予定の蟹が入り込んでいました。
上海などでロックダウン中。
その結果が韓国での蟹余り。
ズワイガニの値段が下がってきているそうですが一時的です。

日常が戻れば中国に向かうだけです。
経済制裁が苦しむロシアが頼るのは中国

日本がロシアの水産物禁止にしたら何が起こる?

専門家

ロシアの水産物が推測だが中国に行く
中国の工場で加工が行われて世界中に発信され販売されることになる
日本の食べ物が世界の人から見たら中国の食べ物に変わっていると思う
食文化も失われる

日本の水産業がピンチになりそうでした。

天然ガス問題

2010年フィンランドのロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン。

12年前プーチンが視察に来るほどの国策事業でした。
ロシアは天然ガス輸出が第1位。
ドイツ欧州各国に供給日本にも供給されています。
極東サハリンのサハリン1・2

日本政府や商社などが巨額投資する石油天然ガスプロジェクト
ロシアでLNG加工して日本に輸送しています。

ロシア天然ガスが入らない場合

日本エネルギー経済研究所小山氏に聞きました。


今日本の電力の4割がLNGによる発電
LNG輸入の1割がロシアです。

ロシア産が止まったらどうなるか

足りない分を他の国から買わなければならない
世界的に天然ガスLNGが不足して取り合いになっている
ロシアから買っている契約の価格より4倍、5倍になる恐れ

電気料金も上がる?

ガソリン、石油製品の値段だけではなく、電気・ガス代が上がる。大きな問題になる

暮らしを直撃する光熱費
5月分10社値上げします。
更に今後も大規模停電の可能性が出て来ます。

この間の東北の地震で火力発電所がいくつか停止して。
政府による初の電力需給逼迫警報が出たりとか。
それが頻発するかも知れません。
日本の電力事情は非常に脆弱です。
原発再稼働すべきなんですけどねぇ。
その議論にならない方がおかしい。

それはさておき、天然ガスの調達を急ぐ最前線

石油天然ガス開発企業INPEX

日本で使用する天然ガス10%を調達してます。

トレーディング担当の安藤さん。

欧州にLNGの量が凄く行ってる
1億円の単位ではなく100億円のレベルで動く市場になっている

調達を追加でやるのは難しい状況のようです。

LNG価格はウクライナ侵攻で急騰し高止まりしてます。

世界でも日本の電気ガス会社が調達に苦労してるようです
世界中がロシアへの依存度を減らそうと躍起になっています。

「なんとしても届ける」と強い思いはありました。

天然ガスが足りなくなると停電になるため努力はしてくれるようです。
まずは日本の円安何とかすれば調達コスト減りそうですが。

日本のガス

新潟県長岡市にINPEXにとって重要な工場がありました。

IPNEX新潟鉱業所長岡鉱場

地中5000メートルから天然ガスが生産されいます。

国産天然ガスです。

国産天然ガスは国内消費量の2.3%をしめています。

北海道の苫東(勇払)にもガス田ありますね。
北海道も天然ガスがありそうな場所結構あるらしいので。
その辺開発出来れば良いんでしょうけどねぇ。
地権者とか云々で面倒なんでしょうけど。

それはさておき。

南長岡には天然ガスが取れる大きな鉱床があるようです。
国内最大の天然ガス田です。

1979年帝国石油時代にガス田発見。
1984年に生産開始。

南長岡から天然ガスはパイプラインで東京などに供給されています
日本にも1500kmの天然ガスパイプラインがあります。

パイプラインが繋がる場所の一つ朝日酒造
朝日酒造ではボイラー原料に長岡産の天然ガス使ってます。

看板商品は久保田というお酒。

天然ガスは日本酒作りの要らしく米を蒸すエネルギー源です。

久保田は世界35ヶ国に輸出する人気銘柄
天然ガスの価格高騰に不安を抱いていました。

ただ国産天然ガスの強みは価格競争力が強いこと。
国内の調達コストだけ考えればいいですからね。
急に価格が上昇するような対応はやらないそうです。

さらにINPEXは新たな海洋ガス田開発中です。
島根山口沖のガス田です。

天然ガス開発をしているINPEX
国内での資源開発を進めるのは社長上田さん

地政学的リスクが顕在化することはよくある
カントリーリスクのない国内の天然ガス開発で国産エネルギーで自給率を上げる
日の丸天然ガスを増やす

南長岡から車で15分の場所にもガス田の有望な場所がありました。
ガス採取の有望な地層が見つかったそうです。
年内にも掘り始めるそうです。
技術が進歩して不可能だと言われた場所からも天然ガスが取り出せると期待されています。

チョルノービリ(チェルノブイリ)

いきなり名前がチョルノービリになっちゃいましたが。

ロシアが2月下旬侵攻開始と共に真っ先に目指したのがチョルノービリ原子力発電所
2月24日占拠しました。
関連死亡者数16000人の原発事故を起こした施設。

廃炉中の施設ですが、ロシア軍が占拠して安全性が問われる自体にもなりました。
ロシアは他の原発も攻撃し世界中が目を疑いました。

被爆地の長崎にウクライナ原発の状況を深刻に受け止める人がいました。
高村氏
長崎大学で被爆医療の医師です。
チョルノービリの事故を25年調査してきた研究者でもあります

ロシアが原発の炉心を攻撃すれば
放射性物質が出る
運転をしている原子炉を攻撃すれば大量の放射性物質が出てくる
35年前の事故から何も学んでいない

一緒の研究者達が現地にたくさんいる
SNSから伝えられる深刻な状況に心配していました。

思い入れが深い写真を見せてくれた
4年間に撮影した写真。
そこには、ウクライナの人の他ベラルーシ、ロシアの人もいました。
ロシアやベラルーシにも影響があったので協力していたのです。
その3つの国が敵味方に分かれて闘う状況となり心を痛めていました。

高村氏は福島双葉町でも復興に携わっています。
東日本大震災原子力災害伝承館
後世に伝える場所です。

3月12日に原発事故の研究報告会が行われました。
今も現地に留まっているウクライナの方から現状報告がありました。

放射線の情報がなく状況が解らないという報告
非常に不安だと語られていました。
今は少し落ち着いたかもしれませんが状況が逼迫していたというのがよく分かります。

高村氏

ウクライナが大変な時期。こういう状態で科学者が出来る事は限られている
チョルノービリに育てて貰ったので支援をしていかないといけない

長崎大学を始め
多くの大学がウクライナの学生の受け入れを表明
学業世界でも支援の輪が広がっている用です。

福島からも心配の声

福島南相馬市双葉屋旅館

ガイア取材班が訪れた日小林さんは後片付けをしてました
東北を震度6強襲った次の日でした。

原発事故から避難が解除された2016年 旅館を再開。
ウクライナと深い関わりがありました。

福島ウクライナ交流の道

小林さんはウクライナを訪問していました。
2013年、16年、17年に訪問したそぷです。

原発事故を経験した者同士

という共通点がありました。

2016年ウクライナ訪問は事故から30年を機に訪問
以前廃炉が進まないチョルノービリを目の当たりにしてました。
30年経っても立ち入り禁止が続き廃墟のままです。

こうした訪問を通じてウクライナの人たちと市民同士の絆を深めていました

チョルノービリの事故を伝え続けていることに感動した
皆に会って生きていく勇気を頂きました


親交を深めてきた人が1人
地元で慈善活動していたドンチェバさん
キーウの西側ジトーミルにいるそうです。
原発事故の被害者の支援していました。

小林さんには毎晩のウクライナにいる知人達にメッセージを送ってました。

スマホの翻訳機能を使い英語で文章を頑張って打ち込んでます。
相手の身を案じながら時間をかけてメッセージを作り送る作業

すぐに返事くれたのは40代の男性オレクシイ
消防士
救援活動をしているそうです。

ウクライナは非常事態のため兵士だけではなく消防士も最前線で闘っていました。

数日前にはジトーミルにもロシア軍の砲撃があったとニュースがありドンチェヴァさんの事務所もめちゃくちゃに

小林さん何とか無事でいて欲しいと祈っていました。

そんなとき現地と連絡が尽きました。
テレビ電話が繋がります。

いくつか話が聞けていました

ウクライナ市民の声ですね。

最も恐ろしくてショックだったのはロシアが侵攻を始めた初期
なぜ攻撃するのか理解出来なかった理解が出来なかった

過酷な状況の中ドンチェバ
ドイツからの輸送ルートを確保
支援物資をウクライナに受け入れる事業をしているそうです。

こんなエピソードも

昨日街の中心部に行ったらカフェが開いていた
営業していますかと確認してカプチーノをお願いした
20日間カプチーノ飲んでいなかったので天国だった

本当に小さな事が大切
平穏な日常を平和な時を過ごしていた日常の思い出でも。
カプチーノや顔を洗うことでもいい

と語っている間に外の様子を気にし出しました。

空襲警報です。

バタバタと接続が切れました。

福島から出来る事はなにかと小林さん。
東京に向かいました。

ウクライナ大使館でコルスンスキー駐日大使と面会。

ウクライナ支援のチャリティを開催

そのときに集まった寄付金を渡すためにやってきたのでした。

強い絆は永遠に続きます。

感想

ウクライナの状況は私も結構頻繁に追っては心を痛めてます。

私は学生時代第二次世界大戦について結構調べてて。
ソ連の対日参戦以降の話とかシベリアの話とか結構調べて知識がありました。
凄惨な話を色々と知っています。
その当時と同じような非道な事がこの時代にも行われていました。
あの国は何も変わらないんだなというのとその恐ろしさを知りました。

北海道ですからね。
明日攻められてもおかしく無いわけです。

そういう怖さもありながら。

エネルギー、水産物、チョルノービリなどなど。
色々な分野で大きな影響もありそうです。
その影響の大きさを改めて今回のガイアでのぞき見ることが出来たので有益でした。

カニとか海老とかその辺はそんなに食べないし関係ないとか少し思いましたが、
水産加工で働く人たちの仕事を奪うという所まで頭が回ってませんでした。

日本への打撃結構深刻ですね。






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